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2009年3月14日 (土)

愛知県弁護士会常議員会顛末記ーその3

 常議員会というのは、国でいえば国会のようなものだ。

 だから常議員は一応選挙で選ばれることになっているが、実際には会派の推薦によっている。立候補者がほとんどいないからである。

 毎月1度半日ほど拘束されるし、遠方から来る常議員にとってはほぼ1日仕事になる。もちろん無償(交通費は出るらしいが)。

 顧問収入がたくさんあって、イソ弁がいるような先生方は、こういう会務も息抜きになって楽しいかもしれないが、一人事務所やイソ弁で仕事に追われている弁護士にとっては、辛い仕事だ。だから、そういう弁護士の立候補者はほとんどいない。会派で(先輩弁護士に頼まれて)断れずに引き受けたという方が多い。

 今回の常議員会には若手会員が少ないのも、そういう事情があるのだろう。これに対して、今回の常議員会には、かつての理事者や将来の理事者候補の方が多かった。

             cute   

 今回は、日弁連の提言案以外にも予め予定されていた重要議案もあったらしく、そこに急遽発議案の審議・決議が加わったわけである。

 こんな重要案件なのだから、本当は1回の常議員会をまるまる使ってもいい位だ。日弁連の理事会でも、法曹人口問題にはかなりの時間を費やしたそうだから。

 今回の提言案についての常議員会の審議は、3月の日弁連理事会の決議にあわせるために、無理矢理ねじ込んだのだから、時間が足りなくなるのは当然だ。

 しかも、報告や説明や演説やらが長い長い。「私も一言」と始まって一言ですまない(もっとも役員をやられる方々にはこういう人が多いので、故意ではないのかもしれないが。きっと結婚式のスピーチなども長いのだろう)。

 忙しい若手の常議員や支部から来ている常議員のことももっと考えてもらいたい。

 途中から傍聴した私でさえもイライラした。欠席したり途中で帰りたくなる常議員の気持ちもよく分かる。傍聴に行ったのは初めてではないが、いつもこんな感じである。もっと効率のいい議事進行はできないものか。

 そして、どうして、こんな忙しい時期(年度末だし確定申告の時期でもある)に、慌ただしく、こんな重要提言を審議しなければならないのか。

 本当は、会員懇談会を開催したり、総会を開いて会員の理解を求めてから決議すべき議案でしょう。

          cute  

 理事者らの説明によれば、今年の司法試験合格者数に影響を与えるために今この時期に司法試験合格者数を入れた提言をしておく必要があるのだという。なら、どうして「数年」なのだろう。大体「数年」の司法試験合格者数というのは実に曖昧な言葉で、2,3年なのか5,6年なのかも分からない。この記載を入れるか否かについては、法曹人口問題検討会議でも揉めたらしい。また法曹人口5万人堅持の記載についても相当揉めたということだ。

 反対意見の方々の発言は長かったが、今一つ趣旨がはっきりしない。これは、事前に反対の常議員の方々と電話で会話をしたときにも感じたことだ。

 たとえば、「法曹人口は弁護士が決めることではない」と言われる方が、どうして「2100人から2200人が司法試験合格者数の目安」などという文言を入れた提言に賛成するのかが分からない。

 他に常議員会を傍聴していて反対の方々の発言で私の記憶に残っているのは次のようなもの。趣旨の分からないものが多かったので、正確ではない(後日、議事録ができたら取り寄せて分析するつもりだ)。他の傍聴者にも聞いてみたのだが、皆同じような感想。

 ※ もし、間違いがあったらご指摘下さい。

○ 今期の日弁連の理事者会では法曹人口問題を十分に時間をかけて議論した。3月の理事者交代の時期までになんとしても提言を出しておきたかった。

○ 法曹人口問題検討会議には、弁護士増員に反対の委員も選任されており、十分に議論を尽くした。愛知県弁護士会でも委員は法曹人口問題に関わる委員会から委員長などをまんべんなく委員に選任して議論をしたのだから、民主的な議論のあり方であった。

○ 今年の司法修習生の就職はますます厳しくなるだろうし弁護士も苦しいところだが、弁護士会はいろいろな方の立場を考えて提言しなければならない。すでにできている法科大学院制度、その学生、受験生のことも考えてあげなければならない。

○ 3000人見直しの緊急提言のときに町村長官に批判されマスコミでもバッシングを受けた。しかし、緊急提言はその期の司法試験合格者数の抑制に影響を与えたと思われる。今回の提言にもそういう期待が持てる。

○ 今提言しておかないと、法曹人口問題が埋没してしまう怖れがある。提言を延期してどうなるものでもない。

○ 司法試験合格者数は司法試験委員会が決めることで、1000人とか1500人とか弁護士が言えることではない。そんなことを言ったらますます弁護士会が相手にされなくなってしまう。

 これに対して、(前の記事で紹介した支部会員の発言以外には)賛成の委員から、

○ この提言案には「あるべき弁護士像」というものの記載がない。これは弁護士しか語れないことだ。法曹人口問題は弁護士のあり方に関わる問題だ。もっと堂々と弁護士会が発言してもいいはずだ。

 という発言があり、若手会員からの拍手を得ていた。

 それにしても、反対派にもさすがに「3000人でも弁護士需要はある」と豪語される方はもはやいなくなった。しかし、「2100人から2200人なら弁護士需要はある」と言われる方もいなかった。

 また、弁護士、弁護士会、法科大学院、学生、受験生のことを言われる方はあったが、弁護士を利用する側の市民や企業の需要のことを言われる方はみえなかった。           

           cute  

 決議のときには既に午後5時をまわっており、何人かの委員が帰ってしまっていた。

 決議は賛成、反対、棄権のそれぞれについて挙手で行われた。当初の議長の集計では、賛成14、反対12、棄権1 だった。しかし、出席者数を計算していた事務員の指摘により合計数があわないということで、もう一度集計したら、賛成14、反対13、棄権1 が正しいことが判明した。会場は賛成者数と反対、棄権者数の合計数が同数であることにどよめき、議長は「困ったことになった」と述べ(同数だと議長の賛否で決まると思っていたらしい)、委員らは会則集を見始めた。会則には明示したものはなかったが、会則の趣旨から賛成が過半数に達していない以上は否決という結果となった。

          cute

 後日、ある筋から聞いた話によると、当初「賛成14、反対12、棄権1」という集計がなされたとき、理事者らは真っ青になったそうだ。しかし、集計し直して「賛成14、反対13、棄権1」となったとき、会長は胸をなで下ろした」そうである。

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