こういうことを言うと橋下市長みたいだが。・・・Twitterもどき(5月23日午前7時55分)
やっぱり、学者の方の中には、「現実」がみえていない方がおられるのではないか。「理想」ばかりで「コスト意識」というものが欠落している方もおられるように思う。
ロー教授「それでも地球は回る。潜在的需要はある。」 (Schulze BLOG)
を読んで。
私自身、学者の方々と会合で何度も議論したこともあり、そのときの印象もある。
公的な団体の審議会などは、学者の方々が多数を占めている。日本では「有識者」というとまず学者ということになるらしい。
時間の取られる審議会等には、学者以外の実務についている者はなかなか参加しずらいということもあるのだろうが。
学者の方の中にも、現実を直視した上で問題の解決を図ろうとされる方もおられるが、そうではない方も多いのは事実だ。
国でも自治体でも、もっと審議会にはその分野における国民や市民の声を代弁してくれるような人を参加させるべきではないのだろうか。
司法改革についていえば、この誤った改革に賛同した法学者の方々は、弁護士が事件で報酬をいくら位もらっているのか、弁護士に依頼する人たちが一体どういう犠牲を払い、どういう気持ちで依頼しているのか、など全然ご存じないと思う。
法律相談を1件もやったことのないような人たちが、どうして市民の「潜在的需要がある」などと言えるのだろうか。私の根本的な疑問である。
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