政府による情報の入手と開示は重要だ。
責任の追求などは後のことでいい。
しかし、
2011年3月17日(木)18時54分配信 共同通信
CNNテレビは、日本政府が私企業の東京電力に情報を全面依拠していると問題視した。
というCNNテレビの指摘は、本当にそうだと思う。
政府は、当事者である東電からだけではなく、独自のルートも駆使して情報を入手し国民に開示すべきでしょう。
「東電がこう言っている、ああ言っている」なんて、100%信用できるものか。
医療過誤事件を取扱分野としているせいか、私は、客観的なデータ(東電からの伝聞ではないもの)以外を100%信用する気持ちには到底なれない。
本来、政府は、現地に調査員を派遣すべきだろう。今となっては人選は難しいとは思うが。それとも、もう派遣しているのだろうか?
(追記)
asahi.com 2011年3月17日20時22分
米CNNのキャスター、アンダーソン・クーパー氏は16日夜(日本時間17日午前)、東京からの中継で「日本政府の公式見解を信用している人に出会っていない」と指摘。「民間(東京電力)が情報を管理しており、一般市民を誤った方向に導いている」「(日本政府の)会見は具体性がなく、何が進行しているか理解できない」と批判した。
全くそのとおり。
記者会見などを見ていても、日本のメディアは本当にふがいない。
国民のためを考えれば、もっと食いつくべきだろう。
asahi.com 2011年3月17日19時52分
野党の方々のご指摘はごもっともなことばかり。
15日には共産党の志位和夫委員長が官邸を訪ね、藤井裕久官房副長官に「東京電力や経済産業省の一機関である原子力安全・保安院に対応を任せるのでなく、独立した原子力安全委員会の専門家を活用するべきだ」と申し入れた。
私は、原子力安全・保安院のまるで人ごとのような危機感も責任感も感じられない記者会見にはうんざりしている。
志位委員長の言われるとおり、独立・中立な専門家の意見こそ重要視すべきでしょう。
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