アンケート調査用紙のFAX送りつけへの抗議。
弁護士の間で話題になっている例のFAX送付のアンケート用紙(全部で9枚)。私の事務所にも送られてきました。
アンケートに対する他の弁護士の反応はこちらを参照→https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10210005190953553&set=a.2874126139462.2144799.1449194195&type=3&theater
→こちらのコメント欄http://blog.livedoor.jp/schulze/archives/52170606.html
私は、こういう対応をしておきました。なお、今回に限らず、多数枚のFAX文書の送りつけに対しては同様の対応をしています。
「○○○○先生
このような膨大なアンケート調査用紙を一方的にFAXで送りつけるというのは、大変非常識なことではないでしょうか。用紙代、トナー代など送付先に負担させて当然という貴職の考え方はあまりに傲慢ではありませんか。せめて郵送によるべきだと思います。
今後はこのようなFAXをなさらないよう求めます。」
との抗議文をアンケートのお願い文書の下に手書きして、回答の送付先のFAX番号に送っておきました。
本当は大学総長宛てに抗議文書を送った方がベターでしょうがね。そんなことに時間を使うのももったいなかったので、この程度の抗議でやめておきました。
この先生に限らず、多数枚にわたるアンケート用紙を承諾なくFAXで送りつけてくる団体、個人がたまにありますが、どういう神経をしているのかと思います。
しかも、今回のアンケートの内容がまたすごいのです。
これを全部きちんと答えていたら、1時間以上は必要でしょう。
しかも、司法試験の合格順位、法科大学院や司法修習の成績、最近1年間の所得、はては小学生の頃に実家にあった本の冊数等まで質問しているのです。
いったい、回収率はどの位になるのでしょうか。このアンケートにまともに回答する弁護士って全国で何人くらいいるのでしょう。
・・・と、こんな抗議をしていると、大学の先生からは、「心が貧困だ」とか「弁護士には社会的役割に対する自覚が乏しい」とか反論されるんでしょうけどね。
でも、ご自分の学術研究や政策提言のために他者に無条件で協力せよ、という態度はあまりに傲慢ではないでしょうか。
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