叡智を結集して危機を乗り越えてほしい!
福島第1原発は危機的状況にある。
3号機は1号機以上に危険な状況にあるようだ。そして、2号機まで冷却機能が停止してしまったという。
東日本大震災:福島第1原発爆発 3号機、大きな爆発音 専門家、広範囲に影響必至(毎日新聞)
3号機の爆発はすさまじいものだった。
東電も経済産業省原子力安全・保安院も、責任をもって情報開示している人は誰もいない
という有冨正憲・東工大原子炉工学研究所教授の指摘は本当だと思う。
枝野官房長官もご自身が「大丈夫」というだけでなく、東電の現場責任者など現地の事情を知っている専門家に説明してもらうべきではないのか。
有名人などの病状を主治医が説明する場面が放映されることがよくあるが、やはり直接治療にあたっている専門家が説明すると信用の度合や説得力が違ってくる。
このままでは、心配が増すばかりだ。
この事故は、日航ジャンボ機墜落事故と同様、フェイル・セーフの崩壊によるものだ。
「10メートルの大津波」が「犯人」だった 福島原発想定外の「炉心溶融」事故
2011年3月14日(月)15時4分配信 J-CASTニュース
いくら安全設計を心がけても、人知を越える天災にはかなわなかったということだろう。
報道されている事実からみても、東電職員の方々の命がけの頑張りには本当に頭が下がる。
しかし、東電が自分たちの力でなんとかできる限界はもう超えているのではないのだろうか。
国内外の専門家の意見も求め、叡智を結集して危機を乗り越えるべきときが来ているように思う。
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