ずっとそこにあった危機。・・・Twitterもどき(4月21日8時15分)
名古屋は、きょうは曇りである。昨日は本当に暑かった。
まだ身体がついていかず、風邪を引いてしまい、今週は体調が悪い。寝込むほどではないが。
そして、やはり北朝鮮情勢は気になる。
いくらワイドショーやネットを見ても、庶民に対して重要な情報は開示されないことは十分分かっているのだが、ついつい見てしまう。
しかし、今まで知らなかった北朝鮮という国が少しは理解できるようになってきた。
どうして、あんなふうになってしまったのか。どうして、ああも核やミサイルに頼るのか。そして、その資金源はどこから来ているのか、などなど。
かつて、伊藤博文が岩倉使節団でドイツに行ったとき、ビスマルクと会い、「国家間の関係は万国公法どおりにはいかない。大国は自国に有利な場合には公法を盾に取るが、不利な場合は公法を踏みにじる。」などと言われてショックを受け、帰国後、大日本帝国憲法の制定の際にもそのことを考慮し、富国強兵に励み、やがて日本は日露、日清戦争へと突入していったという歴史を知ると、安部首相も伊藤博文と同様の途をたどりそうで恐ろしい。
北朝鮮も、韓国も、日本も、大国にはさまれた小国にすぎない。
いわば大国の利害に翻弄され、同じ苦難の途をたどっている小国同士。北朝鮮と韓国の苦難は、日本の苦難とは比べようもないほど大きいが。
韓国国民も日本国民も、いわば北朝鮮の人質にとられているようなもの。
そして、アメリカは、自国民が人質にとられていても容赦なくテロリストを撃ち殺すような国なのだ。
しかし、北朝鮮も、やみくもに日本を攻撃したいわけではないだろう。
5月上旬ころまでは、予断を許さない状況が続くのだろうが、もともとずっと存在していた危機が顕在化したにすぎない。そして、仮に今回は運よく武力衝突が避けられたとしても、この危機はずっと続くのである。
日本は、かつて盧溝橋事件も経験している。戦争は、ささいな、当初は誰も戦争にまで発展するとは思っていなかった事件でも起こるのだ。
安倍首相をはじめとする日本の政治家の方々は、歴史に学び、その言動に十分気を付けていただきたいと思う。
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