いろいろあるらしいフィギュアスケートの採点の裏側・・・プルシェンコ選手のことなど。
世界選手権の男子、女子シングルが終了し、なんと男子も女子も日本選手が金メダルを獲得!高橋大輔選手、浅田真央選手、おめでとうございます!
しかも、世界ジュニア選手権の男子も女子も日本選手が金メダルという快挙。
伊藤みどり選手の頃からフィギュアスケートを見ているが、こんな時代が来るとは思わなかった。
ただ、オリンピックが終わってから、フィギュアスケートを見ていても、なんとなく気持ちがもやもやする。やはり採点に対する不信感が残っているからだろうか。
フィギュアスケートを純粋に楽しめなくなった気がする。
田村明子さんの興味深い記事である。
プルシェンコの連覇を妨害した!?米国人ジャッジ、疑惑のEメール。
~五輪でのロビー活動の真実~
この「インマンメール」事件のことは多少知ってはいたのだが、田村さんの記事は分かりやすいし掘り下げている。
ジャッジ同士がメールアドレスを交換している(ひょっとしてメーリングリストなんかもあるのか?)というのも驚き。
採点基準もこうやって意思統一しているのかと疑ってしまう。
私は、プルシェンコの演技はそれほど好きではないが(ヤグディンの方が好きだった)、それでも彼の演技は面白いし、また見てみたいと思う。
先日のオリンピックのエキシビションの演技も一番面白かった。
試合の演技は、ちょっと審判をおちょくりすぎじゃないかと思うのだが、それでも見ていると面白い。
これでもかこれでもかと気合いを入れて手を振りまくるライサチェック選手の演技は、正直「分かった。もういいわ。」となるのだが、ちょっとコミカルなプルシェンコ選手の演技の方は「またちょっと見たいな。」という気になるのは不思議。
感動というのとは違うのだが、面白い。これは、あくまでも私の好みにすぎないが。
オリンピックのフリーではプルシェンコ選手は本調子ではなかった。ジャンプに乱れがなかったら、あるいは4回転をもう一つ入れていたら、間違いなく1位だっただろう。
それなら採点のことでこんなに揉めることもなかったのに・・・と思うと残念な気もするが、採点の問題を顕在化してくれたという点ではよかった気もする。
今の採点基準であの演技だと、どっちが1番なのか2番なのかはよく分からない。
このような国家対立感情やロビー活動なしで、フィギュアスケートの演技を純粋に楽しめる五輪はいつになったらやってくるのか。
という田村さんの感慨には同感である。
田村さんには、女子シングルの採点についても掘り下げてもらいたいと思った。
また、日本のマスコミはどうしてこういうフィギュアスケートの採点の不可思議についてもっと掘り下げた報道をしないのだろう。
最近では「真相報道 バンキシャ!」がちょっと報道していたのが目新しかった。
フィギュアスケートの美しさだけを楽しみたい一般観客としては、もはや誰が金メダルとか銀メダルとかにはこだわらず、自分がいいと思った演技が金メダル!と思っておいた方がいいのかもしれない。
それだけ「オリンピックの金メダルの価値」が下落してしまったということなのだろうが。
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皇帝プルシェンコはじめ、いまや一素人ですら不可思議な思いを抱く点数上げ下げ
最後の最後、表彰台の頂上で浅田真央選手が浄化してくれたと思います。
(思わないとやってられない…)
言い訳をせず、正々堂々と、向かっていく日本人選手の皆様に、心から敬意と祝福を☆
…天網恢々
投稿: cha | 2010年3月28日 (日) 17時49分