日弁連の「法科大学院制度に関する具体的提言(案)」についての会員懇談会に出席した。
きょうは、午後から愛知県弁護士会で開催された会員懇談会「法科大学院制度の改善に関する具体的提言(案)」に出席した。その後に委員会にも出席。
会員懇談会は激論となった。
(この内容は、せめて愛知県弁護士会内でネット配信してもらいたいくらいだ。)
法科大学院制度を擁護するいつもの方々がいつもの意見を述べたのに対し、反対者も「このままでは日本の法曹志望者は激減してしまう。司法の崩壊を見過ごすべきではない。」という強い信念のもとで、続々と意見を述べることになった。
さて、結果はどうなるだろうか・・・。
その後の、久しぶりに出席した委員会でも、TPP問題や日弁連の大変問題のある提言案(こういうのも極秘事項?)が議論された。
本当はこういう問題があることは会員にもっとオープンにされるべきだし、別に国民に知られたっていいと思うのだが・・・。
(仙台の坂野智憲弁護士のブログ 記事の訂正:新規登録弁護士に対する研修強化という発想 分離修習の一里塚 今必要なのは司法修習を1年6ヶ月に戻すことではないかlも日弁連にチェックされているらしいから、私のブログも要注意だわ。しかし、いつから日弁連はこんなに言論統制をするようになったのだろう。)
きょうの会員懇談会では、日弁連の「法科大学院制度の改善に関する具体的提言(案)」に対して、委員会や個人が提出した意見書がたくさん配布された。
その中でも、私がもっとも説得力があると思ったのだが、森山文昭会員の意見書です。
森山会員は、現役の法科大学院の教員であり、法科大学院の現状を最もよくご存じの方です(こういう意見書を公表するということ自体、大変勇気のいることだと思う)。
法科大学院や学生の現実を最もご存じの方が、こういう問題を指摘されているという点で、大変説得力がある意見書だと思いました。
そこで、森山会員のご了解を得て、ここにPDFで紹介させて頂きます。
(後日、改めて記事で紹介させて頂き、感想も書かせて頂こうと思っています。)
「法科大学院制度の改善に関する具体的提言(案)に対する意見」(愛知県弁護士会 森山文昭)
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