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2009年3月26日 (木)

フィギュアスケート世界選手権に向けての私的関心ーその3

 カナダのパトリック・チャン選手が4回転を跳ばずにスピン、ステップなどの表現力で勝負するのに対し、フランスのブライアン・ジュベール選手は4回転ジャンプを(他のトップ選手が失敗を怖れて回避するのに)必ずショートプログラムから入れてくる。

 ジュベール選手は、昨年の世界選手権で1位となったカナダのジェフリー・バトル選手を前にして「4回転ジャンプのないチャンピオンなんて」と言い放ったことで有名。

 4回転ジャンプはきちんと回転して着氷することの極めて難しいジャンプであるだけでなく、肉体的・精神的に選手に大変負担をかけるジャンプである。着氷のときに体重の数倍の力が選手の膝にかかるとか・・・。

 プルシェンコ選手とヤグディン選手の2強対決の時代には、男子シングルのトップ選手が4回転ジャンプを跳ぶことは当然の前提のようになっていた。

 プルシェンコ選手など、ひょいひょいと4回転ジャンプを跳んでいるかのようにさえみえた。しかし、そのプルシェンコ選手も様々な怪我で苦しんだそうだ(wikipedia→エフゲニー・プルシェンコ )。膝の手術もしており、今期復帰すると一旦宣言していたが、また撤回となり、来年のオリンピックに出場できるのかどうか・・・。

 ヤグディン選手も股関節の故障のため、プロに転向した今は難しいジャンプは跳べなくなっているらしい(wikipedia→アレクセイ・ヤグディン)。

 ただでさえフィギュアスケートの選手生命は短いのに、4回転ジャンプを跳び続けると更に短くなり、プロに転向した後も故障を引きずってしまうようだ。

 4回転ジャンプはそういう極めて高い危険が伴うジャンプであり、しかも新採点方式で厳しい回転不足を取られると3回転ジャンプとみなされ、極端に基礎点が下げられるのみならず、転倒すればさらにマイナス1点となる。体力を要するために選手はたいていプログラムの最初にチャレンジするが、肉体的・精神的負担が大きいため、失敗するとその後の演技にも影響が出る。4回転を失敗した後に演技を立て直すのは相当難しそうだ。

※ Mizumizuさん(それでも大一番で決まらない、2度めのトリプルアクセル(四大陸、男子))によれば、4回転にチャレンジしてうまくいかないと、今度は次に難しいトリプルアクセルの成功率にまで影響が出てしまうとのこと。

 まさにハイリスク・ハイリターンなジャンプなのである。

              note

 そういうジャンプに毎回果敢に挑んでいるのがジュベール選手。   

 そのチャレンジ精神はあっぱれと思うが、4回転なしに勝負するというのも楽ではないと思うので(その2参照)、4回転なしの選手を馬鹿にするような発言はいかんと思う。

 ジュベール選手の演技は、ジャンプ以外の他のエレメンツは今ひとつで演技全体の芸術性は乏しいように感じていた。

(以前の記事 冬の楽しみーフィギュアスケートの話(その3) で紹介したウィアー選手のファンの方の記事 「007は3度跳ぶ」 に共感していたことを白状しよう。)

 ところが、今期のグランプリシリーズのフランス杯とロシア杯のジュベール選手のフリープログラムを見て驚いた。

 「ラスト・オブ・モヒカン」(映画「モヒカン族の最後」のテーマ曲)の主人公のインディアン青年に扮したジュベール選手の演技は、今までの印象とは全く違っていた。

 ロシア杯では観客席にタチアナ・タラソワさん(※)も見ていて、演技の後に大拍手をしてなぜか十字を切っていた(私はジュベール選手のよい演技を見れたことを神様に感謝したのかなと勝手に想像していたが、このプログラムは、かつてのタラソワさんの弟子エフゲニー・プラトフさんの振り付けだったこともあったのかもしれない)。

※ 毛皮ではなく、とても色彩豊かで芸術的センスを感じさせるセーターを着用していたのが印象的。

 確かにジャンプの失敗があり点数は伸びなかったが、ステップやスピンのレベルは高く、ステップにはインディアンのダンスを思わせるユニークな振りが入っていたり、スピンのポジションも面白いものがあり、ジュベール選手のジャンプのスケールの大きさとあわせて、全体に勇壮で壮大なプログラムに出来上がっていた。今までのものに比べてぐっと芸術性も上がったのではないか(※)。

※ ジュベール選手がこんな演技もできるとは思っていなかったので、私は先のちょっとおちょくった記事を紹介したことを大いに反省したのだった。

 しかし、ジャンプに失敗し、得点的にはジュベール選手にとって最悪の出来だったため(Mizumizuさんの「ブライアン・ジュベールが負けたわけ(グランプリ・シリーズ、フランス大会)」に詳しい)、グランプリシリーズの2大会だけでジュベール選手はあっさりこのプログラムを捨てて昨シーズンのマトリックス+αに戻してしまった。

 表現の方を重視するとジャンプに対する集中力がおろそかになってしまうのだろうか。それとも、もともとジャンプが跳びにくいプログラム構成だったのだろうか。

 もっと滑り込んでジャンプも決まるようになれば、素晴らしいプログラムになったと思うのに・・・。世界選手権でこの「ラスト・オブ・モヒカン」でのジュベール選手のパーフェクトな演技を見るのを楽しみにしていたのだが、本当に残念である。

 やっぱりジュベール選手は、表現はさておいてもジャンプで勝負ということらしい。これにはフランス杯でチャン選手に負けたことも影響しているのかもしれない。         

 ジャンプのジュベール選手が勝つか、表現のチャン選手が勝つか、これも今期の世界選手権の見所の一つだろう。

 私は本当は表現にも力を入れたジュベール選手が見たかったんだけどな。

             note

 その他にも世界選手権の男子シングルには、衣装のとっても変なベルギーのケビン・ヴァン・デル・ペレン選手(wikipedia→ケビン・ヴァン・デル・ペレン)のような人も出場していて、(特に欧州勢には)個性豊かなメンメンが揃い面白いのである。

 ベレン選手は、いつも度肝を抜く奇抜な衣装で登場し、男子シングル界の小林幸子というところか。

 今期の彼のショートプログラムの衣装は、ずばり骸骨。それも、日本の戦隊ものに出てくるような蛍光塗料を塗った安物ではなく、ちゃんと豪華なスパンコール付きで、指先までしっかり骸骨がついているという代物(※)。

※ 短髪で男っぽいこの人がこの骸骨衣装を着て(フェミニンな襟開き衣装を着た)ウィアー選手と並んでいるところを想像すると笑えてくる。同じスポーツをする選手とは思えない。どこの仮装パーティーに出席するのかという感じ。しかし、二人ともれっきとしたトップ選手なのである。ウィアー選手は今期は代表落ちしてしまい世界選手権には出場できずこういう光景が見られないのは残念。

 私が特に気に入ったのはベレン選手のエキシビションの演技。音楽のボンドの「Explosive」という曲が妙に骸骨とマッチしていて爽快感すら感じられるのだ。エキシビションではライトが落としてあって暗いので、骸骨がますます白く妖しく光る。エキシビションなのに冒頭で3回転ー3回転ー3回転の飛距離のある連続ジャンプを跳ぶところに男気を感じた。衣装は奇抜だが演技はベテランらしくオーソドックス。

 (先日まで、私は難しい準備書面の作成に疲れてくると、グロテスクだが妖精の潜水艇のようにも見える深海魚デメニギスの映像(深海魚デメニギス・・・これ本物?!参照)と、このペレン選手の欧州選手権の骸骨ダンスを見て、気分転換をはかっていた。どちらもこの世の物ならぬ映像で、これを5分位見るとよい気分転換になった。ペレン選手、デメニギスありがとう。)

              note    

  今期の世界選手権の女子シングルは、やはり浅田真央選手とキム・ヨナ選手が飛び抜けているので(かつてのプルシェンコ、ヤグディン対決のように)2人の対決となろうが、男子シングルは混戦状態で誰が勝つか予測がつかない。

 女子選手は皆美しさ優雅さで競い合い、衣装もそんなに奇抜なものはないけれども、男子の場合衣装も演技もいろいろなベクトルで競い合っている感じである。今期はウィアー選手が出場しないので一つそちら方向のベクトルが減ってしまって残念ではあるが、それでも演技の表現も衣装も多彩である。

 男子シングルって気持ち悪いという男性もいそうだが、結構いろいろな意味で楽しめる競技ではないだろうか。

           (ひとまず終わり)

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