福井秀夫氏の「弁護士の仕事は・・・」発言に絶句!
「(弁護士の仕事の)9割9分は定型業務。サービスという点では大根、ニンジンと同じ。3000人ではなく1万2000人に増やせばいい」、「ボンクラでも増やせばいい」
あの規制改革会議の委員である福井秀夫氏の、雑誌(週刊東洋経済11月22日号)の記事「設計ミスの司法改革 弁護士“大増産”計画」での発言。
東洋経済の記事(ネットで公開されていました)
日本にオバマが出ない理由 設計ミスの弁護士“大増産”計画(1)
日本にオバマが出ない理由 設計ミスの弁護士“大増産”計画(2)
増田尚弁護士のろーやーずくらぶ「福井秀夫の妄言をこれ以上許してはならない」、坂野真一弁護士のブログ「週刊東洋経済~福井秀夫教授の発言」で知りました。
これって、麻生総理の「(医師は)社会的常識がかなり欠落している人が多い」発言に匹敵する問題発言では?
福井氏は、内閣総理大臣の諮問に応じ民間有識者15名から構成されている規制改革会議という組織の委員である(私の過去の記事「規制改革・民間開放推進会議の中間答申が出る。」 「規制改革会議委員の発言にあきれる。」参照)。
つまり、民間人とはいえ、一大学教授にとどまらず、公的立場も有する人物である。
そういう人が、この発言とは・・・。
麻生総理の問題発言もこの福井氏の発言も、〇○○という職業の人は×××である、などと言い切るもので、酔っ払いの居酒屋談義ならともかく、公的立場にある人が公の場で、あるいは出版物で述べるような内容ではない。
それに、福井氏の発言についていえば、弁護士の仕事の99パーセントが定型業務と言い切る以上、福井氏は弁護士の仕事の内容を100パーセント知っているということが前提でなければならない。
福井氏は弁護士の仕事の内容を100パーセントご存じなのか?
弁護士の私も、他の弁護士の仕事の内容を100パーセント知っているなんて、そんなだいそれたことをとても言えない。
それに、弁護士の仕事がそんなに定型的で楽ちんだったら、こんな苦労はしていない!
(準備書面の作成でストレスが溜まっているので、ここは大声で叫びたい気持。)
こういう発言をする方を規制改革会議の委員の役職に就けたままでいいのか。任命責任が問われてもいたしかたないような発言だと思う。
医師会は麻生総理の問題発言に対してすばやい対応をした。さすがである。
日弁連にも同様の対応をしてもらいたい。
追記:
福井秀夫氏の発言はあまりにひどいと思ったので、小倉秀夫弁護士(規制改革会議に対して意見を投稿してみた)に倣って、私も内閣府のHPにある規制改革会議に対するご意見・ご感想のフォームに意見を投稿しました。
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