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2012年9月17日 (月)

育児会費免除問題・雑感

 9月25日午後3時からの愛知県弁護士会の臨時総会は、大もめになりそう。

 (この問題にあまり関心のない会員も、かなり面白い総会になりそうなので、一度出席をされてみたらどうでしょう。)

 私も、やるだけのことはやるつもりだ。

 結局、このような問題が噴出してきたのは、子育て中の若手会員(男女問わず)が経済的に厳しい状況にあることと、常識はずれに高い弁護士会の会費のせいではないか。

 保育料が負担だ、会費を払ってまで登録して弁護士を続ける経済的メリットがない、ということは、弁護士をやってもそれほど儲からないということの裏返しである。

 確かに会費は高いが、収入が十分あれば月2万円の会費を免除してほしいなどとは言わないだろう。

 弁護士は、「普通に働いて子供を産み育てること」が大変難しい職業になってしまったようだ。 

 しかし、それなら、最低限「経済的困窮」を会費免除の要件とすべきだろう(cf 重病のときの会費免除には経済的困窮が要件となっている)。

 そういう要件なしに、会費免除ばかりを求めても、他の会員の賛同は得られないだろう。

               libra

 そして、「経済的に困窮している会員には会費を免除する」というのであれば、原因は育児に限らない。

 弁護士会の会費に「実質的平等」を持ち込むことになるのであるから、いよいよ、会費の累進課税方式の採用、一定の所得しかない会員の会費免除 を検討して頂かなくてはならないことになる。

 もっとも、育児期間中会費免除を推進している方々は、そういう問題に発展するのを避けて、育児会費免除は「少子化対策」「男女共同参画」に弁護士会が協力するものであり特別だ、と主張される。

 しかし、弁護士会は強制加入団体であり、会費も強制的に徴求され、滞納すれば懲戒となる。

 そのような会費を、弁護士・弁護士会の使命以外の特定の社会政策のために、ある者には免除し、ある者には支払わせる、というのであれば、よほど全会員に納得のいく理由と基準に基づかなければならないだろう。

 現在の経済的困窮を要件としない業務の「週35時間未満」基準は、この意味で、強制的に会費を支払わされる会員(育児以外の理由で経済的困窮に陥っている会員も含む)が納得のいくものではないと思う。むしろ会員間に不公平感が強まり軋轢の原因になる。

               libra

 実際のところ、この会費免除制度を採用したところで、「イクベン」は増えないだろうし(会費免除2万円程度では、もともとイクベン志向の乏しい男性会員は働くことの方を選択するだろう)、弁護士会内の男女共同参画には何ら寄与しないであろう。少子化対策だって、会費2万円の免除程度では多少は楽になるかもしれないが、それで子供を産もうという動機付けにはなりはしないだろう。

 当初は多少の弁護士会のプラスアピールになるかもしれないが、直ぐに忘れ去られることだろう。むしろ、弁護士会の財政を圧迫し(財務委員会はそういう意見で今回の規則改正を否決している)、弁護士会自体が経済的危機に陥って、弁護士自治が危うくなってしまうかもしれない。 

 育児会費免除を強硬に推進しようとしている方々は、こういうマイナス要素も熟慮して頂きたいと思う。

 そして、確かに育児中の会員は会費免除をしてほしいと思うだろうが、他にも高額会費を負担と思いつつ文句を言わずに支払っている経済的にもっと困窮している会員もいることを忘れないで頂きたいと思います。

 苦しいのはあなたたちだけではない。育児からは喜びが得られるでしょう。夫婦で話し合って育児を分担しつつ、互いに社会参加することも可能でしょう(なぜそこに弁護士会による「イクベン」増殖企画が必要なのか、私には分からない)。

 「社会の子供」だから社会から恩恵を受けてもいいのではと言われるが、喜びとはほど遠いところで何の恩恵も受けないまま病気や介護で苦しんでいる会員もいることを忘れないで頂きたい。

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