また会費の値上げかあ!・・・Twitterもどき(11月26日午後6時15分)
そろそろ帰宅準備。
ようやく医療過誤事件の大事な書面2つを完成させることができ、ホッと一息。ほぼ1ケ月、カルテ、協力医からの意見聴取の内容、文献、判例などを吟味し、苦労して作成したもの。
思ったよりも時間がかかってしまったが、まあまあの出来だと思う。
しかし、土日には、離婚事件の陳述書を作成しなければならない。女性の一代記になりそう。本当に女性の人生はいろいろだと思う。
働けど、働けど、経済的にはちっとも楽にはならないのはなぜ?
帰り支度をしていたら、日弁連速報のFAXがきた。
例の「少年・刑事財政基金のための特別会費増額の件」「法律援助基金のための特別会費徴収の件」が理事会で承認され、2月9日の臨時総会に議案として提出されるというニュースである。
この会費増額の件については、以前にも記事に書いた。
理事会では反対者はいなかったのだろうか?
執行部案として提出されるとなると、否決は難しいだろうなあ。
ところで、朝日新聞や日経新聞の社説を書いている論説委員らは、こういう特別会費についてどう思っているのだろうか。
彼らは、「公の使命を果たしているのは一部の弁護士で、あとは皆金儲けのためだけの仕事をしている」と思っているらしいが、それが事実だとすれば、どうして弁護士全員がこういう会費を負担しなければならないのだろう。
彼らの論理からすれば、弁護士全員が負担する必要はない、ということにならないか。
「公の使命を果たしているのは一部の弁護士で、あとは皆金儲けのためだけの仕事をしている、だから公の使命を果たしている弁護士についてだけ修習中の貸与金を免除してやればいい」というのが論説委員らの言うとおり本当に国民の意見なら、弁護士全員がこういう基金に金を出す必要なんかないだろう。
もし、日弁連執行部が「弁護士全員がこういう基金のために金を出す必要がある」と考えるのなら、その論拠とするところを、論説委員らにきちんと説明してもらいたい。
そして、論説委員らも、彼らの論理によっても「弁護士全員がこういう基金のために金を出す必要がある」と考えるのなら、その理由を説明してもらいたい。
« 祝・貸与制1年延期へ!+朝日新聞社説への怒り!(その1) | トップページ | 押し紙問題 »
「弁護士」カテゴリの記事
- アディーレ法律事務所による説明(2017.10.20)
- アディーレの臨時相談窓口(2017.10.19)
- 大阪弁護士会のアディーレ臨時相談電話(2017.10.17)
- 本当にお疲れ様です。・・・Twitterもどき(10月17日12時45分)(2017.10.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント