ホームページ更新
ここ数日、ホームページの更新に手間取って、記事が書けなかった。
私のホームページは、法律事務所からぬアホな頁(隠し頁。作る分には楽しかった。お子さんには喜んでもらえるのではないか。)ばかりで、弁護士として有益な情報を提供していないとかねがね反省していたので、弁護士一口アドバイスのところに「債務整理のはなし」、「離婚のはなし」、「医療過誤のはなし」というコンテンツを入れることにした。
他の弁護士、司法書士、行政書士の事務所のホームページには、Q&Aなど詳しい情報を提供しているものが多くて驚かされる。
しかし、実際の事件は、条文や判例の適用だけで解決できるような典型的なものは少ない。費用の工面やら、依頼者がそれぞれ抱えている様々な事情やらで、そんなに簡単に割り切れるものではない。
電子メール相談などをやっている事務所もあるようだが、やはり実際に会って相談をしてもらわないと難しいことが多いと思う。
たとえば、比較的ルーティンワークが可能といわれる自己破産事件でも、どうやって弁護士費用や裁判所の予納金(破産管財人がつく事件になると、管財人の報酬分ー数十万円ーの予納金を裁判所に納めなければならない。裁判所は弁護士のように「分割払いでもいいよ」などとは言ってくれないのでーもちろん弁護士だって一括で手数料を払ってもらいたいがーこの工面は大変なのである。)を用意してもらうか、などから考えなければならない。
また、どうしてここまで借金をしてしまったのか、今の収支はどういう状況なのか、等も具体的に説明してもらい、書面にして裁判所に報告しなければならない。
こういう事情は、一人一人が異なるのである。そうそうルーティンにできるものではない。
東京の弁護士の中には、低報酬で自己破産事件を受けている人もいるようだ。しかし、本当にこういうきめ細かい仕事ができているのだろうか。
ところで、私の使っているココログ・ベーシックでもついにアクセス解析ができるようになった。ニフティも頑張ったものだ。
そして、アクセス数を見てびっくり。こんなに大勢の方に私の記事が読まれていたとは・・・。
ちょっとは、まともな記事を書かねば・・・と思った。
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コメント
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ーアクセス数
司法を改悪しようとしている国の様子が先生のブログで大変よくわかりました。多くの医師が自分たちとダブらせて見ていると思います。
我々にとっても、おそらく一般の人にとっても、先生の出す情報は大変貴重なものだと思います。今後も期待しています。
投稿: 公立副院長 | 2006年8月 4日 (金) 08時08分