どうしてそんなに騒ぐのか?
ここ数日、ニュースもワイドショーも、畠山容疑者のことで騒いでいる。
しかし、日本中がそんなに大騒ぎするような事件だろうか。
畠山容疑者がそうかどうか分からないが、
「死体農場」(パトリシア・コーンウェル著 検屍官シリーズ 講談社文庫)の中に出てくる「ミュンヒハウゼン症候群」の殺人犯を思い出した。
私には、畠山容疑者のことよりも、この事件で大騒ぎしているマスコミの方が謎だ。
とにかく、弁護人(おそらく法律扶助、国選弁護だろう)となった弁護士が大変なことだけは確かだ。
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コメント
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いつも興味深く読んでおります。
私も今回の事件のテレビの扱いには辟易して
ますが、少年殺害、しかも犯人は被害者の面
をかぶった女性。というセンセーショナルさ
が商売になるとはりきっているのでしょう。
でも全くの無関心より多少なりとも興味を
示してしまうのが正常な反応だとは思いま
すが。
投稿: 天そば | 2006年6月 8日 (木) 23時41分
こんにちは
『いなか小児科医』のbefuです。
ミュンヒハウゼン症候群(別名:ほら吹き男爵症候群)は非常に奇異な病気です。
私のブログでも次に取り上げてみようと思います。
子供に影響のあるのはMunchausen Syndrome by proxy(代理ミュンヒハウゼン症候群)で、これは虐待の一種です。子供が死亡してはじめて理解されることがあり、今後も社会的認知が必要です。
投稿: befu | 2006年6月 9日 (金) 10時00分