中坊公平氏が弁護士登録請求を取り下げ
中坊公平氏は、結局、大阪弁護士会に提出していた弁護士登録請求を取り下げたそうだ。
中坊氏が弁護士登録請求を取り下げ 大阪弁護士会に(朝日新聞)
しかし、中坊氏が住宅金融債権管理機構(現・整理回収機構)社長当時の不適切な債権回収問題をめぐり、詐欺容疑で告発された責任をとって廃業したため、弁護士会内部では再登録に慎重な声も出ていた。
中坊氏はコメントで「この件の取り扱いが大阪弁護士会にとって、厄介な問題とされている」とし、混乱を避けるために再登録請求を取り下げたと主張した。「再び使い慣れた(弁護士)事務所の机に座ることが夢でしたが断念しました」「今はとても淋(さみ)しい気持ちですが、しばらくそっとしておいて下さい」と結んでいる。
(青字は朝日新聞 2007年07月05日 asahi.com からの引用)
批判覚悟の上で再登録請求をされたのだろうが、どういうおつもりでそれを取り下げたのか、さっぱり分からない。
記事では大阪弁護会に「厄介」をかけないように取り下げたということだが、この厄介っていったい何を指しているのだろうか・・・。
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» 中坊公平氏が登録請求を取り下げ [ろーやーずくらぶ]
中坊公平氏が大阪弁護士会への弁護士登録請求を取り下げていたことが分かりました。朝日新聞 [続きを読む]
「正義の味方」的イメージのある人だっただけに、晩節を汚すような行為で弁護士廃業したことが残念でした。
しかし今回の再登録申請は何を考えているのか分かりません。本来起訴されるはずだったのが、弁護士廃業して反省しているという理由で起訴猶予となったのに、まるでほとぼりが冷めて古巣に帰ろうというようにみっともなく見えます。
投稿: 山口(産婦人科) | 2007年7月 7日 (土) 13時05分
事情はよくは分かりませんが,大阪弁護士会から,
「先生このままでは,登録拒否になるかもしれませんよ。
資格審査は何とかなっても常議員会ではだめですわ」
みたいな感じでいわれてやめたんじゃないの
投稿: yukar | 2007年7月13日 (金) 22時36分