へえーっ。賠償特需?
原発震災について掘り下げた記事を、ネット上で意欲的に公開しているダイヤモンドオンラインと現代ビジネス。
現代ビジネスには、こんな記事も。
原発事故の「賠償特需」を「ポスト過払い金返還」と期待する弁護士業界
「返還ビジネス」の次はこの10兆円案件(伊藤博敏「ニュースの深層」)
まだまだ福島第一原発が予断を許さない状況にあるのに、はやくもこんな記事が。
確かに訴訟は増えるだろうなあ。
判例にはないような損害賠償請求が多いだろうから、賠償金額の算定は困難を極めるだろう。
個人にも、事業者にも、実にさまざまな損害が発生しているから、定型的な処理も難しいだろう。一部を除いて、集団訴訟にも、なじみそうにない。
解決までの道のりを思うと、弁護士の眼からみても気が遠くなりそう。
しかし、(伊藤氏は「賠償特需」と揶揄しているけれど)、こういうときのための弁護士増員だったのではないの?
こういうときこそ、被害者には必要なだけ弁護士を利用して頂きたい。
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第177回法務委員会
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000417720110330004.htm?OpenDocument
「今度の大震災でも、これはちょっとたったらいっぱい弁護士の需要は出てくる。そういうところを自分で探していくのが弁護士じゃないか。」
法務大臣もこうおっしゃっておられますし
投稿: たぬき | 2011年4月22日 (金) 11時53分