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2012年2月

2012年2月29日 (水)

橋下現象と憲法学習会・・・・Twitterもどき(2月29日午後8時35分)

 きょうは午後から遺産分割の研修会に出席した。約3時間に及ぶ裁判官と弁護士による講義は極めて実務的な内容で、とても勉強になった。

 少々疲れて事務所に戻ったら、「橋下(大阪市長)現象を憲法学から診る」と題した憲法学習会のファックスがきていた。

 愛知県弁護士会の憲法問題特別委員会が主催して憲法学習会を開催するとのこと。

 名古屋大学名誉教授の森英樹先生を講師にお招きするそうだ。

 残念なことに私はその日は予定が入っていたので出席できないが、なかなか興味深い内容だ。

 しかも、こうした発言をしている首長は、かなりの支持者を抱えていることも事実であり、この支持が彼らの発言の支えになっていることも否定し得ません。市民・国民の支えは、民主主義の原理から言えば、大切な政治的要因ですが、ドイツのヒットラーも、また、「国民の支持」を基盤に台頭したという事実も忘れてはならないと思っています。

 私と同じような危機感を抱いている弁護士もたくさんおられるようだ。

 やっぱり、あの橋下氏の署名入りの職員アンケートは強烈だった。

 この学習会は弁護士向けであるが、市民向けにもこういう学習会はもっとあちこちで開催された方がいいと思う。

 それにしても、とうとう「橋下現象」などという言葉も生まれたのか。

 大変な事態になっているなあ・・・。

  

2012年2月28日 (火)

大阪は教育をめぐって嵐だなあ。・・・Twitterもどき(2月28日午後6時10分)

大阪の教育基本条例案、尾木ママら反対声明(読売新聞)

杉良太郎さん、高村薫さんらが反対声明 大阪の教育基本条例案(産経新聞)

 知識人、有名人らが続々と反対の声を上げている。

 私の意見は、ちょっとだけこちらに書きました。→デージー

 教育の政治からの独立や教育の政治的中立について考えるのは、なかなか難しくて、意見がまとまりません。

 ただ、橋下氏が子供の「教育目標」を設定するというのはとんでもない、ということだけは断言できる。

 それに、橋下氏を今支持している人はどうも左翼がきらいの人が多いようだが、そのきらいな左翼の首長が当選した場合、左翼の首長が教育目標を設定してもいいんかい、とも聞いてみたい。

名古屋も大変なことになっているわ。・・・Twitterもどき(2月28日午後5時35分)

 難波だけじゃない。ポピュリスト市長というのは、口がすべりやすいのだろうか。
あいばら)河村市長の南京発言をめぐり、江蘇省が名古屋への渡航見合わせを促したとの報道を受け、愛知県の大村知事がまもなく2度目の会見を開きます。県は朝刊の一部報道を受け、中国側に問い合わせていました。
 
 東海の産業に大打撃だろう。 
 もうちょっと慎重にしゃべれなかったんだろうか。  
 中国との外交というのは大変なのはよく分かるが、それにしてもうかつに過ぎると思う。

#語尾に「全ては弁護士不足が原因と思っています」をつけると朝日新聞社説

 日弁連が法曹人口に関する意見書を出すと、必ずこういう社説を出す朝日新聞。

日弁連会長選―利益団体でいいのか(朝日新聞)

私たちも無理な増員を進める必要はないと唱えてきた。

 この一文に一番腹が立つ。よく言うわ!

 過去の朝日新聞の社説については、朝日新聞社説「日弁連会長選―利益団体でいいのか」(schulzeさん)がよくまとめて下さっているので、ぜひお読み下さい。

 PINEさんはいつものにように舌鋒鋭い。

  毎度のこととはいえ・・・(´・c_・`;) PINE's page

                libra

  PINEさんのブログのコメントにおもしろい提案がありましたので、この社説の一部文章を「#語尾に全ては弁護士不足が原因と思っていますをつけると朝日新聞社説」にしてみると、

 「原発事故の賠償が進まないのは、全ては弁護士不足が原因と思っています。」

 「オリンパスの役員に法律家がいないのは、全ては弁護士不足が原因と思っています。」

 「国境をこえたトラブルの防止や解決ができないのは、全ては弁護士不足が原因と思っています。」

 「過疎地で介護や生活保護をはじめとする人権にかかわる多くの問題が解決できないのは、全ては弁護士不足が原因と思っています。」

 全くこの社説を書いた人は、弁護士は「万能」とか「手品師」だと思っているのだろうか。

 それに、たとえ弁護士ができることであっても、採算が伴わない仕事もたくさんあるのです。朝日新聞がそういう仕事の弁護士報酬を出してくれるというなら別だが。

 これについては、PINEさんや猪野亨弁護士(朝日新聞が、何故、ここまで日弁連会長選挙にこだわるのか)が丁寧に説明されているので、ぜひお読み下さい。

                  libra

 朝日の社説は、最後に、

 法科大学院のありようを見直したり、必要な法律や制度を整えたりするのはもちろんだが、同時に弁護士が意識を改め、仕事に向き合う姿勢を見直していかなければならない。

 という、あいかわらずの精神論で締めくくる。

 そんなにえらそうに自信たっぷりに言うなら、「具体的な対案を出せ!」「現場を知らない論説委員は気楽でいいよな!」と言いたくなるが・・・。

 ・・・あっ、これって橋下氏のセリフだったわ。ちょっと私も洗脳されちゃったのかなあ。

 しかし、「弁護士にはまだまだ仕事がたくさんある」「弁護士はまだまだ不足している」とおっしゃっているのは朝日さんですからね。「弁護士が不足しているという具体的な事実」と「弁護士が必要とされている具体的な仕事の中身」の立証責任は朝日さんの方にあるでしょう。

                 libra

 朝日の社説は、弁護士会が法曹人口関係の意見書を出すとすかさず批判してくるが、毎度毎度同じことの繰り返しで、あまりインパクトもなくなってきたなあ。

 それにしても社説を書いている人もネタ切れのよう。以前はもっと攻撃的だったが、今はちょっとマンネリで迫力もない感じ。

 社の方針で書かざるを得ないのだろうか。広告主である法科大学院に気を遣っているんだろうか。

 ・・・社説には腹が立つが、朝日の橋下番記者さんたちには期待しています!

 河村市長・大村知事番記者(朝日新聞・東海政界)さんも、頑張って下さい。名古屋市民としては非常に心配ですので、しっかり河村市長を監視してね。

こちらも笑える!・・・「脱原発アルゴリズムデモ行進」

 昼休みに見て、大笑い。

 経産省前 脱原発アルゴリズムデモ行進(4回目)(ユーチューブ)

 やっぱり、これは枝野さんのお面でないとdelicious

 これ考えた人、さすが。しかし、実際にやるのは難しそう。

朝から大笑い!・・・「絶対原子力戦隊スイシンジャー」

 絶対原子力戦隊スイシンジャー (ユーチューブ)

  原子力ムラを痛烈に皮肉るコント動画として、東京新聞も紹介したそうな。

  「スイシンジャー」の方をあえて正義の味方風にしたのは、ヒネったつもりなのかな。

 インターネットはますます庶民の 「かわら版」、「川柳」、「落首」化しているかんじだ。

 この間の#語尾に全ては憲法9条が原因だと思っていますをつけると橋下徹(togetter)も強烈でした。 

 「上から目線」な情報操作をするマスコミに失望している人が多いせいもあるだろう。

2012年2月27日 (月)

維新の会がこわい!・・・Twitterもどき(2月27日12時35分)

 昼休みにネットを見たら、大槻義彦教授がブログにこんな記事を書いておられた。

維新の会がこわい!

かれらが政権をとれば『憲法改正などという生ぬるいことはしない。即刻現憲法を廃止する』と広言している(2月24日の発言)。
憲法を停止して瞬く間にファシズムの道を歩んだのがヒットラーであった。『シナ』と国交断絶、また竹島領有につっぱしり韓国とも国交断絶。やがて核武装。国連からは制裁をくらい、国連脱退。つまり『いつか来た道』になりかねない。ああ、こわい。こんな危険をおかすことなら、何もできない民主党、自民公明で結構。これに共産、民社が加わればもっといい。

 「憲法廃止」を言ったのは石原都知事であるが、橋下大阪市長だってわかったものではない。なにせ平気でウソをつく人だから。

 大槻教授に同感。

 私も維新の会がこわい!

 こわくない方が不思議である。

 橋下氏は、石原氏や河村氏とは行動を共にしない可能性も高いが、

 なにせ、橋下氏は、

 世界では自らの命を落としてでも難題に立ち向かわなければならない事態が多数ある。しかし、日本では、震災直後にあれだけ「頑張ろう日本」「頑張ろう東北」「絆」と叫ばれていたのに、がれき処理になったら一斉に拒絶。全ては憲法9条が原因だと思っています。

  https://twitter.com/#!/t_ishin/status/172897650386010112

  (下線は私が引いたもの)

とおっしゃっている。

 それに日本国憲法の定める「思想・良心の自由」という最も重要な基本的人権を平気で蹂躙したという実績もある。

 あっという間に憲法9条を改正するか憲法を廃止(事実上も含む)して、「自らの命を落としても」立ち向かわなければならない難題だから、アメリカに協力して「自衛隊」ならぬ「軍隊」を戦争に派遣せよ!と言い出すかもしれない。そして、自衛隊は軍隊じゃないなら、徴兵制だ!核武装だ!とも叫び出すかもしれない。

 大槻教授じゃないが、ああ、こわい!

2012年2月26日 (日)

デージー

   先日、苗を買って植えておいたデージーが次々と花を咲かせている。

Deji2_002

 ピンクの花がかわいらしい。

 古い土に発酵させた米ぬかを混ぜたものを入れたコンテナに、1つ98円の苗を2つそのまま植えただけなのだが、やはり生育はよさそう。

 こんなささやかな物でも、ちょっとした春の気分を味わえる。

                   bud

 部屋のかたずけをしながら、報道ステーションSUNDAYを見ていたら、橋下氏が今提案している義務教育における留年制度について、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が出演して意見を述べられていた。

 チラ見だったので記憶は正確ではないかもしれないが、尾木氏は、

 橋下氏の提案する教育政策は東京では既に実施されて弊害が指摘されているものが多い。古いものばかりだ。暗闇に花火を打ち上げるようなもの。上から目線の政策だ。

 自分が提唱した「留年制度」というのは、「学科」ごとのもので、「学年」をそのまま留年させるというものではない。留年制度を採用している外国でも本当に子供のやる気を引き出せる制度か疑問視されており見直しの声が上がっている。

 大阪で国歌斉唱に起立しなかった教員は思いのほか少なかった。命令に従って起立した教員の心情が本当に国歌や国旗に対する敬意によるものであったのか推し量るべき。橋下氏はそういう教員ともっと話し合いをすべき。

などと述べられていた。

 私は、あまり教育問題に詳しくないが、この尾木氏のやさしい語り口調には惹かれるものがあった。教育の現場もよくご存じのようだ(少なくとも、橋下氏よりも詳しいと思った)。

 形だけの服従を求めることは教育にはふさわしくないと思う。

 子供の頃から「競争」や「強制」」ばかりに目を向けさせるのもどうか。

 橋下氏には、イソップ童話の「太陽と北風」の話を思い出してほしい。

2012年2月25日 (土)

森田実氏(政治評論家)の話

産経新聞がめずらしくこんな森田実氏の話を掲載している。

大阪の教育基本条例案 「非常に危険な事態だ」(激動!橋下維新)

最近明るみに出た職員への思想調査も大変な政治犯罪であり、国会が追及すべきテーマなのにやる気配すらない。国民もマスコミも良識を失って沈黙している。そういう社会ができつつあり、非常に危険な事態だ。

 私は、森田氏は良心的なジャーナリストだと思っている。

 こういう状況下で、橋下氏に批判的な意見を述べる評論家やジャーナリストは少ない。

 教育基本条例については、私は日教組自体にも問題があると思っているので、評価は差し支えるが(但し、自治体の首長が「教育目標」を定めるということには絶対反対!ましてや橋下氏が教育目標を定めるなんてとんでもない!と思っている)、この大阪市職員アンケート問題についての森田氏の意見には全面的に賛成だ。

 このような重大な基本的人権の侵害行為に対して、権力を監視すべきマスコミが沈黙しているのは本当に「非常に危険な事態」だと思う。

大阪の人はホントにこれでいいと思っておられるのだろうか?・・・Twitterもどき(2月25日午後5時30分)

 気がつけば、2月もあとわずか。まだ、やり残しが多い。頑張らねばdespair

 それにしても、橋下氏のツイッターを見ていると、こっちの頭がおかしくなりそう・・・。

 ちょっとしばらく見ないことにしよう。

 これって、本当に政治家のツイッター? 

 いったいどうして、ガレキの処理問題から憲法9条問題に発展したんかwobbly

 橋下氏が憲法9条を改正したくてたまらない!ということはよく分かったが。

                  cloud

 しかし、今は、大阪も日本もそれどころじゃないんじゃないのか。

 橋下氏が選挙の際に掲げた公務員改革ももちろんやって頂く必要があるだろう(但し、日本は法治国家なのだから、憲法と法律に反しないやり方でね)。

 大阪市職員に市民のためにいきいきと働いてもらうための対策も必要だろう(懲戒をちらつかせたアンケートやメール調査のような強権的なやり方が逆効果にならなければいいけど)。

 そして、大阪市民は何よりも大阪の経済が立ち直ることを望んでいるだろう。

 道頓堀川にプールをつくって競泳やれば、人とカネが集まって経済活性化するんか?

 大阪都構想で大阪市を分断すれば経済がよくなるんか?ホントに行政の区分けを変えれば大阪の経済が良くなると大阪の人は本気で思っているんだろうか?

 大阪の抱える数々の難問に一つ一つ対処していたら、4年の任期なんてあっという間に経ってしまうだろう。

                  cloud

 橋下氏とその政策を知れば知るほど、ホントに大阪の人はこれでいいと思っているのか、疑問が湧いてくるばかり。

 大阪府の借金だって減るどころか増えているそうだし・・・。

 橋下氏が次々と繰り出す夢のような話にとびつく前に、橋下氏のこれまでの実績をしっかり検証する必要もあるだろう。

 WTC購入や国際児童文学館移転の話を知って、私はびっくりした。

 橋下氏は「大阪府の財政を立て直したヒーロー」であるかのようにマスコミが報じているので、てっきりそうなんだと思い込んでいた。

 こういう橋下府政のマイナス部分もきちんとマスコミは報道すべきだろう。

 橋下教祖様にすっかり洗脳されてしまっている方々には早く目を覚まして頂きたい。

・・・あのツイッターの文章を冷静に読めば、とてもとても私たちの将来を委ねてよいお方には思えないのだが。

 橋下氏のツイッターの文章はぜひとも新聞やテレビでも報道してもらいたいと思う。日本国民、老若男女に、あの文章を読んで頂きたい。

 そうすれば、橋下氏に対する国民の評価も変わってくるかもしれない。

 (ただし、このツイッターを読み続けるのは、かなりの苦痛を伴うでしょうが・・・。あまり言いたくはないが、昨日は例の分析は本当なのかもしれないと思ってしまった。)

 橋下氏のツイッター→https://twitter.com/t_ishin

2012年2月24日 (金)

橋下氏のツイッターが面白いことに。・・・Twitterもどき(2月24日午後2時50分)

 出先から事務所に戻りちょっと見てみたら、橋下氏がツイッターに憲法改正問題を書いていた。

 https://twitter.com/t_ishin

朝日新聞、毎日新聞、弁護士会や反維新の会の役立たず自称インテリは9条を守る大キャンペーンを張れば良い。産経新聞、読売新聞は9条改正大キャンペーンを張れば良い。2年後の国民投票に向かって。そして国民投票で結果が出れば、国民はその方向で進む。
 だそうです。
 

・・・そうか、私も憲法9条改正反対だから「役立たず自称インテリ」だなbearing

 大阪維新の会が今度の選挙で多数を取れば、まず憲法改正要件が緩和され、その後に9条改正が提案され、大議論の後、2年後に国民投票にかけられることになるらしい。
  
 いいんか、これで!

 その他にも、朝日の番記者との間で、平松前市長の記者会見のやり方について橋下氏に事実誤認があったことについて、やり合っている。

 朝日の番記者もなかなかしぶとく食い下がっている。

 これからも頑張って、しっかり橋下氏を監視して下さい!

               libra

 橋下氏は、ツイッターで、
世界では自らの命を落としてでも難題に立ち向かわなければならない事態が多数ある。しかし、日本では、震災直後にあれだけ「頑張ろう日本」「頑張ろう東北」「絆」と叫ばれていたのに、がれき処理になったら一斉に拒絶。全ては憲法9条が原因だと思っています。

 とも言っているが、これは完全に「論理のすり替え」でしょう!

 自治体ががれきを引き受けないのは、憲法9条が原因ですか?!

 もうメチャクチャ・・・。

 ホントに、大阪も日本も、この人に任せて大丈夫なんでしょうかcoldsweats02

(追記)

 これには笑った!(ホントは笑いごとじゃないけれどもbearing

橋下徹大阪市長の「全ては憲法9条が原因だと思っています」が爆発的ブームに

 (ロケットニュース24)

「ありえない比喩」による「論理のすり替え」ねえ。

 本当は日弁連会長選も近いので司法問題関係で書きたいこともあるし、仕事も忙しいのですが・・・。これは、ほっておけないと思うので、橋下ウォッチングをしばらく続けようかと思います。

 大阪市では、今、東北大震災のがれき処理を引き受けるかどうか、問題になっているようです。

 橋下市長「日本は情けない国に…」がれき処理で

   (2012年2月22日21時32分  読売新聞)

 東北大震災のがれき処理を巡り、受け入れに前向きな橋下徹大阪市長は22日、市議会の委員会質疑で、慎重姿勢の民主系市議に対し、「金だけ出して世界からバカにされた湾岸戦争の屈辱を思い出す。本当に日本は情けない国になった」と批判した。

質疑では、市議が放射能汚染の危険性を理由に、被災地でがれきの除染処理ができる施設整備に向けた財政支援を提案したのに対し、橋下市長は「すぐ殺されるとか、銃口を突きつけられる問題じゃない。被災地がやってほしいと言っていることを棚に上げ、自分たちでやれることをやるというのは、逃げだ」と反論し、安全基準の確立を前提にがれき受け入れを目指す考えを改めて示した。

  ここで、ちょっとこちらを読んで頂きたい。

 橋下徹の言論テクニックを解剖する その2

-ありえない比喩、前言撤回、ふっかけ、涙、脅し、言い訳……

 (中島岳志の希望は商店街! マガシン9)

橋下氏は、ここで次のように言います。

絶対に自分の意見を通したいときに、ありえない比喩を使うことがある。(40頁)
たとえ話で論理をすり替え相手を錯覚させる!(41頁)

 たしかに橋下氏は、比喩を多用します。しかし、これは主張を適切に多くの人に理解してもらうためというよりも、自分の意見を通すための「詭弁」であり、「論理のすり替え」を行うテクニックなのです。

 橋下氏が湾岸戦争を持ち出したのは、まさにこのテクニックでしょう!

 大阪市民が瓦礫の受け入れに不安を抱くのは当然だ。

 放射性物質は出来る限り拡散しないように現地で処理する方が望ましい。市議がそのための財政支援を提案したのには合理性があるというべきだろう。

 ところが、橋下氏は、それに対して真面目に検討して反論することなく、

 「金だけ出して世界からバカにされた湾岸戦争の屈辱を思い出す。本当に日本は情けない国になった」

 ・・・橋下氏は、湾岸戦争時に日本は金だけではなく人も出せば(血も流せば)よかったと考えておられるようだ。これは、また別の意味で怖い。

 「すぐ殺されるとか、銃口を突きつけられる問題じゃない。被災地がやってほしいと言っていることを棚に上げ、自分たちでやれることをやるというのは、逃げだ」

 ・・・放射性物質による被害は、直ちに殺されるわけではなくてもじわじわと肉体を蝕むものであるから、また異なる怖さがある。

と述べたという。

 即ち、「ありえない比喩」「たとえ話」で論理をすり替え、あくまでも大阪で瓦礫を受け入れるという橋下氏の意見を強引に押し通そうとしているのである(そりゃ、東京がやっていることだし、大阪でもやる!と言えばカッコはいいでしょうが)。

 これぞ中島氏の言われる「詭弁」によるテクニックだろう。

 本当にやるべきことは、被災地が大阪で瓦礫を受け入れないとどうにもならない切迫した状況であるのか、大阪で瓦礫を受け入れても市民にとって安全なのか、被災地に瓦礫処理のための財政支援をすることとのコスト面での比較等の慎重な検討であろう。

                thunder

 ところで、橋下氏は「民意が重要」「市長は常に民意に注意を払うことが重要」と常日頃言っておられるが、この問題についてはパブリックコメントを募集しないそうである。

震災がれき受け入れに改めて前向き姿勢 橋下市長「意見公募より発信」

 自分が正しいと思ったことであれば「他人の意見を聞くのは二の次」で押し通すというところがまた怖い。

2012年2月23日 (木)

「通俗的イメージの濫用」の繰り返しにうんざりだが。

 そうとう怒っておられるようだ。イライラ感が伝わってくる。

 橋下氏のツイッター→ http://twitter.com/t_ishin

 橋下氏は、今週月曜日に放映されたTVタックルにおける福岡政行教授の批判発言に怒りのツイッターを繰り返している。

 私はネット上で福岡教授の発言を見てみたが、福岡教授は「橋下氏は職員らにイエスマンばかりを求める。」「ヒットラーのようになっている。」「維新の会は大学の同好会のよう」等と発言していた。福岡氏は情報源をはっきりとは言わなかったが、維新の会への入会を誘われた人(大金持ち)や府議、市議周辺の人のようだ。

 橋下氏のこの福岡教授の発言に対するツイッターにおける批判は、例のごとく「通俗的イメージの濫用」の繰り返しだ。 

 橋下氏によれば、政治学者であっても、現実に行政実務に携わった(大臣になったり特別顧問になったりすることのようだ)ことのない学者は、橋下氏を批判することが許されないらしい。

 一方で「批判してもらってもいい」と言いながら、「行政実務を経験した人でないと現場を知らないから橋下氏(とその政策)を批判することは許されない」らしい。

 それじゃ、大方の国民は橋下氏を批判できないんじゃないの?!と突っ込みたくなる。

 その他にも、文句を言うなら「対案を出せ」攻撃もあった。

 対案を出せない人は批判するな、というのはおかしいだろう。現実に対案を出せなくてもおかしい政策におかしい、「改革」という名の「改悪」はやめろ、と言って何がいけないのか。

 大体、この人の学者批判のパターンは決まっている。

 (一方で学者やジャーナリストであっても、橋下氏に肯定的な人に対してはガラッと態度を変え礼儀正しくなり繰り返し「ありがとうございます。間違ったらどんどん批判して下さい。」と言う。その二面性には驚かされる。)

 それにしても、あまりに口汚いののしりようだ。

 私は、懲戒請求扇動事件当時の弁護団や弁護士会を批判する橋下氏のブログを読んでいるので、今さら驚かないが(あのときは、もっと汚い言葉が羅列されていた)。

 こういう方に「教育目標」を設定してもらうことに、本当に大阪府民、市民は抵抗ないのだろうか。

                  thunder

 大阪市職員アンケート事件については、労働委員会から凍結の勧告が出たようだ。

 大阪市アンケート「違法のおそれ」 府労働委が勧告書(朝日新聞)

 当然のことだが、

 労働委員会が労働組合法違反の有無の審査手続きに入る前に、違法性を示唆する勧告書を出すのは極めて異例だ。

 そうである。

 それだけ異例の事態だったわけだ。

 しかし、橋下氏は今度は職員のメールも調査し始めたらしい。

 こちらの方はアンケートと違い違法性の有無については疑問であるが、このような強権的なことばかりやっていると職員が萎縮してしまい業務に差し障りが出ることも考えるべきだろう。

 橋下氏は、直ぐに自治体の運営を大企業の経営にたとえるが、大企業の経営者ならこんなことばかりをやっているとどうなるか、デメリットもよくご存じのことだろう。どなたか進言して下さる方はおられないのだろうか。

 土光敏夫氏がご存命なら、なんとおっしゃるだろうか。

2012年2月22日 (水)

大阪都構想の問題点Q&A

 これは分かりやすいと思う。

 はっきり言って、橋下氏の説明よりも、はるかに分かりやすいし納得がいく。

 橋下知事・大阪維新の会の「大阪都」構想はどこが問題ですか?

  大阪市政調査会HP

 特に東京都の特別区についてのQ&Aは必見です。

 なるほど、財源はこうなっているのか、これじゃ大阪が東京をまねても「おいしい」ことにはならないわな、と思った。

橋下人気に思う。・・・Twitterもどき(2月22日7時35分)

 きょうは、ちょっと遠方の裁判所に出張なので支度中。

 橋下研究はしばらくお休みします。

 本当に何年かぶりに橋下氏を画面で見たが、これは本当に大変だ!というのが私の率直な感想です。

 多くの知識人、文化人が、橋下氏とハシズムに対して果敢な闘いを挑んでおられるということを知り大変心強く思ったものの、正直なところ「これでは勝てないな」と思った。

 もっと橋下氏を研究し(テクニックだけでなく)、どうすれば市民を味方につけることができるかをもっと本気で考えてみるべきだと思う。

 学者や評論家の方々はあまりに紳士すぎるし、あまりに無防備にすぎる

 橋下氏は、弁護士である(あの光市事件の懲戒請求扇動事件と今回の大阪市職員アンケート事件により弁護士の間では弁護士としての評価は既に確定していると思うが)。

 しかも、橋下氏は、独立後損害保険会社の仕事をたくさんしていたようだ。大阪だから相当キツイ相手とも示談交渉してきたのだろう。私もイソ弁当時、少々損保の仕事をしていたので、彼がどういう方々と渡り合ってきたのかある程度想像がつく。そういう交渉の中で培ってきたクソ度胸というものはなかなかマネができないものだ。

 そして、テレビタレントとして「テレビに出る」ということを知り尽くしている。画面にどう映るか、時間の制約のあるところをどうしゃべれば視聴者の印象によいか。

 そういう人を相手に、論理だけで闘うのは容易ではないだろう。テレビで理性を訴えることは至難の技だと思う。

 ハシズムと闘うには、もっと実践的経験のあるブレーンが必要なのではないか。

 このままでは、大阪だけでなく日本全体が、橋下氏とハシズムに乗っ取られてしまうのではないか、という恐怖を感じた。

 ・・・・・本当に日本は、大震災、原発事故、それに近いとされる大地震以外にも、やっかいな化け物を抱え込んでしまったものだ。

 本来、闘うべきマスメディアや政治家も当てにならないし。

 良識あるジャーナリストの方々が奮起されることに期待します。

 一人一人の国民ができるのは、橋下氏の巧みな「思考停止の罠」にはまらないように努力するしかないのだろうか。

 

2012年2月21日 (火)

確かに面白い対談であった。

 先の記事で紹介した論理学教授の話が面白かったので、ネットに上がっていた1月15日放送の「報道ステーションSUNDAY」の橋下氏と山口教授の対談というのを見てみた。

 確かに面白い

 私の感想(まじめな感想でなくてゴメンナサイ。)

・ 橋下氏も山口教授も心底互いを嫌っているのがミエミエ。眼も合わせない。あまりの二人の険悪な雰囲気に長野キャスターも困り顔。

・ 立て板に水のごとく大阪都構想を語る橋下氏。時折口をはさむだけで、終始ムッツリ顔の山口教授。

 でも、私、正直なところ、橋下氏の話、殆ど理解できませんでしたcatface

 ほんとにこれで財政は楽になるの?区割りされて行政サービスがかえって落ちない?山口教授の言われたように各区に対する財源の配分は誰がどういう基準で決めるの?などなどの疑問がわき上がるものの、橋下氏の剣幕に圧されて「そんなものかなあ・・・。分からない私がバカなのかも。」と思えてくる。

 橋下氏があまりに早口で威勢良くしゃべりまくるので、なんだか思考が停止してしまうよう。

 確かにこれは新興宗教の教義を聞いているようだ。疑問を抱くと「バチアタリ!」と言われそう。

 そして、何かというと橋下氏は(さすがに山口教授の顔は見ないものの)「学者は現実を知らないから」「文句言っていればいいんだから気楽なものだ」などと例の

 通俗的イメージの濫用」

を発動する。

 一体何回言っただろう。

 私は、よく山口教授は席を立たないなあ、と感心した。こりゃ、橋下氏とは誰も対談したくなくなるはずだわ。

・ 教育基本条例案については、教育委員会のいいかげんさを強調する橋下氏。

 そして、教師は親と生徒に評価させるべき、教育目標は首長が決めるべき、と主張。

 今の制度下でもちゃんとした教育委員を選び教育委員会に金を出してきちんと仕事をしてもらうことは可能、教師のモチベーションを引き出すことの方が大事、という山口教授。

 もちろん、ここでも、橋下氏の「通俗的イメージの濫用」は直ちに発動される。

 私はこの問題をよく知らないが、教育委員会制度について (文部科学省HP)を見ると、「教育委員は、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命」とあるので、橋下氏がそんないいかげんなことしかやらない教育委員ではなく立派な教育委員を任命すればいいんじゃないの?とか、本当に親と子供に教師を評価させて大丈夫なのか?山口教授も言っていたがモンスターペアレントの問題はどうするのか?一体どういう先生が良い先生だったのかなんて、学生のときではなく大人になってからはじめて分かったりするものなんじゃないの?などなどの疑問がわき上がるものの、例のごとく「制度を変えなきゃどうにもならないんですよ!?」という橋下氏の剣幕に圧され、「そんなものかなあ・・・」という気になってしまう。

 この問題は、とても短時間で結論を出せるような問題ではないように思うのだが・・・。

 しかし、とにかく、聞いていると橋下氏の勢いに頭がまわらなくなってしまうのだ。

・・・・・なるほど、こういうふうに大阪の人たちは、橋下氏に洗脳されていったのか、と

 よーく分かりました。

 そういう意味で、とっても面白い対談(・・・になっていなかったと思うが)でした。

 私は他県に住んでいるので、何も言う資格はないかもしれないが、

 大阪都構想にせよ、教育基本条例にせよ、拙速にことを進めるのは要注意だと思う。

 橋下氏はメリットばかり強調するが、デメリットがないはずがない。

 (私が弁護士だから疑い深いのかもしれないが)メリットばかりが強調される話にはたいてい裏があるものだ。ついつい乗ってしまい後悔することが多いように思う。

(追記)

 大阪都市構想のメリット・デメリットをまとめられた論文がありました。

 大阪都構想のメリット、デメリット、論点を考える 村上弘氏

 大阪市政調査会HP がこの問題に詳しい。

「通俗的イメージの濫用」なんだそうだ。

橋下氏が議論に強い理由の一つ 論理的でない突飛な発言にあり

 2012年2月10日(金)16時0分配信 NEWSポストセブン

なぜ名だたる論客たちが、氏に論破されてしまうのか。

 論理学が専門の三浦俊彦・和洋女子大学教授は、「必ずしも論理的だから議論に勝っているわけではない」という。

 三浦教授が注目したのは、『報ステ』の中で、作家の渡辺淳一氏が橋下氏にエールを送ったあとの山口教授とのやりとりだ。一部引用する――。

渡辺:しばらく(橋下氏に)やらせたいな。

橋下:ありがとうございます。問題がある時には現実を知っている渡辺さんのような方に批判を受けるのは大賛成なんですけどね、学者なんて何にも知らないのにね。

山口:小説家が現実を知ってるの?

橋下:知ってますよ、小説家なんて現実知らないと、そんなの売れる本書けないですよ。学者の本なんて全然売れないじゃないですか。

――山口教授の、苦虫を噛みつぶしたような表情……。

「本が売れる・売れないという“自然的な事実”と、現実を知ってるか知らないかということは、別次元のことです。ところが、これを直結させて論じている。これは、論理学的には『自然主義の誤謬』と言います」(三浦教授)

  このような論理的ではない突飛な発言に、論理で返すのは難しい。仮に山口教授が「学者の本は売れないが、現実は知っている」と反論しても説得力がないだろう。

「ここでは橋下氏は、論理学的に言う『通俗的イメージの濫用』もしています“学者は一般社会のことを知らない”というイメージを山口教授に一方的に当てはめて、自身の発言を補強しているわけです」(三浦教授)

“学者なんて……”というレッテルで攻められれば、相手はその「通俗的イメージ」そのものへの反証を含めて応じなければならない。テレビ討論でそんな時間はないから、やはり橋下氏の“強さ”が印象づけられることになる。

 私たち弁護士も、法曹養成制度や弁護士需要などについて、「学者の先生方は現実を知らない」とよく言っている。

 確かに法学者(特に憲法学者)の方は、弁護士の具体的な仕事の内容や事務所経営のことなどご存じないだろうから、そういう意味ではこの言い分は間違ってはいないだろう。

 しかし、この山口二郎・北海道大学教授は、こういう方である。

  http://www.yamaguchijiro.com/?pid=1

 http://yamaguchijiro.com/

 確かに地方自治体の細かい政策や実務などはご存じないであろうが、行政学を専門としているのであるから、政治理念や政治手法などは研究対象だし著書もたくさんある。

 少なくとも、小説家の渡辺淳一氏よりは政治の現実のこともご存じなのではあるまいか。

 それを、面前で、

橋下:ありがとうございます。問題がある時には現実を知っている渡辺さんのような方に批判を受けるのは大賛成なんですけどね、学者なんて何にも知らないのにね。

橋下:知ってますよ、小説家なんて現実知らないと、そんなの売れる本書けないですよ。学者の本なんて全然売れないじゃないですか。

 とは随分と失礼な発言だ。いくらなんでも礼儀を失しているだろう。

 学者は本が売れないと評価してもらえないのか。「売れる本を書く人こそがえらい」というのはいかにも橋下氏らしい。

 この記事の論理学の先生の言われる「通俗的イメージの濫用」。覚えておこう。

 

「リア充批判」と「ガラガラポン幻想」ねえ。

 中島岳志氏の橋下研究が面白い。

 若者にも分かりやすい言葉を使っている。

中島丘志「橋下主義=ハシズムを支えるもの」(『週刊金曜日』12/23・1/6合併号)

市民社会フォーラム

 このブログでは中島氏の言葉を紹介している。

<一つ目は「リア充批判」>で、「リア充」とは<「リアルな生活が充実している」ことを意味するインターネット用語>であり、
<ネット上の掲示板には、現実政治克に不満を持つ人間による「リア充批判」が溢れかえっている。
このリア充批判派は、丸山眞男のいう「引き下げデモクラシー」と通じる。
自分たちより恵まれた立場の人たちを引きずり下ろすことに溜飲を下げ、その実現に執着心を強めるあり方は、まさに橋下氏の提示する政策と合致する>

<二つ目は「リセット願望」><「ガラガラポン」への幻想>です。
<暗礁に乗り上げているかのように思える日本社会、
出口が見えない中、重苦しい閉塞感が漂うと、人々の間には「ガラガラポン」幻想が広がる。
とにかく、現在の現状を一気に打破してほしい。
固定化した構造を流動化してほしい。そんな「リセット願望」が共有され始める。
橋下氏の「大阪市役所をぶっ壊す」というスローガンは、そんな「リセット願望」と呼応した。
そして、この願望は「リア充批判」と一体化し、強力なハシズム推進力となる>

 リア充批判とガラガラポン幻想。なるほど。

 今の日本の政治、経済、社会の状況からすれば、誰もがこういう気持ちに陥りやすい。納得。これだからハシズム推進力は強烈なのか。

 世の中には、リア充なんかよりも、もっと批判の対象となるべき巨悪があると思うが、そっちにはなぜか攻撃の矛先は向かないようだ。

 橋下氏を市長選で圧倒的に支持したのは20代、30代の若者層だそうだ。

 橋下人気は「若者の圧倒的支持」にある(日刊SPA!)

 確かに40代にもなると人間懐疑的になるが、30代位までだと素直に期待してしまうのかもしれない。

 一種の新興宗教の魅力に近いものがありそうだ。

 なにせ日本人にはオウムの歴史があるからなあ。

 オウムにはもっとあからさまな「ガラガラポン願望」があったし、「リア充」だからかどうかは分からないが特定の人間や組織への暴力という攻撃があったが。

 現実に失望していると、ついつい「救世主」を期待してしまう。

 そういえば、今ワイドショーが騒いでいるオセロの中島さんも同じような状況なのではないのか。

 救世主が善人ならいいのだが、そうでないときは大変悲惨な目に遭うことになる。

 ・・・この機会に橋下研究を続けます。

2012年2月20日 (月)

ハシズムとの闘いには凄まじいものがあるようだ。

 あんまり関心がなかった(というより「橋下氏」と「大阪」を避けていた)もので、知りませんでした。

 日本の知識人は「ハシズム」に対して既に立ち上がっているんですねぇ。ちょっと感動してしまいました。

 これに対するハシズム信奉者の攻撃もまた凄まじい・・・。

 (光市事件のときに橋下氏を批判した者に対する攻撃とよく似ている。)

 既に「橋下研究」も相当進んでいるようだ。

 この方の分析は大変面白い。

 橋下徹の言論テクニックを解剖する(マガジン9)

   (中島岳志北海道大学准教授)

 (橋下氏の書いているテクニックって多かれ少なかれ弁護士や裁判官は示談や和解のときに使っているので、以前にちょっと読んだときは「これって本に書くようなものかいな」と苦笑いしたものですが・・・。)

                   typhoon

 こういう状況は、ナチス台頭初期に、トーマス・マン(後に亡命)などの知識人が反ナチを民衆に訴えていたときに似ている。

 (但し、当時トーマス・マンの演説は難しすぎて不評だったらしい。)

 今の大阪はこのブログのコメント欄で「大阪の弁護士」さんがおっしゃっているような状況なのでしょう。

 われわれは一体どのようにして「現代のファシズム」=「ハシズム」と闘えばいいのか。

 たしか本棚に昔読んだエーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」があったはずだから、読み返してみようか。

 フロムは確かファシズムに陥らないための提言をしていたと思う。

 学者の方々はフロムの言葉を現代にも分かりやすくよみがえらせてもらえないか。

                   typhoon

 国民に政治への希望を失わせた自民党と民主党には大いに責任があると思う。

 ドイツでも第一党の社会民主党の責任は大きかった。

 ナチスとは正反対の立場にあるはずのドイツ共産党ですら、ナチスの本性を見破れず、ナチスの台頭を後押ししてしまった。

 「歴史は繰り返す」というのは本当だとつくづく思う。 

 政治家の方々は権力闘争にばかり目を向けていないで、ハシズムを甘く見ず「民主国家を守ること」を第一目標にして頂きたいと思います。

                   typhoon

 こちらのウォール・ストリート・ジャーナル(日本版)の記事は興味深い。

「ハシズム」論じる学者、橋下市長との議論かみ合わぬまま

 金井啓子のニュース・ウオッチ

ファシズムの本質は国民が1人の指導者、あるいは1つの党派に白紙委任状を渡してしまうことだと思う。その背景には、社会に対する国民の怒りや不満がある。「このリーダーなら、この組織なら悪い社会をより良く改革してくれる」と期待してしまう。今の日本は政治や経済に失望している国民が多いだけに、英雄待望というか、世の中をぐいぐい引っ張ってくれる指導者が世に出ることを熱望する社会なのだと思う。しかし、その指導者が本当に国民のために働いてくれる人なのか、それともヒトラー的な危険人物なのか、いざフタを開けてみるまでは誰も分からない。だからファシズムを防ぐには、理想の指導者などこの世に存在しないということを、まずは理解することではないか。民主党政権をみればわかるように、期待が大きすぎるから裏切られたときの失望感も大きい。どんな人間も五十歩百歩。何でも解決してくれる人間などいない。

  橋下氏を信奉される方々が橋下氏に「英雄」を期待する気持ちはよく分かるが、実際には「英雄」などいないと諦めた方がいい。

 私は、最低限、ウソをつかない、約束したことは守る、どうしても守れないときはその理由をきちんと説明する、取るべき方策の目的や結果の見通し(悪いものも含めて)についてきちんと説明する、という人でないと大事なことを頼む気持ちになれない。

 橋下氏はこのような人とはほど遠い人物だと思う。

 なにしろ、平気でウソをつく、平気で憲法違反をする

 そんな人に白紙委任状など渡す気持ちには到底なれない。

 私はこの記事に紹介されている朝まで生テレビの対談は見ていないが、ネット上での評判は知っているし、どういうことになったのかおおよその想像もつく。

 香山リカ教授も薬師院仁志教授も、こういう人が相手の場合、相手の土俵に乗っちゃダメでしょうに。最初から橋下氏の策に負けている。

 前記の中島岳志准教授であれば、もしかしたら一対一で闘えるかもと思うのだが、どうなんでしょう。まあ、「議論」といえるようなものにはならないかもしれないが。少なくとも橋下氏の本性をあぶりだせるような気がする。期待しちゃダメでしょうか・・・。

 ともかく、日本の知識人の方々が「反ハシズム」を訴え続けることに期待します。

きょうは光市事件の最高裁判決の日だった。・・・Twitterもどき(2月20日午後6時15分)

 ブログのアクセスがやたら多いことで気づく。

 私は、特に感想はありません。結果は分かっていたことですし。

 それよりも、あの橋下懲戒請求扇動事件から既に5年近くが経過したということに感慨を覚えます。

 このときにあのアンケート事件がきっかけで「ハシズム」と闘っていこうという気持ちになったのには、何か因縁めいたものを感じます。

                libra

 思えば、あの扇動事件こそ、橋下氏の「ハシズム」の最初の発現だったのかもしれない。

 このときは「死刑廃止のために事件を利用している」とレッテルをはられた弁護団(実際には弁護団はこの事件の弁護をしていただけで死刑廃止が目的ではなかったのに)が橋下氏の「仮想敵」とされた。

 橋下氏のテレビによる懲戒請求の扇動はあからさまだった。橋下氏の扇動によって人々の本村氏に対する同情と被告人に対する怒りが一挙に弁護団に向けられた。

 橋下氏は刑事弁護人は国民に対して弁護の内容を説明する責任がある、弁護団は説明不足だとまで主張した(弁護団は既にネット上で記者会見をしているというのに。テレビ局が放映しないだけだったのに)。

 橋下氏の本質はあのときと全く変わっていないということを、今回のアンケート事件で実感した。

                libra

 数々の攻撃に、弁護団の方々はよく耐えられたと思う。

 本当にお疲れ様でした。

 

2012年2月19日 (日)

難波は大変なことになっているようだ。・・・Twitterもどき(2月19日午後3時50分)

 橋下氏がどうしてそんなに評価されるのか、3年間の大阪府政でそんなに実績を上げているのかと思い、ネット情報を見てみたら、驚いた・・・。

 この方のブログが分かりやすい。

また裁判の被告になる橋下市長 大阪市職員の思想調査アンケートは憲法違反 住民訴訟提起は必至 続報あり(徳岡宏一朗弁護士のブログ)

 WTC(ワールドトレードセンター)ビルのことは知らなかった。こっちではあまり報道されていないのでは。

 せっかく福祉切りをして細かく節約しても、こんなところでドサッと税金を使ってしまうとは・・・。

 購入する前に耐震チェックなどしなかったのだろうか。

 東北大震災の前から東南海地震などは近いと言われていたはずだが。

 既に住民訴訟にもなっているとのこと。

                diamond

 こちらにもビックリ!

 大阪府市統合本部の無能がまた露呈 特別顧問堺屋太一氏提案の大阪10大名物のトンデモぶり!

 道頓堀川を2キロのプールにねえ・・・bearing

 (こりゃ、大阪弁護士会の広告塔やCM程度じゃ、大阪人は驚かないはずだわ・・・sad。)

 なんとなく、あの国会での野田首相のシロアリ答弁の意味が分かるような。

   私の過去の関連記事:シロアリ騒動・・・期待できない政治

                spade

 もう大阪のことだから、と無関心でいてはいけないだろう。

 橋下氏が国政に打って出る前に、大阪府政、大阪市政の功罪をしっかり総括すべきでは。

 マスコミも、橋下氏の生い立ちなどではなく、もっと橋下氏の政治家としての手腕は実際にはどうなのか(口で言っていることではなく、実際に行ったこと)をきちんと検証すべきではないのか。

 ご本人のインタビュー記事ばかり書くのではなく、こういう地道な作業が必要でしょう。

 この方に本当に国政が任せられるのか、国民にしっかり情報を提供してほしい。

 それがジャーナリズムの役割だと思う。

2012年2月18日 (土)

日本は今、大変危険な曲がり角に来ているのではないだろうか。

 この1週間の大阪職員アンケート事件を振り返ると、私はゾッとする。

 正直、橋下氏をここまで危険だと思ったことはなかった。

 光市事件のときにテレビで懲戒請求を煽っている姿を見たときも、唖然とはしたが、ここまでの危険は感じなかった。

 懲戒請求など認められるはずもないことは分かっていたし、弁護士なのに何をばかなことを言っているのかと驚きあきれはしたが、危険だとか怖いとかいう気持ちはなかった。

 しかし、今度は違う。

 橋下氏はいまだにあのアンケートが憲法違反であることを認めていないが(野村弁護士の方には十分認識があるようだ)、こういう人権感覚を持っている人が現実に大都市の府知事や市長となり、そして近い将来日本の総理大臣になってしまうかもしれないのだ。

 どうして、大阪の人たちはそんなにこの人を評価するのだろう。

 今週はいろいろとネット上で橋下批判を公表している評論家の方々のブログを読んだり、橋下氏を熱狂的に指示している人たちのブログやコメントを読んだりして、だんだんと理解できるようになってきた。

 「ハシズム」という言葉は聞いてはいたが、こういう意味かと改めて思い知った。

                 cloud

 私は、何も読まずに、今の日本の社会情勢はヒットラー台頭期のドイツと似ているし、橋下氏自身もヒットラーとの共通点が多いと漠然と思ったのだが、同じように考えている方々がたくさんおられることも知った。

  ドイツ文学者、評論家の池田浩士教授の講演録。

 「橋下政治(ハシズム)とファシズムー「国民」はなぜ支持するのか?」

 やはりヒットラーと揶揄された小泉政権下の新自由主義によって格差社会に陥ってしまった日本で、多くの国民が抱いている閉塞感や被害感情。

 そういう国民の抱く「負の感情」をあおりたてて仮想敵に向けさせ、「仮想敵から既得権益を取り上げれば何もかもうまくいく!」と豪語する橋下氏。

 しかし、橋下氏を熱狂的に支持する人たちや政治家やマスコミは、あのアンケートの橋下氏の署名入りの文面を冷静な眼で今一度読んで頂きたい。

 私は一読してゾッとした。橋下氏の本性を実感した。

 橋下氏と闘っていくには池田教授の言われるような「想像力」が必要なのだろう。

 こういうアンケートを受け取った大阪市の職員(勤務中に政治活動をするなどの違法行為をしていた職員は実際にはごく一部だろう)の気持ちを想像して頂きたい。違法行為をしている同僚を知っていたら密告せよ、密告しなければ懲戒処分だ、と言われたときの気持ちを想像して頂きたい。

 しかし、そういう想像力がなかなか働かない方々もみえるし、マスコミを味方につけての攻撃に対抗するのは実に大変だろう(私も光市事件のときに十分経験させてもらった)。              

 しかも、橋下氏は次々と「仮想敵」を変更してくる(タレント弁護士当時は光市事件の弁護団や弁護士会だったことはご存じのとおり)。

                 typhoon

 仮に橋下政権が誕生すれば一体どうなるのか。橋下氏の政治目標や政治理念が何か今はまだ何も分かっていません。

 彼はタレント弁護士時代、平気で「政治家と弁護士はウソつきのはじまり。」と言っていたし、実際にも大阪府知事立候補のときにウソをつきました。改憲論者であり徴兵制や核武装も肯定していました。政治家になったからといって、その本音や本性が変わっているという保障はありません。

 ドイツの不幸な歴史について少し関心を持って下さい。

 ドイツ人は世界で最も理性的な民族と言われていたのに、どうしてああいうことになってしまったのか。 

 政治家や有識者の皆様は、無批判に橋下人気にすり寄るようなことはなさらず、橋下氏に対して冷静な評価をして頂きたいと願います。

 戦間期のドイツにおける政治家や知識人がどうしてヒットラーの台頭を阻止できなかったのかを知ることはとても参考になると思います。

 ひとはいま、現在の時点からナチスを途方もない悪魔的政治勢力と考えがちである。その本質を見抜けなかったのは、バカみたいに思いがちである。しかし、ナチスは、ほかの政党とそんなにちがいのない、ただ若さと野蛮と騒々しさにおいて際立った、多くの政党のなかの一つ(one of them)にすぎなかったのではあるまいか。

 「ヒットラーがそこへやってきた」(西義之著 文藝春秋)234頁

 日本では池田教授の言われるようにマスコミがこんな状態なので、ヒットラー台頭前のドイツよりももっと大変かもしれません。インターネットの普及は多少の救いにはなるでしょうが、やはり巨大メディアの情報発信力にはかないません。

 今はただ、国民の理性に期待するほかありません。

ようやくマスコミも報道し始めた。・・・Twitterもどき(2月18日午前9時30分)

 昨夜の記者会見を受けて、ようやく大手新聞、テレビも大阪市職員アンケート問題の報道を始めたようだ。

 遅いよ!

 記事を紹介したいところだが、(私はこれから仕事や家事があるので、ちょっと手間を省かせて頂いて)関心のある方はグーグルで、「橋下」「大阪」「アンケート」で検索されると、一杯記事が出てきますのでご覧下さい。 

               sun

 今回対応が早かったのは、労働組合はもちろんのことだが、弁護士会と共産党の志位委員長だろう。

 志位委員長は、橋下氏のことを「ヒットラー」にたとえている。

  橋下市長はヒトラー?志位氏「独裁政治」と批判(読売新聞)

 (志位氏は、もちろん「ドイツ共産党」の歴史もよくご存じだろう。

 ドイツ共産党がヒットラーとナチスの躍進を阻止できなかった、それどころか一時期ナチスと共闘までしてしまった、という暗黒の歴史が脳裏をよぎったに違いない。)

                 sun

 東京新聞の筆洗の筆者と朝日新聞の橋下番記者にはジャーナリストとしての良心を感じました。

 そして、私は、弁護士会も今回のことで大変見直しました。会長声明はすばやかった!

 (日弁連会長選の再投票にはぜひ会員の皆様は行って下さいね!)

 アンケートが開封されてしまっていたら、取り返しのつかない人権侵害が生じるところだった。

 そして、ナチスドイツと今の日本が違うのは、インターネットが普及しているということ。

 多くの有識者や良識のある一般市民がブログやツイッターで声を上げたことも大きかったと思う。

 本当にこんなアンケートがこのまま実施されていたら、「日本は民主国家か!?」と世界の笑い者になるところだった。

 これからは、アンケートの撤回・アンケート用紙の廃棄、橋下氏と野村弁護士の責任問題が焦点となるだろう。しかし、それはじっくりとやればいいし、「しっかりやってやるぞ」という人(弁護士も含む)がたくさんいることだろう。

                sun

 橋下氏は職員に「踏み絵」を踏ませるつもりで、ご自身がとんだ「踏み絵」を踏んでしまったと思う。

 この事件で、橋下氏と大阪維新の会の国政進出に警戒心を抱いた人も多いだろう。

 私も今までは「大阪のことだから大阪人が決めればいい」と思っていたが、これからはそうも言っていられなくなった。

 とにかく、日本国民は橋下氏と大阪維新の会の動向には眼を光らせている必要がある、油断大敵!ということだけはこの事件ではっきりした。

 橋下氏については光市事件のときからの因縁もあるし、この事件を契機にいろいろと知ったこともあるので、時間のある限りこれからも記事に取り上げていこうと思う。

2012年2月17日 (金)

大阪市職員アンケート凍結!

 野村弁護士は記者会見をしたようだ。

 朝日新聞の橋下番記者のツイッター

速報的につぶやきます。大阪市職員アンケート問題で、市側の調査担当の野村弁護士は調査を「凍結」することを明らかにしました。事態が大きく動きました。橋下氏は「僕自身は問題ないと思っているが、弁護士の判断に委ねる」と発言。

 当然の結果だ。

 野村弁護士がどういう弁明をされたのか、大変興味がある。

 どこかで記者会見の模様を報道していないだろうか。

(追記)

 野村弁護士がこんなことを言われているビデオを発見。

 野村修也 中央大学教授 「司法の聖域を解体せよ」(ダイヤモンドオンライン)

 年金問題について「国民にまずあやまることが大事」とおっしゃっています。

 さて、ご自身が特別顧問として監修をされていたアンケートの問題については、記者会見ではどういう対応をされたのだろうか。

 ぜひとも知りたいものだ。

(追記2)

 橋下氏の組合対策に痛手?大阪市職員アンケート、開封を凍結(産経新聞)

 いかにも産経新聞らしい表題のつけ方。

 野村弁護士の発言はこれだけ?

 朝日の番記者に期待!

 橋下市長「違法」政治アンケート開封凍結(日刊スポーツ)

 こちらの表題はかなり辛辣だ。

 野村氏は会見で、アンケートの実施主体は自身を中心とする第三者の外部チームだと主張。日弁連などの「憲法が保障する思想良心の自由を侵害する」との指摘について、市長が実施主体でないため問題ないとの認識を示した。

 ただ橋下市長は14日、「(アンケートを)依頼しているのは僕。全責任と全権限は僕にある」と記者団に述べており、説明に食い違いが出ている。(共同)

 野村氏の弁明は苦しすぎ。

 最後の一文は辛辣!

 新聞社によってこうも違うのね。

日弁連の会長声明も出た。

大阪市のアンケート調査の中止を求める会長声明(日本弁護士連合会HP)

 こういう声明について、すぐに弁護士会は左寄りだからと言う人がいるが、このアンケートは憲法の基本的人権の侵害が問題となっているのであって、右であろうと左であろうと関係ない。

 私は右でも左でもないが、どうみてもあの橋下市長の署名入りの文面はいきすぎだろう。

 マスコミはもっとこれは報道して問題とすべきだろう。

 憲法学者ももっと声を上げるべきだろう。こういうときのための憲法学者ではないか。

・毎日新聞の記事

<橋下・大阪市長>政治活動の職員アンケで日弁連など猛反発

    2月16日(木)20時27分配信

・水口洋介弁護士のご意見

 橋下徹氏の手法

  夜明け前の独り言 弁護士 水口洋介

   もしそうなら、橋下氏はこのアンケート騒動で一体何をねらっているのか?

朝日新聞の「橋下番」

 橋下市長のぶらさがり会見の内容などを伝える朝日新聞の番記者のツイッター

 http://twitter.com/#!/asahi_hb

 大阪市役所職員に対する組合活動に関するアンケート調査、憲法改正(憲法96条、9条の改正)についての質問と橋下氏の回答は必見です。

 「違憲・違法な行為がなされても後の手続で修正されるからいいでしょう」という橋下氏の考えは、まさに「事前規制より事後規制」という新自由主義的発想だが、一旦侵害されてしまった権利が事後には回復されないことが多いことは弁護士経験から分かっていないのだろうか。

 憲法改正の要件を緩和した後、一体何をめざすのか、橋下氏は回答を避けている。何のために憲法改正の要件を緩和するのか、改正後憲法のどの条文のどのような改正をめざすのか、そこが一番重要でしょう。その回答を避けるということに、ますます不信感が募る。

・・・この朝日新聞の橋下番記者のツイッターは面白い。

 産経新聞のように橋下特集を組んで、ネット上にも記事を公開してもらえないだろうか。

2012年2月16日 (木)

東京新聞の筆洗

 全く同感だ。

 東京新聞 コラム 筆洗

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012021502000041.html

 あのアンケートを問題視して大きく取り上げている新聞やテレビを私は知らないが、この筆洗の筆者のように

しかし、いくら問題の多い役所としても、密告を奨励するアンケートを強行する人権感覚には慄然(りつぜん)とする。

というのが日本国憲法下に生きる普通の日本人の感覚ではあるまいか。

 どうして他のマスコミはこのアンケートのことを大きく取り上げないのか。

 そこがまた底知れず怖ろしい。

やっぱり怖い!橋下氏の台頭

 この人のブログを読んでますます怖くなった。

 森田実の言わねばならぬ【137】 (森田実の時代を斬る)

 総選挙になって橋下大阪府知事をリーダーとする新党が登場すれば、民主党と自民党は共倒れになる可能性があります。橋下府知事が絶対権力者になると、暴走するおそれ大です。1920年代、30年代のイタリアのムッソリーニのファシスト党やドイツのヒトラーのナチス党のようになるおそれがあります。橋下府知事の大進撃を阻止するためには、非常手段ですが、民主と自民が手を結ぶしかないと思います。民主と自民が喧嘩ばかりしていたら、橋下政権ができてしまうかもしれません。橋下府知事はファシズムに向かうおそれがあります。橋下ファシズム阻止の大連立という構想についてはどう思いますか?

 ネット上で「橋下」「ファシズム」で検索すると、一杯いろいろな記事が出てくる。

 この方の話も大変興味深い。

  「橋下旋風に潜むリスク」 - 森永卓郎(BLOGOS)

 橋下市長の言っていることは、8割方正しい。だが、正しいからこそ危険なのだ。ファシズムは大抵の場合、正しいところから始まるのであり、民衆の熱狂が育てていく。ファシズムを防止できるのは、多様な意見の存在だ。橋下市長の一番怖いところは、それを認めないことだ。いまや評論家のなかで橋下批判をする人はほとんどいなくなってしまった。当然だ。批判をすれば、市長本人から攻撃を受けるだけでなく、熱狂している8割の国民の反感も買う。よいことなど何もないのだ。

 森田氏も森永氏も、橋下氏台頭にひそむ怖ろしさというものをよく理解されていると思った。

                 libra

 「ヒットラーがそこへやってきた」」(西義之著 文藝春秋)をまた読み返してみると、今の日本の状況は当時のドイツの状況とかなり類似しているように思う。

  戦争にも匹敵する衝撃的な大震災と原発事故の後であること

  経済不況による中産階級崩壊の危機

  既成政党に対する国民の不信感の増大

  既成政党の対立抗争による自滅

  現体制に希望が持てず閉塞感を抱く国民が多いこと

  若者を中心にナショナリズムが強まっていること

  マスコミのポピュリズムへの迎合

などなど・・・。

 そして、橋下氏自身も、

  貧しい家庭に育っていること

    ナショナリスト

  自分が正しいと思うことが目的であればたとえ違法の疑いのある方法であっても強引に実行しようとする

  威勢良く人を引きつけるしゃべり方をする

  エネルギッシュ

  反対意見を述べる者をとことん攻撃する

  市民が蓄積させている不満のはけ口となるようなターゲットをつくる

 (ヒットラーの場合は、ターゲットは富を独占しているとドイツ人に敵視されていたユダヤ人であった。橋下氏の今のターゲットは、さしずめ「公務員」「労働組合」「教師」「教育委員会」、そして自分を排斥した「弁護士会」であろう。)

 というところなど、ヒットラーに似ているのではないか。

                 libra

 あのようなアンケートを「いかなる理由があろうとも」平気で実施しようとする首長(私の頭の中では既にこの人は弁護士ではない)というのは、本当に怖い。

 十分にヒットラーになりうる素質があると思う。

 今までは大阪限定の政治家だと安心していたが、今や橋下氏と大阪維新の会は全国民が冷静に監視すべき対象であると思う。

 皆様には「ヒットラーがそこへやってきた」(西義之著 文藝春秋)をお読みになることをお勧め致します。ヒットラーに対する固定観念が打ち砕かれます。

 ヒットラーは、他の政党の政治家や知識人たちが過小評価をしている間に次第に勢力をのばし、政権を握るや不況下における経済政策にも成功し、ますますドイツ国民の信望を得て独裁政権を確立したのである。その意味で、大変有能な政治家だったのだ。

 この本は既に絶版になってしまっているようだが、出版社には文庫本で再出版してもらいたいものだ。

 この本を読むと、きっと愕然とされると思う。

 過小評価していると、気がついたときには手遅れということにもなりかねない。

 政治家の皆様にもこの本はぜひ読んで頂きたい。

 ヒットラーの人気を利用しようとして逆にナチスの政権掌握に利用されてしまった政治家、徒花にすぎないと見くびって抑え込むのは容易だと油断し結局ヒットラーの政権掌握に力を貸してしまった政治家らについてのくだりなどは、特に読んで頂きたいと思う。

(関連記事)

次の政権「『民主・自民以外』が最多」の衝撃 橋下維新塾には3000人超が応募

  (J-CSATニュース)

2012年2月15日 (水)

これは怖い!大阪市は一体どこに行こうとしているのか?

 2月は時間的にも精神的にもきついので、ブログは当分お休みするつもりだったのだが・・・。

 このボ2ネタのコメント欄を見て、ちょっとだけ書く気になった。

 大阪弁護士会はこのような会長声明を出したようだ。

大阪市職員に対する労使関係に関するアンケート調査の中止を求める会長声明

  (大阪弁護士会HP)

アンケートの内容はこちらのブログに紹介されている。

橋下大阪市長の前代未聞の違法な組合攻撃 (中村和雄弁護士のブログ)

 確かに、少なくともQ6とQ7はすごい内容だ。

 ナチスドイツのゲシュタポの密告制を思い出した。

 これは裁判闘争に発展するかもしれない。

過去の私の関連記事:

 「ヒットラーがそこにやってきた」(西義之著)を読み返して

 民主主義だからと油断しているとヒットラーはすぐにやってくる。

 ニコニコしていたり、ダジャレを言うからといって、ヒットラーでないとは限らない。

 「正しいこと」は必ずしも「分かりやすいこと」とは限らない。そして、「分かりやすいこと」が必ずしも「正しいこと」とは限らない。

(追記)

 こんなことになっているようだ。

 こちらでは勇ましいが、

「日本一あてにならない」 橋下市長が大阪弁護士会の声明を痛烈批判(産経ニュース)

 こちらでは橋下氏も野村弁護士もさすがに腰が引けている。

橋下市長、職員調査「法の範囲で」 質問の見直し示唆(朝日新聞デジタル)

 野村弁護士はアンケート調査の文面を本当に読んでいるのだろうか・・・。

2012年2月14日 (火)

急にやる気が出る。・・・Twitterもどき(2月14日午後3時10分)

 あること(何かは内緒)に、ものすごく腹が立ち、ものすごくやる気が出てきた。

 ここのところ、弁護士会がらみ(派閥選挙のイヤらしさも含む)のことで、弁護士や弁護士会に嫌気がさしていたのだが、仕事のことであまりにひどいものを見て、急にやる気が出てきた。

 時々は、こうやって怒らせてもらった方がいいのかもしれない。

 ということで、当分仕事に専念します。

 書面書きに没頭しようと思う。

 しばらくブログはお休みさせて頂きます。

 

2012年2月13日 (月)

東京の派閥についてジャーナリストは取材してほしい。

 昼休みに、日弁連会長選2期連続再投票の行方元「法律新聞」編集長の弁護士観察日記)を読む。

 おそらく状況分析はこのとおりだろう。

 今度の再投票は、先回の再投票のときに比べて、宇都宮候補は相当苦しいだろう。

 それも全て東京の特異な票の動きのためだ。

 東京の票の動きがもっぱら派閥の力によるものなら、一体どうして派閥にそのような力があるのか、どなたかジャーナリストの方が本格的に取材して頂けないものだろうか。

 派閥の解明がなされない限り、弁護士の「生態」の解明は無理でしょう。

 東京、大阪の派閥の意向によって、日弁連の代表者や政策が全て決まってしまうというのは地方の弁護士にとってはたまらない。

2012年2月11日 (土)

東京三会の票の不思議。

 名古屋にいると、東京の票の動きが不思議でならない。

 平成24年度・同25年度 日弁連会長選挙 仮集計途中経過報告

東京弁護士会は、投票率74.19%で、山岸候補が圧倒的に強い(宇都宮候補の約3倍)。

第一東京弁護士会は、投票率45.28%で、山岸候補が圧倒的に強い(宇都宮候補の約4倍)

第二東京弁護士会は、投票率50.46%で、尾崎候補が圧倒的に強い(宇都宮候補の約3倍、山岸候補のなんと約6.5倍!)

                   libra

 組織票が動いたとしか考えられない。

 大阪でも山岸候補が勝っているが、票差はそれほどではない。大都会だからという理由ではないだろう。

 東京ではどうしてこんなことになるのか?

 どなたか教えて頂きたい。

 「多様な人材を法曹に!」というかけ声で法曹増員がなされたわけだから、多様な人材、多様な価値観を持つ弁護士が(特に東京のような大都市では)多いはずなのに、どうしてこうも一定方向に足並みが揃うのか、私などには全然理解ができない。

 

2012年2月10日 (金)

また再投票かぁ!

 また前回の会長選と同じパターンに・・・gawk

 当選者出ず、日弁連会長選は再投票に

   産経新聞 2月10日(金)18時54分配信

   毎日新聞 2月10日(金)18時39分配信

 私は、こうなるんじゃないかなぁ、と予想していました。

 しかし、ここまで山岸候補が東京、大阪で強いとは思っていませんでした。

 派閥の力って、いまだに強いんですねえ。

 こちらで各単位会の集計が見れます。

 日弁連会長選挙速報(6)

   (夢を追い続ける車椅子の弁護士吉峯康博)

日弁連の仮集計表です。

http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/updates/data/2012/2012_2013_syukei.pdf

 

選挙に行ってブログを読んで。・・・Twitterもどき(2月10日12時25分)

 午前中に用足しもかねて裁判所と弁護士会館に行き、日弁連会長選挙の投票をしてきた。

 いつもは閑散としている弁護士会館だが、さすがに今日はエレベーターが満杯だった。

 戻ってから、少し仕事をして、昼休みに他の方のブログを読む。

  猪野亨弁護士の ある少額事件訴訟(日本裁判官ネットワークブログ)

  白山次郎裁判官の ある少額訴訟事件(裁判官ネットワーク)

 私も書こうと思っていたことは、PINEさんが既に書いて下さっていた。

  裁判官としてやれることはやったと思う。PINE's page

 ホント、いくら裁判に勝っても、取れなきゃ意味ないのである。弁護士としては、無駄になると思われる裁判のご依頼を(ご本人がそれでもいいからと言われない限り)着手金をもらって受けるわけにはいかないのである。

 この白山裁判官の記事に対する他の弁護士のコメントも大変興味深い。

                 libra 

 白山裁判官は、とても誠実な方のようだ。裁判官ネットワークの他の記事も拝見したが、離島に赴任する際のご家族とのやりとりの話などは涙ものである。

 そういう方であっても、やはり弁護士の現実の仕事についての理解はこの程度なのだ(私には批判コメントを書いた弁護士の気持ちがよく分かる)。

 一般市民の方々にはなおさら遠い世界のことだろう。こういうことを理解して頂くのは大変だと思った。

                           libra

 私は、日本人にはADRが向いていると思うし、簡易裁判所や家庭裁判所の調停はもっと利用されてもいいと思う。

 そのためには、簡易裁判所や家庭裁判所がもっと便利な場所(たとえば駅の構内とかショッピングモール内)にあってもいいと思っている(確かドイツではそういう場所にあったと思う)。

 そして、休日にも利用できるようにする、もっと宣伝をするなどして、国民に利用しやすく親しみやすくするような工夫がなされてもいいと思う。

 弁護士を増員するよりも、簡易裁判所の裁判官、家庭裁判所の裁判官、書記官、調査官、調停委員を増員し、国民が公的機関によるADRを受けやすくする方が、よほど「市民のための司法改革」になるのではないか。 

きょうは日弁連会長選挙の日。

 私はあんまり気乗りがしないのだが、ノーを突きつけるために投票に行きます。

 棄権して、おかしな方が会長になってしまい、ガッカリしてあとで文句を言うよりもいいかと思ったから。

 弁護士会に対する失望感は変わらないですけどね。

 若手会員の皆様も、派閥の言いなりになるのではなく、ご自身の判断で投票して頂きたいと思います。

2012年2月 9日 (木)

かつて旧主流派はこう言っていた。

 平成20年2月7日のこのブログの記事を、もう一度掲載します。

              libra

 さんけんブログさんの

  敗戦処理として責任を軽く考えてよいのか?

 を読んだ。

  第28回司法制度改革審議会議事録 (平成12年8月29日(火) 13:30 ~16:55 )
からの抜粋

【山本委員】(東京電力副社長の山本勝委員)

 非常に素朴な質問なのですけれども、久保井会長にお聞きします。確かに今度の議論は司法の容量をうんと増やそうということで、これはだれも異論はないのですが、率直に申し上げて、急激な増加ということについて、多少の危惧を持っているのです。増加の幅というのはこの間議論されたようなことになるのですけれども、ずっと750 人で来た体制が一気に4倍になるわけですね。多少の条件整備等は置くわけですけれども、久保井会長から御覧になって、現実問題として、これまでの例えば過疎地域というのは、増える方向で推移してきていますね。これがいろんな手立てをやるわけですけれども、これからの日本の地域社会の在り方を見ると、例えば、規制緩和が進んでいきますと、かなり中規模の都市でも、郊外に大きなスーパーができると、商店街が全滅するというふうな現象が実はあるわけです。そういったこれからの社会経済の発展方向を考えたときに、弁護士さんの仕事という面で、過疎地区が多少解消される方向に経済社会は動いていくのだろうかという疑問があるんです。先ほど行政指導とおっしゃられましたけれども、行政指導を幾らされても無理なことはやはり無理じゃないかという気持ちがあるのですが、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。
 それから、過疎地区以外でも、いろんな資料を拝見しますと、弁護士の受任率というのは、都市部でもそんなに上がっていないと。こういった問題が、例えば、今議論されている司法の透明化とか、できるだけ広告をするとかいう手段をこれからやるわけですが、これが飛躍的に上がっていくのかどうか。極めて劇的に、ドラスティックに上がっていくものかどうか。我々が今議論しているのは4倍という法曹人口を議論しているわけですから、そういったことについてどうお考えでしょうか。

【佐藤会長】

 今は既に1,000 人。

【山本委員】

 1,000 人というのは、ついこの間で、3倍でもいいですが、そういうところが気になるんです。

 もう一つは、これも鶏と卵なのですけれども、弁護士さんの数というのは、今これからも議論されなきゃいけないんですけれども、隣接職種の問題ですとか、言われている30条の問題ですとか、72条の問題、いろいろあるわけです。3,000 人という増員について、最初に申し上げたように、社会経済の流れを踏まえて、久保井会長御自身の実務の経験に照らしたときにどうなのか。加えて、今申し上げた仕組みとの関係ではどういうふうにお考えか。その2点についてお聞かせいただければと思います。

【日弁連(久保井一匡会長)】

 先般の集中審議で、21世紀の法曹人口について、3,000 という数字をお出しいただいたということについては、これは弁護士会としても、国民の声をくみ上げた結果お出しになった数字として、これを真摯に受け止めなければならないと。そして、これを積極的に受け入れていかなければいかぬというふうに私としては思っています。

 それが大丈夫かという御質問ですけれども、私は十分に大丈夫だろうと思います。明日から3,000 人になるわけじゃありませんし、これから法律扶助もこの間国会で第一段階の改革がなされ、大幅に扶助費が拡大するということになりまして、さらに、今回の改革に加えて、次の改革が既に打ち出された。それからまた、当番弁護士制度というものが10年前から行われているんですけれども、これを刑事被疑者弁護士制度として、国費によるものとする制度化も急速に進んできている。今非常に破産事件が多い。数年前は5万件くらいしかなかった破産事件が、今は十数万件になっている。しかも、潜在的な破産者というのは非常にたくさんおる。管財人の引き受け手がなくて、裁判所も大変困っておられるというようなこともありまして、我々が至急に対応しなければならない。そういう公的なニーズが非常にたくさんある。

 新しい弁護士の就職問題、本年は800 人の修習生の就職が10月にあり、4月に前の期の就職があって、一遍に1,500 人余りの修習生の就職があるんで大丈夫かという声があちこちから上がって、弁護士会の2000年問題ということで面白おかしく書かれたこともございましたけれども、関係者の危惧をよそに、極めて短期間に、全然心配なく吸収されていったという経過がございます。

 そういうことを考えますと、私は今まで1,000 人だったものが、今度審議会がお出しいただいた数字の方向にいくとしても、十分に日本社会で吸収し得ると思います。

 もう一つは、弁護士の活動スタイルも、先ほどのプレゼンテーションでも申し上げたように、広がっていく。つまり、これまで裁判所の近くに固まって裁判所の城下町的な仕事しかしていなかったのが、社会のすみずみにまで広がって、例えば、今年の4月から高齢者の財産管理について、いわゆる成年後見制というのが整備される中で後見人を引き受けるということになれば、これはホーム・ローヤー的な弁護士が非常に必要になってくる

 また、企業もアメリカのようなことにはならないにしても、これからいろんな国際的な活動もしていかなければならない。いろんな高度な活動をしていく中で、弁護士に対するニーズも非常に増えていく

 行政もいろんな分野で弁護士を必要としている。例えば、外部監査制度を導入するということも動きとして出てきている。

 そういうことを考えますと、我々が対応しなければいけない弁護士ニーズというのは非常にたくさんある。勿論、それは計画的に進めるということは必要だと思いますけれども、決して審議会がお出しになった数字を無理な数字だとは、私どもとしては思っていないのが実情です。

 ※ 太字は私が付したもの。

 これを読んで、唖然としてしまった。これが当時の日弁連会長の見解か。

 むしろ、企業人としての山本委員の方に「そんなに急激に増員して大丈夫なの。」とご心配頂いているのである(企業経営者の立場から「そんなに急成長する業界ってあるの?」と不審に思うのは当然だろう)。

 それに対して、日弁連会長のなんという見通しの甘さ・・・。 

 こういう議論の後に3000人増員が決まったわけだ。

 そして、その後の弁護士需要が(久保井会長が「弁護士に対するニーズは非常に増えていく」と大見得を切られたようには)増えず、法律扶助費用や国選弁護報酬などの司法予算の拡大もなかったことはご存じのとおりである。

 なんか、ばかばかしくさえなってきた。

               libra

 旧主流派の当時の日弁連会長はこんなことを言われていたのだ。

 こういう誤った需要予測をしておきながら、何らその総括も反省もしていない方々を信じられますか?

2012年2月 8日 (水)

名古屋に帰ってきたら寒い!・・・Twitterもどき(2月8日午後6時20分)

 夕方に名古屋に帰り、外に出たら、ものすごく寒い!

 昨夜の仙台もこんなに寒くはなかった。

 事務所に戻ったら、机の上に書類の山。

 いつものことだが、急ぎの仕事から処理する。

 しばしとはいえ、おいしい物を食べ、一応温泉にもつかってきたのだから、明日からまた一生懸命仕事をせねば。

これでもまだ恵まれているというのか?

 菊間千乃さんは、

 就職難とは言いますが、弁護士に限ったことじゃないですよね。誰もが大変な現状で、取り立てて弁護士ばかりあおり立てる必要がどこにあるんでしょう。そういう悲観的な話ばかりでは、弁護士を目指そうという人も減ってしまうのでは。
   むしろ弁護士はいざとなれば自分で開業でき、それを支援する枠組みもあるぶん恵まれていると思います。

 と言っておられた(ひと登場 元女子アナ弁護士・菊間千乃さん 仕事が楽しくて「毎朝起きるとワクワクするんです」)が、これでもまだ恵まれているとはいえるのか?

 涙が出てきた。。。。Perfect & Complete

 ちなみに、この40歳の即独弁護士の方は、弁護士会の会費月数万円も払っているのです。ひょっとしたら、家賃や生活費とともに奥さんに支払ってもらっているのか・・・。

2012年2月 7日 (火)

ビジネスホテルも変わった。・・・Twitterもどき(2月7日午後10時45分)

 仙台で1泊したビジネスホテルはとても快適だった。

 やはり楽天のレビューの評価がいいだけのことはある。

 仙台駅から歩いて5分位なのだが、天然温泉、露天風呂、サウナまである。

 お風呂は結構広くて、へたな温泉旅館よりもオシャレで快適。

 部屋もセミダブルのベッドで、とても寝心地がいい。

 結構広いし、ネット環境もよく、とても静か。

 きょうはやはり移動でちょっと疲れたので、明日早く起きて仕事をし、もう一度温泉に入ってから帰路につく予定。

 楽天トラベルの「楽パック」を利用したのだが、ずいぶんお安く1泊旅行ができた。

 もちろん、シーズンオフということもあるのだろうが。

 今は航空券もネットでバーコードを取っておけばいいので搭乗手続も楽。

 やはりこういう便利なことはどんどん利用した方がいいと思う。

 ・・・・・仕事の方はローテクなことばかりだが。

牛タン・・・Twitterもどき(2月7日午後7時25分)

 牛タン焼きを食べてきた。

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 食べログ1位に輝いているお店「都留野」のもの。

 <感想>

 他のお店の牛タンと比べてみないと分からない。たいして牛タン経験のない私には評するのは無理。

 素人評としては、

  ちょっと塩味がきつい。

  食べ応えがある(結構かたい)。分厚い。ボリュームたっぷり。

  牛タンってこんなものかな。

 という位のものです。

 お店は本当に普通の居酒屋でした。場所はかなり分かりにくい。

 予約制でしたが、まだ時間が早かったせいか全然混んでいませんでした。

 牛タン1皿1,800円というのは、結構お高い気もしますが、こんなものなんでしょうか。

 明日からは粗食にします。

仙台は結構暖かかった。・・・Twitterもどき(2月7日午後4時55分)

 無事、仙台に到着して仕事を終え、ビジネスホテルで少し仕事をする。

 仙台はきょうの午後は雪になるという予報だったが、曇り程度で、結構暖かい。もっと寒いかと思った。

 駅前は震災前と全然変わっていなかった。

 なんでも3月11日の震災のときには、建物の外観上はたいした被害はなかったものの、その後の余震で建物内部はかなり損害を受けたのだそうだ。

 中部国際空港から仙台空港までは、フライト時間にすると50分程度。結構近い。

 きょうはかなり小さい飛行機で揺れが心配だったのだが、それほどではなく、フライトの間私はほとんど居眠りをしていた。

 ただ、中部国際空港のゲートで金属探知機に引っかかり、髪留めをはずすように言われたときは困った。きょうは、ツインコームという金属製のクシが二つついた髪留めをしており、それをはずすと髪がばさりと落ちて、また髪をまとめるのがやっかいなのだ。なんとか係員の人にお願いして、棒の先に輪っかのようなもののついた金属探知機で身体中をなぞられ、なんとか事なきを得た。結構、中部国際空港の保安検査は厳しい。明日の仙台空港はどうなんだろう。ツインコームはしていかない方がいいか。

 きょうの夜は牛タンを食べに行くつもり。

2012年2月 6日 (月)

明日は仙台出張なのだが。・・・Twitterもどき(2月6日午後5時15分)

 明日はANAに乗って仙台空港に行くのだが、尻餅事故があったばかりだし、午後から雪になるらしいので、不安が一杯である。

 無事、離着陸できるのだろうかdespair

 震災後の仙台がどう変わっているのかには大変興味があるのだが。

              libra

 ところで、菊間さんの記事を書いてから、先日読んだ弁政連NEWS(JAN.27号)を思い出した。

 この冊子には、日吉由美子さんというテレビ朝日のインハウスロイヤーをされている方(ただし、午後のみテレビ朝日の法務部で働き、午前中は一般の法律事務所で働いているという方)が紹介されていた。

 私は、大変興味深く読ませて頂いた。

 詳しい記事の紹介は、後日として。少しだけ感想を。

1 この方が弁護士になろうと思った動機は実に明確で、私にもよく理解できた。

2 全日制のロースクールに通いながら、午後6時過ぎに出社して夜1時位まで勤務していたなんて、すごい体力と気力!そして、テレビ朝日も理解があると思った。

3 日吉さんはロースクールで体系的な法律的なものの考え方を学ぶことができたと言われるが、この方ならロースクールに行かなくても早期に合格したような気がする。

 私は、「ロースクール制」には反対だが、「ロースクール」が不要だとは思っていない。

 日吉さんのように「ロースクール」の勉強が役に立つという方もおられるのなら、ロースクールを卒業してから司法試験にチャレンジするルートもありだと思う。

 ただ、法学部で既に法律的思考を勉強し、ロースクールに行かなくても体系的な法律的なものの考え方を習得できている人もおり、ロースクールの学費を工面することができない人もいるわけだから、そういう人たちにロースクール卒業を強制するべきではないと思う。

4 日吉さんはテレビ業界にも法曹がもっと必要と主張されているが、テレビ局と契約している顧問弁護士もたくさんいるのではないのか。インハウスローヤーを増やす方向のみではなく、顧問弁護士を交渉や研修にもっと活用するということはできないものなのだろうか。

5 日吉さんの語っているロースクールのリスクの大きさ、問題点はもっともだ。「引き返しやすさ」は必要だろう。ただ、ロースクール生への資金援助の点は、司法修習生の給費制すら廃止されてしまった現状では無理だろう。

 詳しい感想などは、今度(いつかはお約束できないけど)書きたい。

 

2012年2月 5日 (日)

米ぬかパワー。

 実家の玄関先に置いてあるハボタンの色がきれいだった。

Komenuka_003

 毎年苗を頂いて植えているのだが、今年はひときわ色がいいように思う。

 これのせいかも。

Komenuka_001

 これは、米ぬかを発酵させているところ。

 米ぬかは少し郊外に行くとコイン精米機が置いてあって、出てくる米ぬかは自由に持ち帰ってもいいことになっている。だから原料はタダ。

 その米ぬかに水、消石灰、発酵のタネとなる腐葉土などを入れ、時々かきまぜると、夏なら数時間で発熱して発酵が始まる。冬の場合はかなり日数がかかるのだが。

 こうして発酵が終わった米ぬかを乾燥させて、肥料として使っている。

 (米ぬか肥料の作り方はいろいろあるようで、ネットで検索すると作り方を指導したHPやブログが一杯出てきます。)

 この米ぬか肥料を土に4分の1程度混ぜてハボタンを植えたところ、上の写真のようにきれいな赤色となった。

 私は、プランターや植木鉢の古い土にこの米ぬか肥料を混ぜて使っているが、結構出来がいいように思う。

 米ぬかパワー、恐るべし。

 米ぬか以外にも、私は生ゴミや落ち葉などをダンボールコンポストや土のう袋によって堆肥にして庭で使っている。

  米ぬかは堆肥をつくるときにも、発酵を促進するので、大変役立つ。

 私は今では生ゴミを殆ど捨てなくなった。

 だから、ゴミについていえば、結構エコ生活を実践していると思う。

 ダンボールコンポストは以前このブログでも紹介したが、土のう袋によって堆肥を作る方法もネットで検索すれば紹介してあるHPやブログがたくさんある。開発された方が本も出しておられる。自治体などで講習会を開いて推奨しているところもあるようだ。

 こうやって堆肥をつくると、生ゴミも貴重な資源になるので驚きである。

 マンションのベランダでも工夫すれば生ゴミ堆肥づくりは可能なので、少しでも多くの方が実践されると都会のゴミが減ってよいと思う。

2012年2月 4日 (土)

菊間千乃さんのこと。(追記あり)

 猪野亨先生のブログの記事菊間千乃氏を批判するを見て、ちょっと書く気持ちになった。

 猪野先生は、いかにも猪野先生らしいストレートな論調で批判をされている。

 私は、ちょっと別の方向から、菊間さんのインタビュー記事についての感想を書きたい。

 あくまでも、私の個人的感想。偏見に基づくかもしれませんが、ご容赦を。

                  libra

 大変ガッツのある人で、そういう面ではすごいなあとは思うのだが。

 しかし、私は、率直に言って、こういう人は苦手である。嫌いとまでも言わないが、好きではない。

 そう思う理由は次のとおり。

1 昨年、司法修習生の給費制維持運動がたけなわだった最中、菊間さんが司法修習生は「月20万円しかもらえないの。」とかつての同僚らに語ったという記事が出た。

 フジTV担当司法修習生の菊間千乃「AD並み給料で生活大変」

     (週刊ポスト2011年10月21日号)

 この記事の印象が強い(本当にそういう発言をされたかどうかは別として)。

 確かに、花形アナウンサー当時の収入からすれば、司法修習生としてもらえる給費は微々たるものだろうが、その少ない給費さえ国民の血税から支払われるべきではないと打ち切りがなされようというその時に、そのような発言をされたのだとすれば、あまりに無神経ではないか。

 もし、本当に給費が少ないと思われるのであれば、その「少ない」給費を維持しようと一生懸命活動をしている司法修習生、ロースクール生、若手弁護士とともに、給費制維持運動に積極的に参加して頂きたいと思ったものだ。

 しかし、菊間さんが給費制維持運動に参加されていたという話は伝わってこない。

2 そして、やはりあの未成年者飲酒事件。

 私はジャニーズ擁護派でも、フジテレビ擁護派でもないが、一般社会においては、未成年者がへべれけになるほど飲酒するまでには誰かが止めるものであるし、またそういう未成年者を誰かが一緒に連れ帰ってあげるものだと思う。

 飲酒した未成年者も悪いが、その周りには一緒に飲んでいた大人も複数いて、菊間さんもその一人だったとすれば、やはり責任を感じても当然ではないか。

 しかし、このインタビュー

 菊間千乃独占告白〈弁護士デビュー〉フジ涙の退社を乗り越えた私

     (本の話WEB)

を読む限り、当時のご自身の辛い心情を述べているのみで、反省の弁は一言もない。

3 あとは、猪野先生の引用されているインタビュー記事

  • ひと登場 元女子アナ弁護士・菊間千乃さん 仕事が楽しくて「毎朝起きるとワクワクするんです」 (JCASTニュース)
  • 「今日どんな仕事しようかな」ってワクワクするんですよ。

     イソ弁のときは、自分で仕事を選べる立場にはない。その日「どんな仕事」がまわってくるのかもわからず、原則指示された「どんな仕事」もやらなければならない。私の場合、その緊張感や責任感で「ワクワク」どころではなかった。それを、「今日どんな仕事しようかな」なんて、自分で仕事を選べるのなら、ひょっとしたらこの人は事務所内で「特別待遇」なのではないか。

    私の基本は「何をやりたいか」よりも「誰とやりたいか」なんですね。

     それなら、なぜ弁護士という職業を選んだのか。他の職業であっても、好きな人と仕事ができるのならいいではないのか。ここも、理解できない。

     それに確かどこかで「少年事件をやってみたい」と言っておられたという記事を読んだ気もするのだが(これは私の記憶違いかもしれないのでご容赦を)。 

     就職難とは言いますが、弁護士に限ったことじゃないですよね。誰もが大変な現状で、取り立てて弁護士ばかりあおり立てる必要がどこにあるんでしょう。そういう悲観的な話ばかりでは、弁護士を目指そうという人も減ってしまうのでは。
       むしろ弁護士はいざとなれば自分で開業でき、それを支援する枠組みもあるぶん恵まれていると思います。私の友達も「大変だ」とは言いつつ、なんとかみんな決まりましたし。弁護士を志望する人はネガティブな話に負けずに、「自分が弁護士になることを待っている人がきっといる」と信じてがんばってほしいです。

     これは菊間さんご自身の意見か、それとも誰かに言わされているのかは分からないのだが、この内容については猪野先生の批判に賛成である。

     菊間さんがフジテレビの顧問先の事務所に就職できたのは偶然ではないだろう。

     今は、出身ロースクールがどこであるか、司法試験の成績順位が何番であるか、などを採用基準にしている大事務所が多いのである。菊間さんと同じ程度、あるいはそれ以上の能力のある修習生も大勢いたはずである。

     菊間さんがここに就職できたのは、菊間さんの能力(語学力も含めて)や意欲のためだけではないと思う。

     それを、意欲があれば就職先は必ず見つかる、と普遍的に言うのはどうか。

     私は、修習担当の弁護士から、女性修習生の就職先がなかなか見つからないという話を繰り返し聞いている。「事務員でもいいから雇ってほしい」という電話がかかってきたという経営者弁護士の話も聞いた。

     そんなときに、こういうことを平気で言える神経が理解できない。

    弁護士を志望する人はネガティブな話に負けずに、「自分が弁護士になることを待っている人がきっといる」と信じてがんばってほしいです。

     という発言についても、菊間さんご本人は、

       私の基本は「何をやりたいか」よりも「誰とやりたいか」なんですね。

     と言っておられるので、何かをしてほしいと待っている人のために、その何かをやるために弁護士になったのか疑問である。

      (もっとも、待っている人が「フジテレビ」なら話は別)

                     libra

     私の場合は、「何をやりたいか」が大事で、「誰とやりたいか」は二の次ですけどね。

     多少気にくわない人とでも、やらなければならないときはあるし、それでもやることはやる、という気構えでないと、弁護士としても人間としても成長はないと思います。

     以上、菊間ファンの方には申し訳ないですが、あくまでも私個人の独断と偏見によるものなのでご容赦を。

    (追記)

     やっぱりな。

     こういう記事を書くと、絶対「妬みだろう」と言ってくる人が出てくると思っていた。

     しかし、思わぬ人(弁護士)からだったので、ちょっと残念。まあ、お立場もあるのだろうが。

     (弁護士で言ってる人はその方だけだったのは、ちょっと拍子抜けだったが。)

     少々面倒くさい(※)のだが、菊間さんの

     就職難とは言いますが、弁護士に限ったことじゃないですよね。誰もが大変な現状で、取り立てて弁護士ばかりあおり立てる必要がどこにあるんでしょう。そういう悲観的な話ばかりでは、弁護士を目指そうという人も減ってしまうのでは。
       むしろ弁護士はいざとなれば自分で開業でき、それを支援する枠組みもあるぶん恵まれていると思います。

    という発言については、ロースクール関係者や旧主流派の方々がよく言っていることでもあるので、今度時間のあるときに反論の記事を書きたいと思っています。

     もっとも、増員派の人たちに「即独が増えてもいいのですか。」と聞くと、「そうではない。」という答えが返ってくることが多いし、修習生だって「即独でもいい。」と思っているわけではなく、「法律事務所に就職してOJTを受けたい。」と思っている人が大半だと思うんですが。

    ※ それにしても、猪野弁護士は「まめ」だと思う。私もブログに関してその「まめ」さを見習いたいところだが、なかなか実践できそうもない。 

    2012年2月 3日 (金)

    機械の災難の多い1週間だった。・・・Twitterもどき(2月3日午後6時5分)

     そろそろ帰宅しようと思っていたら、コピー機(複合機)に紙づまり表示が出て、ファックス文書が蓄積しているのに気づいた。

     月曜日に修理に来てもらおうかと思ったが、ファックスが気になるので、すぐにゼロックスの保守担当者に来てもらうことに。

     エアコンは故障したままで、結局、予定日に雪が降ったために取り替えてもらうことができなかった。大家さんの頼んでいる業者の都合で代替日は来週になってしまった。

     そのため、石油ストーブや電気ストーブでしのいでいたのだが、電気ストーブを一つ増やしたらヒューズが飛んだ。

     だから、事務所は寒いまま。

     今週は機械による災難の多い一週間だった。

     ・・・きょうは早く帰って、暖かくして仕事の続きをしよう。

     (追記)

     ゼロックスの担当者が直ぐにかけつけてくれた。

     こういうときのためのメンテナンス契約だが、ゼロックスは近いので大変助かる。

     部品を来週早々に交換してくれるとのこと。

     これで、やっと長い1週間が終わる。

    さぞや防災グッズが売れることだろう。・・・Twitterもどき(2月3日午後2時50分)

     打ち合わせを終えて、書面チェックの仕事を始める前に、ネットの記事を見ていて目に跳び込んで来たのがこの記事。

     防災の専門家「富士山が噴火しないのがおかしい状況」と分析

        2012年2月3日(金)7時0分配信 NEWSポストセブン

     「3連動地震の発生と富士山の噴火が同時期に起こるというのは、地震研究者にとってはほとんど常識です。1707年の宝永地震の際には、発生から49日後に、富士山が爆発しました。安政東海地震は例外的に噴火はありませんでしたが、もう宝永地震から300年以上も経っている。噴火しないのがおかしい状況です」(前出・高橋氏)

     そんなことを言われても。どうすりゃいいんだ。

     狭い日本、これじゃ、逃げるところがないんでは。

     せめて、自宅と事務所に、最小限の防災グッズは揃えておこうか。

     昨年、マンションの配管工事の検討の際に、同じマンションに住む建築士さんに、「こうも地震がくるくると言われると、建物にお金をかけても仕方がない気がします。」と言ったら、建築士さんは「そんなこと言っても、地震はいつ来るか分からないでしょ。東日本大震災だって、予報は全くなかったのだし。それに、東日本大震災の被害は津波が主で、建物は比較的大丈夫だったでしょう。」と言っていた。

     でもなあ・・・。

     3連動大地震と富士山の噴火じゃ、また違うのではないか。

     日本は、何かにたたられているのだろうか。

     防災グッズは少しずつ買い増ししているが、そろそろ本格的に準備しておかなければならないかも。

    2012年2月 2日 (木)

    電子カルテの分析中・・・Twitterもどき(2月2日午後5時15分)

     電子カルテを読みながら、診療経過一覧表を作成中。

     電子カルテだと、悪筆のために文字が読めないということがないので、眼の疲れ具合が全然違う。

     ただ、データがあちこちにとんでいるので、時系列で経過をたどりやすくするために、一覧表を作成した方がいいと思った。カルテの分量にもよるが。

     (しかし、やっぱり文字が普通に読めるというのはいい。)

     ほぼ半日かけて読んだが、問題点は分かってきた。

     これも「痛恨」のカルテだ。

     私は、日本の司法制度の見直しは早急に必要だと思っているが、日本の医療制度の見直しはもっと切実だと思う。

     

    名古屋はきょうは雪・・・Twitterもどき(2月2日午前7時25分)

     昨夜からチラホラ降り始めていた雪が、今朝になって積もるほどに。

     この冬はじめての本格的な雪だ。

     私の事務所では2日前にエアコンが故障し、きょうはエアコンの取り替え工事の予定である。

     それまでにもエアコンの調子が悪いことが度々あり何度も修理してもらっていたのだが、18年経って作動停止してしまってからようやく取り替えてもらえることになった。

     そんなときに、この雪。

     きょうは工事のために幸い打ち合わせなどの仕事は入れていない。

     どうせ寒くて、仕事になりそうもないしな。

     きょうは自宅で書面書きの仕事をしようか思案中。

     

    2012年2月 1日 (水)

    清盛は女性に不人気?

     NHKの今年の大河ドラマには力(と巨額の製作費)が入っていると思うのだが、あまり視聴率がよくないらしい。

     落合洋司弁護士のツィッターで知ったこの記事。

     第12回 清盛不人気を決定づけた!?美女たちの涙(1)

      第12回 清盛不人気を決定づけた!?美女たちの涙(2)

     確かに、常磐御前や祇王の話は有名だものなあ。

     その昔、嵯峨野に行ったときに祇王寺に行ったことがある。

     しかし、その近くの「鈴虫寺」の方が記憶に残っている。一年中鈴虫を鳴かせることに成功した住職さんがとてもインパクトがあったから。「鈴虫に一生をかけた私のような人間もいることを覚えておいて」などと聞いた覚えがある。

     話がそれたが、確かにあまり「平清盛」だけを主人公にしたドラマというのはなかったような。平家物語はなにせ日本の一大歴史ロマンだから、何度もドラマ化されていると思うが。

     そうか、そういう理由だったのか、と、この「美女たちの涙」を読んで合点がいった。

     NHKはあの「江」の後に、この「平清盛」で、常磐御前、祇王、仏御前と清盛の関係をどのように描くのか。

     へたすると、ますます(特に女性の)視聴率が下がるかもしれない。

     NHKがどう描くのか、興味があるところ。

    シロアリ騒動・・・期待できない政治

     野田総理の消費税引き上げ案について、こんな国会答弁があったらしい。

    橋下大阪市長に対する野田総理の「シロアリ」発言の詳細(書き起こしと動画)(ガシェット通信)

     たまたまniftyのHPで見つけたものだが・・・。

     野田総理の答弁は、全く答弁になっていない!

     (まあ、答えようもないのだろうが・・・gawk

     渡辺党首があの野田総理のかつての街頭演説(野田総理大臣だけではないでしょう。参照)について質問するのはいいが、橋下市長と結びつけないでも、もっと質問の仕方があっただろうに。

     総理と野党党首の質疑応答がこんなんでいいのかdespair

                  cloud        

    ・・・最近、政治に全く期待が持てない。

      同じく、弁護士会にも全く期待が持てない。

      どちらも、今度の選挙で、これ以上悪くならないことを願うのみ。 

                  cloud  

     ネット住民は国会中継が大好き!?

      2012年1月28日(土)11時0分配信 

     なのだそうだ。

      こういう2チャンネルの書き込みというのは、江戸時代に庶民が辻に書いた幕政批判の「落首」や「川柳」みたいなものだろうか。

     弁護士としても反対尋問の「悪い手本」をしっかり見られるので、国会中継は勉強になります。

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