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ねこちか2

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2008年5月

2008年5月29日 (木)

規制改革会議委員の発言にあきれる。

 坂野弁護士のブログの記事「法務省も認める質の低下」で引用されている

    議事録(法務省ヒアリング)

を読んで唖然とした。あいかわらず、こんなレベルの低い議論をしていたのか・・・・・。

 あきれるを通り越して、なんだか笑ってしまった。これは何かのブラックユーモアか。

 そうか、司法研修所って海軍兵隊学校と同じなのか。

 日本の海軍兵隊学校(※議事録のママ 海軍兵学校の誤記の可能性あり)が少数の粒よりの兵隊をつくろうとしたために、日本は戦争に負けたんだそうだ海軍兵隊学校の教官が怒るだろうにbearing)。

 それと同じで、今の日本の法曹の教育は「質」にこだわっているからダメなんだそうだ。3000人になれば「質が落ちる」に決まっているけど、「質が落ちる」ことを前提にして、割り切ってたくさんの法曹を生み出さなきゃならないんだそうだ(質の悪い弁護士は市場原理によって淘汰されるからそれでもいいんだそうだ)

    (議事録10頁の安念委員の発言参照)

 そして、弁護士は専門性の高い難易度の高い事件をやる弁護士と、貸金の取り立てや離婚みたいな定型的な事件しかやらない弁護士というふうに分化させればいいんだそうだ。そして、定型的な事件なら質が悪くても安い弁護士に頼めばいいんだそうだ。

    (同議事録8、11頁、15頁等の福井委員の発言参照)。

 (ちなみに私は専門性の高いといわれている医療過誤事件も、福井委員が「定型的」といっている離婚事件もやっているが、はっきりいって医療過誤事件だって医療機関側が過失を認めて簡単に示談できる事件はそんなに専門性を要するとは思えない。それに対して離婚事件は全然「定型的」ではない。判例などを分析し検討を要する大変な事件もある。そして、少なくとも事案において全然「定型的」ではない。)

 佐々木参事官は

 「弁護士がさまざまな専門分野を持って、生き生きと多様に働くと、これは理想としてすばらしいと思いますけれども、弁護士としての汎用的、法的なリーガルマインドとかスキルとかを持っていなくて、特定の分野だけできている人を弁護士と言っていいのかというところに重大な疑問を感じます。

 汎用的にできているからこそ、一つの専門分野をいろいろな視点で見られるわけでありまして、そこだけが得意な人というのは弁護士の概念とは多分マッチしていないのではないかと。」

 と言っているが(同議事録17,18頁)、ごもっともである。

 なお、この福井委員の意見は、(たまたま小倉弁護士のブログla_causette経由で知った)経済アナリスト森永卓郎氏のコラム

  医師の数を増やして医療コストを削減せよ

 で、森永氏が「(中高年やお年寄りに多い慢性疾患のみを対象とする)2級医師という資格をつくれ」(慢性疾患の怖さは無視ですかcoldsweats02)とか「(麻酔は歯科医でもできるから)余っている歯科医に麻酔をやらせろ」(麻酔医の先生方に失礼だろうにbearingなどと言っているのと似ている。

 どうやら経済アナリストとか経済学者の方々は「市場原理による淘汰」で何でもかんでも事がうまくいくと思っているようだ。実に単純な思考パターンである。その市場原理に任せたあげく生じる消費者被害(弁護過誤、医療過誤も含む)など全て「自己責任だからしょうがないだろう」と言いそうだ。

            coldsweats01

 こういう方々を相手に議論をしなければならない佐々木参事官(法務省参事官、元司法研修所教官、元裁判官)をつくづくお気の毒に感じた。

過去の関連記事:規制改革・民間開放推進会議の中間答申が出る。

第一東京弁護士会・法曹人口等研究委員会の「法曹人口に関する中間報告書」

 第一東京弁護士会の法曹人口等研究委員会作成の「法曹人口に関する中間報告書」をご紹介する(同委員会の委員長神洋明弁護士の了解を頂いている)。

     法曹人口に関する中間報告書

 この報告書は、法務省にも送付されたそうである。

 大変な力作だ。

 法曹人口問題について、これほど体系的に分析された論考は初めて読んだ。

 現在の法曹養成のための教育システム(ロースクール、司法研修所、実務修習、OJT)の実情などはあまり知る機会はなかったのだが、ここまでひどいのかと愕然としてしまった。

 そして、司法審や規制改革会議が弁護士人口についてモデルとしていた諸外国(フランスなど)の弁護士の実情も詳しく紹介されている。

 ぜひ多くの方にお読み頂きたい。

 この報告書の内容については、このブログでも適宜紹介させて頂く予定である。 

2008年5月28日 (水)

千葉県弁護士会の「適正な弁護士人口に関する決議」

 埼玉県弁護士会、仙台弁護士会に続いて、千葉県弁護士会が「適正な弁護士人口に関する決議」を可決した。

 出席会員140名、賛成84名、反対29名だったそうだ。

 この決議の内容は、千葉県弁護士会のHPにPDFファイルが掲げられている。

       適正な弁護士人口に関する決議

 調べてみると、埼玉県弁護士会の決議もHPで読むことができる。   

   埼玉県弁護士会 適正な弁護士人口に関する決議

 仙台弁護士会のHPでは見つけることができなかったが、

  坂野智憲弁護士のブログ(坂野智憲の弁護士日誌)に決議文が全文掲げられている。

  仙台弁護士会

   司法試験合格者数を年間3000人程度とする政策の変更を求める決議 

 各地の単位会が、総会や常議員会で、こういう声を上げていくことは重要なことだ。

 他の単位会の会員の方々も、ぜひ声を上げて頂きたいと思う。

 マスコミの方々にも、これら決議の提案理由をよく読んでもらいたいものだ。

 少し想像力を働かせれば、過剰な弁護士増員が国民にどういう被害を与えるか理解できるはずだ。

 社説などで弁護士のエゴと簡単に切って捨てる前に、まず資料にあたって頂きたいものだ。

2008年5月27日 (火)

弁護士人口問題を考えるにはもっとデータの分析が必要だ。

 きょうは、久しぶりに委員会に出席した。

 司法改革問題を議論する委員会である。

 都合がつかずに2回ほど休んでいる間に、山のような資料が配付されていた。

 その資料に目を通すと、実にいろいろなデータが掲載されている。

 新聞などは、諸外国に比べて日本は弁護士が少ないということをよく取り上げるが、

 諸外国では弁護士が多いことについて積極的な評価がなされているのか

 日本では隣接士業(司法書士、行政書士、税理士など)が行っている仕事を諸外国ではどれだけ弁護士が担っているのか

 諸外国では弁護士過疎はないのか

 諸外国では国民一人当たりの司法予算、民事法律扶助予算がどれ位の金額か

 諸外国の国選弁護報酬はどれ位の金額か

などについて語ることは殆どない。

 頂いた資料の中には、これらについて数値を掲げて分析・検討したものもあった。

 しかし、弁護士会の内部資料ということで、公開を許してもらえないのは残念至極である(今後も交渉するつもりではあるが・・・・)。                               

 司法制度改革審議会や規制改革会議が、上記のような項目について十分に調査した上で比較検討していたとはとても思えないのだが。

          Xxx

 千葉県弁護士会が5月の定期総会で「適正な弁護士人口に関する決議」を可決した。

 この決議は、近日中に、このブログの右サイドバーにPDFファイルで載せるつもりである。

他の弁護士の関連記事:

 弁護士人口問題(坂野智憲の弁護士日誌)

 引用させて頂くと(太字、下線は私が付したもの)、

 裁判所所管歳出予算は2000年3186億円が2007年3300億円国家予算に占める裁判所予算の割合は2000年0,375%が2007年0,399%、検察庁予算は2000年1055億円が2007年1048億円、法律扶助事業費補助金は2000年21億円が2007年24億円でいずれもほとんど変わっていない。日本司法支援センター運営交付金は僅かに102億円である。司法審意見書では裁判官及び検察官の大幅増員の必要が明記されたが具体的な数値は示されなかった。その結果、裁判官は平成12年3019名が平成18年3341名、検察官数は平成12年2231名が平成18年2479名と微増にとどまっている。これでは「国民の司法に改めるため国家戦略として取組んでいる」などと言えるはずはなく、「国民の司法を確立するという国民的総意」などなかったことは明らかである。

  ・・・・・・こういう数値を掲げて「国民のための司法改革」を問うたマスコミはあったであろうか。「もっと弁護士を増やせ」と言っても、「もっと裁判官や検察官を増やせ」と言わないのはなぜだろう。もともとは「法曹人口増」だったのが、いつのまにか「裁判官増」「検察官増」が抜け落ちている。

 司法審意見書は、司法の役割について「法の支配の理念に基づき、すべての当事者を対等の地位に置き、公平な第三者が適正かつ透明な手続により公正な法的ルール・原理に基づいて判断を示す司法部門が、政治部門と並んで、公共性の空間を支える柱とならなければならない。」としている。私は、司法の役割についてのこの認識は理念としては全く正しいと考える。しかしそれを現実の政策として実現するには「人」もさることながら、膨大な「物」と「金」が必要である。司法審は「人」の数については、年間3000人、総数5万人という具体的目標とそのプロセスを示したが、「人」の中身と「物」「金」については何ら具体的数字を掲げなかった。そのため「法の支配を津々浦々に」「国民の社会生活上の医師」というフレーズと相俟って、あたかも司法改革イコール弁護士の増加であるかのような誤解を世間に与えてしまった。
  司法審意見書の美辞麗句は耳に心地よいが、平成14年以降の政府の対応を見ればそれが市民を欺く欺瞞であったことは明らかである。一部の財界人と政治家は、アメリカ政府の増員要求と規制緩和万能論に便乗して、安く使い勝手の良い弁護士をビジネスに利用すると共に人権・労働・環境問題などでうるさいことを言う弁護士会を弱体化させようと考えたのであろう。現在司法改革と呼ばれている政策は、このようなネオリベ派が、理想を掲げる弁護士と学者を巻き込んで作り上げたもののように思える。しかし所詮同床異夢に過ぎなかった。

  ・・・・・・大変痛烈だが、これが事実だろう。

 激増政策を支持する者は、法的需要はたくさんある、国民は弁護士人口の増加を望んでいると言う。しかし無料で困り事を聞いてくれる弁護士なら多ければ多いほどよいであろうが、実際に弁護士を依頼するにはコストがかかる。無料法律相談のレベルでの需要とコストを負担しての需要では全く意味が異なる。

 ・・・・・・これが現実というものだろう。

2008年5月25日 (日)

そろそろ倦怠期かなあ・・・。

 このブログを開設してから、はや2年。

 弁護士の仕事に対する世の中の誤解や無関心が、この愚かな司法改革(実際には「司法改悪」)につながってしまったような気がして、弁護士ももっと身近なことから情報発信すべきではないかと思い始めたブログである。

 それが光市の事件のことがあってから、思いもかけない展開になってしまった。

 しかし、あの騒動も、弁護士の刑事弁護という仕事に対する誤解があってのことだった。そして、司法改革の目玉とされる裁判員制度に対する不安を再認識させられた出来事だった。

 それほど多くの読者を期待してはじめたブログではないのだが、予想外に見て下さっている方が多いのに正直とまどうばかりである。

 でも、あまり読者を意識すると書くのがつらくなるので、これからも肩の力を抜いて書かせて頂こうと思っている。ですから、お時間のあるときに気楽に読んで下さい。

           wine

 さて、またブログを休んでしまった。気にはなっていたのだが、インターネットを利用するのは仕事とショッピングのとき位だった。

 仕事の忙しさは通常どおりだったが、4月から5月にかけては衣替えで洋服ダンスの入れ替えやセーターなどの洗濯をしなければならないし、趣味のガーデニングでは植え替えなどで忙しい。

 加えて、今年は実家の庭を改造しようと思い立ち、連休や休日には実家に帰っていたため、ますますインターネットからは遠ざかることになった。

 実家の両親も高齢で自宅にいることも多いので、せめて狭い庭くらいもうちょっと楽しめるものにしたいし、庭を車イスで通れる位の道幅もほしい。

 これがなかなかの重労働であった。

 土を掘り起こし、ラティスやバラのアーチを買って組み立てるなどの作業は大変。

 しかし、花が咲いたときのことを考えつつ作業をするのは本当に楽しかった。

 そんなわけで、すっかりアウトドアの生活になじんでしまい、ブログの更新を怠ってしまったのである。

           sun

 そろそろこのブログの模様替えもしたいが、テンプレート変更の操作がちょっと面倒くさい。

 ブロガーに戻るのには、まだリハビリが必要のようだ。

 ブログを再開するに際し、他の弁護士のブログの記事や司法改革関連のインターネットの記事を読んでみたが、やはり暗いものが多い。

 弁護士の仕事自体が、人間の醜い部分を見たり、どうしようもない不幸な事件にかかわることが多いので、私はオフになると明るく楽しいものを見たくなってしまう。

 本当はブログももっと楽しい趣味の話など書きたいのだが、司法改革関連の話になるとどうしても暗くなってしまうのだ。本当は「改革」なら明るい話になるはずなのに・・・。

 それにしても小泉構造改革下でたいした批判を受けることもなくすんなり立法化されてしまった制度が、今、国民の猛反発をくらっているというのは皮肉なものだ。

 その最たるものが後期高齢者医療制度だろう。

 裁判員制度だって、今頃になって、裁判員になった国民の精神的ケアが必要だとか、遺体写真を見せると刺激が強すぎるからCG化が必要だとか言い出しているが、そんなこと裁判員制度の導入を決める前に議論すべきことだろうに。

 小泉政権下で一体どんな議論をしてきたのか。

 修習生の就職難やロースクールの定員割れだって、予想できたことだ。

 関連記事:

岩見隆夫のコラム『サンデー時評:「軒弁」のことを知ってもらいたい』 魚拓

これはこれで、突っ込みどころ満載なのだが。(PINE's page )

軒弁のことを知ってもらいたい(ろーやーずくらぶ)

 こういうことを予想せずに弁護士大量増員やロースクールの乱立を推し進めてきた方々には想像力が欠如していたのだろうか。

 ・・・・・・・うーん。やっぱり倦怠期か。            

 というわけで、もうちょっと休んでから、ため息ブログを再開することにしますcoldsweats01

          bud  

  ちょっと趣味の写真を。

    055 

 休み中に模様替えしたベランダ。狭いベランダですが、植物を見たりさわったりしていると癒されます。

 私の趣味の一つにアクアリウムがあります。水草の中で泳ぐ熱帯魚を見ていると本当に癒されます(もっと本格的にやりたいけれど今は時間がないので、かなりいいかげんです)。

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 これは、水草ナナ(ポピュラーな水草)の花。今年になって次々と咲いてくれます。これが本当の水中花。

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 こちらは、最近ホームセンターでついフラフラと買ってしまったベタ(別名闘魚)2匹。まるで造花のような魚であまり好きではなかったのですが、飼ってみるとなかなか面白い。

 小さなビンに入れられて売られていることが多く、闘うとき以外は水中でボーッと漂っているのだろうと思っていたのですが、いざ水槽に入れてみると泳ぐ泳ぐ。

 寝室に水槽を置いて、音楽でも聴きながら水中を漂うベタを見てゆったりした気分になりたいと思っていたのですが・・・。ベタがあまりにヒラヒラと激しく泳ぐので気になってゆったりどころではありません。

 泡をぶくぶく吹いて水を汚すし(泡巣というものを作るらしい)、エサはえり好みをするし、ちょっとやっかいです。 

 でも、なかなかユニークで愛嬌のある魚で、人気があるのも分かります。

 コップでも飼える魚として売られていますが、熱帯魚なので最低限ヒーターは必要だし、活発な魚なので、小さなコップやビンではなく、できれば濾過装置のついた水槽で飼う方がいいと思います。

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