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2011年2月21日 (月)

法曹養成制度については会内民主主義なんてないのか!・・・Twitterもどき(2月21日午後7時)

 残業中。 

 本日は、司法問題対策委員会に出席し、約2時間半、情報交換や議論をした。

 6時過ぎに事務所に戻ったら、机の上に書類の山。これから残業。

                  

 法曹人口政策会議の「中間とりまとめ案」は完成したとのこと。

 これは想定内。政策会議で意見の分かれるところを長時間の議論の末にようやく成立したのであるから、内容には不満は残るものの、仕方がない。

 ・・・・・ところが

 なんと、法曹養成制度について、某会議が「緊急提言」なるものを作成して、近く理事会にかけるという。

 明らかに、政府内に設置されることになったフォーラムに間に合わせるために、急遽作成されたものだ。

 総務省の法科大学院についての研究会の意見募集に提出された例の日弁連の意見書の原案を作成した一派だろう。

 少なくとも、こんな重大な内容の緊急提言をするのなら、会員全員に告知して検討・議論をする時間を与えるべきである。

 3月の理事会にかけるそうだが、例のごとくバタバタと隙をついて成立させてしまおうというもくろみか!

                 

 坂野真一弁護士のツィッター(http://twitter.com/sakanosi)を見たら、案の定、大変ご立腹だ。

法曹養成制度に関して、日弁連内の意見がまとまっていない中で、どんどん日弁連名の提言を出して、既存路線維持を固めてしまおうとするのが、お偉方のやり方。相変わらず、ど汚い。委員選任の時点から偏りがあるから、委員会の答申も現状維持になるのは当然じゃん。会内民主主義はどこへ行ったんだ!  

 http://twitter.com/sakanosi/status/39580146054725632

 こんなことをやっているようでは、日弁連には民主主義を語る資格はない!もう偉そうな声明も出してほしくはない!

 ・・・こんなことを許している宇都宮会長には心底失望した。

                

  知らぬ間に 日弁連名で 発表の 「意見書」「提言」 読むぞおかしき

  ロースクール制 守るためなら 知れぬ間に  

        (詠み人 ため息弁護士)

 ・・・なかなか5・7・5 5・7・5・7・7 になりません

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弁護士」カテゴリの記事

コメント

なんということでしょうか。私もこの提言書を見たときに、開いた口がふさがりませんでした。
給費制運動までたたきつぶすつもりなのでしょうか。ロースクールにはそんな価値があるのでしょうか。

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