大阪弁護士会の裁判員裁判ゲームをやってみた。
坂野真一先生ご推薦(無料!裁判員裁判ゲーム!)の裁判員裁判ゲームをやってみた。
<これからやろうと思っている方は、これから先は見ない方がいいかも。>
1回目は「有罪」判決となり、「エエッー」と思った。
この程度の証拠や評議内容で、有罪としてしまって、弁護士会作成の裁判員裁判ゲームとしていいのか、これ ![]()
で、もう1回やってみた。今度は、しきりに「無罪寄り」の主張を選択。
案の定、他の裁判員の意見も変わり、「無罪」判決となった(分かりやすいわ)。
しかし、時間もかかるし、正直、疲れた・・・
面白いのか、これ・・・![]()
大阪弁護士会の考えることは、あの広告塔といい、あのCMといい、やっぱり私には理解できない。
一体このゲーム作るのに、いくら会の金を使ったのだろう。
ゲームの結果より、そっちの方に興味があるわ。
しかし、チャッカリ、大阪弁護士会の法律相談センターや弁護士会館の施設などをアピールしているところは、さすが。
ただ、人が死んでいる事件について、裁判員がいかにも楽しそうに「裁判員やってよかった。」「面白かった。」と言いつのっているのは、あまり感じがいいものではない。
やっぱり裁判員裁判をこういうゲームにすることには、私は抵抗がある。
せめて、人が死んでいない事件にしてもらいたかった。
最近は、女性裁判員が残虐な事件現場の写真を見て卒倒し、裁判員を解任されたという事件もあった。
実際の事件は、そんな「楽しく評議」できるようなものではないだろう。
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寺本先生、貴重なお時間を申し訳ありません。
また、貴重な御意見有り難うございました。
この程度の証拠や評議で・・・・とのご感想については、プレイヤーとして、優秀な法律専門家たる寺本先生を想定しているわけではなく、ごく一般の方々を想定しているため、やむを得ない部分があるのではないかと思います。あまりに専門的にやり過ぎると、誰もついて行けなくなってしまう危険性が高いようにも思います。
人が亡くならない事件の方が、良かったというご感想については、私も同感です。ただ、「逆転裁判」等のゲームソフトでも、頻繁に殺人が出てくる時代なので、それと比較した場合、流血のシーンなどがない分、表現としては柔らかめになっているとは思います。
仰るとおり、人を裁く重さについて、もう少し踏み込んでいても良かったかもしれませんね。
これからも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
投稿: 坂野真一 | 2012年7月23日 (月) 15時37分
私も寺本先生と同じ感想です。私の場合、そもそも裁判員制度自体に疑問をもっているし、なぜ弁護士会がそこまで推進したがるのかが理解できないのです。誰の利益にもならないばかりか、刑事訴訟の諸原則を犯す制度だと思っていますので。
弁護士会は、そのことをもっと言うべきだと思うのです。
なのに、こうしたソフトをつくって大衆迎合するのはどうなのかな、と。
作ったスタッフの熱意と技術には心から敬意を表しますが。
投稿: 弁護士HARRIER | 2012年7月23日 (月) 16時01分
坂野先生へ
私は、このゲームに大阪の刑事弁護委員会の先生方がクレームをつけなかったのが不思議でなりません。
裁判員裁判に対する賛否はさておき、この証拠だけで、どうして裁判員のちょっとした発言の違い(たとえば、被告人が「息切れしていたかどうか」等)で、「有罪」「無罪」の結果の差が出てくるのか、理解できませんでした。
実際の裁判もそんなもの、と思われたら困るのではないでしょうか。
弁護士会が作成したものであるからこそ、心配です。
また、裁判員裁判を「国民の法教育の場」として捉える姿勢にも大いに問題があります。
ゲームとして面白いからいいだろうというのでは、弁護士会作成のものとしては許されないと思います。
大阪弁護士会では誰も文句を言われなかったのでしょうか。不思議です。
投稿: M.T.(管理人) | 2012年7月23日 (月) 22時44分