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ねこちか2

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2011年10月 6日 (木)

クローズアップ現代「弁護士を目指したけれど…~揺れる司法制度改革~」を見て

NHKクローズアップ現代「弁護士を目指したけれど…~揺れる司法制度改革~」

は録画しておいたものを、今ようやく見た。

 コメンテータが誰かが分かった時点で、期待はしていなかったのだが・・・。

 なんとまあ、中途半端この上ない!

 制作者もそのことは十分承知のことだろう。

 このテーマを30分という時間でまとめようというのが土台無理なのに、国谷キャスターがせき込んでますます時間がなくなるはめに・・・。

 結局、この番組で私の一番印象に残ったのは、この国谷キャスターがせき込んだシーンだったわ。ホントに、大丈夫か、このまま咳が止まらなかったらどうしよう(私も同じ経験があるので)と思いました!あれは大変スリリングなシーンだった

                

この番組の総括は、こちら

 クローズアップ現代見ましたSchulze BLOG

 が上手になされているので、私は、ちょっと別の観点から感想を。

 前半は、修習生の就職難を取り上げ、即独弁護士を紹介し、「時給800円のパート弁護士募集」もあったという衝撃的な内容を紹介しておきながら、その後のフォローは全くなし。

 後半は、もっぱらロースクールの宣伝番組。

 これは、相当ロースクール側のプッシュがあったものと推測する。

 そして、極めつけは、あの「弁護士バー」と「福祉系出張相談」(私にはこの2つがどうしてドッキングするのか今も謎)で有名となった外岡潤弁護士を彷彿とさせる、もと福祉系の公務員だった太田晃弘弁護士の登場。

 インターネットで投資被害にあったらしい男性の自宅を訪ね借金の相談に乗り、酒の空瓶を見て「身体に悪いから酒を慎むように」と忠告(ちょっと、それは福祉課の人の仕事だろう。どうして福祉課の人が訪ねて行ってそれをやらないの?)。

 被害にあった男性は特に足腰が不自由でもなさそうだから、弁護士の事務所にだって行けそうなのに。福祉課との連携って、弁護士が福祉課の仕事もするっていうことなの?そりゃ、福祉課は労力が減って喜ぶでしょう。

 要はこういう献身的な弁護士も生み出したロースクールって素晴らしい!ということらしい。

 でも、ちょっと待って!あまのじゃくな私はまたいつもの癖が・・・。

            

 この人の事務所経費と生活費を併せれば少なくとも月50万円~100万円は必要だろう。都会だったり扶養家族がいればもっと必要だ。報酬基準が低い法テラス案件ばかりだと受任件数を増やさないとやっていけない。だから必然的に忙しくなる。

 それに、投資被害について本気で裁判をする(ホントに回収できるのかなあ?)つもりなら、調査をしたり訴状を書いたりしなければならないから、ますます時間が必要だ。だから、出張訪問している余裕があったら、早く書面を作成して裁判所に提出した方がこの人の救済になる。

 今は電話やメールもあるので、事情を聞くのは訪問しなくても可能なことが多い。

 生活のフォローの方は福祉課の人にお願いして連携を取りつつ、早く法的手段を取るべくきちんとした書面を作成することに力を注いだ方がいい。

 コメンテーターの鈴木修一氏(法科大学院修了生就職支援サイト「ジュリナビ」事務局代表)は、これがロースクールの成果だと自慢気であったが、法テラスの報酬基準などご存じのことだろうか?

 この太田晃弘弁護士の現実の生活状況などを紹介していないのも不誠実。外岡潤弁護士を紹介した番組では外岡弁護士の生活状況をきちんと紹介していた(かなりプライベートな部分まで)ので、その分誠実だった。

 ・・・で、ちょっと調べてみたら、この方はどうやら都市型公設事務所所属の弁護士らしい。なるほど。

 都市型公設事務所の場合、その開設費用を弁護士会が出し、赤字になっても弁護士会が貸付等によって援助するのだ。

 (だから、都市型公設事務所の場合、たとえ赤字になっても、所属の弁護士が生活に困るということはない。)

 もちろん、弁護士会が援助するといっても、弁護士会の1番の収入源は会員が払う会費であるから他の弁護士が援助するということである。つまり、四苦八苦しながら必死で稼いでいる弁護士(その中には即独弁護士もノキ弁もいる)が自腹を切って都市型公設事務所の弁護士を支えているのである。

(この都市型公設事務所については、私はいろいろと因縁があるので書きたいことが山ほどあるのだが、疲れそうなので今度にします。)

 この番組では、そんなこと、全く説明しなかった。

 いくらなんでも、不誠実でしょう。

過去の私の関連記事:

NHKのMission「介護トラブルからお年寄りを救う」を見た(追記あり)。

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弁護士」カテゴリの記事

コメント

あるMLによれば,太田弁護士は57期ということですね。調べてみたら,登録番号は31000番台でした(新60期で35000番台以降です。)。

そもそも,ロースクール関係ないやん,と。

太田弁護士は,可児の法テラスのスタッフ弁護士だったと思うのですが,任期はもう終わったのですかね。
法テラス時代の話なのか,そうでないのかよく分かりませんが,法テラス時代だとすると,また話は違ってくるような気もしますが・・・。

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