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2014年5月20日 (火)

これも司法改革の成果なの?・・・国選弁護の場合。

 弁護士をドンドン増やして市場原理のもとで競争させれば世の中がよくなる!というのが、司法改革推進論者さん達の論理だったと思うのだが、その論理のもとだと刑事弁護はどうなるのか。

 国選弁護は、現在、法テラスが弁護士の報酬の決定権をもっている(かつては裁判所が国選弁護報酬を決定していた)。

 これについては、法テラスが法務省の管轄下にあることから、刑事弁護の行政府による支配を許すものとして多くの弁護士が反対した。しかし、司法改革路線のもとで、国選弁護も法テラスの支配下におかれることになってしまった。このとき、かなりの数の優秀な刑事弁護人が国選弁護から撤退してしまった。

 もともと、日本の国選弁護報酬は、欧米に比べて、極めて低い。

 過去の私の記事:諸外国の国選弁護の報酬額ー弁護士人口を比較するなら、国選弁護報酬額も比較すべき。

 日本の弁護士人口を欧米並みに増やすのであれば、国選弁護報酬も欧米並みに上昇させるべきだ。弁護士人口増員論者らは、司法の容量を増やすべきと主張していたのだから、当然財政面でも司法の容量は増やされるべきだっただろう。

 ところが、財政的な手当は殆どなされないまま、弁護士の人口のみが増やされた。その結果、確かに低廉な国選弁護も引き受ける(引き受けざるをえない)弁護士は増えたものの、その刑事弁護の質については(一部の立派な心がけの方々を除き)下がってしまったとみるのが自然である。

 そして、こんな皮肉を堂々とブログ記事にする方も現れた。

 国選弁護事件で稼ぐ方法刑裁サイ太のゴ3ネタブログ

 参考記事:「国選弁護」をめぐる無理のツケ元「法律新聞」編集長の弁護士観察日記

 私は、2chで、このように国選弁護の接見回数で報酬を稼ぐ弁護士のことを「接見乞食」と揶揄しているのを見たことがある。これでは、国選弁護人も、被告人や被疑者に見下され、こういう弊害も生じるわけだ。

 私の過去の記事:こういう場合、偽エンゲージリングも経費として認められるべきではないのか?

 ことは国選弁護に限ったことではない。

 私は、ある私選弁護をたくさん引き受けておられる弁護士からこのような話を聞いたことがある。

 依頼者に「先生、法テラス基準で刑事弁護をやってくれませんか。」と言われるそうだ。その弁護士は、「法テラス基準では、とても十分な刑事弁護はできない。」と言って断っているそうだ。確かに、否認事件などでは、法テラス基準ではそもそも必要な実費自体が不足してしまうことが多いだろう。

・・・・・このような現実について、ロースクールの刑事弁護の先生方は学生にどのように教えておられるのだろうか?!

 自分たちの教え子がどういう刑事弁護しているかなんて、「知ったことか」なんでしょうねぇ。

 これも、司法改革の成果なんでしょうね。

(追記)

 刑裁サイ太さんが上記の記事で引用されていた「国選弁護人に選任せられることが比較的低廉な報酬を受けるだけで高度の弁護活動を要求せられることとなる点において弁護士にとつてひとつの強制的な負担であるとしても,これは弁護士の公共的職業者たる性格に随伴する責務として甘受さるべき」(東京地裁昭和38年11月28日判タ155-138)の判例は、今では通用しないのではないか。

 司法修習生の給費制は廃止されたし、なにせ弁護士は普通のサービス業だから自由競争せよと言われているんですからね。「公共的職業者たる性格に随伴する責務」も免除して頂かないと。

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