ついに!!橋下弁護士提訴される。
ボツネタ経由のニュース
▽広島の2弁護士
光市・母子殺害事件で、被告の元少年(26)の弁護士が二十七日、タレントとしても活動する橋下徹弁護士にテレビ番組の発言で業務を妨害されたとして、損害賠償を求める訴えを広島地裁に起こす方針を明らかにした。
原告は広島弁護士会の今枝仁、足立修一の両弁護士で、一人当たり百万円を求める。さらに数人が加わり、九月三日に提訴する予定。
中国新聞 8.27
やっぱりというか、ついにというか・・・。
百万円の損害賠償請求というのは、ちょっと安いんではないのか。
橋下弁護士は、ご自身の発言と弁護団に懲戒請求が殺到したこととの因果関係を否定するのだろうか?
記事からは詳しい内容は分からない。
橋下弁護士はご自身のブログでどう報告するのだろうか?
そして、橋下弁護士が出演しているワイドショーはこのニュースを取り上げるのだろうか?
今後に注目である。
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» 橋本弁護士が訴えられ、横峯議員が訴え、ネカフェ難民は5400人? [ダイイン]
引越し準備で多忙なため、気になったニュースをいくつか取り上げてお茶を濁したいと思います。
橋下弁護士を提訴へ 光母子で「懲戒呼び掛け」(8月27日 共同通信)
そんなわけで、一時はアクセスが落ち着いていた橋下弁護士に関するエントリーが、またアクセス数が増えている。好きにしてください。
私は橋本弁護士の呼びかけた懲戒請求は無謀だと思うし、それによって弁護団が業務を妨害されたのは事実だろう。
しかし、世間がどう反応するかが見え見えの状態なので、勝訴しても敗訴しても、世間の評判としてはマイナスに... [続きを読む]
» 橋下さん 訴えられるの わかるよな [清高のニュース感想戦+雑文]
橋下徹弁護士が、光市母子殺害事件の弁護団の2人、今枝仁、足立修一他計4弁護士から訴えられたという(右記のTBSのサイト参照。http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news3648819.html)。
但し、すぐ消える可能性があるので、以下に要約を載せます。
(TBSのニュースの要約)
山口県光市で起きた母子殺害事件で、被告の元少年の弁護士ら4弁護士が、橋下徹弁護士にテレビ番組で業務を妨害する発言をされたとして、1人当たり300万円、総額1200万円の..... [続きを読む]
どうもはじめまして、初めて拝見させていただき感じるところがありましたので
コメントを入れさせて頂きました。
まずこちらの過去の分も含めて見させて頂きましたが正直な感想は
「やっぱり感覚が違う」でした。
以前に、やはりこの件で司法関係者といわれる方と意見交換したことがありましたが
「これが司法の常識だよ、そんなこと通用しないって」と鼻で笑われてしまいました。
その他の話しを聞いていても、どうも法の番人というより法律を道具にしたゲームを
してるプレイヤーという感じがしました。
全員がそうとは言いませんが、あの橋下弁護士にしろやっぱり感覚がおかしいと感じる
ところがあります。まず「依頼者の利益を最優先する」というところです。
「何を馬鹿な、弁護士の仕事だよ?」と言われるでしょうが、個人の権利を最優先する
あまり、公の利益を全く無視したりする場合もある点です。
「じゃあその公の利益はだれが定義するのか?」と言われれば結局、目の前の個人を
守るのが弁護士の仕事と線引きするしかないのかも知れませんが、一般社会で生きる
国民は自分や家族が安心して生きるために、集団・社会の秩序維持を重要視します。
それを破壊する因子は排除しようと働くのも仕方ありません。
弁護士の方々は職業上の倫理観が強すぎて、どうも社会の構成員としての個人個人の
総意に無頓着になってるように見えるのです。
色々と偉そうな事を書きましたが、職業倫理のメガネを外して一度司法に国民が何を
望んでいるか、そこを考えてみて欲しいのです。
別に個人的職業信条を変える必要はありません。ただそういう社会意識があることを
いつも腹の底に置いていて欲しいのです。
それでは長々と失礼致しました。
投稿: まさ | 2007年8月29日 (水) 00時52分
管理人様 & まさ様
はじめまして、ハンドル通りの者です。
まさ様の言われてる事に、いくつか異論が有るので、差し出がましいとは思いますが、一応。
>ところがあります。まず「依頼者の利益を最優先する」というところです。
それは、弁護士の義務で有って、「依頼者の利益」以外の何かを優先させれば、逆に懲戒を食らう可能性が有るようです。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070829k0000e040035000c.html
>個人の権利を最優先するあまり、公の利益を全く無視したりする場合もある点です。
何を持って「公」とか「公の利益」とされてるんでしょうか?
それが判らない事には、議論のしようが有りませんし、まさ様が「公の利益」と思われてる「何か」が、他の人は「公の利益」に反するものと考えている可能性も有る訳で。
>職業倫理のメガネを外して一度司法に国民が何を望んでいるか、そこを考えてみて欲しいのです。
まさ様が、「司法に対して国民が望んでいる」と思っているモノが何であるかが判らないと、同じく議論のしようが無いと思います。
仮りに、「司法に対して国民が望んでいる」ものが明確になったとしても、それに異論を唱える権利は、誰にでも有ります。
また、それが、実現可能なものかも判らないし、実現できたとしても副作用の方が大きくて、お話にならない、って事も有るのでは?
投稿: 万年下っ端プログラマ | 2007年8月29日 (水) 19時24分
>今まで弁護士に不満や疑念があっても、それを主張する方法を知らなかった。
それを橋下弁護士が懲戒請求という方法があると教えてくれたので、あの裁判について不満のある人が行動に出たのだと思います。
弁護士しノーと言える懲戒請求という手段を教えてくれた橋下弁護士の功績は大きいと思います。
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だから、懲戒請求は署名活動ではないんだよ。
自分が弁護士の痴漢、強盗、傷害の被害者になった時の行動と、ワイドショーを見て不満や疑念を主張するときの行動が同じだとでも?
本当の弁護士被害者の人に失礼だと思わない?
懲戒請求は単に弁護士にノーという手段ではありません。
投稿: 通りすがり | 2007年9月 6日 (木) 14時17分