責任の取り方・・・小林鷹之議員のブログより。
自民党司法制度調査会に所属している議員のブログを探していたら、小林鷹之議員のブログでこんな記事を見つけました。
2013年3月21日
http://ameblo.jp/kobahawk/entry-11495106131.html
私が事務局次長を務めている自民党司法制度調査会では、法科大学院、いわゆるロースクールの現状について文科省からヒアリングを受けました。
今から10年前に司法制度改革審議会がとりまとめた改革の一つが法科大学院の創設。
本日の会合では、法曹人口の在り方を含めた多くの問題点を指摘する辛辣な声が議員サイドから相次ぎました。
弁護士の就職難、質の低下、法科大学院間の格差等、当初の想定と現状との乖離が随所に見られるのは事実ですので、是正すべき点はできるだけ速やかに是正するのが当然です。
その中で、ある大臣経験者の方が、「文科省が批判の矢面に立っているが、我々議員が本日批判している改革は、そもそも10年前に自民党が政権与党であった際にとりまとめられたことに留意すべきだ」と仰ったことが印象的でした。
時代の要請にしっかりと応えるのは勿論のことですが、責任は転嫁するものではなく、とるものであることを改めて意識した会合でした。
The buck stops here.(責任は私がとる)トルーマン大統領の言葉が頭をよぎりました。
この大臣経験者の方のおっしゃるとおりです(どなたであるかは、おおよそ推測できます)。
法科大学院の乱立を認めた文部科学省の責任も重いですが、責任は文部科学省にだけあるのではありません。
当時の政権与党であった自民党の政治家もこういう心意気だというのに、日弁連の主流派ときたら・・・。責任を取ろうなんて考えは、みじんもなさそうです。
当時の日弁連執行部、そして派閥の雄の方々には大変な責任があると思いますが、いまだ責任を全く認めようとせず、むしろ見苦しい責任転嫁をされていますからね。
情けない限りです。
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