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サイバーキャットと遊べます。猫じゃらしで遊んだり、エサを与えることもできます。

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2012年5月

2012年5月31日 (木)

小林正啓弁護士の民主党法曹養成PTでのスピーチ。(追記あり)

 この小林弁護士のスピーチは傑作だと思う(某会長候補の応援演説をされた方とは同一人物とは思えないほど)

法曹人口問題、破綻した法曹養成制度、司法の使命について (花水木法律事務所)

 私は、このスピーチの内容については、この箇所以外は、全面的に大賛成です。

これらの事実から、法曹はすでに、人材の吸引力を失ったことが分かります。法曹養成制度の入口に人材が来ないのに、出口の人数を議論するのは、とても虚しいことです。

 出口の人数を議論することは確かに虚しいかもしれないが、議論せざるをえないだろう。

 なにしろ、入口に人材が来ないために、このままでは数年のうちに「法科大学院卒業人数≦司法試験合格者数」となることが目に見えているのだから。

 法科大学院に入学することも卒業することも、現在のところ(高額な学費さえ納めることができれば)難しいことではない。

 そして、法曹志望者の現状は、小林弁護士がこのようにおっしゃっているとおりなのである。

大学法学部の受験生は、昨年の1割以上減となりました【資料[ix]】。受験予備校の分析によれば、成績上位層での志望者減少が目立ちます【資料[x]】。不況により公務員を志望する法学部受験生が増えていることを勘案すれば、法曹志望者の激減と学力低下は明らかです。

  その結果、日本の法曹の質(出身の社会層も含む)がどうなるかは、ちょっと想像力を働かせば直ぐにわかることである。

  そもそも、今のままの司法試験合格者数であれば、司法修習生の就職難は更に激化し、即独、ノキ弁は増え、弁護士という職業の魅力は激減し、ますます優秀な法曹志望者の足が遠のく、という負の連鎖が永遠に続くだろう。

 これ以上の犠牲者を出さないためにも、迫り来る日本の司法の崩壊をなんとか食い止めるためにも、私たちは政治家の方々の一刻も早い英断に期待するほかない。

(追記)

 小林弁護士のスピーチの中の

最後にご紹介したいのは、この座談会にも参加した内藤頼博判事【資料[xii]】です。戦後の司法制度改革に参加し、現行裁判所法を起草して、統一修習や給費制を創設したのが、内藤判事であることは、給費制運動を展開した日弁連幹部でさえ、誰も知りません。しかし、内藤判事は、大蔵省の反対に対し、「弁護士の地位も、国家機関的なものであり、弁護士も判事や検事と同様、国家事務を行うものだ」から、給費制は当然と押し切りました【資料[xiii]】【資料[xiv]】。法曹三者は、同じ国家事務を行い、同じ使命を共有するのだという確信が、この主張の背後にあります。

 この箇所の内藤判事のご意見は、弁護士も「司法」において重要な地位を有する、という意味では賛成だが、あくまでも「在野」においてであり、「国家機関」というのはちょっと違うと思う。

 ただ、国民に対して裁判官や検事と同様に「司法の担い手」という立場にあり、ここに給費制の根拠がある、ということには賛成だ。

 その後の、小林弁護士の

 私はここで、給費制を復活しろと言いたいのではありません。戦後に法曹養成制度を設計した日本人は、法曹養成制度を設計するにあたり、司法の使命を明確に見定めていた、ということを申し上げたいのです。

の趣旨はよく分からない。

上記内藤判事の話の引用からすれば、小林弁護士も当然「給費制の復活」を主張されるべきだろう。私は、内藤判事がしっかり「弁護士の給費制は当然」と押し切った姿勢は立派だと思うが。

 小林弁護士は、「金」の問題に矮小化するな、と言いたいのかもしれない。

 しかし、給費制の問題は金の問題だけではないし、金の問題としても国民にとっても修習生にとっても生活に関わる重要な問題だと思うのだが。 

 よって、冒頭の「傑作」はちょっとほめすぎましたので、撤回します。

 でも、白浜徹朗弁護士の提供されたデータに基づき「司法の危機」を訴えられたのは、とてもよかったと思う。

5月もラスト!・・・Twitterもどき(5月31日午前6時55分)

 きょうで5月も終わってしまう・・・。 本当にあっという間だったな。

 やり残した仕事多し。

 さしあたって、ようやく難しい準備書面に着手する気になり、きょうは朝から呻吟中である。

 私が準備書面を書いているテーブルの直ぐ横の60センチ水槽は、こんな状況に。 

Taniku_004

 プラティというメダカの仲間の熱帯魚だが、エサをねだって、いつもこういうふうに水槽の角、底近くに集まってくる。この前に私がいることをよく知っているのだ。

 かなり、うざい。しかし、ついつい、エサをやってしまう(やらないと、かわいそうな気になる)。

Taniku_009

 私が2,3週間ほったらかしにして、掃除をしなかったせいで、水草やウィローモスというコケのような水草が繁茂してしまった。

 そしたら、知らないうちにプラティの子供が3匹、結構大きくなっていた。

 隠れ場所がたくさんあったからだろう。

 人工的な水槽の中とはいえ、自然はたくましい。

 

2012年5月30日 (水)

裁判は国民の教育のためにあるのか?

 この間の名張毒ぶどう酒事件の中日新聞(東京では東京新聞)の社説には感心したのだが、これはないでしょう!

裁判員制度3年 民主主義の学校になれ (東京新聞社説)

 裁判は、国民の「学校」ですか?国民は、裁判で「教育」されるのですか?

 被告人は「教材」なのですか?

 たとえば、名張毒ぶどう酒事件の刑事記録は膨大だし、化学的なことは相当難しい。

 私は、この弁護団の意見書を途中まで読んで、投げ出してしまった(自分の仕事の方を優先すべきだと思ったからだが)。

 もし、「自分は立派な裁判員になれる」と思う国民の方がおられたら、このような意見書や鑑定書もしっかり読みこなして頂く必要があると思う。

 検察官、弁護人、裁判官が分かりやすく説明してくれるからいい、というのではダメだと思う。やはり、他人の(恣意の入りやすい)説明ではなく、きちんと原本に当たって自分の頭で考えることが必要だ。

 そういうことがやれる余裕や能力のある国民がどれだけいるというのだろうか?

 東京新聞の論説委員にはぜひ考えてもらいたいと思う。

 ※ 東京新聞の論説委員には、上記意見書をぜひ読んで頂いて、読解できたかどうか聞いてみたい。

2012年5月29日 (火)

確かにこうなることは分かっていたのになあ。

ボ2ネタへの投稿で知ったこの記事。

樋口晴彦氏の「危機管理の具体論」 分かっちゃいるけどやめられない (IT PRO)

結局のところ、大学関係者にはマネジメント意識が恐ろしいほど欠如している。「よその大学が法科大学院を作るならウチでも」という横並び意識に引きずられてゴーサインを出し、業績見通しが暗いことに気づいても、やめるにやめられずに既定路線のまま走り続けたことが今日の惨状につながった。

 本当にそのとおりだと思う。

 もっとも、これを認めた文部科学省の責任も重大だ。

 弁護士会の中にも、責任のある方々がたくさんいる(いまだに全然責任を認めようとしないけど)。

 いろいろな人を不幸にし、国民の血税を無駄にしてきた法科大学院制度。

 いいかげんにリセットしてほしい。

弁護士のおもしろブログ記事2つ

大阪弁護士会でストライキ (花水木法律事務所)

「大阪弁護士会職員の年収は平均500万円。自分の収入よりずっと多い。なぜ年間50万円もの会費を払って、自分より給料の高い従業員を雇わないといけないんだ」と、ある若手会員は怒りをぶちまけた。

 これ、小林弁護士お得意の近未来小説らしいが、この部分はフィクションではないのではないの?既に、弁護士会職員よりも年収の低い弁護士なんてたくさんいるでしょう。

[法曹養成]<法科大学院>明治学院大が募集停止 入学志願者減で弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日

現状のように、滝壺が迫りつつあるのに、口が達者な船頭が大勢いて漕ぎもせず船の上で議論しているような状態では、皆が船ごと滝壺に落ちてしまいますから、まず、そういう状態では駄目だ、という共通の認識を持つ必要があると思います。

 というより、「滝壺に向かって平気で舵を切っている人たち」から早く舵を奪い取らない限り、皆が一緒に滝壺に落ちてしまうのではないでしょうか?

明治学院大学法科大学院廃校へ。

明治学院大が募集停止 入学志願者減で (毎日新聞)

明治学院大によると、04年度には1329人(定員80人)だった入学志願者が12年度には59人(同40人)に激減。実際に入学したのは5人だった。11年度の司法試験の合格率は4.5%だった。

2013 年度新入生の募集停止について(明治学院大学大学院法務職研究科教授会)

法科大学院制度は人々の恨みと憎しみしかもたらさなかったSchulze BLOG

 今後も、たくさんの法科大学院が続くことだろう。

 ここに至るまでに、どれだけ多くの犠牲が払われたことだろうか・・・。

 教授会の発表には、多くの「事実認定の誤り」があると思う。

 昨日の記事の森山会員の意見書とぜひ比較して頂きたいと思う。

 法科大学院は、まず、「どうして入学志願者が減少しているのか」という原因を直視するべきだと思う。

 1 司法試験合格者数を増やす

 2 司法試験を法科大学院を修了していれば容易に合格できるようにやさしくする

 3 司法修習生への給費制を廃止し(これは既に成就している)、司法修習制度をいずれ廃止する

 4 三振制、予備試験の厳格化は維持する

 ということが達成できれば、法科大学院への入学志願者数が再び増加する、などということが現実にありうるのか、

 法科大学院制度の維持にやっきとなっている方々は冷静に考えて頂きたいものだ。

(追記)

法科大学院を廃止へ 明治学院大、3校目 (産経ニュース)

 文部科学省は、法科大学院の入試倍率が2倍未満で、新司法試験合格率が3年以上連続して全国平均の半分に満たない場合などに補助金を削減する基準を設定。明治学院大は昨年度の実績でこの基準に該当しており、本年度の補助金削減が決まっていた。

 ・・・・・なるほど。

 教授会の発表には書いてないけど、補助金の削減が決まっていたのね。そりゃ、廃校を決意するわ。文部科学省の「兵糧攻め」の成果第1号というわけか。

 こんな姑息なやり方ではなく、法科大学院制度自体をリセット(※)する方が犠牲が少なくてすむと思う。

 ※ 橋下氏の大好きな言葉だけど、法科大学院制度についてはあえて使わせて頂く。

2012年5月28日 (月)

日弁連の「法科大学院制度に関する具体的提言(案)」についての会員懇談会に出席した。

 きょうは、午後から愛知県弁護士会で開催された会員懇談会「法科大学院制度の改善に関する具体的提言(案)」に出席した。その後に委員会にも出席。

 会員懇談会は激論となった。

 (この内容は、せめて愛知県弁護士会内でネット配信してもらいたいくらいだ。)

 法科大学院制度を擁護するいつもの方々がいつもの意見を述べたのに対し、反対者も「このままでは日本の法曹志望者は激減してしまう。司法の崩壊を見過ごすべきではない。」という強い信念のもとで、続々と意見を述べることになった。

 さて、結果はどうなるだろうか・・・。

 その後の、久しぶりに出席した委員会でも、TPP問題や日弁連の大変問題のある提言案(こういうのも極秘事項?)が議論された。

 本当はこういう問題があることは会員にもっとオープンにされるべきだし、別に国民に知られたっていいと思うのだが・・・。

 (仙台の坂野智憲弁護士のブログ 記事の訂正:新規登録弁護士に対する研修強化という発想 分離修習の一里塚 今必要なのは司法修習を1年6ヶ月に戻すことではないかlも日弁連にチェックされているらしいから、私のブログも要注意だわ。しかし、いつから日弁連はこんなに言論統制をするようになったのだろう。)

                libra

 きょうの会員懇談会では、日弁連の「法科大学院制度の改善に関する具体的提言(案)」に対して、委員会や個人が提出した意見書がたくさん配布された。

 その中でも、私がもっとも説得力があると思ったのだが、森山文昭会員の意見書です。

 森山会員は、現役の法科大学院の教員であり、法科大学院の現状を最もよくご存じの方です(こういう意見書を公表するということ自体、大変勇気のいることだと思う)。

 法科大学院や学生の現実を最もご存じの方が、こういう問題を指摘されているという点で、大変説得力がある意見書だと思いました。

 そこで、森山会員のご了解を得て、ここにPDFで紹介させて頂きます。

 (後日、改めて記事で紹介させて頂き、感想も書かせて頂こうと思っています。)

 「法科大学院制度の改善に関する具体的提言(案)に対する意見」(愛知県弁護士会 森山文昭)

 

2012年5月26日 (土)

名張毒ぶどう酒事件・中日新聞の社説・・・この社説にはちょっと感動。

 珍しく新聞の社説に感動した。

 名張毒ぶどう酒事件再審認めず “疑わしきは罰する”なのか(中日新聞)

 刑事裁判では、検察が有罪を証明できないかぎり、無罪となる。裁く立場からみれば、「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則である。

 昨日の高裁の決定は、弁護側が出した証拠では検察の主張を崩せないという論法である。検察が主張していないことまで裁判官が推論し、有罪とする根拠を補強している。

 これでは、まるで「疑わしきは罰する」になってはいないか。

 最高裁は再審でも「疑わしきは被告人の利益に」の原則があてはまると言っている(白鳥決定)。それなのに、反対の考え方で再審の扉を閉ざしたように映る。

 今回の名古屋高裁の決定は、まるで弁護側に「無罪の立証責任」があるかのような判断だと思う。

 弁護団によって、有罪に対する「合理的疑い」は既に十分立証されていると思うのだが。

                 libra

 もっとも、この社説は、「裁判員裁判」なら結果が変わっていただろう、という結論にもっていきたいようである。

 しかし、この事件の第1審の津地裁は、無罪判決を下している。職業裁判官でも「無罪判決」だったのである。

 そして、第1審当時のマスコミ報道は、この社説も認めているように奥西死刑囚を完全に犯人視して報じていたのである。

 このマスコミ報道のもと、もし裁判員裁判だったら無罪判決が出ていたか、という疑問も持って頂きたいと思った。

 それを除けば、この社説は、当時の報道姿勢を反省もしていて、とても良心的な内容だと思う。

2012年5月25日 (金)

次から次へと難問が。・・・Twitterもどき(5月25日午後7時10分)

 ようやく事務所に戻る。往復約3時間。

 しかし、行ったかいはあったというもの。

 事務所に戻ったら、相代理人2人からメールがきていた。

 また、分析が必要なことがたくさん。

 ようやく1つすんだと思ったら、また次の難題がbearing

 ・・・・・あいかわらず、菊間千乃さんについての記事へのアクセスが多い。また再放送かなんかがあったのだろう。NHKの番組と私の記事は何の関係もないのだが。

 菊間さんは「毎日ワクワク楽しい。」とか言っておられたが、弁護士の仕事って人様の不幸を飯の種としているようなところがあると思うし、仕事の内容もそんな「ワクワク楽しい。」なんてもんかなあ、と思う。

 私は、弁護士になってから、仕事でそんな気持ちになったこと1度もない気がするんだけど。

 そんな気持ち味わったのって、責任のない修習生のときだけよ。

 

名張ぶどう酒事件、再審開始ならず。・・・Twitterもどき(12時40分)

 昼休みに外に出たら、名古屋拘置所の前に大勢の取材陣が集まっていた。

 そういえば、きょうは名張ぶどう酒事件の再審開始の可否の決定が出る日だったと気づく。

 自白に信用性…名張毒ぶどう酒事件、再審認めず(読売新聞)

 科学鑑定の結果の評価というのは難しいということは分かるが、今回は期待できそうだと思っていたのだが・・・。

 テレビで弁護団の先生方の無念のコメントを聞いて、せつない気分になる。

・・・・・私は、午後から新幹線に乗って出張。

 医療過誤事件の裁判に出頭するためだが、こっちも科学の問題。裁判官に分かってもらわねば。

2012年5月24日 (木)

勝負の準備書面を書く。・・・Twitterもどき(5月24日午後2時30分)

 ・・・で、しばし休憩。

 まだ、準備書面は手直ししなければならないが。

 ちょっと疲れたが、なかなか書きがいのある内容だった。

 内容的には難しくはなかったが、やっぱり論理の流れがわかりやすい文章を書くこと自体が難しい。

 でも、ここのところ、こういう文章、次から次へと書かなければならないんだなあ。

 一般の方々には(おそらく学者さんたちにも)なかなか分かってもらえないのだが、弁護士の仕事って結構職人仕事に似ているのよ。

2012年5月23日 (水)

「弁護士の潜在的需要」と「事件の掘り起こし」

 もう、この言葉はいいかげん聞き飽きた。

 こういうことを言う方が、自ら「潜在的」需要を「顕在化」させてちょうだい。自ら「事件」を「掘り起こし」てちょうだい。

 それにかかるコストはどう考えているのか。弁護士を増やすにも、医師を増やすほどではないものの、コストはかかる。

 (法科大学院につぎ込まれた補助金ー1人も司法試験合格者を出していない法科大学院にだって補助金が出されていたーはいままで一体いくらだろう。)

 そんなこと、国民は望んでいるんだろうか。

 国民は、そんなに弁護士需要を「顕在化」してほしいのだろうか。事件を「掘り起こし」てほしいのだろうか。

 これも私の根本的疑問の一つ。

 

こういうことを言うと橋下市長みたいだが。・・・Twitterもどき(5月23日午前7時55分)

 やっぱり、学者の方の中には、「現実」がみえていない方がおられるのではないか。「理想」ばかりで「コスト意識」というものが欠落している方もおられるように思う。

ロー教授「それでも地球は回る。潜在的需要はある。」Schulze BLOG

司法制度改革の「原点」

司法制度改革の「原点」②

司法制度改革の「原点」③

  (弁護士 猪野亨のブログ

を読んで。

 私自身、学者の方々と会合で何度も議論したこともあり、そのときの印象もある。

 公的な団体の審議会などは、学者の方々が多数を占めている。日本では「有識者」というとまず学者ということになるらしい。

 時間の取られる審議会等には、学者以外の実務についている者はなかなか参加しずらいということもあるのだろうが。

 学者の方の中にも、現実を直視した上で問題の解決を図ろうとされる方もおられるが、そうではない方も多いのは事実だ。 

  国でも自治体でも、もっと審議会にはその分野における国民や市民の声を代弁してくれるような人を参加させるべきではないのだろうか。

               libra

 司法改革についていえば、この誤った改革に賛同した法学者の方々は、弁護士が事件で報酬をいくら位もらっているのか、弁護士に依頼する人たちが一体どういう犠牲を払い、どういう気持ちで依頼しているのか、など全然ご存じないと思う。

 法律相談を1件もやったことのないような人たちが、どうして市民の「潜在的需要がある」などと言えるのだろうか。私の根本的な疑問である。

2012年5月21日 (月)

「金環食」と「金環蝕」

 日本中、お祭り騒ぎだが・・・。

 私も、「金環食」で思い浮かべるのはこれだなあ。この方と同じ。

 今週の「読んで(書評を)書いた本」2012.05.21碓井広義ブログ

 「金環蝕 まわりは金色の栄光に輝いて見えるが、中の方は真黒に腐っている」

 私は、石川達三氏の原作は読んでいないが、山本薩夫監督の映画は見た。

 映画の冒頭に、金環食の映像が大きく映し出され、この言葉がナレーションされる。

 それが強烈で印象に残っている。

 この映画ではじめて「金環食」というものがあるのを知った。

 映画の内容も、なかなか強烈で刺激的であったが・・・。

               sun

 きょうの本物の金環食は、私は通勤途中の車の中で見た。

 ちょうど、進行方向だったので、信号待ちのときにチラチラ見てしまった(サングラスしかしていなかったので、ちょっと眼が心配)。

 でも、ちゃんと見えました。ちょっと感動ものだった。

 

2012年5月18日 (金)

分かりやすい書面を書くことの難しさ。・・・Twitterもどき(5月18日午後5時5分)

 今週は、ちょっと難しい書面の作成や、相代理人作成の書面のチェックなどがあり、神経を使った1週間だった。

 ようやく、いくつかの書面は完成し、裁判所に提出することができたり、依頼者に送付することができたりで、ヤレヤレである。

 難しい内容を難しいままに書くことは比較的容易であるが、難しい内容を分かりやすく書くことは本当に難しい。

 裁判官はたくさんの書面を読まなければならないので、スーッと読める書面(論理の流れがたどりやすい文章)を書くことが大切だと思う。

 そういう意味で、自分の書いた書面も、他人の書いた書面も、なかなか気に入らずに、推敲を繰り返してしまうことが多い。

 しかし、やっぱり直した書面の方が読みやすくなっていると思うので、やめられない。

 裁判官は「料理を食べる人」、弁護士は「料理を作る人」とよく言われるが、弁護士は料理を作るだけではなく、食材も集めなければならない。

 こういう苦労は裁判官にはなかなか分かってもらえないように思う。

 今週は、四苦八苦しながらも、いくつか書面を完成し、事件も進展をみたものもあり、ヤレヤレである。

キラキラ大作戦

 今週末は出かける予定なのだが、心配なのはベランダの多肉植物。

 水やりは全然心配ないのだが、鳥がイタズラしていかないかが心配なのだ。

 そこで、こんなことをやってみた。

Kirakira_004

 CDをつるし、桟にはアルミフォイルを巻き、かつアルミでリボンのようなものを作って針金にくっつけた。

 風が吹くと揺れて、音もする。

 今のところ、こうしてからは鳥害はないが、頭のいいカラスなら役には立たないだろう。

 食べることはできないのだから、いいかげん諦めてくれないか。

                clover

 こんな黒い多肉植物(ブラックプライド)まで、掘り上げられていたことがある。

Kirakira_008

 しわしわだが、ちゃんと根っこも出ている。

 この葉っぱからは、既に子供も。

Kirakira_011

 この美しい「花うらら」は今のところ無事。あまり水やりをしていないせいか、きれいな色になってきた。

 昨夜は雨が降ったらしく、真ん中に水たまりが。雨ざらしはよくないのだが、ちょっと油断していた。

 Kirakira_007

 
              clover

 きょう1日頑張れば、明日は久しぶりにゆっくり休むことができそうだhappy01  

2012年5月16日 (水)

不思議なハオルチア

 ここのところ、同業者がらみで、嫌な思いばかりしているので、ちょっときれいな物でもブログに紹介しておこう。

 ( もっとも、そんな同業者ばかりではなく、尊敬できる人も一杯いるのですが・・・。

 しかし、この武本夕香子先生が紹介されている、こんなことを言う同業者は許せんなpout

 ある会合での会話 )

             bud

 こういうときは、美しいものを見るに限る。

 そこで、このハオルチアという植物をご紹介。

Hao2_005

 上手に写真に撮れなかったのだが、葉っぱの上の方が透明になっている多肉植物で、最近人気のある「ハオルチア」という種類。おそらく、これは「青雲の舞」という品種だと思う。

 カット苗をまとめて購入した中に、オマケとして入っていたもの。

 最初は日焼けしていたらしく茶色っぽい色をしていたが、スリット鉢に植え、明るい日陰に置いておいたら、きれいなグリーンになってきた。

 葉っぱの透明になっている部分は「窓」といい、下の方の葉が砂をかぶってしまっても、この「窓」からの光で光合成ができるようになっているという。本当に不思議な植物だ。

 まだ形は良くないが、この透明感のある緑色を見ていると嫌なことを忘れます。

 もう少し成長したら、仕事机の上に置いて、眼の休め処にしよう。

他の弁護士の報酬基準を見て愕然とする。・・・Twitterもどき(5月16日午後5時25分)

 弁護士の報酬は、今は自由化されている。

 これも新自由主義の結果である。

 しかし、あまりの基準、あまりの報酬に大変ショックを受けた。

 ・・・・・全く、信じられない基準だ。

 「こんなに報酬をもらっていたら、うちの事務所も楽だけどなあ」とついつい思ってしまう。

 弁護士は「言っていることとやっていることが違う」とよく言われるが、ここまでの例は久しぶりに経験した。

 ・・・・・同業者として、本当にガッカリしました。

2012年5月15日 (火)

司法試験全員合格の日は近い?

これじゃ、合格者7割どころか、10割だろう。

法科大学院の本年度の入学者数が3000人を切っているらしい。

司法試験ほぼ全員合格の日は近い。。。  (Perfect & Complete

この石塚伸一氏は龍谷大学法科大学院の教授の方だ。

この方の5月13日のつぶやきは実に興味深い。

併せて、適性試験志願者数の激減もものすごい。

今年の適性試験志願者数の目標ラインは7,067人Schulze BLOG

・・・まあ、当然のことだろうけど。

 法曹養成、本当にこれでいいんですか?!

2012年5月14日 (月)

小林正啓弁護士は法科大学院制度を維持されたいのか?

 小林正啓弁護士(花水木法律事務所)は、日弁連会長選で山岸憲司候補(現日弁連会長)の補佐人として推薦演説をされた。

 1月25日大阪公聴会での補佐人としての演説原稿

 この演説では、法科大学院制度については何ら触れられていないが、 山岸候補は法科大学院制度を死守するつもりであることは、選挙ハガキの内容(※)から明らかだった。

 ※ 私の過去の記事:本音が出てきたなあ。参照

 一方、小林弁護士は、最近こういう記事を書かれた。

 たった一人の卒業式

 (私は、こういうチャカした記事はあまり好きではないが、あえて紹介。)

 結局、小林弁護士は、法科大学院を統廃合して、「定評のある法科大学院」のみを生き残らせ、法科大学院制度は維持してもいい、というお考えなのだろうか。

法科大学院制度とはそこまでして維持しなければならないものだろうか。・・・Twitterもどき(5月14日12時45分)

 先週末から「菊間千乃」の検索ワードで私のブログに来られる方が多い。

 どうやら菊間氏がテレビに出演されたためのようだ。

 グーグルでも4,5番目に例の記事が出てくる。

 (「セカンドバージン」に続いて、カンベンしてよ、という感じだ。)

 菊間氏について、私や猪野弁護士がどうしてこういう批判記事を書いたのかは、一般の方々にはなかなか分かりにくいところだろう。

 せっかくの「サクセスストーリー」にケチをつける必要はないだろうに、というご意見もあるかもしれない。

 しかし、私がこういう記事を書いたのは、菊間氏自身に対する関心のためではなく、菊間氏が「法科大学院制度の広告塔」として利用される可能性があったからだ。

 菊間氏ご自身の本心はどこにあるのかは分からないが、著名人だけにその発言内容には無視できないものがあったと思う。

 だから、少々面倒でも、ああいう記事を書いたのだ。

            libra

 法科大学院制度は、今、多くの批判を浴びている。

 先頃発表された総務省の政策評価では極めて厳しい評価がなされた。

 政策仕分けの対象にもなって、「法科大学院制度は失敗」「誰にとっても不幸なシステム」「悪循環に陥っている」「早く抜本的な見直しが必要」などと国会議員から厳しい指摘をされている。

 財務局からも法科大学院に対する補助金について厳しい意見が出て、文部科学省は法科大学院に対する補助金カットの方策(要するに兵糧攻め)を次々と打ち出している。 

 それに対して、なんとか法科大学院制度を死守しようとする勢力も依然として強い。そして、残念なことに日弁連の主流派(会長選の結果、再び「主流」派に返り咲いた)も「法科大学院制度死守」を目的としている。

 菊間氏についての私の記事に関心を持たれた方は、ぜひ法科大学院制度や法曹人口問題にも関心を持って頂けたらと思います。

(右サイドの検索窓に、「ロースクール」か「法科大学院」を入力すると、記事が一杯出てきます。) 

 そして、Schulze BLOG さんの

 ジュリナビの「新64期未登録者調査」は法科大学院の断末魔の叫びか

 もぜひお読み下さい。

 法科大学院制度を死守しようとしている方々が、本当に法曹志望者や学生のことを考えているのか、法曹を利用する国民のことを考えているのか、また大学の自治や学問の自由を本当に尊重しているのか、考えて頂ければと思います。

 

2012年5月13日 (日)

非常用持出袋

 左は自宅用に購入したセット。ようやくリュックに詰め込んだ(リュックもセットになっている)。右は大昔に購入したもので、今回中身を整理して、新たに購入した非常食を詰め込んだ。

Hijyouyou_002

 本当は一つ一つ選んで購入したかったのだが、余裕がないので、安直に楽天で人気のあるセットを購入した。

 リュックに詰めてみると、重い。こんな物、担いで逃げるのか・・・。

  まるで登山に行くようだ。

 このほかにも、実家用にはみのもんたさんが絶賛していた例の「非常時お助け箱」を購入し、母にプレゼントした(とんだ「母の日」のプレゼントだ)。

 あとは、事務所で「帰宅難民」になってしまったときのために、何を置いておくかだなあ・・・。

狙われるオーロラ

 これは多肉植物の中でもポピュラーな種類で「オーロラ」という。

Orora


 秋になると透明感のある赤色に染まるので、人気のある品種だ。今はちょっと色があせてしまっているのだが。

 カット苗が根付いたので、寄せ植えに使ったものと一緒にまとめて植えてあるのだが、このオーロラがここのところ受難続きである。

 朝見ると、根っこから掘り上げられているのだ。

 犯人は直ぐに分かった(現場を目撃したわけではないが)。

 ハトかヒヨドリかカラスだろう。近くに糞もあったから。

 確かに、オーロラは「赤い実」にそっくりだ。特に、左下のはそっくりで、毎日のように掘り上げられてしまう。

 もっとも、鳥もバカではない。口にくわえて実ではないことを悟るのだろう。堀り上げるだけで、食べた形跡はなく、持ち去られたこともない。

 ・・・困った。

 さしあたり、できることとして、鳥よけにピカピカのCDをつり下げてみたのだが、果たして効果があるのだろうか。

 多肉植物はたまに水やりをするだけでよいので楽ちんだと思っていたのだが、こんな災難に見舞われるとは思ってもいなかったsad

2012年5月12日 (土)

グラパラリーフその後とドラゴンフルーツ

 食べられる多肉植物、グラパラリーフのその後。

 日当たりのよい場所に置き、水はあまりやらないでおいたら、ピンク色になってなかなかきれい。観賞用にもなりそう。

Gurapara_006

1ケ月前はこんな大きさでした。
Gura

 取れた葉っぱから出た芽も直径1センチ程度に成長。他にも根もとから子供が出ている。

 葉っぱからはほぼ100%発芽する。

Gurapara_008

 増やしてから食べるつもりなので、私はまだ1枚も食べていない。

 でも、こちらでは、カメさんが大食いをしている。

 水分補給のグラパラリーフ (ニシヘルマンリクガメ & アルダブラゾウガメ

 ちょっと、むなしい気分・・・。

 でも、多肉植物の葉差しが面白いので、葉っぱを並べておいたら、色々な種類の多肉植物の葉から芽が出てきた。1ケ月後にどうなっているか、楽しみである。

Gurapara_011

 まだまだグラパラリーフは食べられそうもないので、きょうはこんなものを食べた。

 ドラゴンフルーツ。サボテンの一種の実である。

 スーパーで300円で売っていたので、ちょっとお高いと思ったが、一度食べてみたかったので思い切って購入してみた。

 ボールペンくらいの長さ。結構重い。

Gurapara_002

 半分に切ると、こんなかんじ。

Gurapara_004

で、お味はというと・・・・・。

水っぽいというか、見かけによらず、あっさりしている。

あんまり甘みも感じられない。

・・・・・正直、美味しいとはいえない。もう買うことはないだろうgawk

一生に一度で、もういいわ。

2012年5月11日 (金)

名古屋市の審議会に参加する。・・・Twitterもどき(5月11日午後8時25分)

 連休明けの長い1週間がようやく終わった。

 きょうの午前中は、今週最後の行事であった「名古屋市広告・景観審議会」に委員として参加した。

 私は、愛知県弁護士会から推薦されてこの審議会の委員になっているのだ。

 といっても、2ケ月に1度位しか開催されない上に、委員(大多数が大学教授等)の人数が多いため、なかなか日程が合わず、実際に審議に参加できたのは今日がはじめて。

 はじめて参加した審議はなかなか興味深いものだった。

 きょうは、名古屋市都市景観条例

第25条の2 市長は、一定の地域における都市景観の形成上、重要な歴史的又は文化的価値があると認める建築物、工作物その他の物件を認定地域建造物資産(以下「認定地域資産」という。)として認定することができる。

2 市長は、前項の認定をしようとするときは、あらかじめ、審議会の意見を聴くとともに、その所有者等の同意を得なければならない。

 に基づき、40件以上の建築物について「認定地域資産」としてよいかどうか、という審議だった。

 認定地域資産となれば、市から技術的・経済的支援を得ることができる。つまり、認定されれば、名古屋市民の税金がその建築物の保存に使用されるというわけだ。

 最初に市の担当者から建築物のスライド写真等による説明があった後、部会(あらかじめ建築家の方々による部会が開催されていて意見がまとめられている)の意見の説明があった。

 最初はなるほど名古屋市内にもなかなか立派な歴史的建造物があるものだなあと感心していたのだが、よく見ると、中には「あれっ?それほどのものかな?」という物件もあり、また上記条例の趣旨からすると「ちょっと違うんじゃないの?」という物件もある。

 案の定、委員からは反対の意見も出て、活発な議論がなされた(終了予定時刻を20分もオーバー)。

 結局、2物件については意見が割れ、多数決に。

 都市景観上、歴史的・文化的価値のある建築物かどうか、なかなかその線引きは難しいものだ。

 私は、税金が使われるということもあって、ちょっと厳しい意見を述べてしまった(市の担当者の方々、ごめんなさいね)。

 文化の保護を優先するか、市の経済的負担の軽減を優先するか、難しい問題である。

 (大阪の橋下徹市長の気持ちがちょっとだけ理解できたような。)

 名古屋市の開催するこういういわゆる「有識者会議」に参加したのは、実は2度目。最初は、「安心・安全で快適なまちづくりなごや条例」の制定のときだった。このときの会議もなかなか興味深いものであった。

 他の分野の専門家の方々の意見を拝聴する機会はなかなかないので、今後もできる限り参加したいと思った。

2012年5月 8日 (火)

同業者にしか分からないことがあるものだ。・・・Twitterもどき(5月8日午後8時10分)

 きょう思ったこと。

 弁護士にせよ、医師にせよ、専門職といわれる仕事の中身には、同業者でなくては分からないことがあるということ。

 やさしそうとか、親切そうとかいう見た目では、絶対に分からない仕事ぶりというものがある。

 きちんとした仕事をしているか、誠実な仕事をしているか、本当に依頼者や患者のためを思って細かい配慮をしているか、などということは、残念ながら依頼者や患者の方々には分からないことも多い。

 でも、得てして同業者には分かるもの。

 同業者の眼は怖いということを常に心の片隅に置いて、普段からきちんとした仕事を心がけることが大切だと思う。

 きょうは特にこのことを痛感した。

 人のふり見て我がふり直せ、である。

 いいかげんな仕事ぶりに腹が立ったが、こう思うことにする。

2012年5月 7日 (月)

連休終わって、仕事に追われる。・・・Twitterもどき(5月7日午後5時30分)

 きょうは、やっぱり忙しかった。電話にファックスにメール・・・。

 休んでいたので仕方がないのだが(書面は結構連休中にも書いた)。

 しかも、明日は急遽大阪に出張することになる。

 (また、大阪かぁ・・・。)

 5月、6月は、あちこちに出張することになりそうだ。

 この頃、夜になるとやたら寒かったり、昼間はものすごく暑かったりで、体調はあまりかんばしくない。

 でも、とにかく乗り切らねば。

 ・・・・・ところで、ブログのアクセス記録を見たら、やたら「セカンドバージン」「NHK」での検索が多い。なにかあったのかしら?

 私のあの記事が、グーグルで検索するとNHK関連やウィキペディアのすぐ下にくるんですが・・・。この記事、NHKの関係者も見ているんだろうな、と思うとちょっと怖ろし・・・happy02

2012年5月 4日 (金)

天王川公園の藤祭り

 地元なので毎年行っている津島市天王川公園の藤祭り。

Fuji_006

 灯りがついて川面に藤が映る風情がよい夜に見に行くことが多いのだが、きょうは風が強くて夜は寒そうだったので、夕方に出かけた。

  強い風にあおられて藤の房が揺れる揺れる。棚の下を歩いていると、プーンと甘い香りが漂う。

Fuji_007

 東海テレビが取材に来ていた。(私は名前を知らなかったが)レポーターの若い女性に皆が注目。

 一番のビューポイントである橋の上。

 見物客が行き来する中、写真撮影を求められたりして、レポーターも大変。

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 カメさんの背中にも藤の花びらが。

 私はほぼ毎年見に来ているが、昨年くらいからメインの川の上の藤はあまり調子がよくないように思う。

 今年は九尺藤の房の長さが短くなっていてちょっと残念。

 
Fuji_042
 

 アマチュアカメラマンが一番集まっていたのが、中の島のこのポイント。

 私のデジカメの腕ではこの程度しか撮れませんでしたが・・・。

 ここの藤の房が一番長くて美しかった。

Fuji_031

 見物客にコイやマガモがパンくずをもらっていた。

 その後、マガモはさっさと藤棚の下を泳いで消えていった。

 藤は美しいだけではなく、甘い香りがすばらしく、やはり年に1度はその下を歩いてみたいと思う。

2012年5月 2日 (水)

「秘密の花園」を思い出す。

 「癒し植物」の記事を書いたせいで、ふと児童文学の傑作「秘密の花園」を思い出した。

 私は小学生のときに読んだ児童文学では、この「秘密の花園」(バーネット女史著)と「二年間の休暇」(別名「十五少年漂流記」)(ジュール・ヴェルヌ著)が一番印象に残っている。

 この2冊は大人になってから読んでも絶対面白いと思う。

 はっきり言って、「十五少年漂流記」などは今の漫画などよりもずっと面白い(そういえば、ワンピースって漫画がはやっているそうだが、テレビで紹介していた内容からすると、ちょっと十五少年漂流記に似ているかも)。

 国籍も性格も年齢も育ちも違う十五人の少年たちが、過酷な大自然や悪人たちを相手に、どうピンチを切り抜けていくかは読んでいてワクワクする。

 この2冊は絶対に少年、少女期に読むべき本だと思う。

 そして、どちらも、心に傷を負った少年、少女が登場するというのは、今読んでも斬新で現代的だ。

              bud

 「秘密の花園」は、主要人物が全員心に傷を負っている。

 バーネット女史の作品としては、「小公女」「小公子」の方が有名だろうし、ストーリーとしてはこの2冊の方が面白いと思うが、主人公たちが皆「優等生」で「よい子」すぎるのが大人になってから読むと物足りなく感じる。

 それに対して、秘密の花園の主人公の少女メアリは屈折しているが、現代にはこういう少年、少女は現実にたくさんいるだろう。メアリは親の(精神的)ネグレクトの犠牲者として描かれている。そのひねくれた性格や外見の描写は実にリアルだ。

 メアリは貴族社会の裕福な家庭に生まれ育った少女だが、メアリと対象に下層階級に育った使用人の息子ディコンもまた生き生きと描かれている。

 ディコンはその存在自体が自然そのものという感じの少年だ(現代では日本中どこを探してもこういう少年はもはや見つからないのではないか)。

 このディコンとメアリが出会うことから、物語が進んでいく。

 ストーリーは、ときに暗く陰鬱だが、動物や植物の描写がすばらしく、読んでいるとメアリの気持ちが乗り移るようだ。

 バーネット女史は実際にイギリスの田舎暮らしをしていたことがあるそうなので、イギリスの田園風景や庭の描写がいきいきと描かれているのもこの小説の魅力の一つである。

 主人公たちが自然に癒され心の傷から解放されていくというストーリーは、いささか楽天的かもしれないが、現代にも通じる希望を感じる。

 何度も映画化されていると思うが、最近ではコッポラ氏が総指揮を取ったアニエスカ・ホランド監督の映画が有名だ。

 秘密の庭の描写は幻想的で素敵ではあったが、やはりストーリーの深さは原作にはかなわない気がした。 

 「秘密の花園」は、なんといっても児童文学の傑作だと思う。

 100年も前に書かれた小説であるにもかかわらず、心理学的見地からしてもとても興味深い小説で、現代人の心の問題を先取りしているように思う。

 読んでおられない方には、大人になってからでもいいので、ぜひお読みになることをお勧めします。都会の疲れた大人たちには特にお勧めです。

 

               bud

 そういえば、数年前に倉本聡氏の脚本の「風のガーデン」というドラマがあった。

 私は、どっちも関心のある「ガーデン」と「医療」がモチーフのドラマなので、「これは見なきゃ」と思って見始めたのだが、途中でギブアップしてしまった。

 このドラマ、初回を見て、直ぐにバーネット女史の「秘密の花園」からヒントを得ているでしょ、と思った。倉本氏が「秘密の花園」を読んでいないはずがない。

 でも、ガーデニングの作業がいかに大変か(あれだけ広い庭をいつもきれいにしておくのは労力面でも費用面でも個人では至難の業だろう)倉本氏はおそらく実際にガーデニングなんかしたことがなくてご存じないだろうし(花の名前はしっかり調べたのだろうが)、在宅医療の描き方にも無理を感じた(高齢の医師一人であんな広大な土地をまわっていてもしものことがあったらどうするのか)。

 ストーリーや人物描写に現実離れしているところが多々あり、やっぱりバーネット女史の「秘密の花園」には負けているなあ(当然のことだが)と残念に思った。

 でも、私は「Song from a Secret Garden」( byシークレット・ガーデン)という曲は大好き。

 このちょっともの悲しい曲は、小説「秘密の花園」となにか関係があるのだろうか。

 この曲を聴いていると、「秘密の花園」の舞台となっているイギリスのヨークシャー地方の草原をなぜか思い描いてしまうのが不思議。

癒し植物の力

 私が一番癒しになる植物と思っているのは、これ。ラムズイヤー(ウサギの耳)。

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 葉(特に新芽)の感触はまさに「ウサギの耳」を触っているかのよう。

 これを触ると、なぜかホッとする。

 初夏にはとうが立ち、赤い小さな花が咲く。地味だが、素敵な広いイングリッシュガーデンの中に植えられているととてもオシャレ。

 数年前に行った可児市のバラ園の中に、「アンネの庭」というのがあって、そこにこれが効果的に植えられていた。

 でも実家の小さな庭には、かなり邪魔な存在となりつつある。広がりすぎて、他の植物を圧迫しているので、花が終わったら、粛正を加える予定。

 しかし、この葉っぱ、私には本当にありがたい存在なので、感謝。

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 癒し植物ではないが、こちらは「食」に貢献してくれるありがたい植物。
 

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 種から育てたサヤエンドウ。少し留守にしていた間に、まるで実エンドウのように成長してしまった。母があちこちにお裾分けしているが、甘くておいしいと結構ほめてもらっている。

 やはり、自家製腐葉土や米ぬか発酵肥料の効果かも。

 太りすぎたのは、鶏肉と煮て、夕食のおかずとなった。やはり、おいしかった。

 このサヤエンドウは、狭いスペースでも結構育つので、ありがたい植物。

              clover

 こちらは、二十日大根の一種。

 100円均一で、2袋100円で売っていた。

 プランターに種をまいて育てたもの。

 土は古いものを使用したが、自家製米ぬか肥料はたっぷり使用した。

 サラダの彩りになる。

             
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             clover

 こちらは、吸塩植物として今話題の「アイスプラント」。

 ネットで種を入手し、まいてみた。

 ものすごく細かい種なので、こんなふうに偏ってしまった。

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 おいしくて、身体によい、というので、作ろうと思ったのだが、さてどうなるか。

             clover

 
 こちらは、「スイスチャード」という植物の苗。なぜか発芽率があまりよくない。

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 茎が赤、黄色、ピンクなど色とりどりになるもので、ホウレンソウの仲間。

 おいしくて、丈夫だということなので、育ててみることに。

 葉っぱも光沢があって美しく、観賞用にもなる。

 こういう未知の「食べれる植物」を育てるっていうのも、私にとっては結構癒しになる。

 最近「花より実」になりつつあるような。現実的な性格のせいかも。

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