今さら何を!マスコミも東電も国も!
きょうの朝のNHKのスクープについて、他社もようやく記事を書いている。
炉水位データ、一部公表せず=地震当日、1号機で急減-福島第1原発(時事ドットコム)
東電はこれまで1~3号機の炉内水位や圧力などを示すデータを3月13日午後8時以降について公表してきた。東電は8日、「データに欠けた部分があったため公表しなかった。隠すつもりはなく、国へは報告している」と釈明した。
東日本大震災:福島第1原発事故 1号機、初日夜から圧力容器内の水位低下(毎日新聞)
本震7時間後に燃料露出寸前の状態 福島第一原発1号機 (朝日新聞)
東電はこれまで13日以降のデータ一覧のみ公表していた。「地震直後のデータは欠落が多かったので入れなかった。個別に聞かれれば答えた。国も公表していた」と説明している。
震災当日に炉水位急減 福島第一のデータ公表(東京新聞)
東電にもあきれたが、こういうマスコミのあり様には本当に驚いた。
一体何回記者会見やっているんだ!
どうして記者らはこういう基礎データの開示を東電に迫らなかったのか!
私は、記者らはてっきり東電から全部のデータをもらっており、それを記事にしていないだけかと思っていた。
東電は、「個別に聞かれれば答えた。」と言っているらしいが、「聞かれなければ答えない。」「求められなければデータを出さない。」というのは医療事故でも医療機関がそういう対応をすることはよくある。
だからこそ、勉強をして大事なことを聞いたり大事な資料を求めなければならないのだ。
記者会見に出席していた大新聞や大テレビ局の記者たちは一体何をしていたのか!?
そして、東電は「国へは報告している」とも言っているらしいが、どうして国は地震直後のデータだけ公表していなかったのか?
保安院にこのデータの重要性が分からないはずがない。
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また海外からはたたかれるだろうなあ。
東電も国もマスコミもまたもや恥をさらしてしまった。
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