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2011年11月 2日 (水)

前原氏、給費制廃止を決断。

「給費制」廃止を了承=民主 (時事ドットコム)

 前原氏は記者会見で廃止理由について、「私も父を亡くしてから奨学金を活用し、中、高、大学と学ばせてもらった。借りたものは返済することが法曹界に限らず基本だと思う」と説明。経済的な困窮者には返済猶予措置を講じると強調した。

 前原氏に一任という結論になったときから、こうなることは予想がついていた。

 私は、前原氏が「偽メール事件」のときに代表だったことを忘れてはいない。

 あのときから、前原氏は評価できない人だと思っていた。

 しかし、このコメントは何だ!

 「借りたものを返済する」こととは問題が違うだろう!

 問題は、司法修習制度をどうみるか、国の法曹養成に対する責任をどうみるか、ということだろう。

 全く問題を把握していないコメントだ。

 こんな人が決定権を握ったこと自体が悲劇だ。

・・・・・法科大学院協会は、給費制廃止となって大喜びだろう。

 法科大学院協会は、貸与制移行に大賛成をしていた(貸与制移行に反対していた教員は多いが)。

 自分たちのかつての教え子が困窮するにもかかわらず、貸与制に大賛成すること自体に法科大学院協会というものの本質がよく顕れていると思う。

 法科大学院制度に対しては、まだ書きたいことが山ほどある。

 私は、法科大学院制度自体が壮大なる無駄遣い、法科大学院に対する補助金こそが莫大な埋蔵金だと思っている。

・・・・・準備書面を書き上げてから、少しずつこの問題についてブログの記事を書いていきたいと思う。

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コメント

本当に腹が立ちます
政治に心から嫌気がさしました
私は来年司法試験を受験する者ですが、政治のことは考えないようにして、勉強に励みたいと思います

これまで貸していたものではないのですから、前原氏のこの言い分はちんぷんかんぷんですね。民主党とか、元民主党とかにまともな議員が少ないのが残念です。
まだ、国会で最終決定というわけではないので、捻れに期待しましょう。

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