札幌の時計台と旧北海道庁
先日、札幌へ出張した際、帰りの飛行機の時間まで、札幌市内を散策した。
場外市場に行った後、やっぱり行っておかねばと向かったのがここ。 札幌は初めてだったので。
でも、札幌市内のこういうビル群のただ中にある。そのためか、ネット上には「がっかりスポット」という評も。
時計台の建物内も見学料200円を払えば見ることができる。私も見学したが、結構中は広くて2階はコンサートホールになっている。展示も興味深いものがあり、それほど「がっかり」ということはなかった。時計台はやっぱり絵になるしね。
次に歩いて向かったのが、この旧北海道庁。やっぱり、この建物は見ておきたい。
名古屋市の市政資料館にちょっと似ているが、レンガの色がもっと赤い。
手前に2つの池があり、カモが泳いでいた。こんな大都市の真ん中で優雅なことだ。
これが入口。レンガの色がとても美しい。
中は無料で見学できる。北海道の開拓の歴史や北方領土問題をテーマにした展示物がいろいろ。売店もある。
建物内には立派な木材が使われていたが、名古屋市市政資料館や名古屋市役所のような大理石やステンドグラス等の派手な物は使われておらず、質実剛健という感じ。
入口から見た雪の札幌市内。
北海道庁の前には立派な銀杏並木があるのだが、残念なことに北海道庁の旧庁の後ろに新庁等が建っていて、景観としては残念なことに。後ろのビルがなかったら、素晴らしい景観だったろう。新道庁の建設場所としてやむをえなかったのだろうが。
名古屋市の景観審議会委員になってから都市の景観を考えるようになったのだが、この旧北海道庁は素晴らしい建物だけにこの景観はとても残念に感じた。
大都市の真ん中にある歴史的建造物という点では、時計台もこの旧庁も同じ。
歴史的建造物の素晴らしい景観を保つことの難しさを、この時計台と旧道庁を見て実感した。
(つづく)
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