マイペット

アクセスカウンター

  • 2006年5月18日~

コメント・トラックバックについて

  •  このブログのコメント、トラックバックは管理人の承認制となっています。このため、ブログに記載されるのに時間がかかることがあります。管理人の判断でブログの記事と無関係なコメント等や、誹謗中傷等の公序良俗に反する内容のコメント等は承認致しません。

アクセスランキング

ブログランキング

  • ブログランキング・にほんブログ村へ
     クリックして頂くとブログランキングがアップします。 よろしければクリックお願いします。

ねこちか2

サイバーキャットと遊べます。猫じゃらしで遊んだり、エサを与えることもできます。

« 週間朝日の例の記事が早速ネット配信されていた。 | トップページ | 本当の埋蔵金はどこにある?(その2) »

2011年10月16日 (日)

本当の埋蔵金はどこにある?(その1)

なぜか政府がメスを入れない司法修習生の”埋蔵金”問題

週刊朝日 2011年10月21日号配信掲載) 2011年10月14日(金)配信

 やっぱり、「朝日」だからだろうか。随分、司法修習生、弁護士、弁護士会に対する「悪意」を感じる記事だ。

 検察幹部はため息交じりに言う。

「給費制の存続を声高に求める日弁連(日本弁護士連合会)の入れ知恵でしょう。この期に及んでまだ、“給費金”という特権を弁護士だけが離そうとしない。われわれ公僕(検察、裁判官)はこの財政難では到底、無理と諦めました」

 この検察幹部とは誰のことか?特定してもらいたいものだ。

 最高裁は、昨年、給費制維持に対して反対の立場にまわった。

  その理由については、「ひとりごと」さんが詳細に分析されている。

 なぜ最高裁は司法修習の給費制維持に反対したのか(1)

 なぜ最高裁は司法修習の給費制維持に反対したのか(2)

ここまで考えれば結論は見えてくる。最高裁が二度にわたって日弁連に対して給費制維持を批判する趣旨の「質問事項」を送付したり,マスコミや政治家に働きかけてまで給費制の維持に強く反対したのは,貸与制を前提に,任官者については貸与資金の返還を免除することによって,任官者を弁護士になる者と比べて相対的に優遇し,もって優秀な修習生を任官へと誘引し,ひいては裁判所・裁判官の地位向上を図ることにあるというのが筆者の推測である。日弁連は給費制が廃止されると富裕層しか法曹になれなくなり,優秀な人材が法曹界に来なくなると主張したが,最高裁は貸与制の導入を前提に,任官者については貸与資金の返還を免除することによって,優秀な人材を特に都会の大手法律事務所から裁判所に取り戻そうとしているのである。最高裁は,給費制廃止・貸与制施行を,優秀な任官者の確保,さらには裁判所・裁判官の地位向上のための手段として活用しようと考えたのだ。

 なぜ最高裁は司法修習の給費制維持に反対したのか(番外編1)

 なぜ最高裁は司法修習の給費制維持に反対したのか(番外編2)

以上の見解をまとめてみよう。経済界や労働団体等の既存の「司法」に対する批判が「司法改革」に繋がり,司法制度改革審議会の場において,従来の法曹養成制度についてもその存続を巡って議論の対象になった。最高裁は当初から給費制廃止を支持していたわけではなかったが,法科大学院制度の導入を始めとする法曹養成制度の変革という政治の圧力に直面して,キャリアシステムを維持すべく,その前提として任官者を選抜するのに重要な司法修習制度を存続させるために,貸与制及び任官者に対する免除と引換えに給費制の廃止を決意した。一方で,当時から優秀な修習生が都会の大手法律事務所に流出することに危機感を抱いていた最高裁は,貸与制を契機に任官者と弁護士との間に貸与資金の返還の免除の有無という点で「格差」を設けることによって裁判官のステータスを高め,もって優秀な修習生の「エリート意識」に訴え,優秀な法曹志望者を都会の大手法律事務所から裁判所に取り戻そうとした。

「ひとりごと」さんの推理では、最高裁が貸与制移行に賛成する理由は、

1 大手渉外事務所による優秀な司法修習生の「青田買い」に対向する手段として、給費制が廃止されて貸与制に移行しても裁判官には貸与金の返還を免除するなどの優遇措置が取られることをもって、優秀な修習生を任官へ誘引し、裁判官のステータスの向上をもはかる

2 貸与制及び任官者に対する貸与金返還の免除と引換えに、任官者を選抜するのに重要な司法修習制度を存続させる

ということらしい。

 このほかにも、司法修習生の給費制が維持されると、最高裁に配分される他の予算(特に裁判官の給与にまわされる予算)が削減されるおそれがあること、なども理由に考えられるだろう。

 この推理が正しいかどうかは、最高裁の幹部の方にでも聞かないと分からないが、とにかく最高裁は司法修習生の給費制維持に反対している。

 検察庁の見解は不明だが、最高裁と同様の見解である可能性も高い。

 週間朝日の記者に対して上記検察幹部は、

この期に及んでまだ、“給費金”という特権を弁護士だけが離そうとしない。われわれ公僕(検察、裁判官)はこの財政難では到底、無理と諦めました。

 と述べたそうだが、

 司法修習生は、弁護士の卵だけではなく、裁判官や検察官の卵でもある。

 それを、弁護士だけの「特権」のようにいうのはあまりに狭量ではないか。

 むしろ、給費制維持に反対する本当の理由が上記のようなものであれば、裁判官の卵や検察官の卵に対して、最高裁や上記検察幹部は随分と冷たいのではないか。

 それとも、貸与制に移行しても、裁判官や検察官になれば貸与金の返還が免除されるから自分たちの後輩には関係ないと思っているのだろうか。

       (つづく)

« 週間朝日の例の記事が早速ネット配信されていた。 | トップページ | 本当の埋蔵金はどこにある?(その2) »

弁護士」カテゴリの記事

コメント

「ひとりごと」さんの例の推理については、彼は「中の人」でないので、一見緻密に見えて、残念ながら全然事実と合致していません。

裁判所や検察=法務省は(昨年からではなく)、法曹検討会でみなでずっと議論して16年に貸与制導入が決まって以降、それを前提に物事を進めています。別に公僕への貸与制免除とか今更考えてもいませんし、この関連で裁判所予算削減云々も事実としてありません。

ただ、記事にあるとおり、身勝手で社会性のかけらもない日弁連現執行部にみな憤りを覚えていること、これだけは間違いのない事実です。

残念な推理さんへ
 あなたは「中の人」ですか?

>別に公僕への貸与制免除とか今更考えてもいませんし、この関連で裁判所予算削減云々も事実としてありません。

 では、どうして「後輩たち」が給費をもらえなくなることに賛成なのでしょうか?

>ただ、記事にあるとおり、身勝手で社会性のかけらもない日弁連現執行部にみな憤りを覚えていること、これだけは間違いのない事実です。

日弁連執行部が給費制維持に方向転換したことを言っておられるのでしょうね。
 確かに、宇都宮会長より前の執行部は貸与制への移行に応じました。しかし、それが日弁連会員の多数意見だったとは思えません。
 日弁連も宇都宮会長の当選によって政権交代しました。そのため、執行部の政策には変更が生じたのです。
 それを「身勝手で社会性のかけらもない」と言い捨てることができるでしょうか。
 

「身勝手で社会性のかけらもない」と申し上げたのは、主張自体の当否もありますが、この1年の数々の言動・行動の態様に対する評価です。

社会人として当たり前の行動さえ取れれば、(ロー擁護により説得力は減殺されていたとはいえ)給費制維持運動にここまで弁護士以外からの反発はなかったでしょう。

日弁連は国政と違ってすぐ選挙があるだけよかったですね。

残念な推理さんへ

>身勝手で社会性のかけらもない
日弁連現執行部の「この1年の数々の言動・行動の態様」というのは具体的にはどういうことを指しておられるのでしょうか?

 私もロー擁護にまわっている現執行部には失望しておりますので、特に執行部を擁護するつもりはありませんが、「身勝手で社会性のかけらもない」とまで言われる行動が何を指しておられるのかには興味があります。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/165174/53006032

この記事へのトラックバック一覧です: 本当の埋蔵金はどこにある?(その1):

« 週間朝日の例の記事が早速ネット配信されていた。 | トップページ | 本当の埋蔵金はどこにある?(その2) »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

ストップ医療崩壊

  • Iryouhoukai_2   

     このチラシの中を見たい方はこちら

     医療危機打開の署名用紙(PDF)はこちら

     宛先はこちら

無料ブログはココログ

司法改革ニュース

医療過誤ニュース

天気予報