連休の終わり・・・趣味のガーデニングのことなど。
長いようで短かった連休が昨日で終わり、きょうは予想通りの忙しさ。
連休中、私は特に遠出することもなく、ガーデニングとDIYにいそしんでいた。
実家の庭に咲いた花々。
昨年9月に種をまいたアイスランドポピー。ケシ粒といわれるように、ものすごく小さな種で出てくる芽もまた小さくて、本当に花が咲くのかと思っていたのだが、無事に咲いてくれた。しかし、病害虫も発生せず、直まきでいけるので、育てるのは楽である。苗を間引くのがちょっと面倒な程度で、後はたいして肥料もやらず放っておけばよい。
もっと広い場所に群生させると迫力が出るのだが。
狭い庭なので15,6株程度しか育てられなかったが、鮮やかな色彩のこの花がゆらゆらと風に揺れているのを見ていると癒される。
こちらは、クレマチスのベル・オブ・ウォーキング。咲き始め、中開き、満開のそれぞれに風情がある。
ダリヤ咲きで派手なようだが、緑に淡いラベンダー色というなんともいえない繊細な色彩で風情がある。咲ききった後はもっと藤色っぽくなるらしい。
開花見込み株や開花株を購入すると高いので、1年苗を取り寄せて1年間植木鉢で育て、昨年末に地植えにした。今年は6,7個は咲いてくれそうでうれしい。
10種類ほど育てているが、クレマチスにはいろいろな系統があって剪定の仕方が異なる。剪定の仕方を間違えると、花が咲かないものもある。だから、ちゃんと名前と剪定の仕方を覚えておかないといけないという、ちょっと面倒くさい花である。
でも、別名テッセンといわれるほど細い茎にこんな大きな花やたくさんの花が咲くのが不思議だし、花の形も色も繊細だったり個性的だったりするので面白い。
ちなみに、このベル・オブ・ウォーキングは、新旧両枝咲き。旧枝にも咲くということなので旧枝の剪定は控えめにということらしい(新枝にしか咲かない品種の場合は花が終わったら強剪定といって旧枝はバッサリ根本付近から切ってしまわなければならない)。・・・・覚えておかなくては。
こちらは、エブリンというバラ。イングリッシュローズの好きな人で知らない人はいないだろう銘花で、香りが強いのが特徴。
駐車場の低い柵にはわせている。本来はツルバラではないのだが、横張りで枝も結構伸びるので、柵をカバーしてくれてちょうどよい。
今年は春先に寒い日が続いたせいか、まだつぼみ。
昨年の今頃には、こういう花が咲いていた。
アプリコットピンクというのか、ピンクにイエローやオレンジが混ざった不思議な色合いで、しかも同じ株でも咲く時期や年ごとに色合いが違うようである。イエロー色が強くて象牙色のようなときもあるし、この写真のようにオレンジ色が強いピンクのときもある。
香りもとても強くさわやか。イギリスの香水メーカー「クラブトリー&エブリン社」のシンボルにもなっていることで有名。四季咲きなので、秋にもかなり咲くし、冬近くまでぼつぼつと咲いている。
多少黒点病が出るものの、丈夫で回復力も強い。毎年夏に太いシュートを出して育ってくれている。バラはこの夏に出るシュートが大事。古い枝を更新して新しい枝を育てていくのが原則。ツルバラはそれほど古枝を切らずに伸ばすのだが。
剪定や誘引もちょっとしたコツを覚えるとそれほど難しくはなく、年末に帰省したときに私が手袋をしてバチバチと切っている。バラの枝をバチバチ切るのは結構ストレス解消となって楽しいものだ。
こちらはDIY編。
最近、こっているのがチープなDIY。古い家の庭なので、あまりお金をかけたくはないが、ちょっとは見栄えのするものにしたい。
コンクリートがひび割れて変色してしまった部分(約2メートル半四方)を「固まる土」とタイルを使ってテラスにしようと2年ほど前から計画していたのだが、なかなか実行に移せずにいた。しかし、この連休は晴天続きだったので(固まる土は雨が降るとすぐに固まってしまう)、2日ほどでなんとか完成させた。
コンクリートの面にガムテープを貼ったタイルを置いたところ。
固まる土は、平らにして水をかけるだけで固まるので、コンクリートやモルタルよりもはるかにに扱いやすいのだが、実際に使ってみると、やはり平坦にしなければならないし、コテやハケを使うとムラができたりするので、きれいに仕上げるのは結構難しい。
本当は水糸というものを張って水平にするのだが、難しそうなので水平器のみを使い、コテ、ハケ、定規を持って悪戦苦闘した。型紙もなしで適当に配置したので、正確ではないかもしれないが、まあ素人のやることだからと細かいことには目をつぶってなんとか完成。水をまいたところ、さして水たまりもできないで吸収されていく。「固まる土」には結構吸水力がある。
雑草に困っている方にはおすすめ。これをざっと蒔いて平坦にし、水をかけて固めておくと雑草が生えないのだ。
固いものでこすると削れるので、あまり耐久力はなさそうだが、コンクリートよりも見た目が自然で、くずせば土に返すこともできる。愛知万博でもこの固まる土が使われたそうだ。
材料費に1万円もかかっていない。固まる土はいろいろなメーカーが出しているが、私は近所のホームセンターで15㎏780円のものを購入している。
この上には、ガーデンチェアとテーブルを置く予定で、さっそく注文した。実家に帰ったときには、ここでハーブティーを楽しみたい。
こちらは、ルドベキアという花の芽。ジフィーセブンというピートモスを固めたものに蒔いたもの。これに種を蒔くと、苗の根がまわったらこのままポンと地植えできるので、楽ちんである。
ルドベキアはひまわりに似た夏の花だが、丈夫で一株にたくさんの花が咲く。
背が低くて小振りな花が咲く「トト」と珍しいシックな赤色の「チェリーブランデー」という品種を取り寄せて蒔いたのだが、双葉が出たとたん一晩のうちにナメクジに全部食べられてしまった(まさに総ナメ)。それで、再度種を取り寄せて蒔いたもの。
これをポピーの後に植えるつもりなのだが、何時頃になるのやら。
・・・・・ガーデニングもDIYも結構大変なのだが、植物の生命力に触れたり、普段使っていない頭や身体を使うので、よい気分転換になる。
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