ドラマ「七つの会議」(NHK)も見てみた。
池井戸ドラマ対決は「半沢直樹」に軍配、決め手は“過剰演出” (日刊ゲンダイ)
を読んで、NHKの「七つの会議」の方も見てみた。
・・・なるほど。これは、視聴率が上がらないわけだ。
画面、青すぎ!暗すぎ!
・・・夏だから、青にしたのかしらん。ちょっと、カッコつけすぎで、鼻につく。画面構成や演出は「ハゲタカ」のセンスにはるかに及ばない。
それに、なんといっても主役の東山紀之さんはカッコ良すぎで、さえないサラリーマン役が似合っていない!
・・・銀行員役の堺雅人さんがカッコ悪いというわけではありませんから
でも、劇画調の半沢直樹だというのに、堺雅人さんの方がサラリーマンとしてはリアルに感じてしまう。
ストーリーの方は、重厚で、企業サスペンス風でもあり、小説としては同じ池井戸潤さん原作の半沢直樹シリーズよりも面白いのではないか。こちらは、ドラマを見るよりも、本を読んだ方がよさそうだ。
脇の俳優さんたち、特に「くせ者」の八角役の吉田鋼太郎さん、製造部長の中村育二さん(この人は映画「ココニイルコト」で主人公の上司役でいい味を出していた)がリアルでよい。
でも、こういう人たちと並んでいると、ますます主役の東山さんが非現実的で浮いてみえてしまう。
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それにしても、「ネジ」っていうのは、「ハゲタカ」でも「半沢直樹」でも「七つの会議」でも、影の主役ですね。
確かに誰にもなじみのある部品だし、自動車にも航空機にもイスにも使われている小さいけれども重要なパーツだ。物と物とを接続する部品だから、人と人とのつながりの重要性を説くのにピッタリということもあるのだろう。
これらのドラマで、いずれも「物作りをする人の良心の象徴」として効果的に使われているのが興味深かった。
・・・思えば、私のやっている仕事も「ネジ作り」と同じ。コツコツと書類を読んで書面を書くことの繰り返し。
そして、会議に無駄が多いというのは、どの業界でも同じ。
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