マイペット

アクセスカウンター

  • 2006年5月18日~

コメント・トラックバックについて

  •  このブログのコメント、トラックバックは管理人の承認制となっています。このため、ブログに記載されるのに時間がかかることがあります。管理人の判断でブログの記事と無関係なコメント等や、誹謗中傷等の公序良俗に反する内容のコメント等は承認致しません。

アクセスランキング

ブログランキング

  • ブログランキング・にほんブログ村へ
     クリックして頂くとブログランキングがアップします。 よろしければクリックお願いします。

ねこちか2

サイバーキャットと遊べます。猫じゃらしで遊んだり、エサを与えることもできます。

« 「気骨の記事」・・・こういう記事を書ける新聞記者もいるんだなあ。 | トップページ | 武本夕香子弁護士の司法改革資料集HPのご紹介 »

2009年9月22日 (火)

法曹養成制度も本格的に見直してほしい。

法科大学院 多すぎる? 司法試験合格者、前年下回る(朝日新聞)

11年度に適性試験一本化 法科大学院入試、初の変更(中国新聞)

 こういう記事を読んでいると、政権も交代したことだし、法曹養成制度についても本格的に見直してほしいとつくづく思う。

 問題続出である。

 理想と現実の乖離がここまですさまじい制度もそうないのではないか。もともと現実を知らない学者の方々の机上の空論から生まれた制度であるためであろう。

 私の知人の実務家教員もよくこぼしてる。

 法学部の優秀な教授が法科大学院の教育に引っ張り出されて研究ができないのは見るに忍びない。

 未修者の法学教育は大変だ。基礎から学んでもらうには時間が足りない。中には論理的思考ができずにもともと法曹に向かないと思われる人もいる。

 ロースクール制度も「できてしまった制度だから仕方がない」ではなく、存続維持によって生じるマイナスの方が大きいならば廃止も視野に入れた抜本的見直しが必要なのではないか。

 物的人的設備については、司法修習生の実務修習での施設の利用、企業の法務部社員や弁護士を対象とした専門講座の開設など、で無駄にしない途があるのではないか。立派な模擬法廷を作られた法科大学院もあるようだし。

 大体、志望者よりも定員の方がオーバーするなんていうこと自体が、もはや学生にとって魅力のある制度ではないということを物語っている。医学部とは大違いである。

 これからはますます優秀な学生は法曹をめざさなくなるだろう。

 韓国では日本のロースクール制は失敗という評価が下されている。これは利害関係のない他国からの容赦ない客観的評価である。

 これからこの問題に関わられる政治家の方々には、十分な調査をして判断を下して頂きたいと思う。

 

« 「気骨の記事」・・・こういう記事を書ける新聞記者もいるんだなあ。 | トップページ | 武本夕香子弁護士の司法改革資料集HPのご紹介 »

弁護士」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 法曹養成制度も本格的に見直してほしい。:

« 「気骨の記事」・・・こういう記事を書ける新聞記者もいるんだなあ。 | トップページ | 武本夕香子弁護士の司法改革資料集HPのご紹介 »

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ストップ医療崩壊

  • Iryouhoukai_2   

     このチラシの中を見たい方はこちら

     医療危機打開の署名用紙(PDF)はこちら

     宛先はこちら

無料ブログはココログ

司法改革ニュース

医療過誤ニュース

天気予報