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ねこちか2

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2012年5月 2日 (水)

「秘密の花園」を思い出す。

 「癒し植物」の記事を書いたせいで、ふと児童文学の傑作「秘密の花園」を思い出した。

 私は小学生のときに読んだ児童文学では、この「秘密の花園」(バーネット女史著)と「二年間の休暇」(別名「十五少年漂流記」)(ジュール・ヴェルヌ著)が一番印象に残っている。

 この2冊は大人になってから読んでも絶対面白いと思う。

 はっきり言って、「十五少年漂流記」などは今の漫画などよりもずっと面白い(そういえば、ワンピースって漫画がはやっているそうだが、テレビで紹介していた内容からすると、ちょっと十五少年漂流記に似ているかも)。

 国籍も性格も年齢も育ちも違う十五人の少年たちが、過酷な大自然や悪人たちを相手に、どうピンチを切り抜けていくかは読んでいてワクワクする。

 この2冊は絶対に少年、少女期に読むべき本だと思う。

 そして、どちらも、心に傷を負った少年、少女が登場するというのは、今読んでも斬新で現代的だ。

              bud

 「秘密の花園」は、主要人物が全員心に傷を負っている。

 バーネット女史の作品としては、「小公女」「小公子」の方が有名だろうし、ストーリーとしてはこの2冊の方が面白いと思うが、主人公たちが皆「優等生」で「よい子」すぎるのが大人になってから読むと物足りなく感じる。

 それに対して、秘密の花園の主人公の少女メアリは屈折しているが、現代にはこういう少年、少女は現実にたくさんいるだろう。メアリは親の(精神的)ネグレクトの犠牲者として描かれている。そのひねくれた性格や外見の描写は実にリアルだ。

 メアリは貴族社会の裕福な家庭に生まれ育った少女だが、メアリと対象に下層階級に育った使用人の息子ディコンもまた生き生きと描かれている。

 ディコンはその存在自体が自然そのものという感じの少年だ(現代では日本中どこを探してもこういう少年はもはや見つからないのではないか)。

 このディコンとメアリが出会うことから、物語が進んでいく。

 ストーリーは、ときに暗く陰鬱だが、動物や植物の描写がすばらしく、読んでいるとメアリの気持ちが乗り移るようだ。

 バーネット女史は実際にイギリスの田舎暮らしをしていたことがあるそうなので、イギリスの田園風景や庭の描写がいきいきと描かれているのもこの小説の魅力の一つである。

 主人公たちが自然に癒され心の傷から解放されていくというストーリーは、いささか楽天的かもしれないが、現代にも通じる希望を感じる。

 何度も映画化されていると思うが、最近ではコッポラ氏が総指揮を取ったアニエスカ・ホランド監督の映画が有名だ。

 秘密の庭の描写は幻想的で素敵ではあったが、やはりストーリーの深さは原作にはかなわない気がした。 

 「秘密の花園」は、なんといっても児童文学の傑作だと思う。

 100年も前に書かれた小説であるにもかかわらず、心理学的見地からしてもとても興味深い小説で、現代人の心の問題を先取りしているように思う。

 読んでおられない方には、大人になってからでもいいので、ぜひお読みになることをお勧めします。都会の疲れた大人たちには特にお勧めです。

 

               bud

 そういえば、数年前に倉本聡氏の脚本の「風のガーデン」というドラマがあった。

 私は、どっちも関心のある「ガーデン」と「医療」がモチーフのドラマなので、「これは見なきゃ」と思って見始めたのだが、途中でギブアップしてしまった。

 このドラマ、初回を見て、直ぐにバーネット女史の「秘密の花園」からヒントを得ているでしょ、と思った。倉本氏が「秘密の花園」を読んでいないはずがない。

 でも、ガーデニングの作業がいかに大変か(あれだけ広い庭をいつもきれいにしておくのは労力面でも費用面でも個人では至難の業だろう)倉本氏はおそらく実際にガーデニングなんかしたことがなくてご存じないだろうし(花の名前はしっかり調べたのだろうが)、在宅医療の描き方にも無理を感じた(高齢の医師一人であんな広大な土地をまわっていてもしものことがあったらどうするのか)。

 ストーリーや人物描写に現実離れしているところが多々あり、やっぱりバーネット女史の「秘密の花園」には負けているなあ(当然のことだが)と残念に思った。

 でも、私は「Song from a Secret Garden」( byシークレット・ガーデン)という曲は大好き。

 このちょっともの悲しい曲は、小説「秘密の花園」となにか関係があるのだろうか。

 この曲を聴いていると、「秘密の花園」の舞台となっているイギリスのヨークシャー地方の草原をなぜか思い描いてしまうのが不思議。

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