司法記者クラブとの懇談会
きょうは夕方から委員会主催の司法記者クラブとの懇談会に出席。
午後4時から6時半まで、法曹人口問題と裁判員制度について弁護士からのレポートと意見交換会、6時半から9時まで中華料理店で懇親会。
帰宅したら10時だった。
私は、裁判員制度の問題点について、A47枚のレジュメを作成して30分間ほど説明した。
資料としては、「裁判員制度 市民のものか」(裁判員制度はいらない!2007 6.29集会 小田中聡樹 当時 東北大学名誉教授の講演録)や裁判員制度に関する日弁連全会員対象のアンケート集計表などを添付した。
30分ほどでは裁判員制度の問題点は語りつくせない。
レジュメの項目は、
1 裁判員制度導入の経緯
2 裁判員制度導入に対する法曹三者の思惑
3 各立場からみた裁判員制度のデメリット
被害者、被告人、弁護人、検察官、裁判官、裁判員、国民・マスコミ
4 裁判員制度がもたらす危険
5 今後の見通し(私見)
6 まとめ
というもの。
ほぼ「裁判員制度の正体」(西野喜一著 講談社現代新書)をもとに整理した。
司法記者は10人ほど出席されたが、この「裁判員制度の正体」を読んだことがあるかと尋ねたら、1人も読んだことがないということであった。読んでいる人が多ければ、レジュメの説明も省こうと思っていたのだが、結局長くなってしまった。
司法記者の反応は、「特異な意見だ。」という人もいたり、「よく理解できる。」という人もいたり。
彼らの一番の関心は、「裁判員制度下で十分な取材ができるか。」ということのようだった。
この懇談会についてのもう少し詳しい感想は後日書きたいと思う。
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