いまだに、こんな記事が。・・・Twitterもどき(4月21日午前5時40分)
しばらくブログを休んでいました。今、のめり込んでいることがあるので、なんとなく書く気持ちになれなくて・・・。
今朝は、久しぶりにSchulze BLOG さんの
「法科大学院離れの最大の要因は司法試験合格率の低迷」(日本経済新聞)
を読み、唖然とする。
・・・いまだに、日経新聞はこんなことを言っているのか。
シュルジーさんの
極端なことを言えば、法科大学院を修了すれば自動的に法曹資格が与えられるような制度になれば、法科大学院に志願者がじゃんじゃん押し寄せるとでも言うのでしょうか・・・!?
に全くもって同感。
法科大学院と日経新聞はどういう関係なのだろうか?
司法試験合格者数を3000人にしたところで、もはや法科大学院への入学者(特に社会人経験者)の数は増えやしないだろうに。
また例のごとく、合格者数の削減を主張する弁護士や弁護士会が悪いと言いたいのだろうが、弁護士を貶めることが、かえって弁護士志望者の数も減らし、法科大学院入学者も減らすことになるというのが分からないのだろうか・・・。
この記事を書いた記者の方には、ぜひ自民党の司法制度調査会の提言や河井克行議員のブログやそこに寄せられている法曹志望者と推測される方々や弁護士のコメントを読んで頂きたいものだ。
・・・この記事のせいで、朝から気分が悪いので、きれいな花の写真をUPしておきます。
先週出張で行った大津駅前の花壇。どなたが手入れされているのだろうか、満開で美しかった。
樹の下には、クリスマスローズとパンジーが上手に植えてあった。
事務所に置いているサボテンの花も満開。まるで花冠をつけた妖精のよう。
(追記)
「法科大学院離れの最大の要因は、司法試験合格率の低迷だ」2014/4/19付日本経済新聞 (タダスケの日記)
・・・分かりやすい!
予備試験の合格率が極めて低いのに受験生が増えているのは、「予備試験→司法試験合格」ルートだと、法曹資格取得までのコストも抑えられる上に、就職でも引く手あまただからでしょう。
こういう自明の理が、どうして「経済」に強いはずの日経新聞の記者さんには分からないのでしょうか?いや、分かっていても書けないのか?
ついでに言うなら、法曹養成において国民が負担するコストの面からの分析も、ぜひ日経新聞の記者さんにはお願いしたいですね。
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