マイペット

アクセスカウンター

  • 2006年5月18日~

コメント・トラックバックについて

  •  このブログのコメント、トラックバックは管理人の承認制となっています。このため、ブログに記載されるのに時間がかかることがあります。管理人の判断でブログの記事と無関係なコメント等や、誹謗中傷等の公序良俗に反する内容のコメント等は承認致しません。

アクセスランキング

ブログランキング

  • ブログランキング・にほんブログ村へ
     クリックして頂くとブログランキングがアップします。 よろしければクリックお願いします。

ねこちか2

サイバーキャットと遊べます。猫じゃらしで遊んだり、エサを与えることもできます。

« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

2011年7月

2011年7月30日 (土)

ゴーヤのカーテン完成!

 7月ももうすぐ終わり。

 ゴーヤの緑のカーテンは予定どおり完成した。

Goya730_010

ベランダが狭いので、全体の写真を撮れなかったが、横3メートル、高さ2メートルほどを、ゴーヤの葉でカバーしている。

 葉もびっしり。

Goya730_005

こちらは、6月26日の様子。1ケ月ちょっとでここまで成長した。驚異的な成長力だ。

 こんなところまで、つるを伸ばしている。

Goya730_002

 部屋の中から見ると、こんな感じで、まるで緑のジャングルの中で暮らしているような気分。

Goya730_012

 真ん中に小さなゴーヤの実。数は少ないものの、小さな実が見られるようになった。

 こちらは、エアコンの室外機に支柱を使って屋根をつくり、その上にすだれをかぶせたもの。更に、その上をゴーヤをはわせる予定。

 この室外機には西日がよくあたり、昨年の猛暑にはエアコンの効きが悪かった。そこで、こんな工夫をしてみた。

Goya730_017

 しかし、ゴーヤのカーテン効果のせいか、今年はあまりクーラーを利用していない。

              bud

 ゴーヤや観葉植物でベランダは緑が多いのだが、ペチュニアやインパチェンスは間延びしてしまったために、こんな風に剪定してしまったので、全く花がなくなってしまった。しかし、1週間もしないうちに、ちゃんと新芽が出てきた。秋にはまた咲いてくれるだろう。

Petyunia_001_2

 ベランダに花が全くないと、ちょっと寂しいので、こんなニチニチソウを購入して置いている。いろんな色が混ざったポットを300円で購入し、100円均一で購入した素焼きの鉢に植えてみた。

Nitinitisou_004

 いよいよ来週は8月。夏本番。ますます暑くなるだろう。

 ゴーヤのカーテンには、まだ2ケ月ほどは頑張ってもらわねば。

2011年7月29日 (金)

保安院まで「やらせ」か・・・。

 全く、この国の原発関連組織はどこまでメルトダウンしているのだろう・・・。

 保安院が原発シンポで「やらせ」

 2011年7月29日(金)12時43分配信 共同通信

 中部電力は29日、2007年8月に開かれた浜岡原発(静岡県御前崎市)のプルサーマル計画に関する国主催のシンポジウムで、経済産業省原子力安全・保安院から質問を作成して地元住民に発言させる「やらせ」の依頼があったと明らかにした。四国電力も同日、06年に愛媛県で開いた伊方原発のプルサーマル計画に関するシンポジウムで、保安院から出席者を集めるよう要請があったと公表した。

 しかし、今になって、なぜ、中部電力がこういう事実を暴露したのかが気になる。

 中部電力と四国電力は、保安院に反旗を翻すつもりか。

 記者の方々には、ぜひそのへんの事情を記事にして頂きたい。

 いずれにせよ、保安院の抜本的組織改革は急いでやってもらいたい。

2011年7月28日 (木)

東電OL殺害事件の暗い闇

 東電OL殺害事件について新事実が明らかになったのを知ったのは、原発事故関連でこの記事を読んでしばらくのことだった。

 『東電OL殺人事件』著者 表題の“東電”外すよう工作された(NEWSポストセブン)

 私は、佐野眞一氏の「東電OL殺人事件」を読んだことはないが、当時話題になっていたことは覚えている。

 確かに、東電にとっては、この事件は「世間に早く忘れ去ってもらいたい」事件であっただろう。こういう工作がなされたとしても不思議はない。

 被害者が東電のエリートOLであり、かつ夜は街娼というもう一つの顔を持っていたため、当時は大変センセーショナルな報道がなされていた。事件や犯人よりも、被害者のプライペートに関心が集まり、佐野氏のようなノンフィクション作家だけでなく小説家もこの事件にインスピレーションを感じる方が多かったようだ。

 私は、自分が依頼を受けている生の事件の方で忙しくしており、この事件は他の弁護士が扱っている遠い事件という感覚しかなく(弁護士は得てしてこういう感覚に陥ることが多いように思う)、あまり関心を持って報道を追っていなかった。

 しかし、弁護人が冤罪を訴えていることは知っていた。

 無実のゴビンダさんを支える会 には、事件の経緯や判決文などが掲載されている。

             libra

 私がこの事件に興味を覚えるのは、被害者のプライバシーではなく、裁判所の事実認定のあり方だ。

 被害者がどういう人だったかは、もはや故人となってしまった以上、誰にも分からないだろう。

 ノンフィクション作家や小説家がいくら想像力を働かせても、それが真実だったかは誰にも分からない。結局、ノンフィクション作家や小説家の「頭の中」にだけ存在する被害者でしかない。それに、被害者自身もどうして自分がああいう行動を取っていたのか、分かっていなかった可能性もある。

  だから、本当は、被害者の人間性の追求よりも、事件そのものや裁判の行方を冷静に監視する方が大事だったのだ。

 しかし、マスコミはあまりそこには注目していなかったのではないか。 

 最近発表されたこの記事の内容には、驚いた。

 東電OL殺人事件 15年目の新展開 特捜部に続き警視庁も… 「信じられない捜査ミス」と証拠隠滅

(週間朝日 2011年08月05日号配信掲載) 2011年7月27日(水)配信

 驚いたのはこの部分。

 それでも、検察側は、「新鑑定が再審に結びつくとは考えられない」と強気だ。

 その根拠は、現場で見つかった被害者の財布などが入ったショルダーバッグだ。犯人は被害者からバッグを奪おうとしてもみ合い、取っ手を引きちぎったとみられている。その際、付着したとみられる皮膚片からは、ゴビンダ受刑者と同じB型の血液反応が出た──これが、検察が強気の姿勢を崩さない理由だ。

 だが、これも詭弁だ。

 公判資料によると、付着した皮膚片のDNA型は、血液型Bの「223T-362C」という型が検出されている。ゴビンダ受刑者は血液型が同じB型でもDNA型は「223T-304C」で、別の型なのだ。

「現場から見つかったゴビンダ以外のB型の陰毛は2本あり、うち一本は『223T-362C』型でした。バッグに付着した皮膚片とも一致する。真犯人を示唆する重要な証拠にもかかわらず、この鑑定の詳細は公判では証拠開示されず、検察は論告でもバッグの取っ手分析を隠蔽していました」(ゴビンダ受刑者弁護団関係者)

 弁護側は何度もバッグの本鑑定を裁判所に求めたが、却下され続けたという。

「鑑定すれば、ゴビンダの無実が明るみに出てしまい、検察の墓穴を掘るので却下し続けたのでしょう」(同)

 今回、DNA鑑定で一致が判明したのは、O型の体毛と体液だが、バッグに付着した皮膚片の血液型はB型。ゴビンダ受刑者もB型だが、この皮膚片とはDNA型が異なるという。

 被害者の所持金は持ち去られており、バッグの取っ手を引きちぎった人間が犯人である可能性が高い。

 当時の鑑定でも、ゴビンダ受刑者はバッグの取っ手をひきちぎった人間ではないことが明らかだったとすれば、一体どうして有罪とされてしまったのか。

 足利事件のように、DNA鑑定の技術の進歩によって初めて明かになったというわけではなさそうある。

 記録をよく読まないとこの経緯は分からないが、不思議である。

 どうしてこんなことになってしまったのか。

               libra

 当時、マスコミは被害者の心の中の闇にばかり目を向けていたが、実はこの裁判の中にこそ大きな闇があったのではないか。

 週間朝日の記事は、佐野氏の

文学的にいえば、殺害された女性は、長いダイイング・メッセージを残したなあと思う。「あんたたち、まだわからないの?」って、彼女の声が聞こえてくるようだ。彼女は真実にたどり着かない私たちに、いら立ったように、かつて勤めていた会社の原発を爆発させ、今回は司法制度をぶっ飛ばそうとしている、と。

という「極めて」文学的な表現を紹介している。この表現は、ちょっと思い入れが激しすぎる思うが、確かにこの時期にこの事件で新事実が明かになったことには何か不思議な因縁を感じる。

 被害者の心の闇の解明はおそらく誰にもできないだろうが、この裁判の闇の方は絶対に解明してもらいたいと思う。

追記:

 第1審の弁論要旨をこちらで読むことができる。

 http://www.jca.apc.org/govinda/trial/firstargument.html#05

 第五項にショルダーバック取っ手の付着物のDNA型についての記述もある。

ゴーヤとハチとぬか漬けに感謝。

 最近は日当たりの悪いベランダのゴーヤにも次々と花が咲く。雌花の受粉も面倒になってきた。

 Hana_002

 ところが、きょうの朝、ゴーヤに水やりをしていたら、頭の上でブンブンという音がする。もしやと思ったら、小さなハチが2匹飛び回っていた。

 ありがたや。ついに、このベランダにも助っ人に来てくれたのか!

 ハチたちは、ほぼ全ての花をまわり、しばらくして去っていった。

 ゴーヤの花からは、あまり知られていないが、甘い香りがするのだ。葉や茎には実と同様の苦みのある独特の臭いがあるのだが、なぜか花だけは甘い香り。

 ゴーヤはその甘い香りで虫たちを呼び寄せて受粉させるが、葉や茎からは独特の臭いを出して虫を遠ざけている。そして、実がはじけると中の赤くて甘い果肉で再び虫を誘う。

 実に頭のいい植物だ。

               bud

 実家で育てている白いゴーヤに最初の実がなった。 440グラムあった。

 Goyasiro_005

 真っ白ではなくて、ちょっと緑がかっているが、とても美しい。まるで翡翠の置物のよう。

 食べるのがもったいない。・・・でも、食べる。

 半分に割ったところ。実が厚くて、食べでがある。

Goyasiro_006

 半分は薄切りにして生で食べることにし、半分はゴーヤチャンプルにすることに。

 薄切りにしたゴーヤとゆでたエビをマヨネーズであえたもの。

Goyasiro_007

 薄切りにしたゴーヤ、わかめ、ツナをポン酢であえたもの。

Goyasiro_008

 白いゴーヤは確かに緑のものに比べて苦みが薄いようだ。

 さっぱり、おいしくいただけた。

 ただ、もう少し薄切りにした方がよかった。結構実がしっかりしていて、歯ごたえがある。

 さっと湯通しした方がよかったかも。

              bud

 こちらは、自家製きゅうりのぬか漬けと「きゅうりのきゅうちゃん」風。

Goyasiro_009

 きゅうりは、1本にたくさん実る。食べきれないほどだ。

 (私は初めて家庭菜園で作ったが、あまりにできるのでびっくりした。)

 そこで、こういう漬け物にしておくとよい。

 ぬか漬けは、すぐに漬けられるものがスーパーに売っている。減ってくれば、糠やだし昆布や鷹の爪を追加すればよい。一晩漬ければ食べられるという、究極の簡単料理かも。

 汗をかいてシャワーを浴びた後に、このぬか漬けを食べると、さっぱりして心地よい。夏の塩分の補給にもなると思う。

 「きゅうりのきゅうちゃん」風は、いろいろな作り方がネットで見つかる。

 これも、なかなかおいしい。

 自然といにしえの日本人の知恵に感謝!

2011年7月27日 (水)

これには笑った。・・・Twitterもどき(7月27日午後5時15分)

 名古屋はものすごい夕立である。雷がなっている。

 夏風邪を引いてしまい、鼻水が出て調子が悪いので、今日は早めに帰宅しようと思っていたのだが、ちょっと待つことに。

 そんなとき、この方のツイッターを見て、思わず苦笑 smile

 http://twitter.com/#!/tamai1961/status/94714920293253120

 こういうことを言える「大阪のガキ」、好きですね good

 ところで、7月25日の朝日新聞の社説は珍しくまともだった。

  橋下発言判決―刑事弁護を理解しよう 

  以前の橋下氏に対して弁護士資格を返上せよなどと書いていた社説は、懲戒手続の最中には弁護士登録を抹消したくてもできないのにちょっとひどくないかと思ったが(橋下氏は違う理由で猛烈に怒っておられた)。

 特定の刑事弁護について批判することは自由といっても、なにせマスコミ報道だけを資料に意見を形成するのは専門家であっても難しいと思う。そして、そのマスコミ報道(特にテレビ)自体が100%信用できるものではないということは、この事件の報道や原発報道で既に実証済みであろう。

              rain

 月末でいろいろと忙しく、まとまった記事はなかなか書けませんが、こんな調子の軽い記事は引き続き書いていこうと思っています。

 よろしかったら、ご訪問下さい。               

 

2011年7月26日 (火)

司法記者との懇談会から帰る。・・・Twitterもどき(7月25日午後11時30分)

 本日は夕方から司法記者との懇談会・懇親会があり、帰宅したのは11時過ぎ。

 直ぐにシャワーを浴びて、パソコンに向かうが、記事を書く気力なし。

 今年は急に懇談会の日時が決まったそうで、そのせいか司法記者の方々の参加が少なくて残念だった。弁護士の方は出席者が多く、例のごとく法曹人口・法曹養成問題を語り出すととまらない。結局、お開きは午後10時となってしまった。

 懇親会で配布された日弁連のパンフ。

 Panhu_001

 立派なものばかり。

 特に「法曹人口政策に関する緊急提言 関連資料」にはたくさんのデータがグラフ化されており、法曹人口問題を考えるには必須の資料である。

 たとえば、こんなデータも。

Panhu_002

 法科大学院の入学者は減っているなあ。今年はもっと減っているらしいが。

 帰りに法科大学院で講師をしている弁護士から聞いたが、なんと入学者数4名という法科大学院もあるそうだ。

 「司法修習生の給費制維持を求めます」という立派なパンフ(宇都宮会長の顔写真が表紙に掲載されているもの)には、こんなデータが。

Panhu_007

 裁判所予算、少なすぎる!

 諸外国の裁判所予算との比較もしてもらいたかった。

 これじゃ、司法修習生の給費制を廃止して多少支出をけずったところで、司法「改革」なんて実現できるはずないだろう。

日弁連は、もっとこういうデータやパンフを有効に利用してほしい。

2011年7月21日 (木)

台風一過とゴーヤの花

 名古屋では、昨日午後には台風一過となった。午後からはまた日射しが戻り、猛烈な暑さ。 

 きょうも朝から暑い!

 連休で2,3日自宅を留守にし、しかもあの台風だったので心配していたのだが、ベランダのゴーヤは無事だった。

 きょうの朝見たら、雌花が咲いていた。 

Goya_005_2

 ベランダには受粉してくれる虫が来ないので、人工受粉しておいた。

 留守の間に、ゴーヤのつるが伸びていたことにはびっくり!

Goya_006_2

 もうすぐ、窓を覆い尽くす。カーテンというより、緑の壁になりつつある。

 きょうも猛暑日になりそう!

2011年7月18日 (月)

白いカボチャと白いゴーヤ

 実家の駐車場の柵に這わせているカボチャ。真っ白できれい。まだ10㎝ほど。品種名は不明。苗のラベルを見ると、中も白く甘いらしい。どうやって食べようか。

Kabotya_005

 こちらは、白いゴーヤ。苗を150円ほどで購入して植えた。ものすごい成長力で、どんどんつるを伸ばし、実も既に5,6個できている。緑のゴーヤよりも苦みは少ないらしい。

Goyasiro

 台風が来そうなので、つるもののネットをしっかり固定した。

 台風よ、来るな!

2011年7月17日 (日)

やっぱ、大阪には住みたくないわ。・・・Twitterもどき(7月17日午前8時20分)

 昨日は連休初日ということもあって、大阪駅周辺はものすごいにぎわいであった。

 相代理人の弁護士は「通天閣に行ってみる。」と言っていたが、人混みがきらいな私は、早々に退散してきた。

 朝になって、ネットを見ると、こんなことになっていた。

  • 弁護士がつぶやく「橋下知事が逆転勝訴 弁護団への懲戒請求発言で最高裁 」 その2
  •  下の方を見ると、なんと橋下氏もツィッターで参戦しているではないか。

    http://twitter.com/#!/t_ishin

     いろいろと反論したいこと多し。

     しかし、これから仕事なので、時間をみてじっくりと・・・。

     まずは一言のみ。

     弁護人は、「世間」に対して弁護方針等についての説明義務があるというのが橋下氏の持論だが、

     弁護人には依頼者に対する守秘義務がある

     説明するにも十分な手段がない

    ということを忘れてもらっては困る!

     光市事件のときは、弁護団は結構説明をしていた(依頼者が了解していたため)。

     しかし、大手メディアは弁護団の記者会見をたいして報道していなかったではないか!本村氏の記者会見の報道はしっかりしていたが、弁護団の記者会見はほんの一部のみ適当に切り取ってしか放映していなかった。

     それどころか、一部メディアが間違った報道をし世論を誘導していたことは、その後のBPOの調査によって判明している。

     今回の原発震災で、原発に対して大手メディアが今までどういう報道をしていたかをみれば、本当に大手メディアが信用できるものであるか、国民にもよく分かったことだろう。

     (私は最近のテレビ局の原発に対する報道の手のひらがえしっぷりには、あきれるばかりである)。

                  coldsweats01

     橋下氏のツイッターを読んでいて、思ったことは一つ。

     やっぱ、こういう方が知事の大阪府には、私は住みたくないわ。

     大阪府民には申し訳ないが、私は橋下氏のみならず、あまり大阪が好きではない。

     あの猥雑な雰囲気には、私はとてもついていけない。

     なにせあの「飛田新地」などが交番のすぐそばに存在しているようなところだから。

     (「飛田新地」がどういうところかは、ネットで調べればすぐに出てきます。

     橋下氏は、大阪を副首都にして国際都市にしたいのだろうが、「飛田新地」のことをどう思っているのか聞いてみたい。)

      大阪出身の方々はとても気さくで面白い方が多いとは思うのですがね。

    2011年7月16日 (土)

    きょうは大阪出張・・・気が重いわぁ!

     きょうは午後から大阪に出張だ。

     きのうのきょうだから、なんだか気が重い。

     大阪府民の方々全員には責任はないのだろうけど、なにせ最高裁に「軽率」とか「不適切」とか認定された行為をしていても、全然反省などしていないだろう知事さんがいるところだからなあ。

     弁護士のツィッターを見ていると、皆さん、「受忍限度論」にショックを受けておられるようだ。 

     http://togetter.com/li/161814

     裁判員裁判の弁護人登録を抹消しようか、と言っている弁護士もいる。

     そりゃそうだろうなあ。

     国民の皆さんも、万が一、世間の注目を集める刑事事件の被疑者や被告人になってしまった場合、これからは優秀な弁護人を探すのはとても大変なことになるだろう。

     最高裁は、昨日のこの判決といい、更新料有効判決といい、医療過誤の期待権侵害についての判決、過払金返金請求関連の判決といい、最近どうもおかしくなっている。

     ・・・・・きょうも、暑くなりそう!

    2011年7月15日 (金)

    橋下懲戒扇動事件の最高裁判決

     きょうは、最高裁の判決の日だったんですね。すっかり忘れていました。

     ブログのアクセス分析を見て、はじめて知りました。

     最高裁判決はこちら(裁判所HP)→

    http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110715165447.pdf

     うーん。

     細かく分析する時間はなかったのですが、簡単にまとめると、

     橋下氏の発言は軽率で不適切な点はあるが違法とまではいえない(表現の自由の範囲内)

     弁護人の負担は確かにあったが、著名事件の弁護人としては受忍すべき範囲内

     ということらしい。

    ・・・・・私の感想を一言だけ。

     これじゃ、こういう刑事事件の弁護人をやる弁護士はますますいなくなるでしょう!

     なにせ、あれを受忍せよというのだから。

     

    きょうは絵日記じゃなくて写真日記

     現在のベランダのゴーヤカーテンの様子。

    Enikki_012

    Enikki_005 

     ここは6月26日にはこんな状態だった。

    Goya_002

     私の育てているのは「すずめゴーヤ」という種類だが、普通のゴーヤに比べて、実も小さいが葉も小さく、ベランダ向きだろう。

     窓も壁も一面ゴーヤに覆われるように、9本も植えてしまった。

     ベランダの奥なので、あまり直射日光はあたらず、ゴーヤにはあまりいい環境ではない。そのためか、全然花が咲かない。

     しかし、葉っぱに緑のカーテンとなってもらうためなので、花や実がならなくてもかまわない(できれば実もほしいけど・・・)。

     「すずめゴーヤ」はあまり市販されていないが、葉が普通のゴーヤよりも小さく、つるもよく伸び、緑のカーテンに向いていると思う。

     この調子でいけば、7月中には窓全面を覆ってくれそうだ。

     気のせいか、帰宅しても部屋に熱がこもった感じがしない。扇風機のみですごせる時間が多くなった気がする。

     心配していた水やりは、今のところ3日に1度程度ですんでいる。私は帰宅時間が遅いので、夜に鉢の下から水が出るくらいまで一杯水やりをしている。そうすると、2,3日は大丈夫。比較的土のたくさん入るプランターを利用しているせいで、水やり自体はそれほど大変ではない。

     大変なのは誘引。伸びるのが早く、上へ上へとつるが伸びるので、横に倒していくのがちょっと面倒。

     しかし、ゴーヤの柔らかな緑は眼に心地よく、また実際にも涼しく感じられるので、やはり緑のカーテンはやってみる価値があると思う。

     多くの自治体が緑のカーテンを勧めているが、私もオススメします。

                    bud

     さて、こちらは、昨日の私の昼食。

     名古屋地方裁判所・高等裁判所の地下1階の食堂。

     木曜日限定の名物メニューです。

    Enikki_001

     このボリュームで630円はお安い!

    Enikki_004

     ご飯は少なめで、たれはちょっと甘め。

     穴子、エビ、かぼちゃ、さつまいも、ナスの天ぷらののった天丼。冷や奴。インゲンとこんにゃくの煮物(この小鉢は他の種類もあって自由に選べる)。もやしとネギのみそ汁。

     私のまわりに座っていた女性客は全員これを食べていた。

     お昼にこれを食べたので、夕食はそうめんにして軽めにしました。

     こちらもオススメです。

    2011年7月13日 (水)

    問題のアンケートはこれ。回収率13.4%!

    法務省のHPに問題のアンケートが掲載されていた。

     「司法修習終了者等の経済的な状況に関する調査」集計結果

     回収率は13.4%だそうだ。

     (しかし、なぜか現行62期だけ26.4%で突出している。これは、おかしいだろう。)

     日弁連の収入調査の回収率より悪いな。

     そりゃ、こんなアンケートに答えたくない人は多いだろう(私も人のことは言えない)。

     おそらく即独とか、ノキ弁の人は回答していないだろう。

     ある先輩の弁護士が、日弁連の収入アンケートのことを、「ああいうアンケートは収入を自慢したい人が答えるものだよ。」と言っていたが、このアンケートもそうだろうね。

    落合弁護士の怒り・・・Twitterもどき(7月13日午後8時)

     夕食後。これから仕事を開始するつもり。

     その前に、ニュースを見たら、こんな記事が!

     5年目弁護士、年収2千万 修習生の給費制めぐり調査  (47ニュース)

     元記事は共同通信のものらしい。

     ツィートを見たら、落合洋司弁護士の怒りのツィートが怒濤のごとくcoldsweats01  

      http://twitter.com/#!/yjochi

     ちょっと言葉がきついと思うが、怒りたくなる気持ちはよく分かる。

     もっとも、法曹養成フォーラムの問題だけではなく、共同通信の記事のまとめ方が悪いということもある。

     5年目の弁護士の手取り収入がまるで2,000万円もあるかのような書き方だ。

     そんなことあるわけないでしょうが!

     記事には、アンケート対象の選択方法、回収率なども一切記載されていない。

     どうみても、売上と所得をごっちゃにしているとしか思えない。

     これが意図的なものだとすれば、大変問題だ。

     日弁連は早急に調査をし、法曹養成フォーラムにきちんと説明をすべきであり、記事の間違いを指摘すべきだろう。

    追記:

     私は、原発問題でさんざんマスコミの本性を知ったので、怒りの気持はさほど湧いてこない。

     どうせ、原発ムラみたいなムラがあるのでしょう。

     直ぐに仕事をはじめる予定だったけど、私も気分直しにワイン飲むことにしますわ。

     もっとも、私のはお安い「彩食健美」ですけど(ポリフェノールは身体にいいそうだし)。

     

    遅すぎるけれども・・・。

    警戒区域のペット救え…獣医師ら捜索、除染も

    政府の原子力災害現地対策本部は13日、福島第一原発から20キロ圏の「警戒区域」に取り残されたペットの救出に乗り出すと発表した。

          2011年7月13日(水)11時29分配信 読売新聞

      既に多くの命が失われてしまっている。

      ・・・もっと早く乗り出してもらいたかった。

      しかし、ここに至るまで、きっと多くの方々が尽力されたのだろう。

      その方々に敬意を表します。

    朝から暑い!・・・Twitterもどき(7月13日午前6時35分)

     私は、この夏、勝手に「ひとりサマータイム」を実践している。

     朝は5時前には起き、夜は10時前には寝てしまっている。

     5時前に起きると、本当に静かだし、涼しいし、避暑地に行った気分を味わえる。

     ベランダに出て、ゴーヤのつるを誘引したりしていると、涼しくて心地よい。

     ところが、朝6時頃になると、既にもう暑い!この際、午前4時頃に起きた方がいいのか・・・。

     昼間に外に出るのは、相当に苦痛だ。しかも、今週は新幹線に乗って行かなければならない出張が2度もある!

                    libra

     弁護士は、裁判の合間に書面書き、打ち合わせ、調査などをしなければならない。テレビドラマのように法廷で事件に大きな進展があることはまれで、むしろ、裁判の期日と期日の間にやらなければならない大事な仕事が多く、裁判所の外で事件が進展することの方が多いのだ。

     チェーホフの戯曲は、いつも舞台の外で重要な事件が起きているが、裁判もそんなかんじ。

     それで、裁判の合間に弁護士はいろいろな準備をしなければならないが、抱えている事件は一つではない。

     非常に経済的利益が大きく、高い弁護士報酬が見込まれる事件(弁護士の報酬は依頼者の得られる経済的利益に応じて決まるのが通常)ばかりを引き受けている一部弁護士は別として、経済的利益が小さく弁護士報酬も少額の事件をたくさん引き受けている(少額の報酬しかないと、事件をたくさん引き受けないと事務所経営ができない)弁護士の場合、この裁判と裁判の間の仕事もたくさんになる。

     依頼者の方々にとっては事件は一つで弁護士も一人だろうが、弁護士にとってはたくさんの事件の準備を次の期日までに平行してやらなければならなくなる。

     このため、多額の報酬を得られる事件を少し引き受けている弁護士に比べて、少額の報酬しか得られない事件をたくさん引き受けている弁護士は、事件の処理が遅くなるかもしれない。人間の時間には限りがあるのだから。

     弁護士を増やせば紛争の解決が早く進むと主張しておられる方々は、こういう事実を無視しておられるのではなかろうか。

     少額の報酬しか得られない事件も少し引き受けるだけにしていれば丁寧で迅速な事件処理ができるだろうが、それでは弁護士はとても普通の生活をしていけない。

     今は、そういう少額の報酬しか得られない事件はたくさんあるが、そこそこの報酬が見込まれてたくさん事件を引き受けなくても弁護士が普通にやっていけるという事件は減少していると思う。

     不景気、少子化に加えて、今回の大震災がまたその傾向に拍車をかけることだろう。

                 libra 

     この写真の左側は名古屋地方裁判所・名古屋高等裁判所のビル、右側は愛知県弁護士会館。こうして通路でつながっており、外に出なくても移動できるのは本当にありがたい。

    Midori_001

     この巨木は、何年位ここにあるのかは知らないが、少なくとも私が修習生のとき(20年以上前)から巨木だった。

     幹には深い洞があって、手紙でも入っていそうだ。

     しかし、この木のおかげで、弁護士会館から外に出て駐車場や裁判所に行くのに、直射日光にさらされずにすむ。

     大変ありがたい巨木なのである。

    2011年7月 9日 (土)

    緑のカーテンの途中。

     ゴーヤの成長は早い。 2週間でこうなった。

    Midori_003

     6月26日の状態はこちら。

    Goya_002

     窓の下半分はほぼカバー。

    Midori_009

     部屋の中から見るとこんなかんじで、涼しげ。ゴーヤにはさらに頑張ってもらわねば。

    Goya_001

     名古屋は昨日、梅雨が明けた。 

     きょうも暑い!このまま、ひたすら暑い日々が続くのか・・・。

     本当は買い物に行かなければならないのだが、外に出たくなくなってしまう。

     夜になってから出かけよ。

    2011年7月 7日 (木)

    疲労困憊・・・Twitterもどき(7月7日午後6時30分)

     期日の迫った準備書面を提出して、ヤレヤレヤレ・・・。

     まったく、締め切りのせまったときの連載小説家とか漫画家の心境がよく分かる。

     ここ数日、朝は5時頃には起き、少し家事や書面書きをしてから出勤し、帰宅も昨日などは10時を過ぎていた。

     机周りは、書類の山となっていて、メチャクチャ。でも、かたづける気力が残っていない。

     久しぶりに早く帰宅して、早く寝たい。

     しかし、相代理人から次の書面書きの仕事についてのメールが・・・。

                  libra   

     弁護士って(特に医療過誤事件の患者側代理人は)、そんな楽をして儲けている仕事ではないと思う。

     本日のボ2ネタのトップ記事が、

     「新64期司法修習生の危機的な就職状況」

     というもの。

     この就職難のニュースは毎年恒例のことであるが、司法修習生も弁護士も、そんなに社会では必要とされていない存在なのか、といつもガックリくる。

     既存の弁護士にももう、かつての修習生や若い弁護士を大切に育てる、という余裕も意欲もなくなりつつあるだろう。

     先日の愛知県弁護士会に対する総務省のヒアリング調査では、この修習生の就職難がグラフ化されて報告されていた。このグラフを見てもガックリ。

     しかし、あのヒアリングの成果に期待したい。

     法曹養成フォーラムの一部委員と法科大学院協会は、総務省のヒアリング調査を大変嫌がっておられるようだけど。

     私は総務省の良識に期待します!

    ・・・・・こんな状態なので、ブログはなかなか更新できないと思います。書きたいことは一杯あるのですけどね。

    2011年7月 3日 (日)

    キュウリ三昧

     土日に実家に行ったら、やっぱりキュウリがたくさん成っていた。

     こんな下の方にも。

    Kyuuri1

     こんな、へんな格好でも。

    Kyuuri2

     日曜日の朝の収穫。少々曲がっている。

     この他にも冷蔵庫の中には既に5本。

    Kyuuri3

     案の定取り忘れた太キュウリが2本あって、母がレシピどおりに肉だんご汁を作っていた。冷蔵庫で冷やして食べたが、トウガンと違ってキュウリは結構固いので、また違った風味である。なかなかおいしい。

     この他にもネットでキュウリ料理のレシピを探し、おいしそうなものをプリントアウトして母に渡した。

     そうでもしないと、浅漬けと酢の物ばかりになりそうだったから。

    Kyuurijiru

     キュウリの隣に植えたミニカボチャ。葉っぱがでかい!

    Kabotya  

     既に雌花が咲いた後に、小さな実が成っていた。これは白いミニカボチャだそうだ。

    Kabotya2

     夏のつるもの野菜の成長の勢いというのは、ものすごい。

     きょうも暑い!

    2011年7月 2日 (土)

    法曹養成フォーラムの第2回議事録はおもしろい。

     坂野弁護士のブログの記事 法曹養成に関するフォーラムでの、誤導合戦?? を読んで、法曹養成フォーラムの第2回議事録を読んでみた。

     確かにおもしろい!

     法務省のHP 「法曹の養成に関するフォーラム」 で読めます。

     第2回議事録(PDF)

     こういう速記録を公表しているということは、大変評価できることである。

     日弁連の議事の公開を求める会長声明の成果だろうか。

     それなら、日弁連の方も「法曹養成検討会議」の議事録を全会員に公表すべきだろう。

                 libra

     時間がないので、第2回議事録の特におもしろい箇所のみを指摘。

     1 井上委員と鎌田委員がどういう立場の方かはその発言から明白。

       構成員名簿 をご参照下さい。

     2 山口委員(14頁以下)の法科大学院に対する補助金がいくらか、という質問は絶対必要でしょう!よく聞いて下さいました。

      それに対する鈴木文部科学副大臣の回答も興味深い。国立大学では法学部の定員を削ってロースクールの予算を確保しているそうだ。

     そこまでしてロースクールのために予算を確保しなければならないものか? 

     私立の法科大学院に対する補助金は21年度実績で45億円だという(16頁)。 

     3 山口委員の合コンの話(15頁)は学生の感覚としては本当だろう。

    一つは,法科大学院に入って,卒業生がなかなか司法試験に受からないという,そういう問題で,それでは意味あったのかという問題が出ますし,それが仮に受かったとして,弁護士さんとかになっても,今なかなか食えないよというふうにはなってきていると。これはちょっと驚いたんですけれども,普通の二十そこそこの学生に聞いても,昔は何か合コンやるなら医者と弁護士というのがあったんですけれども,もう弁護士は完全に外れているようで,どうも余り豊かな暮らしができそうだというイメージが何かないみたいですね。

     山口委員のこういう「素人感覚」の方が正常だと思う。

     それで,弁護士とかそういうのをたくさんつくっても,どうも仕事もなさそうだというときに,多額の国家予算を使い,大学の中の予算配分を動かして,法科大学院を維持していくということにどういう意味があるのかと。

     これは私,かかわっていないので,全く素人的な感覚で言うと,そういう感じがするんですよね。だけども,つくってしまったからやめるわけにいかないので,何か意味あるものにしましょうというので,みんなで頭使っているとしたら,非常にナンセンスな議論をしていることになってしまいますよね。

     実にごもっとも。

     4 鎌田委員の「外国企業と太刀打ちするためには日本企業も企業内弁護士をもっと雇用すべき」との意見(17,18頁)(しかし極めて抽象的な内容に終始している)に対して、企業の法務部長を長い間やってきたという荻原委員の意見は実に具体的かつ説得力がある。

     企業内の法務は,何も自己完結的に,すべての企業法務や,あるいは企業防衛についての法的な側面について,自分自身で全部やろうと,こんな無理なことを全く考えておりません。
     私どもの個別企業でも大体売り上げ規模で2兆円程度ですが,そういうところで大体企業内の法務は20人ぐらい。他社の,いろいろ経団連の大きな会社も,大体売り上げ規模に,それに比例するぐらいの人員を抱えているわけですけれども,プロジェクトや法務案件ごとに,例えばベトナムで現地生産したいといえばベトナムの弁護士と一緒にチームを組んで,企業内の法務は何をやっているかというと,プロジェクトをマネージする能力さえあれば,外部の専門家と一緒になってチームを組んでやっていくというようなのが実情であります。それを,アメリカのこと,あるいはロシアや中国のことも分かっている専門家を,企業内に全部取り込むなどということは,これは夢の物語で,そんな非効率なことはやるつもりもないということです。これからも企業内で弁護士を使うことは,私は増えてくると思いますけれども,ここに過剰な期待をしていただいても,限度があるということを申し上げております。
     それ以外の領域で仕事の領域が拡大できるという点についてはよく分かりませんけれども,企業のほうから見ていると,やはり今の司法試験の合格者の数は多過ぎるのではないのかなと。それから,その数が多過ぎるというようなことになれば,法科大学院の数もそれに関連して,やはり多過ぎるのではないのか。その水準がどの程度がふさわしいかということは,ほかの領域も含めて,やはりこの会議でもう少しいろいろなデータも検証しながら,適正水準をみんなで見出していくということが必要なのではないのかと思っています。

     私も海外進出している企業の法務担当者から似たような話を聞いたことがある。

     この荻原委員の発言に対して、すかさず鎌田委員は、

     1人も日本人弁護士がいない企業法務部であっても,ニューヨーク州弁護士資格は随分持っているんですね。10人でも20人でも持っている。

     と反論するのだが、荻原委員は、

     それについて若干コメントさせていただきますと,我々はアメリカのロースクールに随分と人を送って,その半分ぐらいの人たちはニューヨークの弁護士資格を取って帰ってくるんですけれども,それはある意味で言うと,アメリカで勉強してきたあかしとして,そのぐらい取ってこなければ会社はコストを出せないではないかという,ある意味のプレッシャーもあってそうしております。それから,試験の程度が日本の司法試験に比べると,私の目から見てもかなり易しいというようなことから,資格は取ってくるんですね。
     ところが,資格を取って法務部に戻っても,ニューヨークの弁護士なんだから,この問題を扱えというほど実力があるのかというと,決してそんなことはありません。したがって,そのことと日本の弁護士資格との間には余り相関関係がないというか,そんな感じもしています。
     ただ,企業も,経団連も含めて,何も弁護士資格のある人を採用するのを拒否したり,そんなことはしていないわけです。必要な人で実力があればとります。だけど,入口はそう楽な道ではありませんよと,入口の門はかなり狭いと,役に立たない人は要りませんと,こういうことになっていることを御認識いただきたい。

     そうだろう。このように考えている企業の法務担当者は日本中に一杯おられるだろう。

     ここで、井上委員が、突然、総務省の政策評価に話題を変える。

     5 井上委員の総務省の政策評価批判(20,21頁)は、法科大学院協会の意見の代弁だろう。

      また,調査の対象となる関係者からは,実地調査の内容・方法が適切ではないのではないか,特に学問の自由とか,大学の自治との関係でいかがなものかという声も上がっているのです。

     「学問の自由、大学の自治」を言うのであれば、総務省の調査に対してだけではなく、どうして文部科学省の調査や指導にも文句を言わないのか。

    ・・・・・その他にも興味深い議論がたくさん。

     山口委員と荻原委員の「普通の感覚」に期待!

    2011年7月 1日 (金)

    医療過誤事件の経費

     きょうは、ちょっとこの問題を書きたくなったので、先ほどの記事の続き。

     私は、この夏、おそらく関西方面に3回は出張することになるだろう。

     協力医の先生にお会いして、ご意見を頂くためだ。

     気が重いのは、出張自体ではなく、それにかかる費用だ。

     交通費(私は新幹線はいつも自由席だ)、協力医の先生にお支払いする謝礼金(協力医の先生方のご負担を考えると、決して高いものではない)、弁護士の日当(私はかなり低い金額しかもらっていない)は、依頼者の方の負担となる。

     そのため、依頼者からはこれら費用に充てるためのお金をお預かりしているのだが、協力医の先生が遠方にみえるときなどは直ぐに不足してしまう。

     そのたびに、依頼者には請求書をご送付することになる。

     使用した分の経費を計算した後、この請求書をお送りするのは、たいそう気の重いことである。

     この夏は、何度もこういう気の重くなる作業をしなくてはならないようだ。

     過去の私の関連記事:

      医療過誤の被害者が直面する不条理

       裁判官にもこの記事を読んでもらいたい!  

    総務省のヒアリングと裁判所というところ・・・Twitterもどき(7月1日午後4時35分)

     きょうは、午前中、総務省による愛知県弁護士会に対する法曹養成・法曹人口問題に関するヒアリング調査を傍聴する。

     これについては、時間がないのでまた後日書きたい。

     一言だけ。

     先輩方が大変立派な意見を述べて下さって感動しました。愛知県弁護士会では、大変有意義なヒアリングがなされたと思う。

     午後は医療過誤の裁判。

     こちらも一言。

     総務省に対するヒアリング回答の中で、日本の裁判件数が(過払金返還請求訴訟を除いて)減少しているというデータに触れられ、その理由として

     「裁判所が損害賠償事件や行政事件などで、市民救済に消極的な態度に終始している現状では、今後も市民が裁判所に救済を求めて需要が拡大するとは考えられない。」

    というものがあった。

     これは実感としてよく分かる。

     国民の法的救済は、「事前規制よりも事後規制」によればいいとして、裁判所による紛争解決が期待され、弁護士の増員も必要とされた。

     しかし、実際の日本の裁判(過払金訴訟は除く)は、「金がかかる」「時間がかかる」「その割には判決で認めてもらえる賠償金額が少ない」という、被害者の救済には極めて不適なものとなっている。

     まず訴状に貼付する印紙が高い。

     そして、医療過誤訴訟でいえば、鑑定に要する費用、正式な鑑定のために裁判所に予納しなければならない費用はもちろんのこと、私的鑑定でも協力医に対して被害者は謝礼金を負担しなければならない。協力医から意見を聴取するにも謝礼金は発生するのだ。

     証拠として専門医の意見書の提出を求めてくる裁判官も多い。

     裁判所にはそういう被害者が負担しなければならない費用負担のことなど分かってはいないだろう。

     弁護士としてはできるだけ依頼者の経済的負担を減らしたい(たとえば協力医との面談回数を減らしたい)と思うのだが、そういうことは裁判所は知ったことではないというのは常に実感するところだ。

     結局、日本の今の裁判制度のもとでは、いくら弁護士を増やしても市民の法的救済というのは難しいと思う。

                   libra

     司法改革の本来の理念を実現したいのであれば、裁判所、裁判官改革がまず先だろうと思う。

     しかし、心ある裁判官が処遇の面で冷遇され、とにかく事件処理が早い(適切な事件処理とは異なる)裁判官が優遇されるという状況は、全然変わっていないのではないか。

     むしろ、弁護士が過剰となったため裁判官が退職して弁護士となり生計を立てるということが難しくなっているため、見識のある裁判官が思い切った事件処理をするということがますます困難になっているのではないか。

     司法改革の目的はともかく、その改革の方向性は間違っているとしか思えない。

    « 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

    2017年8月
        1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31    

    ストップ医療崩壊

    • Iryouhoukai_2   

       このチラシの中を見たい方はこちら

       医療危機打開の署名用紙(PDF)はこちら

       宛先はこちら

    無料ブログはココログ

    司法改革ニュース

    医療過誤ニュース

    天気予報