「片手に正義、片手に財布」と「片手にピストル、心に花束」
「片手に正義、片手に財布」というのは、弁護士の仕事について先輩弁護士から聞いた名言。
弁護士は、両手でこの危ういバランスを取りながら仕事をしている、だから、「財布」を重視せざるをえない状況=過当競争によって利益を優先せざるをえない環境 をつくるべきではない、という意味です。
「片手にピストル 心に花束」というのは、沢田研二さんの歌っていた阿久悠さん作詞の「サムライ」という歌の歌詞。
「サムライ」業と言われる士業にも共通するものがあるような。
弁護士に安くて殺傷能力の高いピストルばかりを要求すると、弁護士には「心に花束」なんていう余裕はなくなっていく。
その結果が弁護士を利用する国民にどういう影響を及ぼすか、政治家はよく考えてほしい。
(他の弁護士の参考記事)
ブラック企業ビジネス (白浜の思いつき)
・・・「両手に財布」になってしまった弁護士たち。
<現金着服か>兵庫県の弁護士、懲戒へ 県警が横領で捜査 ついに若手弁護士も横領するようになったか (仙台 坂野智憲の弁護士日誌)
・・・まだ、横領の原因が分かっていないので、このように断言できるかは分からないが。
(余談)
当時の沢田研二さんがこの歌を歌っている映像を某所で見たが、本当にエンターテイナーでしたねえ。歌を歌いつつ全身で演技をしていた。
当時は中性的でドギツクて下品と思い、好きではなかったが、今見ると新鮮で魅力的に思えてしまう。
こういう歌手って今いないなあ。
・・・今は昔。
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