きょうは起案日・・・Twitterもどき(8月30日午前9時30分)
8月ももうすぐ終わってしまう。
最近は秋の気配を感じることが多くなった。
日曜日の午後、大阪から福知山線に乗って宝塚方面に出張した。あの事故現場も通ったのだが、見過ごしてしまった。
あの事故からもう6年も経過しているのか・・・。時の流れは早い。
しかし、今でも、あの無惨に変形した車両の写真は忘れられない。
最も安心な乗り物であると信じていた電車でこのような大事故が起こったことに衝撃を受けたものだった。
ウィキペディアでは、事故の間接的要因の欄に、
JR西日本の経営姿勢が抱える問題
国鉄時代から並行する関西私鉄各社との激しい競争に晒されており、その影響からか、民営化後のJR西日本にも競合する私鉄各社への対抗意識が強かったとされて、私鉄各社との競争に打ち勝つことを意識するあまり、スピードアップによる所要時間短縮や運転本数増加など、目前のサービスや利益だけを優先し、安全対策が十分ではなかったと考えられる。
また同社においては、先述の競争の激しさや、長大路線を抱えている点から、従業員がダイヤの乱れた時における乗客からの苦情の殺到を過度に恐れていたとの指摘もある[4]。
同社の安全設備投資に対する動きが鈍かった背景には、先述の私鉄各社との競争などによるサービス競争を優先させたほか、民営化後多数の赤字路線を抱えていたこと、阪神・淡路大震災で一部の施設が全壊ないし半壊するなどの被害を受けたことや、山陽新幹線のコンクリート崩落問題で多額の支出を強いられたこと、さらには一部の株主が利益に対する配当を優先させる要求に出たこと[5]などが挙げられる。
との記載がある。
事故当時から、ゆきすぎた競争が事故の背景にあったとの指摘がなされていた。
最も安全が求められる鉄道会社、航空会社、バス会社などが、乗客の命よりも企業利益を優先させることは絶対に避けられなければならない。
この事故の後、新自由主義についての疑念がいろいろな場面で取り上げられるようになったという印象である。
・・・そんなことを考えながら、福知山線の列車に揺られていた。
日曜日に往復6時間かけて出張し、帰宅が午後10時過ぎだったのだが、月曜日には予定がしっかり詰まっていた。
提出期限のせまっている起案があまりできていない。
調査や検討しなければならない問題もたくさんある。
秋には担当事件がいろいろと動きそうだ。
そんなわけで、当分、ブログでまとまった記事が書けそうもない。
司法修習生の給費制の行方は目が離せない状況なのだが・・・。
法曹養成制度や法曹人口問題についても、この秋には何らかの動きがありそうだし。
なんだか心落ち着かない8月の終わりである。
・・・しかし、きょうは起案を優先!
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