札幌弁護士会のパブコメ全面公開を求める会長声明
札幌弁護士会は対応が早い!
法曹養成制度検討会議に対し、パブリック・コメントの結果を全面的に公開し、これを尊重する最終的なとりまとめを求める声明
司法修習生の給費制、修習専念義務に関するものが主ではあるが。
本件パブリック・コメントは、法曹養成制度のあり方全般に関わる政策形成の過程で行われるものであり、国民全体の利害にかかわる重要なものである。
とりわけ法曹養成過程における経済的支援策については、谷垣法務大臣自ら、本件パブリック・コメントが実施される直前の平成25年4月3日、衆議院法務委員会において、「受験生も結構ですし、大学院生あるいは若手法曹に十分御意見を寄せていただければというふうに期待をしているところでございます。」と答弁したこと、実際に、直接の当事者である法科大学院生や司法試験受験生をはじめとする多数の国民から意見が寄せられたことに鑑みれば、寄せられた意見の総数のみならず主な意見、理由ごとの内数も正確に公開されて然るべきである。
谷垣法務大臣もこのようにおっしゃった以上、せっかく寄せられたパブコメを秘密裡にほうむっていいはずがないでしょう。全面公開すべき!
検討会議の各委員は、「最終取りまとめ」の作成作業に当たっては、「座長試案」に拘束されることなく、本件パブリック・コメントに寄せられた意見の分布状況と内容、総務省の政策評価書、世論の動向にも十分耳を傾けた上、たとえ司法制度改革審議会意見書に示された施策であっても改めるべきところは改め、将来に禍根を残さないような法曹人口・法曹養成制度をめぐる改革の方向性を示すことを強く希望するものである。
この部分は、全く同感です。
有識者会議の「有識者」が国民の意見を無視して自分らの独善のみで結論を出していいはずがありません。
何のためのパブコメ募集だったのでしょうか?!
« 枝野議員、頑張っておられます。・・・4.3、5.29の法務委員会での質疑応答 | トップページ | 合格者一人当たり国費3,693万円! »
「弁護士」カテゴリの記事
- アディーレ法律事務所による説明(2017.10.20)
- アディーレの臨時相談窓口(2017.10.19)
- 大阪弁護士会のアディーレ臨時相談電話(2017.10.17)
- 本当にお疲れ様です。・・・Twitterもどき(10月17日12時45分)(2017.10.17)
この記事へのコメントは終了しました。
« 枝野議員、頑張っておられます。・・・4.3、5.29の法務委員会での質疑応答 | トップページ | 合格者一人当たり国費3,693万円! »
コメント