マイペット

アクセスカウンター

  • 2006年5月18日~

コメント・トラックバックについて

  •  このブログのコメント、トラックバックは管理人の承認制となっています。このため、ブログに記載されるのに時間がかかることがあります。管理人の判断でブログの記事と無関係なコメント等や、誹謗中傷等の公序良俗に反する内容のコメント等は承認致しません。

アクセスランキング

ブログランキング

  • ブログランキング・にほんブログ村へ
     クリックして頂くとブログランキングがアップします。 よろしければクリックお願いします。

ねこちか2

サイバーキャットと遊べます。猫じゃらしで遊んだり、エサを与えることもできます。

« 日弁連が3月中旬「当面の法曹人口のあり方に関する提言」を理事会決議するそうだ。ーその3 | トップページ | 河井克行議員のブログを見て驚いた。 »

2009年3月 3日 (火)

弁護士過疎といわれてきた山形県弁護士会でも合格者削減決議

  坂野真一弁護士のブログの記事「納得できる説明を!」 で知りました。

追跡やまがた:県弁護士会、司法試験合格者削減で決議 弁護士の需要増ない/山形

     毎日新聞 2009年3月1日 地方版 

 「合格者3000人は多すぎる。当面、1500人程度にとどめるべきだ」。県弁護士会は27日の定例総会で、司法試験の合格者削減を求める決議を国に提出することを決めた。国の司法制度改革推進計画では、地方の弁護士過疎問題の解消も目的の一つに、10年までに、合格者を年間約3000人に増やす計画だ。しかし、典型的な弁護士過疎地域の山形県の弁護士会が、合格者増に疑問を示した。【細田元彰】

  かなり詳しい記事である。

  このブログの記事 

  日弁連が3月中旬「当面の法曹人口のあり方に関する提言」を理事会決議するそうだ。ーその2

  で紹介した群馬県弁護士と埼玉県弁護士会の総会決議に続くものだ。

  単位会レベルでこのような決議が続くだろうと思っていたが、やはりという感じだ。

  しかも、まだまだ弁護士の需要がある弁護士過疎地と思っていた山形県弁護士会からとは・・・。

 ◇「弁護士の需要増ない」 過疎地から疑問の声

 「県内の弁護士需要は増えていない」。県弁護士会の五十嵐幸弘会長はそう説明する。

 現在、県内の弁護士は70人。合格者増を受け、6年前の52人から急増した。県弁護士会は02年10月、容疑者国選弁護への対応などを考慮し、県内の適正な弁護士数は約80人として、12年度で達成するという目標を示した。しかし、近年の増加率から12年度時点では80人を大幅に超える可能性が高いという。

 一方、同会は県内の弁護士需要を「将来は横ばいか、減る」と分析する。現在急増している消費者金融業者への過払い金返還請求は、07年ごろからグレーゾーン金利で貸し付ける業者が減った結果、今後数年で激減するとみられるからだ。

 県内の事務所も採用には消極的だ。

 同会が実施した採用アンケートによると、「新たに弁護士を採用する」と答えた事務所は少なく、09年度の採用予定はわずか2人。「採用するだけの仕事がない」と答える事務所が多い。88年以降、県内は人口が減り続けている。東京の大企業のように、専属の弁護士を雇う企業もゼロ。

 合格者増で弁護士の質の低下も懸念している。新司法試験合格者の司法修習の卒業試験の落第率は、08年度は全体の6・1%。98年度の0・7%から大幅に増えた。

 首都圏では一層、弁護士の就職難は厳しい。「合格者を増やすことで、地方にも弁護士が行き渡るだろう」とする声もあるが、4月から会長を務める半田稔弁護士は「都会からはじき出された弁護士を過疎地域の市民が歓迎するだろうか」と懸念する。

  山形でも弁護士の需要は「将来は横ばいか、減る」という状況か。

  次期会長が「都会からはじき出された弁護士を過疎地域の市民が歓迎するだろうか」と懸念するというのも、もっともだ。

 この点は、武本弁護士も「法曹人口問題は、ここ数年が正念場ですー東弁意見書を読む」18,9頁で、

弁護士の過疎偏在問題の対策は、弁護士人口の大幅増加が必要条件ではあるが」という部分も、誤りである上に失礼な議論です。司法過疎解消の問題は、弁護士の配置の問題であり、弁護士数の問題ではありません。平成19年時点でのゼロ地域3カ所に3名の弁護士、ワン地域24カ所に2名の弁護士、第1種弁護士過疎地域88カ所に2名の弁護士を配置するとしても総勢233名の問題に過ぎず、毎年2000名以上の弁護士を作り出さなければいけないなどということはありません。今ではゼロ地区はなくなりました。「弁護士人口の大幅増加が必要条件」などではないことは、簡単な算数で分かります。

また、この意見書の背景となった考え方はいかなるものか分かりませんが、失礼な議論という理由は、「司法過疎の解消には、弁護士の大幅増員が必要」と言っていた人達は、どうも、都会で就職できず仕事に困る弁護士が大量に発生することにより、都会であぶれた弁護士が地方に供給されることを想定しているらしいのです。だとすればこれは生活に困る大量の不幸な弁護士の発生を前提としたものである上、地方の人達を愚弄するような発想を含む、誠に不適切な議論といわざるを得ません。もうそろそろこのような議論は、止めようではありませんか。

 と述べられている。

 都会でも地方でも、市民は同レベルの司法サービスを受けられるべきだ。しかし、裁判所や法務局などは過疎地からどんどん撤退している。そこへ、都会で食いっぱぐれた弁護士だけが行けばよい司法サービスができるというのか。そういう考え方は、地方の市民に失礼ではないのか。

 この山形県弁護士会の総会決議を、日弁連理事会のみで「ここ数年の司法試験合格者数を2,100人~2,200人とする」という提言を決議しようとしている日弁連執行部のお偉い方々はどうみておられるのだろうか。                    

私の過去の関連記事:弁護士と市場原理と過疎地問題 

« 日弁連が3月中旬「当面の法曹人口のあり方に関する提言」を理事会決議するそうだ。ーその3 | トップページ | 河井克行議員のブログを見て驚いた。 »

弁護士」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/165174/44224484

この記事へのトラックバック一覧です: 弁護士過疎といわれてきた山形県弁護士会でも合格者削減決議:

« 日弁連が3月中旬「当面の法曹人口のあり方に関する提言」を理事会決議するそうだ。ーその3 | トップページ | 河井克行議員のブログを見て驚いた。 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

ストップ医療崩壊

  • Iryouhoukai_2   

     このチラシの中を見たい方はこちら

     医療危機打開の署名用紙(PDF)はこちら

     宛先はこちら

無料ブログはココログ

司法改革ニュース

医療過誤ニュース

天気予報