「ビジネス」「マーケティング」「営業」がもてはやされ、「反骨」「気骨」がすたれる弁護士業界。
最近、なんとか総研とかの弁護士向け「マーケティング」講座のチラシを頻繁に見る。HP作成の勧誘もものすごい。
この手の業界には、弁護士はよい顧客層とみなされているようだ。
一方、相手が、裁判所だろうが、役所だろうが、大企業だろうが、言うべきことは言う、少数者、弱者の権利を守る、ということには見向きもされなくなったように感じる。
ロースクール生は、企業法務を扱う大手法律事務所への就職を希望する人が多く、そういう事務所に就職できないと「負け組」意識を持つのだとか。
(私からみると、「勝ち組」の方が昨日の夕方のようなことをされるのですがねえ・・・。)
弁護士業界で「反骨」とか「気骨」とかの言葉が死語となるのは時間の問題じゃないのか。
ロースクールは、「弁護士マーケティング講座」とかもうけたらどうか。
最も役に立つ実務講座として、さぞや受講者が殺到するだろう。
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