法曹人口問題・情報追加
朝日新聞を忘れていた。
「法曹人口、現状維持を」 増員計画見直し提言 日弁連 2009年3月19日22時14分
朝日新聞は、なぜか愛知県弁護士会だけを取り上げている。たぶん常議員会のことだろう。私のブログを見てくれたんか?
でも、「弁護士のエゴだと思われる」とする意見って誰の発言のことでしょう。今回は提言賛成者にもそういう意見はあまり出ませんでしたけどね。むしろ提言の効果(歯止め)に期待する意見の方が多かった気がするんですが。
提言の原案を示された各地の弁護士会の中には反発も広がった。愛知県弁護士会では、増員反対派が「今回の提言を拙速に決議すべきでない」と、むしろ減員を主張する一方で、「弁護士のエゴだと思われる」とする意見も出てまっぷたつに割れたという。
政府与党の間でも、一部に見直す動きはある。今月13日には「法曹養成と法曹人口を考える国会議員の会」が設立された。事務局長の河井克行・前法務副大臣は「現状に問題があるのは明らか」と見直しを強く訴えている。
だが、自民党の方針をまとめる「司法制度調査会」は3千人推進派の保岡興治・前法相が会長のため、政府計画を覆す見通しは立たない。
そういえば、先日、愛知県弁護士会の常議員で延期決議の発議者であった先輩弁護士と偶然お会いしたとき、「先生が出席して下さっていたら決議が通ったんですよ。」という話をしたら、「どうしても日程を変えられない仕事が入っていたので申し訳ない。そんなことになっていたとは知らなかった。もし分かっていたら、仕事を切り上げて跳んでいったのに。」と言われた。
愛知県弁護士会の常議員会で延期決議が通っていたとしても、おそらく愛知県弁護士会の日弁連理事は、日弁連提言案に賛成しただろうから、結果に変わりはなかっただろうが、もう少しニュースバリューがあっただろうと思うと残念である。
他の弁護士の関連記事:
「法曹人口、現状維持」ではありません、asahi さん 弁護士fujita 的日々
確かに・・・。「司法試験合格者数、現状維持」の間違いだろう。
法曹人口は今の合格者数では、「現状維持」などではない。
« 法曹人口問題・情報いくつか | トップページ | フィギュアスケートの採点の怖い話 »
「弁護士」カテゴリの記事
- アディーレ法律事務所による説明(2017.10.20)
- アディーレの臨時相談窓口(2017.10.19)
- 大阪弁護士会のアディーレ臨時相談電話(2017.10.17)
- 本当にお疲れ様です。・・・Twitterもどき(10月17日12時45分)(2017.10.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント