「気骨の判決」を見て・・・Twitterもどき(8月16日午後11時40分)
今夜のNHKの「気骨の判決」(http://www.nhk.or.jp/nagoya/kikotsu/)は、前から見ようと思っていた。
いいですね。こういう裁判官も日本にいたのか。しかも、戦前のあの大変な時代に。
疲れていてあまり感想は書けないのだが、私の感想はAmazonにカスタマーレビューを書かれた方々の感想とほぼ同じ。
NHK名古屋は頑張っているなあ。
NHK名古屋の戦争ドラマ第3弾「気骨の判決」撮影終了 読売新聞
今の日本は、「司法の独立」「裁判官の独立」が危うくなっている。
東京高裁の裁判長で作る研究会が7月に発表した論文は、量刑不当の主張に対する控訴審の姿勢について、「量刑判断は国民の視点を裁判に取り入れやすい領域」とした上で、「明らかに不合理な判断と認められる場合以外は、1審の判断を尊重する方向で考えることになる」と指摘している。
【裁判員 判決】控訴したら、どうなる 産経ニュース
最高裁の司法研修所は裁判員裁判の1審判決について、「できる限り尊重すべきだ」とした研究報告書を公表。その後、東京高裁の刑事部部総括裁判官研究会は判例雑誌に発表した見解で、おおむね最高裁の見方を支持した。
という記事を読んで、3審制はどうなったの?裁判官の独立は無視ですか?ともやもやしていた気分が少し晴れた気がする。
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どうも裁判員裁判になって、検察の求刑にほぼ近い判決が付いてる気がします。いくら検察があらゆる可能性を今まで以上に検討して求刑をしたとしても、裁判員は「ああそういうものか」と思って判決を出さざるを得ない。
裁判員で参加させられた「市民」が後追いで、検察の求刑をを認める構図になるのはいやですね。
この最高裁の言葉はむしろ「めったなことでは一審判決は覆らないよ」といってるようなものだと。むしろ三審制はどうなっちゃってるのかしら。(「三振」制かと皮肉りたくなるくらいです。)
市民まで参加させて量刑まで判断させるなら、予断と偏見をなくすために検察は「求刑」をしないほうがいいのではないだろうかとすら思います。
市民が後は決めるので、といいたいです。(まあ、優秀な人しか裁判員になれないので、それも国民のすべてを反映してるとはいえないでしょうけど)。
以上、シニカルな意見ですが失礼しました。
「気骨の判決」はすばらしかったです。帝国憲法であろうが、現行憲法であろうが、「時局におもねず」正しく運用したかどうかが問題なんでしょうね。
帝国憲法の本来の精神をきちんと政治家が知っていれば、戦争は起こらなかったかもしれません。
投稿: 通りすがり | 2009年8月17日 (月) 02時52分