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ねこちか2

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2012年11月21日 (水)

ドラマ「男女逆転」大奥を見て。

 女性版の本家の「大奥」は、これでもか!というくらい小説化やドラマ化されているが、ついに、男女を逆転させたこんなドラマまで作ってしまったのか、という名作(迷?作)。

 ヘタするとパロディ、SFどころか、とんだコントになってしまいそうなのだが、役者の方々が皆うまくて(脇役にも演技に安定感のある方々が採用されている)、大まじめな時代劇ドラマなのです(ただ、背景の襖などがチャチなのは残念)。

 そこに、数々の苦難に見舞われる心清らかなヒロインが、イジメに耐え抜き、いちずに悲恋を貫き、そのけなげさで周囲の人々をも変えていく、という少女マンガの王道をいくストーリーが展開される。但し、なにしろ舞台が「大奥」なので、その「イジメ」と「悲恋」の描き方は相当エグい。

 この悲劇のヒロイン(男性なので「ヒロイン」というのはおかしいのだが、他にふさわしい言葉が見つからない)が「お万の方」こと「万里小路有功」。

 そして、この有功を演じるのが、(既に中年にさしかかっている)演技派俳優と評判の堺雅人さん。

 こう書くと、ファンに怒られそうだが、堺さんはさすがに演技派と評判なだけあって、公家出身の高貴で慈悲深い僧侶から、無理矢理将軍家の「種馬」にされてしまう、数奇な運命の側室を(年齢以外は)違和感なく演じてみえる。特に、背筋を伸ばして指先もきちんと揃えて座っているところや、歩くときのスムーズな足の運び方など、所作のきれいさはさすがで、他の武士とは違った優雅さを感じさせる。

 私は篤姫の将軍様の演技しか知らず、あの表情(ヘラヘラして見える)があまり好きではなく、他に出演されているドラマの演技も見たことはない。しかし、このドラマでは、あのアルカイックスマイルのような微笑は封印されていて(春日の局にいじめ抜かれるのでスマイルどころではないというのも理由だが、表情には演出家が相当気を使っているのだろう)、憂いを帯びた表情などは、まるで歌舞伎の女形のようにお美しい。 

 (こういうマンガの主人公ー絶世の美男子らしいーを演じるのは、ファン独特の期待もあるから大変勇気がいると思うが、「やってやる!」という俳優さんとしての職人根性を感じました。) 

                  moon3

 さて、有功は、春日の局から、「種なし!」とののしられ、「お褥すべり」を強要されても、ひたすら堪え忍び、源氏物語の六条御息所みたいに嫉妬にかられても、育ちの良さとプライドから表には出さず(ここがちょっと京女風で怖くもある)、ライバルの側室たちにも優しい。

 実在した女性の「お万の方」(尼僧だったのを家光に見初められて春日局に無理矢理大奥に連れてこられたという)よりも、男性の「お万の方」の方がなぜか哀れでお気の毒になってしまう。

 男性だとこれだけ不条理に思うのに、同じかそれよりももっと悲しい境遇だったであろう大奥の女性の不幸にはいつのまにか無感覚になっていたのを、改めて認識させられる。

 思えば、大奥というのは、女性にとって世界史上も稀な日本独自の非人間的で残酷な制度だったのではないか。

 同じ島国のイギリスにも王位継承をめぐっては(特にヘンリー8世の時代など)相当悲惨な歴史があるが、女性ばかりを一所に閉じこめて将軍に奉仕させるなど、それ以上の陰湿さも感じる。それに、イギリスの場合は、処女王エリザベス1世もいたのだし。

 私は、女性版大奥ドラマはきらいで殆ど見ていないが、女性版大奥を面白がって見ていた男性にはぜひこの男性版大奥も見てもらいたい(相当キッツイと思うわ)。

 日本では最近でも雅子妃の件もあったのだし、現代にも通じるなかなかまじめなジェンダー的問題提起もしていると思う。

                 moon1  

 でも・・・・。やっぱり・・・。男性版「大奥」は可笑しい!可笑しすぎる!(笑っちゃいけないと思いつつも笑えるcoldsweats01)。 

 それに、NHK大河では将軍様だった堺さんを将軍の側室に、朝ドラのカーネーションではおっとりした優しい母親を演じていた麻生祐未さんを悪辣非道な春日局に、そしてオチャラけた有功のライバルの側室お楽の方に今期の大河ドラマ平清盛で「忠ならんと欲すれば孝ならず」と涙をそそる非業の死をとげる重盛をちょうど同じタイミングで演じている俳優(窪田正孝さん)を起用しているところなど、TBSはNHKにケンカ売っているのか?!とも思えて、そっちも可笑しい。

 男女逆転大奥も、どうやら実在した「お万の方」の有名なエピソードを忠実に再現するらしいから、今後のストーリー展開は想像がつくが、このなんともいえない「可笑しさ」と、堺有功様の「気品ある所作」のおかげで、なんとか最後まで見続けることができそう。

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コメント

よしながふみの原作はお読みになりました?
まだ完結していませんが、傑作ですよ。ドラマも原作に忠実に良く出来ていると思いますけど。
ブログ主様がドラマについて書いておられる通り、私もこの漫画を読んでいて自分の中で当たり前になっていたジェンダーの感覚を認識しました。男女の愛憎はもちろんですがそれを取り巻く人情の機微の描き方が絶妙です。

るりさんへ
 原作マンガは読んでいません。
 私は歴史物は大好きですが、このマンガが参考にしている吉屋信子さんの「徳川の夫人たち」も読んでいません。
 やはり「大奥」物がきらいだということがあります。

 でも、実在の「お万の方」には興味を惹かれますね。
 子供に恵まれなかった彼女は大奥で何を考え何をしていたのでしょうか。想像力をかき立てられますね。案外、総合職のOL風にしっかり大奥で働いていたのかもしれません。
 
 マンガや小説は、結局は作者の思念が入って描かれますが、実在の人物の手紙や日記、その人物の周辺の人間の書いた物などが残っていれば(たとえば豊臣秀吉は妻に宛てた手紙をたくさん残していますね)、その人物がどういう人だったかある程度推察できます。
 
 でも、お万の方には、確かそういう物が残っていなかったのではないでしょうか。
 
 ですから、私は、あまり原作マンガや小説を読む気がしないのです。

大奥というのは,現代から見れば非人間的で残酷な制度だったということになるのでしょうが,別に日本独自のものではないと思います。イスラム世界のハーレムはあまりにも有名ですし,中国や韓国などでも大勢の女性が後宮で国王に奉仕していました。後宮の管理をさせるために,去勢した男性(宦官)を使っていた国も多いです。
また,ロシアの女帝エカテリーナ2世は,何人もの若い男性に性的奉仕をさせて食い潰したと言われており,ジェンダー論の問題でも無いように思われます。

>大奥というのは,現代から見れば非人間的で残酷な制度だったということになるのでしょうが,別に日本独自のものではないと思います。

 しかし、「血筋」を守ることのみを目的として、女性を一所に集め、200年近くも、組織的に女性に管理もさせていたというのは、日本独特のシステムではないでしょうか。

 ハーレムやエカテリーナ2世の例はちょっと違うと思います。
 中国の後宮は似ているかもしれませんね。

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