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ねこちか2

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2007年4月21日 (土)

「ノキ弁」とは(その4)

 ノキ弁の話の前に、イソ弁の話の続きを。

 イソ弁(=居候弁護士)は、居候だから、もともとはいつか居候先を旅立つ存在であったはずである。居候が中途半端な居候のままでいることはありえず、その家の家族になるか(=パートナになるか)、旅立っていくか(=独立するか)、のどちらかだろう。

 私がイソ弁当時(司法試験合格者500名当時)は、大体イソ弁は4,5年で独立していた。4月ともなると、独立を告げる案内状がたくさん届き、その整理や名簿の書き替え作業が大変だったものだ。

 しかし、弁護士激増時代には、独立は極めて難しくなり、イソ弁のままでいるという弁護士が増えることだろう。

 司法試験合格者1,500名の現在でも、イソ弁の独立は難しいと聞く。独立を知らせる案内状の数はめっきり減った。そのかわり秋には新人弁護士採用の案内状がどっさり届く。

 今までは私の事務所では、新しい名簿が弁護士会から発行されるまで、いちいち名簿に手書きで新人弁護士の名前や事務所の住所、電話番号等を加えていたのだが、事務の仕事が増えるばかりなので、もう書き込みはやめて新しい名簿がくるのを待つことにした。だから、新しい名簿がくるまで、新人弁護士の名前や事務所は把握できなくなっている。

 会派(弁護士会の派閥。いつもは親睦会だが、会長や副会長の役員選挙のときには候補者推薦の母体にもなる。)の役員も新人弁護士の名前が覚えられない始末である。

 いよいよサラリーマン弁護士時代の到来だ。しかも、そのサラリーマン(但し労働者ではない)になることもできない弁護士(ノキ弁等)もどんどん増えるわけだ。

 そういうサラリーマン的イソ弁やノキ弁が増えることは、弁護士を利用する側の方々からみれば喜ばしいことなのだろうか。

              Leaf2_1

 先日、とある飲み会でロースクールの講師の弁護士が、経営弁護士(イソ弁を雇っているボス弁)に「美人の司法修習生が一人就職が決まっていないけど、採用する気ない?」と聞いていた。経営弁護士の方は首を横に振り、「女性はなあ。就職が厳しいよ。」と言う。

 私も女性弁護士であるが経営弁護士の一人であるから、これは否定できない。女性の場合、結婚、出産などで仕事ができない期間があると、その間他のイソ弁なりボス弁が、女性のイソ弁がやっていた仕事を引き受けなければならないのである。私も仕事を引き受けさせられた他のイソ弁がぶつぶつ文句を言うのを何度も聞いている。

 余裕があれば他のイソ弁もボス弁も文句はないだろうが、実際には余裕がないことの方が多い。それ位働かないと経営が成り立っていかない世界なのである。弁護士激増で競争が激しくなれば、それはますます加速するだろう。

                Leaf3_1

 司法試験合格者500名時代に就職した私の場合、まだ売り手市場であったため女性であっても就職はそれほど困難ではなかった。しかし、合格者700人時代になると、とたんに女性修習生の就職は難しくなってきた。その頃、とある新聞に「女性弁護士よ、Uターンを!」(正確な記憶ではないが)というコラム記事、女性弁護士は都会での就職を諦めて、出身地の地方に戻ることを考えたらどうか、という趣旨の記事が掲載されたことがあった。

 とある飲み会でこの記事が話題になり、私が「どうして女性弁護士だけUターンなんだ。」と怒っていると、弁護士増員論に賛同していたある先輩弁護士は「女性はその位の気持で弁護士にならなければならない。」と言う。 地方の弁護士過疎の解消のために増員論を唱える弁護士の中には、こういう人も多い。自分は都会にいて、就職にあぶれた女性弁護士が過疎地に行けばいいというわけだ。

  司法試験合格者700人の当時でもこんな具合なのだから、合格者3000人ともなれば女性修習生の就職は困難を極めるだろう。

 知り合いの先輩弁護士(ボス弁)から聞いた話だが、東京の60期の女性修習生から「事務員でもいいから、雇ってくれませんか。」という電話があったそうだ。その先輩弁護士は「お茶くみをさせるわけにもいかないからなあ。断った。」と言っていた。

 こんなことが続くのだろうか。しかし、これから弁護士になろうという女性の場合、否応なしにこういう現実に直面することになるだろう。

     (続く)

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