怒りがおさまらない!その2ー「担う会」HP問題
怒りがおさまらない!第2段。
「新時代の司法と日弁連を担う会」のHPの「全国からのご意見に対して」の
は必見!
山本剛嗣氏は、このHPで、
Q 法曹人口の具体的数字について
本年度の合格者数の2043名を減らす方向はあり得るが、当面、これを増やすことは妥当ではない。
現時点で、更に現状より下回った数字を具体的に示すことは誤解を招く可能性がある。
Q 合格者の具体的人数の言及について
合格者数を何人にするかは、法科大学院の整備状況、予備試験がどうなっていくのかと密接に関連する。
現状はまだ、これらがはっきりしていない段階にある。
そういう中で、具体的合格者数が何人であるということは言えない。
むしろそこで具体的人数を明言することは誤解を招く心配の方が大きい。
とされる。
しかし、それでは、賛同者を求めるFAXにあった
現状の合格者(数)にこだわらず、更なる削減の方向への提言も含め対応します。
(かっこ内は私が付したもの。)
とは矛盾しませんか?
山本氏は、合格者の具体的人数には言及しないで、「現状の合格者数を減らすべきである」という提言をするだけということなのでしょうか?
でも、それも、これまで山本氏が取りまとめに参加された
東京弁護士会の法曹人口問題に関する意見書
(発表当時、山本氏は東京弁護士会の会長でした。)
に反しているでしょう。
何しろ、この意見書と提言は、はっきり合格者の具体的人数を掲げて、「2100人~2500人の範囲内」、「数年は現状の2100人~2200人を目安」とし、「削減」を否定しているのですから。
「当面の法曹人口のあり方に関する提言」への「具体的人数を掲げるべきではない」という反対意見を蹴って理事会決議をされたのはどなただったのでしょう。
それとも、山本氏は上記意見書や提言に反対されたのでしょうか?少なくとも、「担う会」の賛同者の中には上記意見書や提言に賛成された方が多数おられますが、これはどういうことでしょう。
次期会長の任期2年は、提言の「数年」内に含まれるでしょう。
どうして、このHPでは、上記意見書や提言について全く触れられていないのでしょう。
言っていることが矛盾していませんか?
そして、やたら「誤解」という言葉が出てきますが、「誤解」って誰のどういう誤解ですか?
仮に誤解があったとしても誤解を誤解と認識されているのでしょう。では、その「誤解」を解くために努力しようという気はないのですか?
結局、会長の任期中には、法曹人口問題については何もしないということでしょう。
(分かっていたことだが)失望感が増しただけであった。
これが同じ弁護士の先輩方のやられることなのだろうか。
こういうことで若手弁護士の票を集めようというのは、あんまりである。
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