虚飾の塔(その4)
大阪弁護士会館のあまりの立派さに驚いたことから書き始めた虚飾の塔シリーズ。
大幅に遅れているのだが、オリンピックも終わったことだし、これから少しずつ書き進めていきます。
まず、これまでの記事は、
虚飾の塔(その1)(この記事を書くきっかけとなった大阪弁護士会館訪問について)
虚飾の塔(その2)(大阪弁護士会館建設の経緯について)
虚飾の塔(その3)(弁護士会の派閥について・・・私の経験など)
であった。
これから弁護士会の派閥について、いよいよ、その影の部分を書いていこうと思っている。
手始めに、東京と大阪の派閥について書かれた弁護士のブログはないかと探してみたら、いくつか見つかった。
まず、そちらを紹介。
紀藤正樹の見る法の視覚 法律家の真実 の
テレビ出演も多い紀藤正樹弁護士が派閥について書かれた記事。
ちょっと古い記事だから、会派名が今もこのとおりかは不明。
名古屋弁護士会とあるのは、今は愛知県弁護士会だが、こちらの会派名は今もこのとおり。
それにしても、東京の派閥はものすごい数だ。派閥の中にも派閥があるのですか。訳分からん。皆さん、名前覚えられるんですかね。
久保内統弁護士 の
この記事の「彦一弁護士」(仮名)のように選挙支援に駆り出されている若手弁護士は今も多いんでしょうね。
井上直行 弁護士ブログ の
すごいですねえ、大阪の派閥は立派なHPまで持っているんですね。
それから、週刊誌の記事にも弁護士会の派閥が取り上げられたものがあった。
日弁連会長選挙に奔走!「派閥」の知られざる実態
週刊ダイヤモンド 2009/8/29 61頁
少し引用すると、
冒頭の弁護士の脳裏には会長選挙の活動の日々が悪夢のように蘇ってきた。派閥の幹部から渡されたリストを手にして100人以上の弁護士に投票依頼の電話をかけ、司法修習の同期や知人に片っ端から頭を下げて回った。
やはり、今もやっているんでしょうね。ご苦労様です。
どうして、こんな苦労を背負い込むのか。
なぜ、断れないのか。なぜ、派閥の方針に逆らえないのか。
この記事にも少し説明があるのだが、引用が長くなるので、今度の記事で私が他の弁護士から聞いたところを少しずつ書いていこうと思う。
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コメント
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いつもブログ拝見させていただいてます。
私は弁護士を目指している学生なのですが、法律事務所への就職では学歴が重要なのでしょうか? 突然で失礼ではございますが、ご見解をお聞かせて頂ければと思います。お願いします。
投稿: さわ | 2010年3月 4日 (木) 19時19分