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ねこちか2

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2010年1月

2010年1月30日 (土)

最近のアクセス・・・Twitterもどき(1月30日午前9時20分)

 これから、お洗濯。

 きょうは1日休んで、明日はまた兵庫へ出張。

 大阪出張の際もちょっと風邪気味で体調が悪かったのだが(直前まで休ませて頂こうか迷ったが、行ってよかった)、なか2日でまた関西へ出張というのは、ちょっとつらい。

 きょうも完全休養とはいかないが、休み休み書面を書いたり家事をやるつもり。

 それでも1日自宅にいられるのは嬉しい。

               cute

 最近このブログへのアクセス数が増えているので、どうしてなのかなと思い、検索ワードを調べてみたら、また「青嶋ひろの」がトップになっていた。

 各国のバンクーバーオリンピック出場選手もほぼ決定し、いよいよオリンピックだ、というときに、なぜ「青嶋ひろの」氏についての過去の記事へのアクセスが再び多くなったのだろうかと思っていたら、また青嶋氏が浅田真央選手について波紋を呼ぶような新しい記事を書いたためらしい。

 私はずっとニフティのフィギュアスケートの記事を読んでいなかったのだが、ちょっとした好奇心でニフティのトップページで繰り返し紹介されている例の記事の表題(いかにも浅田真央ファンの興味ー負の意味でのーを惹きそうな表題がつけられている)を見てクリックしてしまったのだった(その時点では青嶋ひろの氏の記事とは知らなかった)。

 まあ、読んでびっくりだが、またかという感じもある。

 どうしてこういう記事をニフティは掲載するのだろうか。しかも、トップページの一番目につくところに・・・。また、青嶋氏もどうしてこういう記事を書くのだろう。

 浅田真央ファンにもいろいろな人がいるだろうし、こういうファンをひとくくりにしてファン一般への忠告みたいな記事が必要なのだろうか疑問である。

 それに、こーんなことを言っていたら、たとえばチェコのベルネル選手のファンなんかいなくなってしまうんじゃないのか、と思ったのが私がこの記事を読んだときの最初の感想。

 とてもきれいな4回転を跳び、表現力にも優れたベルネル選手がパーフェクトな演技をすれば無敵(プルシェンコ選手にだって勝てるかもしれない)じゃないかと思うのだが、残念なことになかなかパーフェクトな演技を見せてもらうことができない。でも、いくら転んでも、ファンは去っていかないのである(私は特にベルネル選手のファンというわけではないが、バンクーバーではぜひ会心の演技を見せてほしい選手の一人である)。

 フィギュアスケート選手の演技の出来には波があって、その波が大きい人と小さい人がいると思うが、浅田選手はなかなか精神力が強くて(全くこの年齢なのにと感心してしまう)波が小さい方の選手だと思う。

 今回の四大陸選手権のフリーの演技も見事だった。この「鐘」という曲は私はあまり好きではないし、浅田選手にはもう少し軽やかで楽しかったりちょっと哀しげな曲の方があっているような気はするが、今回の四大陸選手権の鐘の最後のステップは圧巻であった。振り付けも独創的でさすがタラソワさんという感じもした。

 だから、ファンの方はあまり青嶋氏の記事など気にされない方がいいと思う。

 まあ、読まないのが1番だと思うけど。

              cute  

 バンクーバーオリンピックも近づき、選手たちがオリンピックの晴れ舞台でどんな演技を見せてくれるのか、とても楽しみである。

2010年1月29日 (金)

虚飾の塔(その2)

 この大阪弁護士会館が建設されるまでには、ひと揉めあったらしい。

 土地取得費用と新会館建設費用がかかるので、反対意見も多かったようだ。

一旦は、新会館建設のための土地取得の執行部案(購入費用を工面するため特別会費の徴収を伴うもの)が否決されたという。

 大阪弁護士会会員の方のブログ

  大阪弁護士会、破産!? (つれづれなるままに~弁護士ぎーちの雑感~)

 あまり多くの人が知っている訳ではないでしょうが、私が弁護士登録する直前から直後にかけて、この「新会館問題」は大阪弁護士会を揺るがした大問題でした。2001年3月、この新会館建設のため、月額1万円(18年間・・・だったと思います、17年だったかも、スミマセン。1人あたり216万円)の特別会費徴収を決議する臨時総会では、当時の若手弁護士を中心とした「新会館不要論」が勃発し、なんと現在の大阪弁護士会では珍しい、執行部提案(会費値上げと検察庁跡地取得の提案)が否決される、という事態が発生したのです。

 ところが、旧会館は耐震構造上の問題があるということで、もう一度新会館建設の執行部提案がなされ可決されたそうだ。

  大阪弁護士会館が日本建築構造技術者協会作品賞受賞だってさ(ろーやーずくらぶ)

 一方、旧大阪弁護士会館は、大阪地方裁判所の第二別館として生まれ変わり、破産部(第6民事部)などが業務をスタートしました。検察庁の跡地に弁護士会が新会館を建てて、弁護士会館に裁判所が入居する、最初から絵が描かれていたのでしょうね。 

 旧会館は耐震構造が充分でないとして、新会館建設の必要性が説かれていましたが、裁判所は大丈夫なんでしょうか。かつて、耐震構造化にかかる費用は約1億1700万円であると試算されていましたが(だからこそ、私は、新会館建設でなく、旧会館改築で足りると言っていたのですが。)、裁判所はどれくらい修繕費用をかけたのでしょうか。

 なんと大阪弁護士会の旧会館は裁判所になっているらしい。

 裁判所は耐震構造化をしたのかしら。裁判所が使えるものを弁護士会が使えないのはなぜかしら。

 なんとも摩訶不思議な話である。

 高額な土地取得費用と新会館建設費用の工面のために、会員の経済的負担が重くなったのは言うまでもない。

 坂野真一弁護士が怒るのもごもっとも。      

      大阪弁護士会隠れ?会費(坂野弁護士ブログ)

 会合に出席していたK弁護士は、「事務所はボロいのに、会館だけは立派なんや。」とお怒りだった。

  K弁護士のお怒りもごもっとも。

  大阪は不景気だし、弁護士大量増員によって弁護士の懐事情も厳しいのである。

  司法修習生の就職難も周知のとおり。

    過去の関連記事:「弁護士に“就職難の時代”到来!!」(毎日放送)

         愛知県弁護士会HP::

特集 就職最前線(前編) 大阪弁護士会の就職の現状~大阪弁護士会副会長 和田秀治弁護士に聞くl   

特集 就職最前線(前編)即独弁護士の現状(大阪編)~中井真雄弁護士の場合

                            (会報編集委員会) 

 また、イソ弁が独立を考えても大阪では無理なので、わざわざ兵庫県弁護士会に登録替えして独立するケースも出てきているそうだ。

 そんなときに、総建設費50億だか80億だか知らないが、そんな絢爛豪華なビルを建てる必要があるのか。

 そんなに金があるのなら、会員の会費を安くしたり、会費を払い戻したらどうなのだろう。

 まるで、どこかの独裁国家で独裁者が国民の血税を使い派手派手しい宮殿を建てるような話である。

                   pout

 というわけで、名古屋に帰って、愛知県弁護士会の慎ましやかな会館を見てホッとした私である。

        (つづく)

虚飾の塔(その1)

 大阪弁護士会館における会合と懇親会で、大阪弁護士会、京都弁護士会、兵庫弁護士会の会員の方々から、大阪弁護士会の現状について裏話をお聴きした。

 私が名古屋の田舎者だからかもしれないが、その内容は驚くべきものだった。

 そして、夜になり、大阪弁護士会館の灯りのともった美しいロビーを出たときに浮かんだのが、この「虚飾の塔」という言葉。

 本当はもっとピッタリの言葉があるかもしれない。

 山崎豊子原作の「白い巨塔」をもじったわけではないが、会合に参加した方々の話を聞くと、この豪勢なビルに「虚飾」というネーミングはピッタリだと思った。

                 libra

 まず、大阪弁護士会の会館とは、こんな建物。

       OSAKAビル景

2008年度大阪府建築士会長賞受賞。

特徴あるファサードだけでなく内部空間もディテールにこだわった造りになっている(ゆえに当初は豪華すぎとの批判も…)。

  確かに、近隣の建物と比べると、格段に豪華でオシャレ。

  「当初は豪華すぎとの批判も・・・」とあるが、どっから批判があったのだろう。

  この大阪弁護士会館を訪れた他の弁護士(豊崎寿昌弁護士)の感想。

      大阪弁護士会館!

 最初このビルを見て、中に入ったときには、私も豊崎弁護士と同じ感想を持ったのだが・・・。

 会合後にロビーを出て見上げたときには、このビルが全く違ってみえたのだった。

                 (つづく)

大阪から帰る・・・Twitterもどき(1月29日0時18分)

 大阪から戻ったのは0時近く。

 大阪弁護士会の弁護士会館での会合の後、おでん屋さんで懇親会だった。

 この会合で驚いたのは、大阪弁護士会の「高級ホテル」のような会館の建物。そして、大阪弁護士会の「派閥」の暗然たる力。

 この2つについては、また改めて書きたい。

 明日も仕事があるので、きょうはもう寝なければ・・・。

2010年1月28日 (木)

お金にはならないけど、やった方がいいと思える仕事・・・Twitterもどき(1月28日午前10時5分)

 準備書面の作成中。きょうは提出期限の迫った準備書面に未練を残しつつ、午後からは大阪で武本先生らとの会合に出席する予定。

               cloud

 最近、「お金にはならないけれど、やった方がいいと思える仕事」が多くなっている。

 しかし、「そろそろ確定申告の準備を」と思い、昨年の売り上げをみるに、事務所経営のための売り上げにも努力しなければ、と思い知る。

 世の中、「経済的な利益と結びつかないが、社会正義のためには必要」という弁護士の仕事はますます多くなっている気がする。

 しかし、そういう仕事ばかりやっていては弁護士は食べてはいけない。

 一方、採算の取れる仕事はますます減っているという印象だ。

・・・・・現在、非常に手間がかかるが全く報酬の増額には結びつきそうもない仕事(だが、無視はできない仕事)をどうしようか、思案中。

 こういうのを見て見ぬふりができる人は楽だろうなあ・・・・・。

 経済的な採算には無頓着で、「弁護士に対する市民のニーズはいくらでもある。市民のニーズにこたえられる弁護士をもっと増やすべきだ。」という理想論ばかりをふりかざしているロースクールの学者の方々は楽でしょうねえ。

2010年1月22日 (金)

法科大学院14校に「イエローカード」

  法科大学院14校に「イエローカード」 大幅改善求める                

                      2010年1月22日 asahi.com

文科省は、名指しされた大学院に対し、強く改善を求めるとともに、今後、その達成度によって補助金に差をつけるなどし、大学院の再編・統合を促していく方針だ。

 「補助金に差をつける」というのは、何とも官僚的な発想だ。

 しかし、そういうロースクールの設立も認可して、国民の税金から無駄な補助金を払い続けてきたのは誰なのか。

 「改善不十分」14校名指し=12校にも継続求める-法科大学院調査・中教審特別委

                       1月22日9時31分配信 時事通信

名指しで問題視されたことで、学生募集に支障を来す法科大学院がでる可能性もある。文部科学省は今後、改善の進ちょく度に応じて運営費交付金、私学助成に差をつけることを検討する。

 名指しされたロースクールは、事実上統廃合を勧告されたようなものではないのか。

 作業部会は昨年7月、入試倍率、新司法試験合格率が低い40校から聞き取りを実施。うち26校には同10月以降、現地調査に入って学生との意見交換や授業見学を行った。
 その結果、入学者の水準確保が不十分、授業の満足度が低い、定期試験の成績評価が甘いといった問題点が浮上。程度に応じて改善重点校と継続校に分類した。 

 もはやロースクールの惨状に目をそむけることなく、ロースクール制の廃止(ないしはロースクール卒業を司法試験受験資格からはずすこと)も含め法曹養成制度を抜本的に見直した方がよいのではないか。

 私は、ロースクールへ払われる巨額の補助金(その殆どが教員らの安くはない給与に充てられているのだろう)を、司法研修所の費用や司法修習生の給与に充てた方が、司法の利用者である国民にとって有意義ではないかと思う。

 国民に必要な数だけの法曹を司法研修所で全国一律の水準で育てる、司法修習生を生活不安や就職問題に怯えることなくしっかり勉強できる環境に置く、ということの方がはるかに日本の司法にとって生産的であるように思う。

                   libra

 今やロースクール創設に尽力された方々の中にも内輪の集まりでは「ロースクールは失敗だった」とこぼしておられる方もおられるそうだ。

 今からでも遅くはないから、理想論をふりかざすのではなく、現実と向き合い、正直に失敗を認められたらどうなのだろう。

 過去の関連記事:

  ロースクールの現場・・・「日本裁判官ネットワークブログ」より

 ロースクールの予備校化?

 

2010年1月21日 (木)

起案、起案の日々・・・Twitterもどき(1月21日午前6時)

 昨日は、午後から市役所の無料相談でほぼ半日がつぶれた。

 作成途中の報告書などは帰宅してから仕上げ、きょうからは新たに申立書の作成に着手しなければならない。

 ただ、午前は法廷が1件、午後からは打ち合わせが2件。

 結局、起案をするのは夕方からになりそう。

 訴訟案件が多くなると、弁護士は大変なのだ。1ケ月ごとの期日など、すぐにやってくる。

                spade

 今週の土日も起案にあてざるをえない見込み・・・。

 本当は実家に帰って仏壇にお参りして、父の遺品の整理を手伝いたかったのだが・・・。

                spade

 今年の日弁連会長選は、候補者陣営からの電話もFAXも殆どなく(「野に放たれた虎」陣営からのFAXの方がはるかに多い)、静かでよい。

 両陣営の賛同者がどういう方々なのか、ちょっと興味があったのだが、こういうときは勧誘の電話がなく静かなのはありがたい。

 

2010年1月19日 (火)

起案やら資料読みやら・・・Twitterもどき(1月19日午後12時)

 午前中は自宅で起案や資料読みをした。

 共同受任している事件では、相代理人の先生方から次々とメールで書面が送られてくる。

 自分の書面を作成したりチェックするのも大変だが、人の作成した書面をチェックするのもなかなかしんどいものである。

 これはお互い様なのだけれど。

 イソ弁を雇って新人のイソ弁の書いた書面をチェックするボス弁というのは大変だろうなあ・・・。

 自分がイソ弁時代のことを思い出しても、そう思う。

                club

 裁判官にすっと読んで分かってもらえる書面を書くというのは難しい。

 なにしろ裁判官は都市部では1人200件位事件を抱え、ものすごい分量の準備書面を読んでいるのだから、さっと読んで内容を分かってもらえるような書面を作成する必要がある。

 弁護士は、料理を作る人、裁判官は料理を食べて評価をする人、というわけだ。

 ささっと短時間で食べられて、しかもおいしいという料理を作るのは、難しいのである。

 

2010年1月15日 (金)

もはや珍しくも何ともないニュースだが・・・Twitterもどき(1月15日午後6時34分)

 こんなニュースを知った。

埼玉弁護士会が就職説明会中止 求人減で参加事務所わずか                      2010/01/14 21:02   【共同通信】

 もはや、珍しくも何ともないニュースだが。

   今の司法修習生は大変だなあ。

 修習中に遠方まで出かけて事務所訪問したり就職説明会に出たりしなければ、就職もままならないという。これでは、おちおち勉強もしていられまい。

 こういう現状を、ロースクールの教官たちはどう思っているのだろう。卒業したら教え子の将来など関係なしなのだろうか。

 最近、新人弁護士の紹介状が次々と届いているが、その中にはっきりと「イソ弁ではない」と書いてある案内状がちらほらあるのには驚いた(さすがに、「ノキ弁」とははっきり書いてはいないが、「イソ弁ではない」とははっきり書いてある。中には仕事を紹介してあげて下さいとはっきり書いてあるものもあった。)。

 こんな状態がいつまで続くのだろうか・・・。そして、これが普通のことなんだろうか・・・。 

2010年1月14日 (木)

きょうも残業・・・Twitterもどき(1月14日午後8時15分)

 ようやく仕事にきりがついて、帰宅準備中。

 今週は外出が多く、じっくり事件を検討したり書面を書いたりする時間がなかなか取れず。仕事が夜や休日にずれ込んでしまう。

 きょうも午後は司法改革関連の打ち合わせに出かけた。今月末には大阪で武本夕香子弁護士や坂野真一弁護士とお会いすることになる。どんな会合になるのか、ちょっと楽しみ。

 さらに仕事で兵庫に出張することになる。今月は関西に2度出張か・・・。

 書かなければならない書面が一杯あるし、実家で父の遺品の整理も手伝わなければならない。

 なんとか時間をやりくりせねば・・・。

 

 

2010年1月13日 (水)

ドクターヘリ・・・Twitterもどき(1月13日午後6時20分)

 残業中。

 きょうは仕事で郊外の病院に行ってきた。

 そこで、「ドクターヘリ」の本物を初めて見た。本当に英語で大きくドクターヘリと書いてあるのね。

 そういえば、連休中にドラマやっていたな。たまたま見たのだが、結構専門用語も出ていたのに、画面上での文字による説明などはなかった。

 突然「エピネフリン」とか言われても、初めてドラマを見る医療知識のない視聴者に分かるんだろうか。ちょっと不親切じゃないかと感じた。

 カルテには「ボスミン」と書かれていることの方が多いようだけど。やっぱり、ドラマでは商品名はまずいのか。

参考:救急隊の方の書かれた興味深い記事・・・「神様仏様ボスミン様

 ボスミンを使うとき、医療関係者はこういう心境なのだろうなあ。

追記:

 エピネフリンのことを調べていたら、こんな「救急&麻酔専門医」の方のブログ記事が。

   小言をいうのはオッサンだからでしょうか・・・。

 そうか、今は「アドレナリン」が正式名なのか。

 でも、一番短い「ボスミン」を皆さんよく使っておられるような。

 同じ薬なのに、いろいろな名称が使われているのは、カルテを読むときに困ることの一つ。

 

2010年1月12日 (火)

過払い裁判所・・・Twitterもどき(1月12日午後2時15分)

 裁判所から帰ったところ。

 ある法廷の外に張り出された事件一覧表を見たら、18件中14件が不当利得返還請求事件即ち過払金返還請求事件であった。つまり、過払い事件が80%近くを占めていることになる。 

 しかも、その殆どが原告ないしは被告が複数。

 こりゃ、裁判所も大変だ。

 裁判官はたんたんと「和解の話はどうなっていますか?」と聞きつつ、事件が和解で終了することを期待しているようだ。

 東京地方裁判所でも、同様の事態となっているらしい。

 過払い金返還訴訟が急増 東京地裁、09年2万件 

       山形新聞 2010年01月09日 17:23

 過払い事件以外の通常事件は一体どこに行ってしまったのだろう?

 弁護士が増えても、全然増えていないのではないか。

  

2010年1月 9日 (土)

ハゲタカ事務所・・・Twitterもどき(1月9日午後7時)

 きょうは午後からNHKのハイビジョンで「ハゲタカ」を再放送していたので、(家事や雑務をやりながら)見ていた。

 このドラマは何度も再放送していて、既に2回位見ているが、通して見たことがなかった。

 何度見ても、よくできたドラマだ。面白い。

 なにしろ見る方も現実のライブドア事件などで学習しているから、ホワイトナイツとかゴールデンパラシュートとかいう言葉が出てきても理解に困らないというのが何とも皮肉である。

 特に鷲津役の大森南朋さんがいい。クールなファンドマネージャーと心やさしい銀行員という二つの顔に全く違和感がない。前から自然な演技のできるうまい役者さんだなあと思っていたが、このハゲタカの演技には特に感心した。

 鷲津がレンズ技術者の加藤を説得する場面は印象的。「あなたは金を動かすだけで何も生み出していない。金は紙切れにすぎない。」と言う加藤に、「その紙切れの金で自殺する人もいる。」と言う鷲津。こつこつと物作りに取り組んできた加藤と金を動かすだけで巨万の富を得てきた鷲津。対照的な二人の対決と和合の場面はこのドラマの見所の一つである。

                clover

 このドラマを見ていて、かねてから多重債務者救済に一生懸命に取り組んでおられる知り合いの先生が、「ハゲタカ事務所」という言葉を使っていたことを思い出した。

 「ハゲタカ事務所」とは、大々的に宣伝をして大量の債務整理事件を集め、お金になる過払い事件だけを受任し、それ以外の面倒でお金にならない任意整理などの案件は何かと理由をつけて断ったり放置してしまうような事務所のこと。

 こういう事務所に依頼した多重債務者は、借金だけ残ったまま放り出されることになり、困り果てて、また他の弁護士や司法書士の事務所を訪ねることになるのである。

 そういう人の依頼を受けて生活再建のための債務整理をする弁護士らにとって、多重債務者を食い物にしているそういう事務所は本当に腹立たしいため、「ハゲタカ」という名前をつけたのだと思う。

 まさに拝金主義。

 弁護士の仕事はドラマ「ハゲタカ」の加藤の職人仕事と似ていると思っていた私だが、いよいよホライズン社のように金儲けが全てという世界になりつつあるということか・・・。

 ひどい事態になったものだ。

 

弁護士、司法書士と会わないで依頼する債務整理はあり?ーその2

 つづき。

 相談者や依頼者が任意整理による債務整理を希望されるものの、収入と支出のバランスから分割返済が困難ではないかと思われたとき、数ヶ月家計簿をチェックするなどして本当に分割返済が可能か検討する。

 その結果、やっぱり任意整理は無理という場合は、個人再生や破産をお勧めするほかない。

 最初から無理と分かっている任意整理を引き受けて報酬をもらうことはたやすいが(途中で返済できなくなった時点で辞任すればいい)、それでは依頼者の本当の救済にはならないからである。途中で返済できなくなると、任意整理の弁護士費用が無駄になるだけでなく、遅延損害金がついて借金の額が膨らむだけのことだから。

 こういうとき、それでも「破産や個人再生はいやだから、どうしても任意整理にしてほしい。」と言われたら、そういう依頼をきっぱり断ることも弁護士や司法書士の誠実なあり方ではないかと思う。

 だから、簡単に事務所に来ないでも「任意整理できますよ。」などとは、とても言えないのである。

                 club

 破産や個人再生の場合も、一度も依頼者に面談しないでできるようなものではない。

 確かに仕事を持って忙しい方も多いので、できるだけ事務所には来て頂かなくてもいいようには工夫している。

 しかし、破産か個人再生かは、それぞれに必要な法律の要件も違うし、ご本人に一部でも返済したいという意思があるかどうかにもよるので、面談しないで電話だけですますというわけにはいかない。きちんとお会いして、手続や費用のことも説明しなければならない。また、節目節目で裁判所に提出する書類について打ち合わせの必要が生じることもある。

                 club

 いったん弁護士や司法書士に任意整理を依頼をしたが、もともと無理な分割返済案だったために直ぐに返済できなくなり、個人再生や破産せざるをえなくなった方の依頼を何度も受けたことがある。

 そういう方の中には、前の弁護士や司法書士の処理に問題があって、弁護士や司法書士全体に強い不信感を抱いている方もいる。 

 これは、医療過誤事件の前医と後医の関係に似ていると思う。

 後医の引き受け手がなかなか見つかりにくいように、前の弁護士の処理でこじれた事件は後の弁護士はやりにくい。

 現在、私はそういう案件を数件抱えていて、頭が痛いのである。

 事務員が「先生まで見捨てたらAさんはかわいそう。」と言うので、頑張っているのだが、依頼者の法曹全体に対する不信感が強くなっている場合(これも医療過誤の被害者が医療関係者全体に対して不信感を持つのと極めてよく似ている)は、一生懸命説明してもなかなか理解してもらえず困るのである。

                 club  

 容易に借金の整理ができるかのような期待を持たせる弁護士や司法書士の広告にはこういうリスクもあるということは、広告する側も広告を見る側の方々も充分注意する必要があるだろう。

 今回の日弁連の会長選では弁護士の広告規制も争点になるようだが、広告にはメリットもデメリットもある。

 確かに問題のある広告も見受けられるが、広告を見て弁護士や司法書士の事務所に足を運ぶ気になって救済される人もいるのも事実である。

 だから、簡単に結論が出せるような問題ではないと思う。

 ただ、面談を一度もしないでもいいというような債務整理の方法はなし、というのが私の実感である。

 

 

           

弁護士、司法書士と会わないで依頼する債務整理はあり?ーその1

 きょうは、ちょっと債務整理の事件について書こうと思う。

 最近、弁護士や司法書士の債務整理の広告をあちこちで(テレビのCM、電車内の広告なども)見かけるようになった。

 そういう大々的に全国規模で宣伝をしている事務所の一つに依頼して困ったことになってしまった方からの相談や依頼を受けるようになったり、他の知人の弁護士からも同様の困ったことになった事案を聞くことがあって、あまり関心のなかったこういう広告やそういう事務所の契約書をじっくり見る機会があった。

 そうしたら驚くことばかりであった。

               spade

 私は、20年近く、債務整理事件を扱っている。多いときもあり、少ないときもあるが、ずっと取扱事件の一つにしている。

 最近こそ、債務整理事件は過払い案件であれば弁護士にとってもちゃんと報酬をもらえる事件となっているが、昔はサラ金やヤミ金との対決が大変であった。もともと資力がない人が多いので、法律扶助案件も多く、採算が取れない事件も多かった(今でも、そういう事件は多いが)。

 破産事件の報酬を分割払いにしたら、途中で払ってくれなくなって行方不明になってしまう人もたくさんいいた。私も、結局、殆どただ働きとなってしまった事件の数は相当のものである。

 しかし、債務整理事件にまじめに取り組んできた弁護士は、皆そういう経験をしつつ、割に合わない事件も断らずに引き受けてきたのである。

               spade

 かつては、そういう事件が多いので、引き受けない弁護士も多く、今のように自治体なども多重債務者問題に力を入れていなかったので、多重債務者の救済が遅れた原因ともなっていた。

 その意味では、弁護士の広告が解禁されて、弁護士の引き受け手も多くなり、多重債務者が相談しやすくなったのであれば、それはそれで歓迎すべきことのように思える。

 ところが、過払い事件がお金になるようになってから、「借金の相談は無料で受け付けます。電話、ファックスのみで簡単に債務整理ができます。事務所に来て頂く必要はありません。」などという弁護士や司法書士の宣伝が目立ってきた。

 私は、一度も弁護士や司法書士に会わないで本当に債務整理ができるものなのか、と思っていたが、実際にそういう広告を出している事務所は電話やファックスだけで処理しているらしい(実際にも依頼者からそうだったことを確かめた)。

 最近になって、日弁連も一度も面談しないで引き受けるのはダメという指針を出したが、弁護士でも一度も面談しないまま(病気でやむを得ない場合などを除く)引き受けていた人がいたということ自体が驚きだ。

 福井秀夫氏などは、債務整理は定型的事件だから「ボンクラ」でもできるとか言いそうだが、債務整理は、その人の生活状況、借金の額、借金をすることになった経緯、資産、収入など非常に細かいことを把握しつつ、相当面倒な債務調査をした後に、債務整理の方法を決めなければならず、とても定型的事件といえるようなものではない。

 任意整理、破産、個人再生、どの方法を取るのが依頼者にベストかを判断するのは、結構難しいものである。私は、今でも迷うことがよくある。法律の知識も必要だが、その地域の裁判所の運用(各地の裁判所によって異なることも多い)なども影響するので、裁判所の書記官に尋ねながら慎重に申し立てを準備することもある。

 名古屋地方裁判所の場合、非常に書類のチェックが厳しく(たぶん全国でも1、2を争う位ではないか)、破産や個人再生の申立書類の補充・追完は依頼者にとっても弁護士にとっても大変な作業となる。書記官が、しっかり書類を見ているのには本当に感心する(通帳に記載のある取引の一つ一つまでしっかりチェックされる)。

                 spade

 また、依頼者が望む方法では、真の救済が見込めない場合もある。

 たとえば、裁判所にかかるのはイヤだから、なんとか収入から分割返済をしたいと言う方は多いが、家計簿を書いてもらうと収入と支出の比較で、返済が難しそうな場合もある。ご本人は「一生懸命節約する。頑張る。」と言われても、人間できることとできないことがある。精神力だけでは3年も5年も毎月厳しい節約生活に耐えつつ返済することは難しい。無理な任意整理をすれば、途中で支払えなくなることは目にみえている。

 そういうときは、家計簿のチェックが重要で、私は何度も家計簿を書いてもらったりして、本当に返済が可能か検討させて頂いている。依頼者が男性の場合、家計を握っている奥さんの協力も必要だから、原則として奥さんにも事務所に来てもらっている。

 家計簿といっても毎月の収支を1枚の紙に項目ごとに書いてもらうだけだが、結構それでもいろいろなことが分かる。こういうのには普段の主婦感覚が役立つ。私は主婦の事務員に見てもらったり、自分自身も見て、家族の人数のわりに食費が多すぎでしょうとか、日用品の項目に全く支出がないがそれはないでしょう、などとチェックをしている。チェックしているうちに、思わぬ支出が発覚して、ご本人が思っていたほどには黒字ではないことが判明することも多い。このようなことで、本当に返済が可能か原則として2,3ケ月位はみせてもらっている。

 破産や個人再生事件でも裁判所は家計簿をしっかりチェックしている。先日は、裁判官に毎日の家計簿を提出せよと言われたくらいである。

 こういうことは、依頼者と一度も面談せずにできることではなく、場合によっては何回も事務所に来て頂く必要もあるのである。

            (つづく)

2010年1月 8日 (金)

デフレは悪か?・・・Twitterもどき(1月8日午後7時35分)

 残業が終わったところ。

 年の初めの1週間は、身体が慣れていないせいか、ちょっときつかった。

 ここで連休があるのは嬉しい。

 ニフティのニュースで知ったこの記事

  誌上対論 エコノミスト・浜矩子×作家・林望

     ユニクロ悪玉論とデフレの「真犯人」 

    (AERA 2010年1月4-11日号掲載) 2010年1月8日(金)配信

 最後の 「カネより時間の節約を」 の箇所

 本来なら節約し、大事にすべきものは、金やモノでなく時間なんです。誰にも平等に与えられて有限な時間こそ、節約で大きな可能性を秘めるもの。10円安いものを買うために行列をつくるのは、事の軽重がわかってない。節約が自己目的になっては終わりです。

 時間はデフレ経済の大きなプレゼントと思いたい。デフレでライフスタイルを変えて、自分を高めるわけですから。目先の快楽のためでなく、自分に投資する時間をつくる。その努力こそ勝ち組への王道なんです。

 には同感。 

  本当に時間は大切だ。今年はもっと時間を大切に使いたい。

  たとえカネがなくても時間があれば、人間やれることはたくさんある。たとえ短い時間だって、やれることはたくさんある。

  もっとも、そのためには健康が絶対に必要だ。気力、体力がなければ、細切れ時間の有効利用が難しいことは、昨年実感した。

 やらないよりもやった方がいいと思うことも、なんとなく億劫で、「時間がないから」と言い訳して、先送りにしたり、やらなかったことがたくさんあった。

 今年はその反省に基づき、年末年始も結構頑張ったのだが、ここに来てちょっと疲れ気味。

 この連休で充電したい。

追記:

前記アエラの記事の4頁の林望氏の

林 マスコミも悪いでしょう。テレビが面白半分に取り上げるスーパーのニンジン詰め放題にしたって、次の日から献立をどうするのか。馬やウサギじゃあるまいし。毎日ニンジン料理ではまずいでしょう。僕は昔から「流行をつくり、高級品を売りたい業界に乗せられるな」と訴えてきましたが、今度は逆方向で「激安」信仰の大きな流れに乗ってしまったようです。

を読んで、年末に安売りスーパーで、里芋の詰め放題を買ったことを思い出した。

 ひーっ、あれもいけなかったのか・・・。

 でも、ゆでてショウガ醤油で食べたり、煮っ転がしにしたりして、しっかり全部食べましたけど。

 なんといっても、庶民にとって食料品が安いのはありがたいのですよ。作っている農家には申し訳ないとは思いつつ、つい買ってしまうのですよ。

 ユニクロも普段着にするには良い物がいっぱいありますしね。

2010年1月 6日 (水)

ようやく民主党政権下での司法試験合格者数の見直しが始まる。

司法試験「年3000人合格目標」見直し (読売新聞)

  政府は、司法試験の年間合格者を「2010年ごろに3000人に増やす」という計画を下方修正する方向で見直す方針を固めた。

 無理に実現を目指せば、法曹界の質が低下しかねないためだ。法務、文部科学両省が今春にも有識者会議を設置し、適正な合格者数の検討を始める予定だ。

・・・・・・

  有識者会議では、適正合格者数のほか、〈1〉法科大学院のカリキュラムの見直し〈2〉成績評価と修了認定の厳格化――などを検討し、11年にも結論を出す。政府は法曹人口の全体数や合格者数の目標を作成し、改めて閣議決定する方針だ。

 ようやくという感じだが、自民党政権下の3000人の閣議決定を見直す方向に向かったのは大きな前進だ。

 問題は、「有識者会議」の「有識者」がどういうメンバーになるか、ということだが。

 また、あの規制改革会議のようなことであっては、意味がない。

 どなたが、どういう基準で選考されるのかも、公開してほしい。

 そして、こういうニュースも。

法曹養成で文科省と検討会設置へ 千葉法相、政治主導で(産経ニュース)

 千葉景子法相は、司法試験と法科大学院の在り方など法曹養成制度の検証と改善に向けた検討会を月内にも設置することを決めた。制度の理念から離れ、さまざまな問題が出ていることを重視。法科大学院、司法試験を所管する文部科学省、法務省から、それぞれ政務三役の1人がメンバーの中心となり、政治主導で抜本的対策に取り組む。

・・・・・

  千葉法相は昨年9月の就任時、「いろいろなところに問題が出てきている。(法務、文科省の)縦割りで解決する問題ではなく、横断的に検証できる仕組みを考え、多角的な検討が必要」とコメント。閣議決定で目標とした22年を迎え、新司法試験の受験資格を得る新たな「予備試験」の実施を23年度に控える節目となることから、政府として抜本的な対策に取り組むことを決めた。

 検討会では両省以外のメンバーも含め問題点の検証後、法科大学院の改善策など、できることから着手。増員計画の見直しについては、22年秋の試験結果を踏まえて結論を出す見通しだ。

 読売のニュースとはかなり内容が違うようだが。

 12月にお会いしたとき、千葉法務大臣は「いろいろなところに問題が出てきている。」ということは既に十分把握されているようだった。

 今ロースクールへの入学を検討している方々のためにも、早急に結論を出して頂きたいと思います。また、現在のロースクール生への配慮も必要でしょう。ただ、実現不可能な夢ばかりを提示するのはやめて頂きたい。かえって不幸な人を増やすだけでしょうから。

 そして、若手だろうと、中堅だろうと、ベテランだろうと、弁護士が誇りと希望をもって、弁護士としての仕事に取り組めるようにして頂きたいと切に希望致します。

                 libra    

 もう一つ、司法改革関連では、日弁連会長選の記事がネット上にも公開されていた。

 日弁連会長選 主流派VS著名弁護士 法曹人口問題が争点(毎日新聞)

  宇都宮健児弁護士がテレビ出演も多く著名人であるということで、ニュースバリューがあるようだ。

 11月には朝日新聞も記事にしていた。

 ただ、先回の会長選よりも今回は対立軸が明確ではないと思う。

 ニュースとしては面白いのかもしれないが。

 裁判員制度が争点とならないのも、とても残念である。

人助けと報酬・・・珍しく時代劇のお話。

 正月休みは普段あまり見ないテレビを結構見た。

 もっとも私は貧乏性なため、体調の許す限り、何か(家事や仕事の片付け)をしながら見ているのだが。

 元旦には、NHKの時代劇「陽炎の辻」のスペシャルがあるとかで、その前に児玉清さんと原作者の佐伯泰映さんの対談が放映されており、何気なくそれを見ていた(肝心のドラマの方は見そこなったのだが)。

 この時代劇は、両親がよく見ていて(特に母は主役の山本耕史さんが好きらしく欠かさず見ている)、私はたまに実家に帰ったときに一緒にちらちら見る程度。なんだか「用心棒日月抄」(藤沢周平作)に似たストーリーだわ、古谷一行さん主演の「江戸の用心棒」の方が深みがあって良かったわ、位にしか思っていなかったのだが、作者の佐伯泰英さんと児玉清さんの対談はなかなか面白かった。

 佐伯さんは国際サスペンス小説を書き続けていたのだが、さっぱり売れず、出版社の担当編集者から「出版打ち切り」を告げられて途方に暮れたのだそうだ。その編集者から「佐伯さんには官能小説か時代小説しかないなあ。」と言われて、官能小説は無理だから時代小説を書いてみようかと書き始めたんだそうな。

 陽炎の辻の原作の「居眠り磐音」シリーズの朗読も時々あって、そのときの朗読で心に残ったのが、人の良い磐音が情に負けて相応の報酬をもらいそこねたことに対する、この「おこん」の言葉。

「坂崎さんのは商いではないわ、人助け。だからこそ、報酬をちゃんといただかなくちゃならないのよ」

 うーん、深い言葉だなあ。

 磐音は、報酬のことではおこんの前に番頭にこってりとしぼられているのだ。助け船を出してくれるかと思ったら、おこんもこう言う。

 いかし、それが庶民の感覚というものだ。磐音にも生活があるのだから。

 こういう感覚は、水戸黄門には絶対分からない。

               fuji

 そんなことを考えていたら、大学の教養学部のとき時代劇を分析するという面白い講義があったのを思い出した。

 うろ覚えだが、その先生の説によると、日本の時代劇には3パターンあるという。

 一つは大岡越前タイプ。つまり、お上がその権力を利用して庶民を助けるというもの。水戸黄門もこのタイプ。昔から長年続いているところをみると、日本人はこのタイプの時代劇が結構好きそうだ。

 一つは必殺仕事人タイプ。つまり、市井に暮らす庶民が、報酬をもらって他の庶民を助ける(必殺仕事人の場合は悪いヤツを殺して復讐をしてあげる)というもの。比較的新しいタイプだろう。

 一つは木枯らし紋次郎タイプ。ぶらっと通りがかった旅人(アウトロー)が、意図せずに人助けをせざるを得なくなるというもの。洋画だが、西部劇の「シェーン」もこのタイプか。

 私はドラマ「陽炎の辻」をしっかり見ていないし、原作も読んでないので、あまり自信はないのだが、どうやら二つ目のタイプの時代劇らしい。

 ドラマの方はあまり見る気はしないが、対談と朗読を聞いて原作は「ちょっと面白いかも」と思った。

 

 

 

2010年1月 5日 (火)

仕事始め・・・Twitterもどき(1月5日午後7時30分)

 喪中のため新年のご挨拶はできず、失礼致しました。

 きょうは、私の事実上の仕事始めだった。といっても、本格的には明日からなのだが。

 郵便物や資料の整理をしていると、依頼者や裁判所から早速電話がかかってくる。

 正月気分は直ぐに抜けてしまった。

 といっても、今年の年末年始は喪中のために正月飾りもなく初詣もしないで過ごしたので、正月気分自体あまりなかったのだが。

            libra 

 そういえば、明日は日弁連の会長選の公示日らしい。

 きょうは、宇都宮健児弁護士を代表世話人とする「市民のための司法と日弁連をつくる会」から分厚いパンフレットが送られてきた。

 一応目を通したが、ブログに関連記事を書く意欲も湧かない。

 法曹人口問題については、「検証」という文字がやたら目につく。 検証や調査なら、委員会、PT、協議会など、様々な組織で既に十分やられているのではないでしょうか(私の手元にも山積みの資料ありますよ。もっとも、この年末年始にかなり処分してしまったが)。 

 「・・・現状よりも司法試験合格者数を減らします。」との記載はあるが、具体的に何をなさるつもりなのか、はっきりしないのは「担う会」と同じ。

 私は、今年の会長選には距離を置きたいと思っています。どの陣営の賛同者にもならないつもり。

 選挙に行くかどうかも未定。

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