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2007年5月17日 (木)

茨城の「医療問題中立処理委員会」その後

 ブログを再開してから、医療問題関係の記事を書くのに気が進まない。

 他の弁護士の方のブログの様子を教えてもらったせいである。

 私は今あんなに医師の方々からのコメントにお返事できる状況ではないし、あちらのブログのコメント欄をちょっと拝見したところ「議論のための議論」の様相を帯びている気がしているからである。

 だから、議論の好きな方はあちらのブログの方へコメントをお願いします。

 以下は、あくまでも私の「ため息」です。

                Oobagibousic

  連休が終わって、協力医の方々から意見書を3通(別々の事件で、科も異なる)ご送付頂いた。おそらく時間のできる連休中に書き上げて下さったものだろう。

 私の方も連休中に準備書面を書こうと思っていたので、医師も弁護士も考えることは同じだなあと思った。

 意見書が届いたことで、それを分かりやすく依頼者に伝えたり、裁判官に分かりやすくするために鑑定意見書に出てくる医学用語についての文献や図を書証として提出したり、更に意見書にかかわる部分の主張をするための準備書面を作成しなければならない。

 それで、連休明けに一挙に忙しくなってしまった。

 しかし、もっとも悩ましいのは協力医(事案に応じた科の臨床医)の方々の意見が割れること。同じ事件で同じ資料を見て頂いていても、意見が異なることが多いのである。それもかなり重要な点で180度意見が違うときはどうしたらいいのか。

                Miyamaodamakic            

 今、医療事故について中立的な「第三者機関」の設置が問題となっている。

 以前、茨城県医師会が「医療問題中立処理委員会」という記事を書いたが、その後はこういう状況だそうだ。

  東京新聞 医療トラブルへの対応<3> 患者と医者の不信 解く 第三者機関

 この記事では、「委員は、弁護士、学識経験者、市民代表、医師の十人で構成。中立性を保つため、医師の人数は三分の一に抑え、市民代表には医療被害者の支援団体の代表も加わっている。」ということである。

 ということは、医師は委員10人中3人以下ということになる。しかし、その医師はたぶん専門が異なるのだろう。ということは、案件について一番意見が尊重されるのは、その専門の科の医師の意見ということにならないか。例えば心臓手術のケースでは内科、外科、循環器外科の医師3人であれば循環器外科の医師の意見というように。

 とすれば、3人の医師の意見はその専門の医師1人の意見で決まってしまう可能性が高いのではないか。そして、他の7人の委員は、医師3人の意見にひきづられはしないか(これは、裁判員制度における「法律を知らない裁判員は、結局裁判官の意見にひきづられるのではないか」という危惧と似ている)。

 つまり、案件について専門とする医師一人の意見で、委員会の意見が決まってしまう可能性が高いのではないかということだ。

 しかし、前記のとおり、専門の医師であっても実は意見が割れることが多いのである(これを医師の方々は医療の不確実性といわれる)。

 それを、たった一人の医師の意見だけで決めてしまってもよいものか。

 もっとも、専門の医師を複数にしてカンファレンス方式で意見を述べてもらうという手段はあるだろう。最近は裁判所もこういう鑑定を取り入れているところもある。私もこの鑑定方式には大賛成である。

 しかし、一番の問題は、裁判であろうと第三者機関であろうと、そんなに多くの専門医が集まるのかということ。医師の方々は多忙であるし、責任の重い鑑定人や第三者機関の委員にふさわしい方には限りがあろう。

 それに、専門の鑑定人や委員がカンファレンスをしても、意見が割れたらどうするのか。第三者機関の場合は裁判員制度のように多数決で決めるのか(裁判の場合は、裁判官が最終的に評価して決めることになるだろうが)。

 ・・・などなど、2人の協力医の意見の割れたケースについて、もう一人協力医の意見を聞いた方がいいかどうか悩みつつ考えた。

              Buranko_6  

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コメント

こんにちは
M.T.さま

ブログを再開されたのですね...。良かったです。^ ^
お待ちしておりました。また、ちょくちょく、読みにきますね...。

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