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ねこちか2

サイバーキャットと遊べます。猫じゃらしで遊んだり、エサを与えることもできます。

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2011年4月

2011年4月29日 (金)

ヒモの次はビスかぁ~

 世界フィギュアを見る。

 小塚選手、銀メダルおめでとうございます!

 ショートのミスの後の、執念のフリーは圧巻でした。インタビューのときの強いまなざしといい、精神的な成長を感じた。演技も、上半身や腕を柔らかく使えるようになっているし、きっとものすごく練習したのだろう。あとは演技中の表情かな。もうちょっと、観客に近づけるようになったらすごい選手になるだろう。

 高橋選手と織田選手は残念でした。

 しかし、日本男子は、ここ一番のときにスケート靴のトラブルに見舞われるのが運命のようだ。

 ビスがはずれるトラブルなど、初めて見た。

 今回は、上位選手のほとんどが4回転に挑戦し、成功した選手がメダルを手にした。

 高橋選手も4回転に気合を入れて臨もうとしたときに、まさかのトラブル。

 しかし、よくも気を取り直してすばらしいステップを見せてくれたものだ。

 やはり高橋選手の表現力は飛び抜けている。髪の毛の先から足のつま先まで、こまやかな顔の表情まで、完全に氷の上のダンサーだった。

 とても面白いプログラムだったので、できることならもう一度最初から演じさせてあげたかった。

 1位のパトリック・チャン選手は、4回転を単独でもコンビネーションでも成功させ、今までのジャンプが弱いのにスケーティングのうまさだけで点を取っているという悪評を払拭した。本人もさぞ満足だろう。

 ただ、あいかわらず腕や上半身の動きが硬く、音楽表現という点では物足りない。なんとなく、全身の使い方がマンネリの感じ。スピードがあって、足元が安定していてスケートが上手なのはよく分かるのだが。私の好みのせいだろうか。この人の演技を見ても、すごいと思うだけで、なんか感動しない。

 私が見ていて面白かったのは、高橋選手とフランスのアモディオ選手。音楽と振り付けがピッタリでリズム感のあるところが似ている。二人とも天性のダンサーだと思う。そして、二人とも観客を楽しませるツボを心得ている。

 3位のロシアのガチンスキー選手も、4位のチェコのブレジナ選手も、4回転ジャンプはバンバン跳ぶは表現力はあるわで、今後は日本選手の強力なライバルになりそう。

 男子シングルは、女子よりも選手の個性の幅が広いところが面白い。

 震災後の憂鬱な気分と仕事の憂さをちょっとの間忘れさせてもらえた。

2011年4月26日 (火)

日本は自然エネルギー大国になれそうだ!

久しぶりに明るいニュースだ。

地熱発電の技術力は世界一!沖合の波パワーは3億キロワット!
関東沿岸の洋上風力発電だけで東電の発電量をまかなえる!

風力資源は東電の年間電力販売量に匹敵する

(SPA! 2011年4月26日号掲載) 2011年4月26日(火)配信

東京大学の石原孟教授は、'07年に関東地方沿岸域での洋上風力の賦存量(理論的に導き出された資源の量)に関する論文を発表、業界関係者を驚かせた。

「関東沿岸から50kmの全海域を対象とした場合の総資源量は年間287テラワット(2870億キロワット)/時で、'05年の東京電力の年間販売量とほぼ同じ。太平洋沿岸は風況が良く、大規模洋上風力発電施設は大きな可能性を秘めています」と石原教授は解説する。

SPA!は、こんな特集を組んでいる。

意外とスゴイ![純国産エネルギー]の実力

 結局は、コストが問題になるのだろうが、先日の孫正義氏の記者会見では、太陽光発電のコストも既に相当下がっているらしい。

 原発も、安全対策コスト、使用済み燃料処理コスト、廃炉コストなどを含めれば、公表されているよりももっとコストがかかっているはずだ。

 そして、原発はひとたび事故が起これば大惨事となり、人々の人生を変えてしまう。

 それよりも、最初は多少コストがかかっても、安全な自然エネルギーの方がいいにきまっている。

 原発は段階的に廃止し、こういう自然エネルギーによる発電を増やしていくべきではないのか。

 日本の技術力は、こういう開発にこそ生かしてほしい。

 放射線をまき散らしながら長い年月をかけて行わなければならない廃炉作業は、本当にむなしい。

管首相に渡してみたらどうなの?

ちょっと笑ってしまったこの記事。

恒三さんの起き上がり小法師、首相に渡せぬわけ

今度はどうなるか見てみたい気もするが。

・・・でも、やっぱり渡せないだろうな。

2011年4月24日 (日)

身近にこんな太陽光発電所があったんだ。

 ソーラーアーク(http://panasonic.net/sanyo/solarark/jp/about/)という世界でもユニークな箱舟型の太陽光発電施設。

 新幹線に乗るとこの不思議な形の建造物が見えるので、前々から気になっていたのだが、孫正義氏の記者会見を見て、にわかに思い出し、検索してみた。

 科学館にもなっているようだ(残念ながら今は一般見学は受け付けていないらしい)。

 孫氏は、「東日本ソーラーベルト構想」なども語っておられたが、こういう発電所を増やすことはできないのだろうかと思った。

 実家から近いので、一度行ってみたい。

 これからは、学校の社会見学も増えるのではないか。

 

孫正義氏の「自然エネルギー財団」設立の記者会見

ustreamで公開されている孫正義氏の記者会見を見た。

自然エネルギー財団を設立されるとのこと。

 http://www.ustream.tv/recorded/14195781

 少々長いのだが、孫正義氏はプレゼンテーションがお上手で、図表を駆使し、時折ユーモアもまじえながらのスピーチなので、聞き手を飽きさせない。ぜひご覧下さい。

 おっしゃることは、実にごもっとも。

 しかし、前途多難だろうなあ(私の前の記事「規制の虜」参照)。

 日本には心ある政治家はいないのか。

 こういうことは、本来政治家の考えることだろう。

 孫氏は本気のようだ。「覚悟」という言葉を何度も使っておられた。

 なにもこういう苦難の途を選択しなくても、有り余る財力で順風満帆な人生を送れただろうに。

 「これを見過ごすことはできない。自分がやらねば誰がやる。」という企業家の良心を感じた。

 ・・・孫社長が、ちょっと坂本龍馬にみえたわ。

(関連記事)

自然エネルギーの普及阻む勢力と戦う孫正義氏 (BLOGOS) 2011年04月23日1時29分

ソフトバンク孫社長 「自然エネルギー財団」設立へ 科学者100人集めて政府に提言(産経ニュース)2011.4.20 17:45

「規制の虜」=「ズブズブ」

 こういうことを「規制の虜」というらしい。(少々お下品かもしれないが)要は「ズブズブ」ということ。

高橋洋一の民主党ウォッチ
原子力安全・保安院の問題体質 経産省「植民地」、そして「東電の虜」
(J-CASTニュース)

このように、規制する側が規制される側に取り込まれて、規制が規制される側に都合よく歪曲されるメカニズムを「Regulatory Capture」(規制の虜)という。東電の虜になった政府は、国民に対して「由(よ)らしむべし、知らしむべからず」の姿勢で原子力行政を行い、今回そのツケが最悪の形で回ってきたのだ。

 この記事の中に出てくる東電の顧問に天下った経産省資源エネルギー庁の前長官だった石田徹氏についての政府の対応はこういう流れになっている。

 前エネ庁長官、東電顧問へ「天下り」 退官から4カ月余 2011年1月5日(asahi.com)

 「天下りあっせんでない」と枝野氏 東電顧問就任問題で 2011年2月2日(asahi.com)

 東電に天下り年収1860万円の元原発官僚 ただいま雲隠れ中 2011.04.06 (NEWSポストセブン)

 電力会社に天下り自粛 枝野氏、前エネ庁長官に辞職促す 2011年4月18日(asahi.com)

               thunder

 おまけに、日本ではマスコミまで「広告料」によって東電に取り込まれてチェック機能を果たしていない。

 東京電力と大マスコミの広告出稿・接待漬けの慣れ合い関係

           2011年4月18日(月)22時0分配信 週間実話

               thunder

頼りにしていた原子力安全委員会もこんなあり様。

原発の安全性は、週1回48分の会議で決まった 何も発言せずに年間1600万円報酬のやれやれ・・・ 2011.04.22(Fri)  伊東 乾 (Japan Business Press)

 原子力安全委員会委員は、国会の同意を得て総理大臣により任命されているが、おそらく官僚が都合のよい委員候補者を推薦して、総理はそれに従っているだけなのだろう。

 アメリカでは米原子力規制委員会(NRC)が原発の安全性について政府と鋭く対立までしているというのに。

福島原発の危険評価をめぐる、米国政府と米原子力委員会(NRC)の温度差(1) (東洋経済)

 この記事にある米原子力規制委員会(NRC)トップのグレゴリー・ヤツコ委員長(40)とは、こんな方。

反原発運動も熟知 米原子力委のヤツコ氏(産経新聞)

 こんな方が委員長に選ばれるというのは、日本では考えられないだろう。

 なにせ、こんな「村」が繁栄しているのだから。

そんなに「安全」と言うのなら、テレビに出るのではなく原発ムラの科学者たちは現場へ行け!君たちにも責任があるだろ(現代ビジネス 経済の死角)

 しかし、日本でも、「原発ムラ」に属さない専門家を、原子力安全委員会の委員に選任することが検討されるべきだろう。

               thunder

 原発震災は、日本の意外な技術力の低さを露呈してしまっただけではなく、原子力利用の安全性に対するチェックシステムが「規制の虜」によって機能していなかったことも全世界にさらけ出してしまった。

 政治家の方々は、日本国民が再び「日本は技術立国」「日本は文化国家」と世界に胸を張れるようにして頂きたい。

 

              

2011年4月22日 (金)

検索ワード「水野解説委員」

 最近、「水野解説委員」の検索ワードが多いことに気がついた。

 このブログの人気記事の第1位も、いつの間にか

     NHKの水野解説委員のご意見   

になっているし(たいした記事ではなくて申し訳ないんですが)。

 それにしても、NHKの水野解説委員、大人気!

 確かに、あの低音ボイスは耳に心地よいし、聞き手のことを考えたゆっくりとした語り口、分かりやすい説明はいい。

 ・・・比べるのもなんだが、東電の武藤副社長はちょっとは水野解説委員を見習ったらどうなんだ。

                 thunder 

 しかし、急に検索が増えたのは、こんな出来事があったかららしい。

 「NHK解説委員、出番減らされた」 TV爆弾発言にネットで波紋(JーCASTニュース)

 週間現代にこのような記事も掲載されたらしい。

 「言い過ぎ」と圧力をかけられたNHK水野解説委員

       (経済の死角) 2011年04月18日(月)

 私には、水野解説委員が、そんなに過激なことを言ったようには全然思えないのだが。

 広告収入に頼らなくてもいいNHKでもそうなのか?この間の朝7時のニュースでも東電と政府に手厳しい原稿を読み上げていたけどなあ。 

 真相はよく分からない。

 確かに、水野解説委員は、いっときは出ずっぱりだったのに、急にお見かけしなくなったので不思議には思っていたが。

              thunder

 水野解説委員は大人気のようだから、NHKはどんどん出演させればいいのに。

 でも、第二の池上彰さんみたいになっちゃうかもね。

 池上さんも、週間こどもニュースを時々見ていて、「説明が上手だなあ。感じのいいおじさんだなあ。」と思っていたら、いつのまにか独立されていたもんな。

 

2011年4月21日 (木)

へえーっ。賠償特需?

 原発震災について掘り下げた記事を、ネット上で意欲的に公開しているダイヤモンドオンライン現代ビジネス

 現代ビジネスには、こんな記事も。

原発事故の「賠償特需」を「ポスト過払い金返還」と期待する弁護士業界

「返還ビジネス」の次はこの10兆円案件(伊藤博敏「ニュースの深層」)

 まだまだ福島第一原発が予断を許さない状況にあるのに、はやくもこんな記事が。

 確かに訴訟は増えるだろうなあ。

 判例にはないような損害賠償請求が多いだろうから、賠償金額の算定は困難を極めるだろう。

 個人にも、事業者にも、実にさまざまな損害が発生しているから、定型的な処理も難しいだろう。一部を除いて、集団訴訟にも、なじみそうにない。

 解決までの道のりを思うと、弁護士の眼からみても気が遠くなりそう。

 しかし、(伊藤氏は「賠償特需」と揶揄しているけれど)、こういうときのための弁護士増員だったのではないの?

 こういうときこそ、被害者には必要なだけ弁護士を利用して頂きたい。

ようやく・・・。

遅すぎだ。

原発事故会見を25日から一本化

  2011年4月21日(木)21時37分配信 共同通信

 日本人からみても奇異なのだから、外国人がみたらさぞや「不思議の国ニッポン」だろう。

「原発事故について、どうして東電、政府、原子力安全・保安院は合同記者会見を開かないのか」――災害救助研究の専門家、ハーバード大学のマイケル・ファンルーエン准教授が語る危機のリーダーシップ (ダイヤモンドオンライン)

 ――では、もしあなたが東日本大震災の救済ディレクターになったら、この状況を具体的にどう改善するか。

 たとえば、原発問題をめぐっては、政府、東京電力、原子力安全・保安院の三者の責任者が文字通り同じ舞台に立ち、現状をわかりやすい言語で説明し、国民を安心させるための合同会見を開くべきだ。

 そうしたシンボリック(象徴的)な振る舞いは、このような非常事態のときに大変役立つものだ。ひとつの声で語られることにより、国民は政治、技術、公共が一緒になって動いていると確認できる。

 本当にそうだ。

 てんでバラバラな時間帯に、内容も同じことの繰り返しだったり、時々くい違うような記者会見の必要性などないだろう。

 しかも、最も詳しい東電の記者会見は、国民向けではなく、一部の記者向けのプレゼンテーションだし(インターネットで公開される内容よりも、ブラ下がりで一部の記者に説明される内容の方が重要そう)。

 政府の関係者には、このファンルーエン准教授の提言をぜひ読んで頂きたいものだ。

2011年4月20日 (水)

福島第一原発の驚きの現場

 きょうのとくダネ!を見て驚いた。

 福島第一原発の作業員の治療にあたっていた医師が出演され、現場の作業員の健康管理の劣悪さについて語っておられた。

 ようやくテレビもこういう情報を流すようになった。

 いまだにレトルト食品や缶詰のみ、シャワーも風呂もなし、布団もなし、雑魚寝状態。

 信じられない!

 (またも思うのは)日本って先進国、文明国だったの?ということ。

 一体、東電幹部も政府も何をやっているんだ!

 工程表をいくら作ったって、それを実行する現場の人たちを大切にせずにいたら、絵に描いた餅に終わるだろう。

 まったく、こんなことを放置していることだけからしても、管内閣も東電役員も即刻退陣すべきだと思った。

(追記)

 共同通信が記事にしていた。

  現場の東電社員のストレスを危惧 

    2011年4月20日(水)5時24分配信 

 谷川医師は、非常勤産業医という立場上、言いづらいこともあったと思うが、あまりの現場環境の劣悪さを見かねてマスコミに発表されたのだろう。

 こういう現場の声に耳を傾けないのであれば、もはや管内閣には政権担当能力はないとされても仕方がないだろう 。

2011年4月18日 (月)

忙しい月曜日・・・Twitterもどき(4月18日午後7時40分)

 久しぶりのTwitterもどき。

 名古屋は素晴らしい晴天が続いていたのだが、きょうは曇り、夕方からは雨。

 午前中は電話に追いまくられ、午後からは打ち合わせの後に委員会に出席。

 委員会の後、他の委員と喫茶店で雑談した後、事務所に戻って残業。

 それでも、きょうは、昼休みに、ちょっとだけ近所の資料館にお弁当を食べに行けたことが嬉しかった。

 八重桜が満開で本当に美しかった。

 まだまだ書面書きの仕事が残っているのだが、きょうは電話があまりに多かったので疲れてしまい、帰宅して少し休んでから続きを書く予定。

 電話、メール、ファックス ・・・・時々、こういうものと無縁な世界に行ってしまいたくなる。

 

 

驚愕の原子力安全委員会の議事録

前から気になっていたこの記事。

原発爆発後も会議時間はたった5分! 原子力安全委員会のノー天気(日刊ゲンダイ)

 本当に会議時間が5分なんだろうか、ちょっと集まって事故を話題にするだけでも5分なんてあっという間に経ってしまうだろうに・・・と思って、議事録を見てみた。

 原子力安全委員会ー会議資料 

   http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/index.htm

 「会議資料」「議事概要」とされているので、正確には「議事録」ではないのかもしれない。

 確かに5分という記載がある。

 ・・・・・国民の立場に立って、国や東電に対して意見を述べてくれる専門家集団というのは、どうやら日本にはないらしい。

 現在の原発行政システムのもとでは原子力安全委員会に期待するほかないと思っていたが、少なくとも今の委員会には期待できそうもない。

 今の日本の原発行政のもとでは、「安全」「安心」な原発なんて絶対に無理だということがよく分かった。

(関連記事)

原子力安全委員 最短週10分の会議出席で年収1650万円

2011年4月14日 (木)

名古屋城のしだれ桜+「共感疲労」のはなし

 昨日の昼休み、名古屋城のお堀端を散歩した。

 ソメイヨシノは散りかけだが、八重のしだれ桜が満開に近く、とても美しかった。

Sidarezakura_007

Sidarezakura_003

 ここのところ、名古屋は春らしい心地よい日が続いている。

 桜を見ながらお弁当を広げるサラリーマンやOL、ウォーキングを楽しむ近所の年配のご夫婦などで、お堀端はにぎわっていた。

 のんびり餌をねだるネコや、お堀の大きなコイ、それに白鳥も。

Sidarezakura_010

 葦のしげみから、ちらりとタヌキのような姿も見たが、あれは本当にタヌキだったのだろうか。

                sun 

 あまりにのどかな風景なので、今、東日本で起こっていることをしばし忘れてしまう。本当にあれは現実に日本で起こっていることなのだろうか。・・・ちょっと罪悪感を感じる。

 しかし、せっかくの春なのだから、誰もが春を楽しんでもいいと思う。

 あまり共感してしまうと、「共感疲労」というのもあるそうだ。

 被災していない人にも「共感疲労」という苦しみがある

   香山リカの「こころの復興」で大切なこと(ダイヤモンドオンライン)

 私は、精神科医である香山リカさんの

 精神科医として仕事をしていると、よく「相手の悩み事を聞いていると精神的に疲れるでしょう」と言われます。けれども、患者さんの悩みを聞いていちいち疲れていたら、精神科医としてやっていけません。

 私たち精神科医は、共感疲労を避けるためのトレーニングを受けています。なるべく相手から距離を置いて、相手の身にならないように話を聞く。私だったらどう思うかとは考えない。基本的に、共感し過ぎない態度を取りながら相手に向き合うのです。

 自分の心を消して話を聞くというと、冷たい人と思われるかもしれません。でも、共感疲労に陥ってしまっては冷静に話を聞くことができなくなります。身がもたなくなってこちらが倒れたら、精神科医は務まらないので、そのためのトレーニングを受けるのです。

 と言われることがよく分かる。

 弁護士は特にトレーニングを受けているわけではないが。

 修習生のときに、先輩の弁護士が「しょせん他人事だと思わなければやっていけない。」と言われていたのを思い出す。

 冷たいようであるが、そうしないと仕事として続けられないことは、精神科医も弁護士も同じである。

 被災地で活躍しているボランティアの方々にも、こういう心づもりは必要ではないか。

               sun

 私はお花見で騒ぐのも騒いでいるのを見るのもあまり好きではないが、少々羽目をはずしている人たちをとがめるのも寛容さがないように思う。

 先日、車の中でNHKのラジオを聞いていたら、林望先生という方が、「今は何かをしなければと焦るときではなく、鎮魂のときだ」というようなことをおっしゃっていた。

 被災地から遠く離れている者は、しばし静かに桜を愛でて、魂を鎮めてもいいのではないか。

2011年4月12日 (火)

きょうのNHKの7時のニュースは政府と東電に厳しかった。

 政府と東電の対応が「後手後手」とか、見通しの甘さが「露呈」とか。

 このニュース記事の原稿を書いた方の怒りがひしひしと伝わってきた。NHKも定時のニュースでこういう報道をするようになったのかと、ちょっと驚き。

 民放も、昨日の池上彰さんの原子力行政についての解説やテレビタックルの議論(※)が放映されたところを見ても、ちょっと変わってきたのか。

※ 上原春男氏設計の外付冷却装置の採用について青山繁晴氏が原口一博議員に語気鋭くせまっていた。原口議員は東電の企業秘密が障害になっていることにも言及されていた。きっとテレビじゃ言えないことがもっとあるのだろう。

(参考)上原元佐賀大学長 原子炉冷却方法を国に提案 (佐賀新聞)

 原口議員は(原発対策について)「これからはできる。」(具体的な理由は述べず)などと弁明をしておられたが、青山氏に「今までできなかったことが、これからはできるのか。」と迫られていた。

 本当に管さんと東電にこのまま任せておいて大丈夫なのか、と不安を感じない国民っているのだろうか。

ついにレベル7か?!

 最大で1時間1万テラベクレル

 福島第1原発の事故で、原子力安全委員会は11日、原発からは最大で1時間当たり1万テラベクレル(テラベクレルは1兆ベクレル)の放射性物質が放出されていたとの試算を明らかにした。政府はこれを受け、原発事故の深刻度を示す「国際評価尺度(INES)」で最も深刻な、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」とする方向で検討に入った。

       2011年4月12日(火)1時7分配信 共同通信

 事故評価引き上げ 「レベル7」へ(NHK)

原子力安全・保安院は、福島第一原発の1号機から3号機について、先月18日、32年前にアメリカで起きたスリーマイル島原発での事故と同じレベル5になると暫定的に評価していました。
レベル7は、25年前の1986年に旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発事故と同じ評価になります。
評価が上がった背景には、福島第一原発でこれまでに放出された放射性物質の量が、レベル7の基準に至ったためとみられますが、放射性のヨウ素131を、数十から数百京ベクレル放出したというチェルノブイリ原発事故に比べ、福島第一原発の放出量は少ないとされています。
原子力安全・保安院は、12日、原子力安全委員会とともに記者会見し、評価の内容を公表することにしています。

 ついに、チェルノブイリに並び、「フクシマ」は最悪の原発事故が発生した地とされてしまうのか。

 日本は、「ヒロシマ」と「フクシマ」を有する、世界で唯一の2種類の原子力被害の経験をもつ国ということになる。

 チェルノブイリのような爆発によって一挙に放射性物質が放出されたわけではないが、徐々に徐々に放出の量が増え範囲が広がるというのも怖ろしい。

 しかし、ようやく原子力安全委員会が前面に出てきたというのはよいことだ。

 そして、このようなニュースも。

 福島・浪江で34ミリシーベルト=大震災後の積算放射線量推計―安全委

2011年4月11日 (月)

先生、誰を信じたらいいんでしょう?

 私は、震災後に風邪を引いてしばらく休んだため、当初のテレビ報道を比較的よく見ていた。

 いろいろな名門大学の教授らが次から次へと出演され、「圧力容器も格納容器も丈夫にできているから絶対に大丈夫」と繰り返し述べられていた。そして、「チェルノブイリなんてとんでもない。石棺なんてありえない。」とおっしゃっていた。

  でも、私は、後藤政志氏(元格納容器設計技師)が、「格納容器の圧力が設計圧力の2倍を超えている」と言われているのを聞いて、素人ながらも「これは大変なことになった」と思った。

 それなのに、どうして大学教授の皆様は、そんなに自信たっぷりに「安全だ」「大丈夫だ」とおっしゃれるのだろうと不思議に思ったものだ。

 ところが、今や、福島第一原発は、こういう状況だ。

  窒素注入、圧力上がらず…放射性物質が漏出

 圧力容器にも格納容器にも損傷があるだろうことを、東電もきっぱり否定しなくなった。

 当初「圧力容器も格納容器も大丈夫」とおっしゃっていた教授らも、「大丈夫」とはいつの間にかおっしゃらなくなった(そもそもあまりお見かけしなくなっている)。

 こういう裏事情があったからと勘ぐられても仕方がない。

 大学は東電に「汚染」されている - 純丘曜彰 (アゴラ)

 だから東大教授はTVで「安全」を強調するのか 2011年04月10日10時00分 ゲンダイネット                                       

              thunder 

 そして、武田邦彦教授のこの記事

 原発 憲法23条違反が多くの人を危険にする

 法科大学院(補助金をからめて文部科学省が厳しい締め付けをしている)もそうだが、今の日本では学問の自由が随分と軽んじられるようになっていると思う。

 武田先生や(今度の記事で紹介しようと思っている)京大原子炉実験所の小出裕章氏のように毅然として自己の信条を語り続ける先生方は少なくなっているのではなかろうか。

俳優山本太郎さんのツイッター+高円寺の反原発デモ

 町村教授のツイッター(http://twitter.com/matimura)で知った俳優山本太郎さんのこのつぶやき。

http://twitter.com/yamamototaro0/status/56387719269593088

http://twitter.com/yamamototaro0/status/56402429368991744

 本当か?

 大桃美代子さんの例のツイッターよりもインパクトがあるが、どこも取り上げないのか?

 こんなところでも怖ろしい原発!

 山本さんの参加したという高円寺の原発反対のデモというのはこちら。

 東京・高円寺で反原発デモ ネット通じ1万5千人 (47News)

 これだけ大規模なデモだったのに大手メディアで報道したのは私の知る限りでは共同通信のみ。

  東京・高円寺で反原発デモ(共同通信)

 日本って、ホントに先進国?文明国家?

(追記)

東京・高円寺で反原発を訴える大規模デモ、山本太郎も参加

2011年4月10日 (日)

東電記者会見の裏側その3

 この記者会見にも驚いた!

 http://www.ustream.tv/recorded/13893212

 会議室で実施された東電の記者会見。

 今回は、大手メディアの記者の方々も「データを出せ」と頑張っておられた。

 東電の担当者はあいかわらずの「調査中」「検討中」という回答だったが・・・。

 しかし、驚いたのは、記者会見が終わってから!

 「ブラ下がり」と言うらしいが、記者会見が終わってから記者が個別に東電の担当者に直接質問をしている。

 このブラ下がりでの記者と東電担当者とのやりとりの声を、このビデオはよく拾っている。

 その中には、なぜか記者会見ではなかった全電源喪失後から海水注入までのいきさつ、圧力容器や格納容器の状態についてのつっこんだ質問と(妙になれなれしい)東電担当者の回答が録音されているのだ。

 私がざっと聞いただけでも、大変重要な内容が含まれていると思う。

・・・・・どうして、この記者は記者会見ではこういう質問をしないのか?そして、東電担当者は、どうして記者会見ではこういう回答をしないのか?

 全く東電にもマスコミにも驚かされることばかりだ。

 こういう事実は多くの方に知って頂きたいと思う。

 一応、私のブログは「弁護士 ブログ」で検索すると上位に入っている。ですから、この問題については、私はもう少し頑張って書きたいと思っています。

 

こんなんでいいのか?!東電の記者会見その2

 まったくひどい会見だ。あきれた。

 http://www.ustream.tv/recorded/13874534

 こんなんで陳謝したとはいえないでしょう。

 武藤副社長は、もともとこういうしゃべり方の人なのだろうが、こういう人を国民に対して陳謝したり説明したりする場に登場させるということ自体、東京電力の企業としての姿勢に疑問を感じる。

 普通の企業の経営者の方で、もし部下がこういうプレゼンテーションをしたら注意をしない人がいるのだろうか。

 もごもご、アーウー(特にフリーの記者の質問に対する回答で)の繰り返して、そもそも何を言っているのかすら聞き取れない。

 裁判でこういう方が証人の場合、一言しゃべった時点で書記官か裁判官から「もっと大きな声で、区切って、手短に」などと絶対に注文が出ることだろう。

 証人尋問の場合書記官が尋問調書を作るのだが、書記官はメモだけでなく録音テープも聞いて作成している。

 こういうしゃべり方をされると、録音テープを聞いて文章化するのは大変だ。だから、書記官は証人にあらかじめ注意するのである。

 こういう記者会見に出席して記事を書かなければならない記者らも大変だろう。

 一致団結して抗議したらどうなのか。それが普通の感覚だろう。

 (できない事情については上杉隆氏が十分すぎるほど説明されているので、ご参照下さい。→http://www.ustream.tv/recorded/13808412

               thunder

 そして、あいかわらず「調査中、検討中」という回答が多い。

 国内外の専門家が「データが不足している」と繰り返し述べている。

 原子炉の現在の状況を推測するために必要なデータでまだ提出されていないデータは何なのか、あらかじめ記者らは専門家から意見をもらい、必要なのにまだ提出されていないデータの一覧表をまとめ、一致団結して東電に書面で請求したらどうなのか?

 今のままだと、いつまで経っても重要なデータも出てこないだろう。書面で請求(回答の期限付きで)しておけば、「請求した」という証拠にもなるし、それに対して期限までに回答がなければそれもまた東電の「回答はしない」という回答だ。そういう東電の対応についてしっかり記事にすればいい。

 こういう記者会見を、何度も何度も(しかも突然始まるらしい)繰り返しても、無駄が多すぎる。 

 原発事故というのは極めて専門的知識の必要な分野だ思う。素人の記者が勉強もせずにいきあたりばったりの質問をしても、あまり意味がないだろう。

 こういう記者会見を海外メディアが見たら、あきれかえるのではなかろうか。

 私も最初に武藤副社長の会見を見たときは仰天したものだ。最初は今よりひどかった。机の上の資料をずっと下を向いて読み上げるだけ。しかも、文章を区切らず読み上げるので、全く理解不能だった。これなら、何も副社長に出てきて頂かなくても、もっと朗読のうまい社員に読んでもらったらいいのに、と思ったものだ。

 本当にこんなんでいいのか?

 確かに東電はいっときは「煙に巻く」という成果を上げているとは思うが、だんだん国民のストレスは高まっている。

 今何が起こっているのか、今後は何が起こる見通しなのか、被災地の方々は特に知りたいだろう。農家も漁師さんたちも、今後の生活がかかっている。福島第一原発の事故の行方は彼らの人生設計、生活設計を左右するのである。そして、狭い日本に住んでいる以上、放射線物質の飛来を避けられない我々の生活も変化を余儀なくされるのである。

 海外では暴動が起こってもおかしくない状況だと思う。

 東電内の良心ある経営者の方々、政治家の皆様、そして大手メディアの皆様、本当にこれでいいんですか?

2011年4月 9日 (土)

東電記者会見の裏側

これは面白い!

東京電力4月8日の記者会見 

http://www.ustream.tv/recorded/13850669

 テレビでは絶対に見られない映像だ。

 東電の記者会見には2種類あり、大きな講堂のような場所で実施されるものと、比較的小さな会議室で実施されるものがある。 

 フリージャーナリストの岩上安身氏が、若者(ほとんどボランティアらしい)の力を借りて、ustreamに常時UPされている。

 いろいろと評判の悪い東電だが、よくこういう映像のUPを認めたものだと思う。

 もっとも、東電側は、フリーランスの記者らの厳しい質問に対して、まさに「のれんに腕押し」状態。

 まるで一昔前の株主総会のよう。きっとフリーランスの記者は「総会屋」みたいな要注意人物とみなされているのだろう(東電側は前もってしっかり写真でチェックしていることだろう)。

 東電側は相当したたかだと思った(株主総会のノウハウを生かしているのではないか)。

 絶対に出したくない情報は出さない(「調査中」「検討中」などいろいろな表現を使って)。これは一貫している。

 岩上氏らは相当しつこく頑張っておられ、大変貴重な映像だと思う。

             thunder

 しかし、私がこれを見た感想は次のとおり。

 もはや東電と国民の間には信頼関係はない。先日の地震直後のデータを東電が自ら公表していなかったことでも明らか。

 信頼関係のなくなっている以上、国民の代表者である記者らがいくら情報開示を東電にせまっても、出てきた情報自体が信用できないし、東電が正当な理由があって情報を開示しない場合にも「故意による情報隠匿」という疑念が生じてしまう。

 これでは互いに徒労となろう。

 データを「出さない」と決めている組織に対して、「出せ、出せ」と言っても無駄だから、強制的にでも出させるほかないのである。

 こういう場合、たとえば医療であれば、患者が治療中のときは状況が許されるなら「転院」ということになる。つまり、病院を変わることだ。転院後ないしは治療後であれば、裁判所によるカルテの証拠保全という手段もある。

 今はまだ原発危機が続いているので、治療中であるから「転院」するほかない。

 医療の場合も治療中の「転院」には困難が伴うが、原発事故の場合も同様だろう。

 しかし、東電の対応を見ていると、もう「転院」しかないと思った。

 つまり、もう東電に福島第一原発の「治療や説明」を任せておいてはダメということで、国が「治療や説明」をすべきだということだ。

 もはや国が責任をもって福島第一原発の管理をするほかないだろう。

 もちろん、東電の技術者や現場の作業員らの協力は必要だ。しかし、東電のトップにはもはや指揮能力はないだろうから手を引いて頂くほかないだろう。

 しかし、その国のトップのリーダーシップに疑問がある(転院先に不安がある)のが、悩ましいところであるが。

 ただ、このまま東電に事故処理を任せても、国民の不安も不信も募るばかり。

 東電の記者会見、保安院の記者会見、原子力安全委員会の記者会見、あちこちで記者会見ばかりやっていても仕方がなかろう。記者会見ばかりでなく、情報があちこちに散らばっていて、あちこちで実施されている会議も踊っているのではなかろうか。

 情報を集約するところを一カ所にしぼり、情報の発信も一カ所にしぼるべきだと思う。

 管首相は早く国民を安心させてほしい。

2011年4月 8日 (金)

NHKの水野解説委員のご意見

 ちょっと前の記事だけれど。

2011年03月31日 (木)  「原発危機へ総力結集を」 水野倫之解説委員(NHK「かぶん」ブログ) に記載された水野解説委員のご意見

 抜粋してご紹介しようと思ったが、全部がもっともなご意見だったので、抜粋はやめました。

 ぜひリンク先の全文をお読み下さい。

 本当にそのとおり!

 NHKは震災報道もよかったが、福島第一原発の報道でも今回のスクープといい抜きん出ていたと思う。 

  

今さら何を!マスコミも東電も国も!

 きょうの朝のNHKのスクープについて、他社もようやく記事を書いている。

 炉水位データ、一部公表せず=地震当日、1号機で急減-福島第1原発(時事ドットコム)

 東電はこれまで1~3号機の炉内水位や圧力などを示すデータを3月13日午後8時以降について公表してきた。東電は8日、「データに欠けた部分があったため公表しなかった。隠すつもりはなく、国へは報告している」と釈明した。

 東日本大震災:福島第1原発事故 1号機、初日夜から圧力容器内の水位低下(毎日新聞)

 本震7時間後に燃料露出寸前の状態 福島第一原発1号機 (朝日新聞)

 東電はこれまで13日以降のデータ一覧のみ公表していた。「地震直後のデータは欠落が多かったので入れなかった。個別に聞かれれば答えた。国も公表していた」と説明している。

 震災当日に炉水位急減 福島第一のデータ公表(東京新聞)

 東電にもあきれたが、こういうマスコミのあり様には本当に驚いた。

 一体何回記者会見やっているんだ!

 どうして記者らはこういう基礎データの開示を東電に迫らなかったのか!

 私は、記者らはてっきり東電から全部のデータをもらっており、それを記事にしていないだけかと思っていた。

 東電は、「個別に聞かれれば答えた。」と言っているらしいが、「聞かれなければ答えない。」「求められなければデータを出さない。」というのは医療事故でも医療機関がそういう対応をすることはよくある。

 だからこそ、勉強をして大事なことを聞いたり大事な資料を求めなければならないのだ。

 記者会見に出席していた大新聞や大テレビ局の記者たちは一体何をしていたのか!?

 そして、東電は「国へは報告している」とも言っているらしいが、どうして国は地震直後のデータだけ公表していなかったのか?

 保安院にこのデータの重要性が分からないはずがない。

               thunder

 また海外からはたたかれるだろうなあ。

 東電も国もマスコミもまたもや恥をさらしてしまった。

NHKがスクープ!福島第1原発の重要データを入手!

 よくやった!NHK!7時のニュースを見て驚いた。

 福島第一原発の1号機の圧力容器の圧力、水位などのデータを独自に入手したそうだ。

 田中三彦氏(元圧力容器設計者、サイエンスライター)が地震直後のデータが公表されていないと嘆いておられた、そのデータである。

 やはり地震直後に圧力が下がり水位も下がっているそうだ。

 これで、炉心が露出したのは津波ではなく地震のせいであることが明らかとなった。

 これは大変なことである。

 やはり圧力容器に損傷があることは明らかだ。田中氏の言われるように配管の破断が一番考えられるんではないか。

 ・・・・・しかし、1ヶ月も経過して、ようやくこのような重要なデータが公開されるなんて。

 東電は情報隠しと言われても仕方があるまい。

 NHK→1号機 震災の夜燃料露出直前

    http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

2011年4月 7日 (木)

上杉隆氏のダイヤモンドオンラインの記事など

日本が「海洋汚染テロ国家」になる日――放射能汚染水の海洋投棄に向けられる世界の厳しい視線(ダイヤモンドオンライン)

自由報道協会はきょう(4月6日)、元佐賀大学学長の上原春男氏の共同インタビューを主催した。上原氏は福島第一原子力発電所3号炉(もしくは5号炉)の設計にかかわり、外部循環式冷却装置の開発者でもある。

 震災直後から複数回にわたり、菅直人首相はじめ政府、統合本部、東京電力などから助言を求められている。事故後メディアの前に姿を現すのは今回が初めてであった。

この上原春男氏のインタビューは、こちらでご覧になれます。

 http://www.ustream.tv/recorded/13809885

 http://live.nicovideo.jp/watch/lv45748912(ニコニコ動画)

原子炉の温度を下げて、再臨界を防ぐには冷却しかない。よって、緊急対応的な海水(現在は真水)などの注入自体は決して間違いではない。問題はその冷却水の行き場である。

 冒頭の上原氏のような冷却交換システムならば、当然に海を汚すことはない。だが、この4月4日に政府・東電が採用したのは、世界中が驚愕した前代未聞の冷却方式であった。

 上杉氏はこのように言われるが、既に配管が破損していたり 圧力容器に穴が空いているのなら、循環させるだけではダメで、やっぱり冷却水を入れては出てくる汚染水をどうにかせざるをえないのではないだろうか。

東京電力では24時間体制で記者会見が開かれている。記者クラブの記者たちはいつものように勝手に席を陣取って、大スポンサーである東京電力の機嫌を損ねないような質問に終始している。一部の良心的な記者を除けばほとんどがそうだ。

 代わって東電の隠蔽しようとする情報を訊き出してきたのはフリーランスのジャーナリストたちである。同じ電気代を支払っているにもかかわらず、椅子すら与えられず、地べたに座りながらも記者会見に参加してきた。

 たとえば筆者だけでも、プルトニウム、放射能測定値、社長の説明責任について明らかにしてきた。田中龍作氏は勝俣東電会長と大手メディアの接待旅行を暴露して追及を行なった。

 何より、今回の海洋汚染については、日隅一雄氏と木野龍逸氏の両氏による再三の追及によって、東電がその事実を渋々認めたことが大きい。

 仮に、こうしたフリージャーナリストがいなかったら、事実はほとんど何も明らかになっていなかっただろう。

 確かに、東電の記者会見(岩上安身氏がustreamにUPされている)を見ると、異様な光景である。椅子も与えないなんてちょっと差別がすぎるのでは?

 日隅一雄氏(ヤメ蚊弁護士?)の名前もあるわ。フリーランスの記者としてもご活躍なのか。

 一方、こちらは政府擁護の記事。ダイヤモンドオンラインはバランスを取ろうとしているのかしら。

放射能汚染を巡る日本人の誤解と政府の説明責任
――チェルノブイリの惨状を知る被曝治療の権威
ロバート・ゲイル博士に聞く
(ダイヤモンドオンライン)

 今はまだそうかもしれないけど、今後が心配なんです。

 もはや管政権が国民や海外の信用を取り戻すのは無理なような気がする。

 一旦不信感が芽生えると、正しいことを言っていても信用してもらえなくなるのが世の常だ。

 少し福島第一原発が落ち着いたら、リセットもありではないか。

 (でも、一体いつになったら落ち着いてくれるのだろう。)

上杉隆氏の衝撃の暴露(鳩山元首相の勉強会で)(追記あり)

昨日放映されたこのビデオ。一見の価値あり!

 フリージャーナリストの上杉隆氏が歯に衣着せぬ毒舌ぶりで、政府(特に管首相、枝野官房長官)、東電、マスコミ等を切りまくっている。

 右端の鳩山元首相が終始しぶい顔をしているのが実にシュール。

  http://live.nicovideo.jp/watch/lv45744832(ニコニコ動画)

  http://www.ustream.tv/recorded/13808412(ustream)

 上杉氏は、テレビやラジオにも比較的出演の多いフリージャーナリトであるものの、私はあまり存じ上げなかったが、たまにコメントを聞いたり記事を読んで相当鋭い方だなあという印象を持っている(経済政策などについての記事については意見が違うこともあるのだが)。

 ただ、上杉氏がプルトニウムについてこんな記事を書いているのは知っていた。

 日本の大手メディアと欧米メディア、プルトニウム報道の“温度差” (ダイヤモンドオンライン)

 ここまで言ってしまって、上杉氏の今後の仕事は大丈夫なのだろうか、と心配になってしまった(少々、毒舌や皮肉がききすぎている気もするし)。

 でも、原発事故についてのマスコミ報道を見ていると、彼の言われていることは本当だと思った。

 たとえば、この東電の記者会見。

 低レベル(実際は高レベル)の汚染水を海に流すにしろ、その必要性、切迫性についてきちんと説明すべきだろう。

http://www.ustream.tv/recorded/13775234#utm_campaigne=synclickback&source=http://iwakamiyasumi.com/archives/8023#more-8023&medium=13775234

                               thunder

 岩上安身氏も「とくダネ!」でお見かけしなくなったと思っていたら、こんな裏事情があったのか・・・。

 フリーランスの記者の大変さというのがよく分かった。

 大新聞、大テレビ局の記者は、国民のためを思うのなら、もっと東電記者会見では核心部分を追求すべきだろう。

 圧力容器、格納容器の温度や圧力などのデータ(※)はいつになったら詳細な報告があるのか?

 ※ こういうデータは医療事故でいえばバイタルサインみたいに重要なものだろう。

 プルトニウムや中性子線の詳細な測定値はいつになったら報告があるのか?

 これでは、国内外の専門家がやきもきし、炉内は公表されている以上に悪い状態ではないかと憶測するのも当然だ。

 本当に、こんなことをやっていたら、日本は海外から信用してもらえなくなると思う。

(追記)

 上杉隆氏「少しばかり手遅れでした」と活動休止宣言

2011年4月7日(木)11時0分配信 R25

 やっぱり・・・。

 あれだけ言いたいことを言ったのは、覚悟の上だったのか・・・。

 日本のジャーナリズムには得難い人材だったのに、本当に残念。

 嫌気がさしたのはよく分かるが、踏ん張って頂きたかったなあ。

 上杉隆氏のHP→http://uesugitakashi.com/?p=658

2011年4月 5日 (火)

日弁連の法曹人口政策に関する緊急提言

日弁連のHPにUPされているもの。

 法曹人口政策に関する緊急提言

 この緊急提言については、日弁連内の「法曹人口政策会議」において議論され、「中間とりまとめ案」の段階で、愛知県弁護士会では会員に意見を述べる機会が与えられた。

 その際に私が送った意見書はこちら。

 中間とりまとめ案に対する意見書

 中間とりまとめ案は、前記緊急提言とされるまでに多少文章の変更がなされているので、私の意見書とはかみ合わないところもあるが、骨子は変わらない。

 震災の影響で、この緊急提言がマスコミにほとんど取り上げられないことは残念だ。

 

2011年4月 4日 (月)

孫正義氏の原発問題についてのご意見は実にまっとうだった。

 日曜日の夜にネット上で放映していたこの対談。なかなか面白いものでした。

 「田原総一郎×孫 正義 対談 ~東日本大震災について~」
ゲスト:田中三彦氏(サイエンスライター)、後藤政志氏(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))

 ソフトバンクチャンネル
 http://www.ustream.tv/softbankcorp-jpn
 CNICチャンネル(映像はアーカイブされます。)
 http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

※ これを見た私の感想。

 田原総一郎氏はあまり技術的な問題の勉強をしていないらしい。ピンとはずれな質問でお二人の技師の話の腰を折っていた。やっぱりお年のせいなのかgawk

 これに対して、孫正義氏は技術的な問題もよく理解しておられたようだ(既にお二人のネット上の講義を見て勉強しておられたのだろう)。このお二人を選択したのが孫氏だとすると、孫氏はなかなかに着眼点がよい方だと思った。

 孫氏は、福島第一原発から20~30キロ地点にある避難所を自ら訪問した経験(2つ持って行ったガイガーカウンターが鳴りっぱなしだったそうだ)なども語られ政府の対応に憤っておられるところなどは、面倒見の良い近所のおじさんという感じ(大社長に失礼だけど)。

 「御用学者」とか「原発村」とか、テレビじゃ禁句の言葉の連発で、マスコミ報道で溜まっていたフラストレーションが解消されてスカッとしました!

 本当によく言ってくれました!

 このネット対談の内容は、こちらの記事に比較的よくまとめられている。

 孫正義社長が東日本大震災で100億円を寄付(リアルライブ)

 それにしても、大富豪とはいえ、100億円の寄付というのは太っ腹だ。 

2011年4月 3日 (日)

福島第一原発長期戦か。

 冷却装置の復旧による安定的な炉心冷却はもはや期待できず、当分の間冷却水を入れては漏れてくる汚染水を一時的にタンクなどに貯蔵する、という緊急避難的な行為を繰り返さざるを得ないようだ。

 この方の説明は分かりやすい。

 フリージャーナリスト岩上安身氏による京大原子炉実験所 小出裕章氏インタビュー

 (音声がやや聞き取りにくいのが残念だが)

 文章で読みたい方はこちら→ 

 岩上安身氏による小出裕章助教授のインタビューまとめ(Togetter)

  原発反対とか賛成とかの立場に関係なく、実際に福島第一原発で起こっていることはこういうことなのだろうと思う。

                thunder

 そして、日本の専門家らもついにこういう声明を発表した。

 原発事故、国内の経験総動員を…専門家らが提言(ビデオ)

 http://news.nifty.com/cs/headline/detail/yomiuri-20110401-00801/1.htm(記事)

 同原発1~3号機について田中氏らは「燃料の一部が溶けて、原子炉圧力容器下部にたまっている。現在の応急的な冷却では、圧力容器の壁を熱で溶かし、突き破ってしまう」と警告。また、3基の原子炉内に残る燃料は、チェルノブイリ原発事故をはるかに上回る放射能があり、それをすべて封じ込める必要があると指摘した。

 政府もついにこういうことを発表し始めた。  

福島第1原発事故 細野首相補佐官、放射性物質排出止めるには早くとも数カ月との見通し
フジテレビ「新報道2001」で
      

福島第1原発事故 枝野官房長官、避難・退避地域の設定を見直す可能性示唆

               thunder

 もはや、日本は、長期間にわたり、空、海、土ともに放射線物質による汚染を覚悟しなければならない段階にきてしまった。

 震災前の日本にはもう戻れない。

 杜撰な原発行政を見過ごしてきた「つけ」である。

 国民は、できるだけ被害が少なくなるよう行政を監視しつつ、自らの身を守るしかない。

               thunder

 数ヶ月、いや数年間、福島第一原発問題は収束しないことが確実になったので、このブログも明日から平常に戻します(もちろん、日本国民にとって重大問題ですので、進展があれば震災や原発の記事も書きたいと思っています)。

 法曹人口・法曹養成問題は、震災のさなか、どんどん日弁連執行部により進行させられてしまっているので、徐々にこれらの問題についても書いていきたいと思っています。

 そして、裁判員裁判についても新たな展開があったようです。

 私は、

  こんな時期に国民を裁判員裁判に駆り出すべきではない!

  裁判員裁判のために使われる税金を復興の資金にまわせ!

 と声を大にして言いたいです!

(追記)

 こういう意見もあるようだ。

 裁判員裁判、再開めど立たず 被災や避難で選任難しく(中日新聞)

 検察庁では、被災地で裁判員法を一時的に停止するべきではという意見も出ている。検察幹部の1人は「一時的に裁判官だけで審理したり、被災地での事件を東京に移して裁判員裁判にしたりすることも考えるべきではないか」と指摘する。  

 法務省刑事局は「現段階では、裁判員法の停止は検討していない」と話している。

 被災地に限らず、日本国中、これから厳しい試練の時を迎えるのだ。

 予算の優先度からいったら、裁判員裁判の費用などは後回しだと思うのだが。

2011年4月 1日 (金)

きょうは名古屋はよい天気だが・・・Twitterもどき(4月1日12時20分)

 昼休み。

 きょうは久しぶりに事務所でじっくり書面が書ける。

 しかし、お昼のニュースを見ると、気持ちが落ち込む。

             thunder

 こういうことをはっきり言われる大学教授も出てこられた。

 「ただちに影響ない」の言葉こそ疑うべきと阪大名誉教授

「枝野官房長官や原子力安全・保安院による“ただちに健康に影響はない”というのは、事故のたびに国民を安心させるため使われる言葉。欺くための言葉に聞こえます。すぐわかる影響、すなわち急性障害への懸念は、これまでの事故例でも、現場の作業員や救援等で現場に立ち入り大量被曝(1000ミリシーベルト以上)したかたたちに限られます。住民にとって問題になってくるのは、“忘れたころにやってくる体内被曝”なんです」

   2011年4月1日(金)7時0分配信 NEWSポストセブン

 私もそう思う。

 「直ちに健康に影響はない」という言葉は聞き飽きた。

 「直ちに」ではなく、「どの位の期間」「どういう生活をしたら」「どういう影響が出るのか」はっきり説明すべきだろう。

 武田邦彦先生は、ブログを頻繁に更新して頑張っておられる。こういうアドバイスは、本来、国がやるべきことだろう。

 http://takedanet.com/ 

 (親父(おやじ) という文章を読んで、ちょっとほろりとしてしまった。)

 そして、国は、こういう外国の専門家の意見にも耳を傾けるべきだ。

 ヨウ素剤、今すぐ配布を

   2011年4月1日(金)9時52分配信 共同通信 

                        thunder

 こういう記事を読んでいると、なんだか日本政府よりもアメリカ政府の方が頼りになるなあ、と思ってしまう。

 やっぱりスリーマイル原発事故や9.11を経験しているから危機意識が違うのだろうか。

米「菅政権の反応が鈍い」…支援提供打診も

 29日付の米紙ニューヨーク・タイムズによると、米原発業界は極秘に発電機やポンプ、ホースなどの冷却機材一式を備蓄しており、いざというとき米空軍が全米どこでも運搬する態勢になっている。テロ攻撃などで機能不全に陥った原発の安全確保が目的で、2001年の米同時テロ以後に態勢が整えられたという。

  2011年4月1日(金)8時44分配信 読売新聞

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